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Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
メインはここ。
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コーヒーもう一杯   ~平 安寿子~

coffeemouippai.jpg

ひょんな弾みで会社を辞めて
カフェを開いた主人公。
しかし、思ったような成果が出ずに、
結局、1年で廃業することに。
その一連の流れを描いた作品です。

カフェって簡単に開けるんだ、と
そして廃業も簡単に出来るんだ。
でも、実際に儲けが出るような商売が出来るとは限らない。
1年間貯金を切り崩しながら
借金返したり、儲けの出ない日々をすごすのは
精神衛生上良くないよな。
気軽にカフェなんか開くなよ、と忠告されるような
お話でしたね。
これを読んだら
怖くって簡単にカフェ開きたいなんて
夢みたいなこといえなくなっちゃいますね。

主人公はその後、フロア係のバイトをしながら
また別の人生を歩んでいくんだけど、
それ以降の彼女は応援したくなるような
終わり方でした。
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風に顔をあげて   ~平 安寿子~

huumi.jpg

25歳、高卒、資格ナシのフリーター。
若いときはイケイケで頑張れても
25を過ぎて30歳を意識しだすと、今のままで良いのか?と考え始める。
30になることが怖い、30歳怖い病にかかってしまった
主人公風実の理想と現実。

とにかく風実の周りが慌しい。
本人だけではなく、
周りの人間も慌しいので
読んでて、こちらも焦る。
順調にいってるように見えて、
実はみんなもがいている。
自分ひとりだけじゃないとは分かっていても
なんだか、自分だけが宙ぶらりんのような・・・
確かに誰でも落ち込んでしまうぽっかり開いた穴に
はまり込んでいる風実の毎日にようやく差してきた一筋の光。

誰だって
落ち込んだりへこんだり、うまくいかないことが多かったり。
でもずっとそのままでいくはずはない。
そこを抜け出せるかどうかは、やっぱり自分次第。
自分で決めなきゃ、やらなきゃ。
うじうじしていた風実が最後に何とか独り立ちしようとしている姿に
安心しつつ、読み終えた。

あなたにもできる悪いこと   ~平 安寿子~

anatanimo.jpg

2作続けて平さんの作品です。

悪いこと、といっても欲張りの袖の下を通るポケットマネーを少し頂く
そんな小悪党の桧垣と里奈の詐欺師のお話。

まぁ、詐欺師の話で時に胸糞悪く感じることもあるんだけど、
相手がそこまでいい人たちではないので
何となくそういう人たちからだったら・・・いいかな、と思ってしまう
自分がいて、
いや、いかんいかん、どんなことがあっても人を騙して金を盗るなんて許せないよ、
と思う自分もいて。
なかなか自分の善と悪を戦わせている気分で読み進められました。

確かにほめられる事ではないんだけど、
お金に忠実な、でもちょっとのお金で満足しちゃってる
桧垣の小心ぶりになかなか笑わされます。
これを読んで
おいしい話には気をつける、とか
悪いことしてるとそのしっぺ返しがくるよ、とか
そんな教訓じみたものも感じられるのも事実だったり。

そう、悪くはない小説でした。

恋はさじ加減   ~平 安寿子~

koihasaji.jpg

ポテサラ、ハヤシライス、カレーうどんにバターご飯etc.
食べ物をきっかけに始まる恋、こじれる恋を描く6篇

おいしそうな食べ物と
それに纏わる男女の恋。
始まる恋もあればこじれる恋もある。
食べ物には調味料のさじ加減が必要。
そして人生にもちょっとしたさじ加減が必要。
多すぎればうまくなく
少なすぎれば味もしない。
料理も人生も同じかな。
うまくいくためのさじ加減
とっても大切なものだと感じました。

素晴らしい一日   ~平 安寿子~

subarashii.jpg


軽いノリで一気読みできる作品でした。

いろんな意味で素晴らしい一日になるように
毎日生きていかないとな~。

色んな思いで生きている人を
明るいタッチで描ききっていて好感が持てます。
平さんの作品は
ちょっと男がだらしなかったりすることが多いんだけど、
そこがまたかわいいところなの、って言ってもらってる気がして
好きです(笑)

どの作品もすっきり爽やかに終われるものでした。

パートタイム・パートナー   ~平 安寿子~

parttime.jpg


進藤晶生 28歳 仕事 パートタイム・パートナー

女性と過ごし、女性の気持ちを和ませてお金を貰う
デート屋家業を営む晶生だが、依頼は少ない。
昔勤めていた女上司を伝に数人の女性とデートをこなす。
その女性も10代の女子から75歳のおばあちゃんまで。
しかし、晶生はこれが自分の転職とばかり
どんな女性に対してでも、ビッグスマイルを提供する。

体の関係はなし、あくまでも女性を楽しい気分にするデート屋。
10代の女の子と遊園地デートをしたり、
40代の女性と墓地で花見デートをしたり、
75歳の女性の夢であるクリスマスパーティーに付き合ったり。
さていったいどうなの、これ?って疑問が頭の中に一杯。
月に一人くらいしか依頼がない、
開店休業中のデート屋で、生活が成り立つわけでもないが、
そこはフィクションの世界だし、
こんな仕事があってもいいかな、とは思うけど。

必ずしもいい仕事ばかりではなく、
自分の仕事を否定されたり、
金を盗まれたり、
ぼこぼこにされたり、
それでも仕事を辞めようとしない晶生の成長物語と
位置づけてもいいのかな、と思う。

男女関係をさらっと描きつつ
女性の微妙な心理をうまく突いた作品でした。

でもこの仕事はいくつ体があっても持たないような気がします。

TBさせていただいたブログ
読書、むりかい。

明日、月の上で   ~平 安寿子~

ashitatukinouede.jpg


自信家で短気で周りよりも自分の思いを優先するトビ子。
しかし、18歳で家出をして出会った男に惚れてしまう。
つまり、初恋。
その男に諭されて家に戻るも、
結局はその男を追って、男の姉の住む温泉街へ。
そこでラーメン屋でアルバイトし、
エッセイで賞を取り、
ストリッパーの一代記を書こうとし、
ようやく男に出会っても、
ストリップ小屋の女主人の窮地のために男の元を去り、
そんなトビ子の数年間。

いや、激しい性格の持ち主の主人公、トビ子にこっちも振り回されます。
でも一途に一人の男を待つ姿も健気です。

ちょっと古臭い作品でもあるんだけど、
後書きを読めばそれも納得。
なかなか珍しい書き方だなぁ~と思いました。

なんにもうまくいかないわ   ~平 安寿子~

nannimo.jpg



平安寿子 最近お気に入りです。
女性作家さんだからもちろん女性が主人公なんですけど、
まぁ、女性心理の勉強になる!?

並河志津子は42歳のバリバリキャリアウーマン。
仕事はできるけど、
私生活はなんだかついてない?
いや、ついてないっていうかなんだろう?
不思議な女性です。
子どももいないシングルウーマン。
世に言う負け犬。
しかしそんなコトバでは表してはいけない志津子の毎日。
若い男の子に現を抜かし、
年上の男にも魅力を感じ、
毎日仕事に追いまくられながらも、実は充実した毎日?
そんな志津子に振り回される周りの人間が
哀れに思えてきますけど、
それでも実は志津子に励まされ、元気付けられ、毎日を
同じように過ごしているんです。
思ったことは何でも口にして、隠し事が出来ない、そんな女性志津子。

周りにいたらうるさいだろうし、
自分勝手なところもあって、苦手に感じそうだけど、
でも、実は裏表のない実直な人間なんだよなぁ~。

でも、そばにはいたくないかも、疲れそう・・・。


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