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Author:す~さん
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追想五断章   ~米澤 穂信~

tsuisou.jpg

小市民シリーズ、古典部シリーズメインで読んでますが、
米澤さんの作品は
まったく「陽」な作品が少ないということに
今更ながら気づいた。
上記シリーズも
高校生が主役でありながら
その高校生の持つ明るさが感じられず
その心の奥にある「陰」が目立つ作品が多い。

そしてこの作品も。

父の残した5編の小説を探してほしいという依頼を
古本屋の居候、芳光はお金欲しさに引き受ける。
しかし、探しているうちに
その5編の小説の意味を知るようになる。

その結末が、ね。
結構重かったな。
それを知った芳光の姿もまた後味が悪いというか。

最後、なぜ芳光は古本屋を辞め、バイトも辞め、
休学していた大学も辞めて
故郷に帰ろうとしたのか。
ただ一人残された母親のことを
慮ってのことだろうか、
それとも…。

これもある意味リドルストーリーですね。
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遠まわりする雛   ~米澤 穂信~

hina.jpg

読んだのはこの新しい装丁本ではなく、
前のバージョンのやつですよ。
まぁ内容は変わらないんですけどね。

古典部シリーズ、第4弾。
3作目の「クドリャフカの順番」読んでないのに
手を出してしまったーーー。
まぁ、大丈夫だとは思うんですけど。

短編集なので
読みやすいのかな、と思いきや、
いやぁ、やっぱり難しいわ。
事件よりも
ホータローや里志、千反田や伊原なんかの関係性が
明確になる1冊でしたかね。

高校入学後、古典部に入部してからの1年を描いた短編集。
その中で「氷菓」の事件があったり、
その後の2作の作品が展開してたわけか、と思うと
まぁ、濃い1年だったんだね~、と。

アニメにもなったようですが、
アニメの方が
分かりやすいかな。
まぁ、見られないんですけどね…。

それより早く「クドリャフカの順番」を読まなくては。

儚い羊たちの祝宴   ~米澤 穂信~

hakanaihituji.jpg

「小市民」シリーズや「古典部」シリーズとは
まったく違ったブラックな米澤さんが堪能できる作品集でした。


「バベルの会」という読書会を通して
すべての物語が通じているが、
それが事件の鍵になっているわけではない。
ただ、この「バベルの会」の存在のおかげで
すべての物語がほぼ同時期の物語であることが分かる。

時代は昭和?中期ころ?
どの作品も最後にゾクリとする怖さを持った作品ばかりでした。
「玉野五十鈴の誉れ」既読だったんですけど、
改めて読んでも面白いですね。
こういうブラックな米澤さんも捨てがたい。
というかもっと読みたい。

ボトルネック   ~米澤 穂信~

bottleneck.jpg

東尋坊で事故死した恋人を弔いに来た主人公が
気が付くと自分が存在しない世界に来ていた。
自分が存在しない世界では
自分の変わりに
自分の存在する世界で生まれる前に亡くなっていた姉が存在しいた。
そんなパラレルワールド物でミステリーで青春物といった感じの作品でした。
全体的に暗めの作品でした。

読んでいて重苦しいものが始終張り付いていた。
読みにくい話ではなく、
どちらかというと読みやすい作品ではあるんだけど、
やはり主人公の内面の暗さというか
後ろ向きの性格が合わなかったのかな。

ラストもスッキリしないというか
救われないというか
結局自分が産まれなかった世界の方が
良かったんじゃないかと本人が思ってしまうような
ラストでは救われないなぁ。
もっと救いのある終わり方だったら
スッキリしたのかもね。

小市民シリーズや古典部シリーズとは
また違った魅力があるのは確かですけどね。

愚者のエンドロール   ~米澤 穂信~

gusha.jpg

『氷菓』に続く折木&千反田シリーズ第2作。
今回も殺人事件も禍々しい出来事もなく
すっきり読める作品でした。

映画製作の途中で脚本を書く女子生徒が
倒れてしまい、その続きをどう描くか、という問題を
折木がその頭脳を駆使して解決に導く。

が、それですっきり終わるわけでもなく・・・。

今回は千反田の活躍があまり少なかったような気がします。
何かあんまり目立たなかったなぁ。

しかし、もしかして影の主役は
折木の姉なんじゃないかとふと思った作品でした。

次は『クドリャフカの順番』ですね。

氷菓   ~米澤 穂信~

hyouka.jpg

高校に入学後、古典部に入部した折木。
その部室には先に千反田という女子生徒がいて、
同じ古典部に入部するという。
それが折木と千反田の出会いだった。
そしてこの出会いが33年前に起こった
ある出来事の謎を解明していく出会いともなる。

なかなか凝った展開で
読んでいて次を次をと先に進みたくなった。
古典部に入部した4人のメンバーが
どれも個性的で魅力的。
ただちょっと排他的な香りもするけれど・・・。

ミステリーとしては誰も死なないし、
大きな事件が起こるわけでもないので
読みやすいっちゃ~読みやすい。
しかし面白い。

主役の二人が小市民シリーズの
小鳩クンと小佐内さんを彷彿とさせるが、
こちらの方が登場は早いんだよね。

あ、氷菓の意味、話が進むにつれて
すぐに分かっちゃった。
しかし、なかなかオツだね。

秋期限定栗きんとん事件下    ~米澤 穂信~

kurikinton2.jpg

上下巻に分けなくても
一度に読んでしまえる量だと思うんだけど・・。
じゃ、驚くような結末があるのかと思えば、
そうでもなかったり。
まぁ、面白くないわけではないので、これはこれでいいんでしょうけど。

小佐内さんの復讐の相手は・・・
小鳩君と小佐内さんのそれぞれの恋の行方は・・・。
そして放火事件の真相は?

なかなか興味深く読ませてもらいました。

小佐内さんの復讐は・・・
それはそれは、しばらく立ち直れそうにもない復讐で、
この人を敵に回すとやっぱり怖いかも。
この物語で一番怖いのは
やっぱり小佐内さんだ。

小鳩君の恋も
小鳩君の相手は小佐内さんにしか出来ないよね。
そう思った。

放火犯人も、わりと意外だったのは自分だけか?

冬期限定は・・・
さてあるんだろうか。
ちょっとこの作品が1年間を描いているから
難しいかな。
まぁ、この物語終了時で高校卒業まで後半年。
何とか冬期限定もありそうですね。

秋期限定栗きんとん事件(上)   ~米澤 穂信~

kurikinton1.jpg

小鳩君と小佐内さんが絡んでいないのが
何となく不思議な感じです。
上巻なので
まだ物語の核心に辿り着けていないんですが、
小佐内さんが何かをたくらんでいるような・・・。
もしくは何かに関係しているような。
今後の小佐内さんの動向に目が離せませんね。

小鳩君も小佐内さんもそれぞれに彼女彼氏が出来てるんですが、
何となくこのカップルも不思議と言えば不思議な組み合わせです。
これも何か後々影響あるんじゃないかな?と
自分で勝手に思ってます。

放火事件を軸にそれぞれが動いていて
しかし、その接点がまだ見えてこない。
ただ、小鳩君も小佐内さんも
間違いなくこの事件に絡んでくるだろうな、と。
そしてこの事件が解決した後、
二人の関係がどう動くのか、
そちらにも興味深深ですね。

早く下巻も読まなくては。

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