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Author:す~さん
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お江戸、にゃんころり   ~高橋 由太~



このシリーズも三作目。
ぽんぽこと白額虎の半人前妖怪が
死神のお手伝い。

でも、
正直、
このぽんぽこシリーズは
前作までの相馬とのシリーズの方が面白かったっていうか、
ぽんぽこの存在感が
前シリーズまでのそれに比べると弱いわなぁ、と。

悪くはないんだけど、
ぽんぽこでなくてもいい内容だと思う。
話は死に近い人間(時には猫)が死ぬ前に会いたい人に
会わせる死神というスタンスなので。

自分が死のうとしているとき
自分はいったい誰に会いたいと願うのだろうか。
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お江戸、れんれん   ~高橋 由太~

oedorenren.jpg

ぽんぽこシリーズ。
このシリーズから
まったくぽんぽこの強さが見られなくなっちゃったなぁ。
前のシリーズまでは
狸娘でありながら
窮地にはなんとか相馬を助けてきたのに、
今シリーズでは白額虎も同様
ダメ妖怪になりつつある。
なんか悲しい。

今作は短編集。
恋愛に絡んだものも多く、だかられんれん(=恋々)なのかな。
まぁ母子ものもあったけど、
恋に関する問題は
今も昔も変わらない、と。

前シリーズの鬼麿も登場するけど、
ある意味雑な扱いだったしなぁ。
なんか切ない。

契り桜   ~高橋 由太~



少年忍者を主役に据えた第2弾。
でも第1弾よりもかなり重い雰囲気になっております。
それは「つばめや仙次」シリーズのあの仙次が…。

確かにつばめや仙次の2作目で、不意に姿を消してしまったんですが、
こんなところでこんな風に出会うなんてね。
なんか、切すぎますよ。
一体千代松にどんな未来を見せられてしまったのか。
それが気になります。

さて、風太郎ですが、前作とは雰囲気変わった作品になったなぁ、という印象。
もちろん仙次がからんでいるからかもしれません。
仙次シリーズだけはちょっと高橋さんの他作品と雰囲気が違うからなぁ。

水蓮の恋はあまりにも哀しすぎるわ。火丸…。
最初から風太郎に話をしてたらこんなことにはならなかったかもね。
全体的に切ない話が多かったです。
仙次の謎が残っているので
さて、つばめやシリーズとして書いていくのか、
この少年忍者シリーズとかぶせていくのか。
これで終わりだとは思わないけれど、
続きが気になりますね。

お江戸、ほろり   ~高橋 由太~



ぽんぽこシリーズ。
最初のシリーズの外伝的なお話ですかね。
ぽんぽこと白額虎のコンビが大活躍…というわけではありませんが、
コミカルな感じのお話に終始している印象。

懐かしの面々に会えたという喜びもありますが、
このシリーズ全シリーズで終わっていた方が良かったのでは?と
思ってしまいます。
もしくはまた別の時代に生きたぽんぽこでもよかったのでは。

オサキと骸骨幽霊   ~高橋 由太~



久々のオサキシリーズ。

今作も周吉はメインではなく、
どちらかと言えば
骸骨たちの哀しいお話メイン。
蜘蛛之介の哀しい過去も明らかに。

ただ、オサキがどうも好きになれないんだなぁ。
鬼火がかわいかったからか?

お琴との恋は結局実らないってことなのか。
オサキがいれば何もいらないって…
そんな風に言いきっちゃ、
これからの展開がなぁ、と思わないでもないんだけど。

鵙屋の面々が今回は印象薄かったな。
登場人物が多いのが
高橋さんの作品だけど、
あんまり多すぎると
こうして光が当たらなくなってしまうのが
残念です。

巌流島くるりん   ~高橋 由太~



最終巻。 ラスボスは…。
でも、ちょっときれいに終わりすぎたかな。
こうきれいに終わるんだったら
家康や雪村の死は何だったんだろう?って思いますね。
ここで登場する天草四郎はこの後…
史実をちょっと脚色しすぎな感もありますが、
まぁ、良しとしますか。

このシリーズも終わりましたが、
また他のシリーズは続々続くのでしょう。
それとも新シリーズ始動なのか?

びりびりシリーズが読みたい。

まねきねこ、おろろん   ~高橋 由太~

maneki3.jpg

あっさり新刊出ましたね。
これも第3作目。
今度は人間に捨てられた人形が
妖怪の町を乗っ取るという事件が起こる。
人間に恨みを持つ人形たちが哀しく見える。

しかし、いったい1年で何作書いたんでしょう。
しかも書き下ろしだから
かなり大変だと思うんだけどね。
でも、正直、
多作すぎて
やっつけ感も見えてくる。
途中まで長々と進んだかと思うと
終わりはあっさりと。

まぁ、それでも次作が出たら
読むんだろうなぁ。

たびねこ、とことこ   ~高橋 由太~



前作で妖怪の町から江戸の町に戻ろうと古井戸に飛び込んだ勝太。
無事江戸にもどって
妹かえでに出会えるのか。

まさかこんなに早く続刊が出るとは思ってなかった。
しかし、
この話、
これで終わりなんじゃなかろうか。
いやこれで終わってもいいんじゃないか。
女衒に捉えられ、花街に売られそうになっていた
妹・かえでも救えたし、
これ以上何を望むのか?

あっけないけど、
これはこれでいいんじゃないか、と。
江戸の町に来ていた物の怪たちも
元の妖怪の街へ戻っていったし、
今作品で登場した3人のツキモノモチも
妖怪の街へ行ってしまったし。

新しいシリーズを始めるよりも
これまでのシリーズをまず完結させてほしいですね。
続刊を待ってる作品もあるんだし。
お願いします。高橋さん。

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