
直木賞候補にも挙がっている荻原浩の旧作。
フィリップ・マーロウに憧れて探偵家業を始めた『私』
蓋を開けてみると
動物探しと浮気調査の日々。
そんな中、秘書を雇おうと張り紙をすると、
ダイナマイトボディの若い女性から電話が。
しかし、事務所にやってきたのは・・・80を超える老女だった・・・。
その二人が遭遇した殺人事件。
犯人は?動機は?
最初、猫を探したり、イグアナを探したり、
本編とは関係ない話が続くので、ちょっと冗長な感じがした。
核となる殺人に事件が起こってからはテンポ良く話は進んでいきます。
犯人は意外なところにいた人物。
こちらも裏をかかれてしまいました。
ただ老女の素性はなんとなく読めたけど、
最後はちょっと卑怯かな?
もう少し我慢して欲しかった。
犯人も切ないし、最後も切ない。
中盤から後半にかけて一気に読ませるのは
『さすが』といえる。
TBさせていただいたブログ
かみさまの贈りもの~読書日記~ナナメモいつか どこかで苗坊の読書日記
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今日読んだ本は、荻原浩さんの『ハードボイルド・エッグ』です。
2007-09-07 11:41 | いつか どこかで
ハードボイルド・エッグ荻原 浩フィリップ・マーロウにあこがれ私立探偵になってみたものの、舞い込んでくるのは、ペットを探してくれという依頼ばかり。マーロウを気取った発言や行動もことごとく空回りしてしまう。秘書を雇おうと張り紙を出したら、ダイナマイトボディの
2007-08-25 22:02 | ナナメモ
探偵業を営む俊平。けれど、捜索を依頼されるのは動物ばかり・・・。そんな折、秘書を募集、やってきたのは何と80歳を過ぎたお婆さんだった・・・。この奇妙なコンビが、動物の捜索をしている最中に、殺人事件に遭遇するコメディを絡めたミステリー。主人公の勘違...
2007-01-24 08:54 | かみさまの贈りもの~読書日記~
著者:荻原浩 ハードボイルド・エッグ フィリップ・マーロウに憧れ、彼のように振舞
2006-02-28 16:56 | たこの感想文
Kei助のことに夢中になっててすっかり忘れてたけど、ちゃんと本も読んでたりします。今回はコレ。 荻原浩さんの『ハードボイルド・エッグ』。笑えます。 レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説の主人公、私立探偵フィリップ・マーロウにあこがれて探偵になった
2006-01-31 22:23 | momo☆彡のスタイル。
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最後に綾おばあちゃんが幸せに暮らせてよかったなって思いました。とってもかわいいおばあちゃんでした。
まったくのハッピーエンドってわけじゃなかったですけど、さすが荻原さん♪って感じの締めくくりでした。そしてまたあたしは荻原さんの本を買ってしまうのでした(笑)。