2008.05.15 (Thu)
ぎぶそん 〜伊藤 たかみ〜
2006.11.01 (Wed)
17歳のヒット・パレード(B面) 〜伊藤 たかみ〜
2006.10.11 (Wed)
助手席にて、グルグル・ダンスを踊って 〜伊藤 たかみ〜

伊藤たかみのデビュー作。
おそらく10年ちょっと前の話。
舞台は神戸らしい・・・。
日本の高校を舞台にしたとは考えられないような高校生の生活。
普通の飲酒して喫煙して車も運転して
しかも飲酒運転は日常茶飯事。
普通にプールが付いている家でパーティーもして。
高校生のくせに自分の車を持っていて。
ってありえなくない?
いや自分が知らないだけで、世の中にはそんな高校生はごまんといるのか?
刹那的に生きて
でも自分勝手な生活。
主人公からは確かに家での生活の様子なんかも出てくるけど、
生活感はまったくなかった。
生活をしているって言う雰囲気がまったく感じられない、
主人公だけではなく、他の人物も。
ちょっと拍子抜けした作品でした。
2006.09.02 (Sat)
八月の路上に捨てる 〜伊藤 たかみ〜

暑い夏の一日。僕は30歳の誕生日を目前に離婚しようとしていた。
愛していながらなぜずれてしまったのか。
現代の若者の生活を覆う社会のひずみに目を向けながら、その生態を明るく軽やかに描く芥川賞受賞作!
そんな内容です。
まぁ、離婚届を明日提出しようとしている敦という男と
離婚を経験し、女手ひとつで子どもを育てている水城という女。
二人が自販機の飲み物を配達しながら
そのトラックの中で交わされる敦の離婚話。
何気ない会話なのに
男女の心の機微が見事に表されていると思う。
愛し合っていたはずなのに、心がずれていった二人。
どちらかというと敦の妻である知恵子の方の心の痛みが
理解できちゃうんですよね。
分かってくれない敦に対しての複雑な心理が
上手く描かれていると思いました。
多分、知恵子の行動を理解できない人の方が多いかもしれないけれど。
芥川賞なんですよね。
これまで芥川賞とはものすごく相性が悪かったんで
この本もきっと途中でイヤになるだろうと思って読んでいたんですが、
今まで読んだ芥川賞の作品の中では
比較的読みやすい作品でした。
TBさせていただいたブログ
かみさまの贈りもの〜読書日記〜
まったり読書日記
2006.08.18 (Fri)
ミカ×ミカ! 〜伊藤 たかみ〜

前作の小学生から中学生になったミカとユウスケの双子の物語。
中学生にもなり、嫌でもスカートを穿かなければならなくなったミカ。
そしてそのミカの口から「女らしさって何?」って聞かれたら
「ミカ!」を読んだことのある人ならオドロキ!ですよね。
そのミカが振られたらしい。
もちろん男の子に。
そんな話しをユウスケにしたのが、
人語を操るインコのシアワセ。
でもそんなこと本人に直接聞けるわけもなく。
一人悶々とするユウスケ。しっかりしろ!って言いたくなるけど、
まぁそこがユウスケのユウスケらしさってところでしょうか?
もちろんそんなユウスケにも前作同様彼女が出来ちゃうわけですが。
ほんのちょっとしたい女の子の行動に
好きでもなかったのに、急に意識し始めたり
まぁ、中学生の男の子ってそなんなもんだよな、って懐かしく思えたり。
お父さんもお父さんで新しい彼女もできているようだし、
しかも今回は結婚まで考えてるらしい。
母親と姉の出番がまったくなかったのが残念だけど、
それもしょうがないのかな。
二人の精神的成長が垣間見える良作でした!
TBさせていただいたブログ
kayokorin日記
本のある生活
しんちゃんの買い物帳
2006.08.02 (Wed)
ミカ! 〜伊藤 たかみ〜

2日続けて芥川賞作家「伊藤たかみ」の作品です。
昨日読んだ作品が自殺志願者の話で
くら〜い気分になったんですが、
この作品は小学6年生の双子のミカとユウスケ。
アクティブなオトコオンナのミカと
どちらかというとインドア派のユウスケ。
この二人を軸に物語りは進んでいきます。
両親の不仲、姉の家出、ミカとユウスケの関係、同級生との関係、
微妙な関係を織り交ぜながら、時におかしく、時に切なく。
児童文学と一括りにしてしまうのは勿体ない気がする作品です。
物語の中に出てくる
「オトトイ」とはいったいなんなのか?
結局最後までその正体は分からずじまいでしたが、
続編もあるようなので
そちらではっきりするのかな〜と思いつつ、
続編を読んでみようかな、と思案中。
リセット・ボタンとはまた違う作品で
他の作品も読みたくなりましたね。
TBさせていただいたブログ
今日何読んだ?どうだった??
本のある生活
しんちゃんの買い物帳
2006.08.01 (Tue)
リセット・ボタン 〜伊藤 たかみ〜

大学生の僕は自殺志願者が集まるホームページで、昔の恋人と同じ名前の「荻原ミサ」と出会う。
遺書を集中して書ける場所が欲しいと言うミサのために、自分の部屋を提供することになった僕は、
次第に彼女に恋心を抱いていく…。
自殺は許されるのか?
先日読み終わった『コンビニ・ララバイ』には
キリスト教徒の老人が愛する人を亡くしても
その後を追って自殺はできない、と悲しんでいるシーンが描かれていましたが、
立て続けに自殺に関する物語を読んで考えてしまいました。
自分はいずれ人は死んでしまうのだから
自らの命を絶つのは良いことではない、と思います。
生きている方が辛いことはたくさんあるし、
死んでしまった方が楽だと思えるかもしれない。
でも、生きているからこそ、楽しくもあり、
そして辛くもある。
そう思ったから僕は・・・。
そして今、やはり色々あるけど、生きてて良かったなぁ〜と思えるのです。
この物語の最後は多分賛否両論だと思う。
でも、ぜひ読んで欲しい。
そして自分で考えて欲しい、と思う。
そんな本でした。
でも、結局ラブストーリーってことでいいんだよね?これは。
TBさせていただいたブログ
本を読んだら・・・by ゆうき
| HOME |



