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きみが見つける物語 友情編   〜アンソロジー〜

kimiyuujyo.jpg

ちょっとしたきっかけでぐっと近づいたり、もう顔も見たくないってほど嫌いになったり。
ともだち、親友、それともライバル?旬の作家が集結、
それぞれが描いた、かけがえのない友情の形とは?

坂木司
佐藤多佳子
重松清
朱川湊人
よしもとばなな

5編中3編は既読でした。
どの作品も友情をテーマにした作品でしたが
特に朱川さんの『いっぺんさん』が良かった。
いっぺんだけ願いが叶うのなら
何を願うか。
その願いが何ともいじらしかった。

このシリーズも4作目。
次はいよいよ恋愛編かな?

きみが見つける物語 休日編   〜アンソロジー〜

kimiholiday.jpg

このシリーズも3作目。
今回は休日編と銘打って、学校から離れた学生たちの休日(?)を
描いています。
今作では、
角田光代、恒川光太郎、万城目学、森絵都、米澤穂信の5人。
万城目さんは『ホルモー六景』より「ローマ風の休日」。
それ以外はもちろん初読みの作品でした。
恒川さんと米澤さんの2作品が良かった。

小学校卒業した女の子から大学生までの幅広い年齢層のお話でしたが、
どれもなかなかでした。

恒川さんの『秋の牢獄』と米澤さんの『夏季限定トロピカルパフェ事件』あたりは
ちゃんと読んでみようという気持ちになりました。

本からはじまる物語   〜アンソロジー〜

honkara.jpg

「本」や「本屋」に纏わる18の短編集。
ただ単に「本」といっても
そこから始まる物語は幾重にも広がって行く。
恋愛物あり、SF物あり、ミステリー物あり、
作家によって大きく変わる本に纏わるエトセトラ。
非常に読みやすく
本や本屋好きにはたまらない1冊ではないかと。

ただ最初と最後の物語が
似通っていたのが残念といえば残念。
本が翔んでいく、という目の付け所が一緒だっただけだけど、
最初と最後の1編に入れたのは意図的だったのかな?

どちらもファンタジーとしては悪くはなかったけれど・・・。

本や本屋好きには、これ以上の出来事がもしかしたら起こっているかもしれないし、
これから起こるかもしれない。
たくさんの夢や感動を与えてくれる
本や本屋に感謝しつつ
本を閉じよう、と思えた1冊でした。



あなたが名探偵   〜アンソロジー〜

ameitantei.jpg

本編を読んで自分なりに犯人やトリックを推理して
巻末の解答編を読む。
自分が探偵になったような、そんな気持ちを味わわせてくれる作品。

が、
正直、
のめりこめなかった。

実は全て読んだことのない作家さんばかり。
自分にとっては未知との遭遇みたいな感じでした。
面白い、と感じられる作品も少なく、
解等編を読む限り、
何だかなぁ〜、という感じ。
別に分けなくてもいいんじゃないか、と。
それだけ読みにくくなっちゃってる感がありありで辛かった。

きみが見つける物語(放課後編)

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昨日に引き続いての『きみが見つける物語』は
放課後編。
放課後、というとやはり学生の放課後、ってことだと思うんだけど、
ちょっとそれとは違った雰囲気。

星新一さんの作品なんかは
ぜんぜん放課後っぽい話ではないし、
どちらかというと短編SF。
学生も出てこないし、
学校も出てこないし、
不思議なはなし。
なのに、放課後編に入るから
何を基準に選んでいるのかまったく不思議な短編集です。

でも、星さんの作品はよかったし、
浅田次郎さんの『雛の花』という話しもすごく好きです。

ここに出てくる主人公の祖母のように
(というか祖母が主人公のような気もするけど)
凛としたたたずまいで人生生きていきたいなぁ〜、などと
感じました。

放課後とはまったく関係ないような
作品群でしたが
なかなかの作品集だったと思います。

きみが見つける物語(スクール編)

kimischool.jpg


あさのあつこ、恩田陸、加納朋子、北村薫、豊島ミホ、はやみねかおる、村上春樹
6人の短編を集めたアンソロジー。
スクール編とあるだけに学校を舞台にした短編ばかりですが、
紹介文には
いまどきのフレッシュな名作だけを厳選した超豪華ラインアップ
とあるんだけど、
フレッシュ・・・
どうもそんな気はしない。
作家さんだってフレッシュとはいえないベテランの方が多いし。
読者と選んだ、ってあるんだけど、
その読者って・・・いったい・・・
10代のための、と銘打ってある割には
10代をターゲットにした作品群でもないような気が・・・

まぁ、自分的には好きな作家さんの短編が多かったので
作品的には「当たり」だとは思ったんですけどね。
ちょっと宣伝文句が・・・・

それぞれの作品が収められている元作品も読んでみたくなりました。

COLORS   〜アンソロジー〜

colors.jpg


「色」をテーマにした11編のアンソロジー。

黄・青・黒・桃・緋・ターコイズブルー・金・銀・白・深緑・灰色

それぞれの色に秘められた想い。

時代物から青春物まで。
内容にも幅があって非常に楽しく読めた。

特に池永陽さんの『緋色の帽子』が良かった。
東京大空襲の前後の話なんだけど、
白い帽子が緋色に見えるほどの
激しい空爆の中、
命を落とした女の子。
その女の子のことをずっと忘れず独り身を通してきた老人。
こんな時代もあったんだ、と改めて思い起こさせる
非常に心に沁みる話だった。

宮本昌孝さんの『金色の涙』も時代物ではあったけど、
母親の子どもを思う気持ちが痛いほど伝わってきてこれも良かったな。
アンソロジーでは好きな作家さんの作品を読むのはもちろん、
こやって思いもしない作家さんの素晴らしい作品に
出会えるのもまた楽しいですね。

Re-born はじまりの一歩   〜アンソロジー〜

reborn.jpg


今の季節にふさわしい
新しい何かに向けてはじまりの一歩を踏み出す人たちを
描いた短編集。

どの話も何かを始めるときの
高揚感と
何かが始まる前の
何かが終わった瞬間の切なさがすごく丁寧に書かれてあると感じた。

瀬尾さんの『ゴーストライター』は
その後に出た『戸村飯店青春100連発』に繋がる作品で
この中の兄弟がどんな風になって行くのか、
この後の作品を読む前に興味深く読ませてもらった。
すごく楽しみだ。

相変わらず伊坂さんは上手いし。

福田栄一さんの作品も胸が締め付けられるようでした。

4月は始まりの季節。
これからの生活に新たなスタートが切れますように・・・。

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