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蛇行する川のほとり(3)   ~恩田 陸~

dakou3.jpg



三部作完結編。

語り手は毬子の友人真魚子に。
事件に関係ない第三者の真魚子を語り手にすることで
客観的に物語を読むことが出来る。

一段熱くなっている頭を冷やして冷静に読むには
そのほうがいいのかもしれないけれど、
ちょっと違和感も。
そしてその真魚子も少し香澄や芳野、毬子に対しても
特別な感情を抱きつつあり・・・。

事件の真相は最後の最後で明らかになる。
ほとんど自殺に近いその真相は
決して誰に知られることもなく、
それは毬子の記憶にだけ留まることになるのだろうけど、
香澄の芳野に対する想い、芳野の香澄に対する想い、
そんなものがお互い理解されないまま終わってしまうのは
生き残ってしまった芳野にとっては、はて、どうしたものだろう。

ただ、ちょっと強引な説明もあり、
完璧とはいえないまでも
まずまず上質のミステリーだった。(何様だ、俺)

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蛇行する川のほとり(2)   ~恩田 陸~

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暁臣に「姉さんを殺したことを忘れたの?」と言われた毬子。
次の日に熱を出して倒れてしまう。
その床の中でつぶやいた「ケン」とは・・・?
そして何かを知っているような香澄と芳野。
いわくありげな月彦と暁臣。
香澄の母親の殺人事件と、暁臣の姉の死。
一見無関係に見えそうな出来事は繋がっているのか?
「香澄に近づくな」と忠告した月彦の真意は?
毬子に非常な真実を突きつけようとした暁臣の真意は?

謎が謎のまま、最終巻につながっていく。
しかし、2巻最後には衝撃の出来事が。
謎は謎のまま終わってしまうのか?
それとも明らかにされるのか?

事実が少しずつ明らかになっていくようで
実はまだ隠されていることがたくさんある、そんな感じ。
至るところに伏線を張っておいて
最終第3巻ですべての謎が解き明かされるのだろう、と期待させる
うまい作り方だと思う。
登場人物もいわくありげで、一癖も二癖もありそうな人物ばかり。
そしてそれがすべて高校生というんだから・・・。

先が楽しみな作品です。

蛇行する川のほとり(1)   ~恩田 陸~

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3部作の第1作。
毬子の視点で描かれている作品。
憧れの先輩に誘われ、彼女の家で絵を完成させようとする
毬子の元に現れた月彦と暁臣。
少女3人で楽しく過ごすはずが、
最後に暁臣から驚愕の事実が語られる。
そして毬子は・・・。

最初はものすごく読みづらい雰囲気を持った話だったけれど、
暁臣が衝撃の事実を告白した時から急変。
そして2巻に続く・・・。

まだ2巻を読んでいないのでなんともいえませんが、
これから面白くなってくるんじゃないか、という予感。

暁臣が毬子に最後に言ったことは果たして本当なのか、
2巻へページをめくっていこうと思います。

しかしいつになるやら・・・・。

図書室の海    ~恩田 陸~

toshoshitsu.jpg


これは以前に読んでいた本。

『夜のピクニック』を読んだので
確かこの作品集に『夜のピクニック』の前日談が載ってたなぁ~と
思い出してそこだけ再読。

あれ?
若干違うんだけど・・・。
杏奈(だっけ?)じゃなくて美夜になってるし、
二人の秘密を知っているの人間が個人的な秘密の計画を立ててる
ってとこで終わるんだけど、
結局この人は誰?
これが杏奈?
で、その計画は?

あ~訳わかんなくなってきた。
そんな感じでした。

そのほかにも『六番目の小夜子』の番外編があったり
SFものやファンタジー系、ホラー物?もあり、
いろんな恩田陸が楽しめる短編集になっているんじゃないかと
思います。

TBさせていただいたブログ
世界で一番小さな図書室

puzzle ~恩田 陸~

puzzle.jpg


元鉱山の廃虚となった孤島。
そこで3人の男が不可思議な死を遂げた。
一人は餓死。一人は全身打撲死。一人は感電死。
身元が分からない3人が何故ほぼ同じ日時に
無人島で死んでいたのか。
しかも別々の死因で・・・。

そこに2人の検事が真相を探りにやってくる。
そして二人が導き出した結論は?

面白かったです。
非常に不思議な感覚の物語でした。
ただ、あまりにも偶然が多すぎるかな?という感じでしたけど。
そこがもう少し必然性を感じさせる文章だったら
ほぼパーフェクトだったんじゃないかと思います。

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それでも本を読む

夜のピクニック    ~恩田 陸~

nightpicnic.jpg


前の職場では
同じような行事が行われていました。
ただ、日中40キロほどの行程でしたけど。
だからここまで大変ではなかったんだけど、
少しはその辛さは分かる。
でも、辛いだけじゃなくて歩き終えた爽快感は
何物にも変えがたいものがあった。
そんな複雑な思いを久々に思い出させてくれた作品でした。

そして本作。
貴子と融の関係は誰にも秘密の関係で、
お互いにお互いのことを意識しながら無意識を装っている。
そんな二人だけど、周りの人間はこの二人の微妙な関係に
なんとなく気付いている。
無意識下の意識。
心の中では意識しているはずなのに、
無理して意識から消そうとしている二人。
なんか切ないですね。
そんな中、伝統行事の歩行祭を通して
お互いの気持ちに変化が・・・
最後は読んでもらうとして、こういう風に終わってよかったな、と。

高校生の男女の複雑な心理。
そこが見事に描かれています。
歩行祭という非日常の中で、日常を振り返るとき、
そこに真実の想いを口にすることが出来たのではないかと。

ただ歩くだけなのに、何故こうも特別なんだろう。
それは本当に歩いた人にしか分からない、永遠の謎だと思いますよ。

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