
一人暮らしの老人と3人の少年の交流を描いた秀作です。
だいぶ前に読んだんですが、
再読しました。
いろんな人に勧めたかったので
もう一度読んでおこうと思って。
最初は険悪なムードだった老人と3人の小学生。
それが少しずつ親しくなっていく。
少年たちは老人からいろんなことを学び、
少しずつ成長していく。
その過程が微笑ましい。
この辺は 「ボーイズ・ビー」に通じるものがあった。
最後は老人は死んでしまうんだけど、
ただ、悲しいという感情だけではなく、
少年たちは、その死を通して、その前の交流を通して
何かを感じ、そしてまたひとつ大人の階段を上っていく。
最後は、常套の老人の「死」をもって話しを終えるんだけど、
いやな感じはしなかった。
当然最初からそうなるだろうという予感もあったし、
そうでなければこの話しは終わらないだろうから。
嫌な気分にさせることなく終わらせた作者の上手さに脱帽でした。