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Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
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なきむし姫   ~重松 清~



久々重松さん。

33歳、2児の母でありながら
いつまでもすぐに泣いちゃうアヤ。
夫の単身赴任が決まり、
1人で、多事様々なことに立ち向かわなければなりません。

そんなときに現れた
幼馴染みのケン。

あぁ、これは・・と思いきや、
無事、夫も1年の単身赴任を終えて帰ってくる。

少しは成長できたかな。
泣き癖も少しは減ったような。
でも、ねぇ、
アヤの性格がちょいうっとおしいかな。

重松さんの作品なので
うるっとさせられるところもありましたが
ちょっとおとなしめな印象の作品でした。
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みんなのうた   ~重松 清~

minnanouta.jpg

重松さんです。
重松さんには珍しく
20代前半の女性が主役。
そして故郷のお話。

故郷を離れて都会に出ていく若者もいれば、
そのまま故郷でずっと生活をすることを余儀なくされる若者もいる。
そして自分の意志で故郷に残る者もいる。
どんな選択をしても
故郷とは、切っても切れないもの。
そこにいろんな問題をはらんでいる。

どちらが幸せなのか?
その問題には答えなんてないけれど、
自分の選択を後悔しないで
生きて行ってほしいなぁ、と
読みながら思った。

たしかに
煩わしかったりするし、
懐かしく思ったりもする。
田舎の生活が苦痛に感じることもある。
でも、自分らしく生きるって
どういうことだ?
って改めて思わせてくれる作品。

いいね、重松さん。

星のかけら   ~重松 清~

hoshinokakera.jpg

読みやすい作品。
小学六年生に掲載されていたということもあり、
いつもの重松節は健在ながら
小学生を意識した
読みやすい作品になっている。

いじめを受けながらも両親に話すこともできず
ただただ耐え続ける日々。
そんな中、願いがかなうという星のかけらのうわさを聞く。
交通事故の現場に星のかけらを探しに行ったとき、
そこで事故死した少女の霊と出会う。
そして・・・

小学生に分かりやすく生と死の大切を説くこの作品は、
やはりまだ生と死についてよくわかっていない
小さな子供たちに
読んでほしいと思う。
そして生きることがどんなに大変で、
でもどんなに素晴らしいことか
理解してほしい。

そして
きっと
自分のそばには
自分のことを変わってくれる人がいるんだということに
気付いてほしいなぁ、と思う。

また次の春へ   ~重松 清~

nextspring.jpg

あの震災後を描いた短編集。

2年経ち、当事者たち以外には
少し遠くなってしまった大震災。
でも、当事者にとっては
まったく終わりのない、大きな出来事。
私たちは
それを決して忘れてはいけない、と思いました。

もう2年、まだ2年。
傷を受けた人たちの心が回復するには
まだまだ短い時間。
でも、その被害に遭っていない自分たちは?
過去の話になっていないか?
でも、いつ自分の身に降りかかってくるかわからない。
そんな思いで読み進めました。

重松さんの作品だけに
いつもの重松節がさく裂してるんですが、
それがある意味心地よく、
思いっきり泣かせてくれます。
これでもか、と。
それで心を寄り添わせることなんてできないことは
重々わかってます。
ただただ想像だけでしか感じることのできない自分に
何とも言えないもどかしさを感じたりもします。

でも、日本人の強さを伝えてくれる作品集でもありました。

空より高く   ~重松 清~

higherthansky.jpg

まもなく閉校してしまう高校のお話。
たった1学年になってしまった高校3年生。
始まりは何もなくて
すべての行事の頭に最後の~~~がつく。
しかし、良く考えたら
人にとっては
すべてが高校生活最後の行事になるんだけど、
閉校だから余計に最後が重くのしかかる。
が、そんな中、「レッツビギン」を口にして
新たにやってきた臨時の講師。
一期生である彼に隠された秘密は…
そして最後の生徒たちは…

最初から最後まで重松さんらしい作品でした。
今の時代には熱すぎる先生のような気もしますが、
しかし、実はどの学校にもいそうでいない先生だと思います。
近い先生はいるけど、
まぁ、ここまで熱くはならないかな…。

まぁ、鼻白む内容もあったんですけど、
最後はやっぱり重松さん。
泣かせますね。
また最後にやられちゃいました。
そして毎度やられるのに
それを求めて読んでしまってるような気もします。

最後の最後で好きになれた作品です。

峠うどん物語   ~重松 清~

udon1.jpg udon2.jpg

ちょっと時間をおいて上下巻読み終わりました。

市営斎場の道路挟んで向かい側に建つうどん屋「峠うどん」
頑固なおじいちゃんとおしゃべり好きなおばあちゃんが経営する
このうどん屋の手伝いにやってくる孫の淑子。
毎日のように行われる通夜や葬式の後、
精進落としの料理を振る舞われるほどでもなく、
ただすぐには帰れないような
弔問客のために開かれているようなこのうどん屋での
悲喜こもごも、死と生を扱った重くもあり、暖かくもある物語。

どの話も良かったですよ。
人の生き死にそのものよりも
そこに集う人たちの想いが描かれていて
もちろん死は寂しい、悲しいものであるのと同時に
ある意味天寿を全うしての死はある種の神々しささえ感じてしまいます。

相変わらずの重松節ですけど、
それが心地よく響いてくるんですよね。

ただ、淑子の父親は
どうしても好きになれないキャラクターだったなぁ。
小学校の先生なんだけど、
ごめん、この先生には教えてもらいたくない。
そう思いました。

さすらい猫ノアの伝説2   ~重松 清~

noa2.jpg

ノアがたどりついた学校…
手紙に書かれた学校は前回の学校ではなかったので
あれからまたいろいろ流離ったんだろうな、と。

ただ今回の
クラスのみんなが忘れていたものは
前回のようにはっきりしたものでは
なかったような気がするし、
主役二人、宏美と美和が強調されていて
クラスの、っていうのが後付けっぽかったな。

そして美和の曾祖母も
もっと活躍するのかと思いきや、
そこまででもなかったし、
なによりノアが前作ほど
カギを握ってない気もした。
だからか、
ちょっと期待はずれな作品になってしまった。

まぁ、それでも、重松さんだから、
最後まで読ませるんだろうけどね。

さて、このシリーズはこれからも続くのでしょうか。

さすらい猫ノアの伝説 勇気リンリン!の巻   ~重松 清~

noa1.jpg

青い鳥文庫として再販ですね。
その前に読んでいなかったので
「2」と一緒に購入しました。

青い鳥文庫なので小学生向けの内容になっています。
登場人物も小学生。
小学生に分かりやすく書かれた重松節が
唸りを上げます。

さてさて、クラスのみんなが忘れてしまったものを
思い出させてくれるという黒猫のノア。
忘れてしまっていることさえも気づかないような
クラスの状況の中で
少しずつ何かを思い出さそうとする子どもたち。
そして大事なものを思い出したとき
ノアはまた別の学校へさすらっていく。

小学生向けですが、
ふと、自分も大事なことを
忘れてしまっているんじゃないか、と
不安になりましたね。
自分のところにもやってきて
大事なことを思い出させてほしいですね。
あ、なければノアは来ることもないんだろうけど、
絶対に忘れてしまったことが
たくさんある大人になってしまった自分には
来るだけの価値もないかもしれませんね。

これは中高生よりも
小学生にちゃんと読んでほしいな。
いじめの問題もあるし、
その中で何かを感じ取ってほしい、なと思います。
もちろん大人になった元子どもたちにも
ぜひ読んであの頃のことを思い出しながら
子どもたちにいろんなことを
教えていかないと、ですね。


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