ドラえもん(2)   〜藤子・F・不二雄〜

doraemon2.jpg

この巻は1962年度に生まれた人たちが
小学1年生〜6年生の間に
その学習誌小学1年生〜六年生に掲載されていたもの。
もちろん自分は生まれていないか、
ちょうど生まれた頃なので
リアルタイムで読んでいるはずもなく、
おそらくコミックで読んだり
テレビで見たりしたものもあって
今回も懐かしく読めました。

時代が分かるよね。

ママが鏡を見ながら
『池内淳子に似てるって言われるのに』という台詞が。
池内淳子・・・
いや、もう年を重ねた池内さんしか知らないんだけど・・・。

他にも1960年代後半から70年代前半に
かけてのその頃の時代が分かる1冊ですね、これも。

パ^マン2   〜藤子・F・不二雄〜

pa-man2.jpg

パーマン5号が登場する巻。
というか5号が存在することを知らなかった。
しかも赤ちゃん。
5号になる経緯もまた面白い。

身近な事件から国際的な事件まで
パーマンたちが解決する事件は多い。
その中でパーマンであり続けることの
辛さをしみじみと感じさせる巻でもあった。

多分少年誌での最終回も掲載されていて
なるほどこういう風に最終回を迎えたわけだ、と納得。

次号は小学二年生と三年生に掲載されたシリーズ。
何気にこちらも楽しみですな。

封印の娘   〜香月 日輪〜

fuuin.jpg

大江戸妖怪かわら版の第3作目。

大江戸の年末年始の様子が楽しい。
そういえば、年末年始ってワクワク感があったのに
いつの間にそのワクワク感を失ってしまったのだろう。
この作品を読んで
そのワクワク感を少し思い出した。
もちろんそれがメインではないのだけど。

座敷牢に封印された芝居小屋の脚本家である雪消。
封印された部屋で
本性である白鬼を封印し、
生きていかなければならない娘の哀れさ。
しかしそうしなければならない親の悲しさと
その愛情。
なかなか児童文学として片付けるのはもったいない。

まぁ、それでもさっと読めてしまうのだけれど、
なかなかこのシリーズも面白い。

かわら版屋として生きていく雀も少しずつ成長していっているようで
これからもぜひ読み続けたい作品ですね。

しかし、雀は本当はいくつなんだろうか。
無邪気にはしゃぐ姿や怪我をした鬼火の旦那を心配する姿は
まだまだ10代の初めのようにも思えるのですが・・・。

哄う合戦屋   〜北沢 秋〜

kassennya.jpg

2作続けて戦国物。

ずば抜けた軍事的な才能を持ちながら
性格的にやや難のある男が
軍師として、自分が仕える主を
天下人にしようとする。
己が天下を望むものの
自分には人の上に立つ才覚がない。
それを理解した上で、それでも天下を獲ろうとした
男の物語だが、
そこに無骨者と自分が仕える主の姫君との
恋とはいえない淡い物語が色を添える。

ただ、何故だろう?
この前に読んだ『小太郎の左腕』ほどの
躍動感が感じられなかった。
合戦屋とでありながら
その合戦の描写が少なかったからだろうか。

後半の武田晴信軍との合戦シーンを
もう少し多めに描くともっと奥が深くなったかもなぁ。

小太郎の左腕   〜和田 竜〜

kotarou.jpg

STORY NOXで第3章までは読んでましたが、
最後まで読むと
この時代に生きた人たちの
熱さや真っ直ぐさ、哀しさなんかが
割と分かる作品でした。

自分の主人を守るために
自分の信念を曲げて、やってはいけないことを
やってしまった半右衛門。
その哀しさが一番胸に響いた。
小太郎の優しさもこの時代を生きるには
弱点になってしまうのだけれど、
その優しさをずっと持ち続け
青年になった姿をまた読みたいな、と。

不器用にしか生きられなかった半右衛門が
主役であったような作品で
もう少し小太郎視点で物語を進めていっても良かったのではないか、と
読み終わって感じた。

私、という名の人生   〜原田 宗典〜

watashi.jpg

以前に読んだ『彼の人生の場合と彼女の人生の場合』に
さらに舞台用台本を掲載した作品。

原田さんらしい面白さ満載の
『酢酸バー』とか
落語用の台本なんかは
初読みだったので
新鮮な気持ちで読めました。

人にはそれぞれ歴史があって
確かに人に語るような歴史がある人は
少ないかもしれないけれど、
誰にでもあるその歴史が
何だか愛おしいものに思えました。

小説やエッセイも面白いんだけど、
こんな舞台用台本もまた違った面白さがあった。


淀川でバタフライ   〜たかの てるこ〜

yodobutterfly.jpg

これはめちゃくちゃ面白かった。

電車の中とかでは読めない1作です。
ニヤニヤしてしまう面白さ。
これはぜひ読んでほしい。

本人もなんだけど、
彼女の母親や二人の祖母が
これまた彼女に輪をかけて面白い。
関西人だから?
何気に元気をもらえる1冊でした。

ガンジス川でバタフライも読まなくては。

四十日と四十夜のメルヘン   〜青木 淳悟〜

fortydays.jpg

タイルからすると
本当にメルヘンチックな話なのかな、と
思ってたら
大きく騙された。
まぁ、自分の勘違いなんだけど。

正直よく分からなかった。
分からないまま読み終わったけど、
これは何度も読まなきゃ
その真意が分からないかも。

しかし、もう一回読むには
きっと骨が折れるだろう・・・。

読み手を選んでしまいそうな1作でした。

プロフィール

す〜さん

Author:す〜さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
メインはここ。
どうか見てやってください。
TB、コメント非常に喜びます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

フリーエリア

現在の閲覧者数:

ブログ内検索

カテゴリー

リンク

フリーエリア