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Author:す~さん
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春、戻る   ~瀬尾 まいこ~


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あと少し、もう少し   ~瀬尾 まいこ~



中学駅伝。
6人一人ひとりがモノローグ的に、
襷をつなぐかのように話が続いていく。

同じ出来事でも語る人間が変わると
一面からだけではなく、
多面からその中身が分かって面白く感じられた。

駅伝と言えば、箱根だったり高校駅伝だったり、
元日のニューイヤーだったり、
日本人ってホント駅伝が好きだよなぁ、と思いながら読んでました。

部長の桝井の両親が、ちょっとなぁ、という印象。

顧問の上原先生のモノローグも入っていて、
生徒の視点からだけではなく、
陸上競技経験のない先生からの視点で読んでみると面白かったかも。

ぼくらのご飯は明日で待ってる   ~瀬尾 まいこ~

bokuranogohan.jpg

久々瀬尾さんの作品。

決して明るいトーンではないんだよなぁ。
なんか、終始暗い影がついて回っているような
イメージで読んでました。
何故だろう。

内容的には
まぁ、決して明るいだけの話ではなく、
重い部分もあったりするんだけど、
内容で重くなってるって感じじゃないんだよなぁ。

ここに登場する二人は
心にどこか孤独感を抱えていて
お互いがきっとどこかで必要としているからこそ
出会い、結婚したんだろうな、と。
ただこの二人にとってはそれぞれが運命の人だったという
気がする。

辛いことがあっても
そうだね、人はご飯を食べなきゃ。
そう、そしてご飯はちゃんと明日で待ってくれている。
今、じゃなくて、明日。
明日をちゃんと生きていこうよ、というメッセージを感じました。
未来は決して明るいばかりじゃないけど、
きっと支えてくれる人がいれば
明るくなるはず。
そう最後は思わせてくれたかな。

亮太と小春。
いい感じに夫婦になっていったなぁ。
確かに子供は望めないかもしれないけれど、
二人にとって幸多い人生でありますように、と
願わざるをえない終わりでした。

おしまいのデート   ~瀬尾 まいこ~

oshimainodate.jpg

おじいちゃんと孫娘の最後のデート。
教師と元教え子の卵丼デート。
男子高校生同士のデート。
公園での犬を巡る大学生とOLのデート。
保育士と園児とその父親のデート前。

デートにまつわる短編集。
表題作はおじいちゃんと孫娘の最後のデートを
描いているが、
胸に沁みるのは
退職した教師と教え子が月1で卵丼を食べるお話。
最後が切なくて、
涙でそうになる。
元教師の教師としての最後の務めが
非常に感動的でした。

瀬尾さんの小説を久しぶりに読みましたが
やはり瀬尾さんらしく
温かい気持ちになれる短編集でした。

戸村飯店青春100連発   ~瀬尾 まいこ~

tomura.jpg


「切っても切れないくされ縁?」
まさしくその通り。
血の繋がった兄弟は、どうあったって縁は切れないものなのです。

見た目も性格もまったく正反対の
ヘイスケとコウスケの戸村兄弟。
年も一つしか違わないから、何かと比べられ、お互い気分よくない。
自分は男兄弟の真ん中なので弟の気持ちも兄の気持ちも
両方ともなんとなく分かる。

ヘイスケは高校卒業後大阪の家を出て東京へ。
とにかく閉鎖的というか地元意識が強くて
何にでも首を突っ込んでくる周囲の人間から離れたくて東京へ。
コウスケはそんな何を見ながら、将来は自分が実家の戸村飯店を
継がなくては、と思う。
あ~、分かる。二人の気持ち。だから両方応援したくなる。
結局、行き着くべきところに行き着いたという感があってほっとした。

紹介には爆笑コメディーなんて書いてるけど、
コメディーというより兄弟の成長物語、だな。
いい感じで二人がたった1年で大きく成長してる。

なんだかんだ言いながらやっぱり兄弟で
お互いのことをどこかしらで意識し合ってる。
そんな兄弟の姿が微笑ましかったです。

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温室デイズ   ~瀬尾 まいこ~

onshitsu.jpg


苛めていたものが苛められる側に。
イジメを見ていたものが苛められる側に。
イジメを止めようとしたものが苛められる側に。

今、おそらくはどの学校にもあるだろういじめの問題。
瀬尾さんが正面切って挑んだこの作品は
いじめの根の深さを如実に物語っている。
明日は自分が苛められるかもしれない。
イジメの場から逃げ出し、別の場所に行くもの、
イジメと闘い、日々苦しむもの、
イジメを受ける前にぱしりとして自分の活路を見出すもの。
人それぞれ。
しかし、みんな戦っている。
どの方法が正しいか分からない。
時には逃げることも大事。
何より、命に関わることにもなるのだから。
その場から逃げることは責められないし、
責めることはできない。

瀬尾さんの小説の中では一番重いテーマである。
現役の教師が紡ぐ物語だからこそ、
見えてくるものもある。

もう一度しっかり考えなければならない。
何故こうなってしまったのか。
こうなる前にできること。
それを探していかなければならない。
人の心は移ろいやすいもので
なかなか答えは出そうにないけれど、
でもそれを考えていかなければならないんだよな。

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ありがとう、さようなら   ~瀬尾 まいこ~

thankyou.jpg


瀬尾さんのエッセイ集第2弾です。
前回が広く瀬尾さんのことを書いたエッセイだったのに対し、
今作はメインは学校のことであり、生徒のことである。
一つ気になったのは
イニシャルにしてはあるけど、
生徒のことをここまで書いていいのだろうか?ということで・・・。
おそらくは生徒には許可を得ているんだとは思うけど、
特定しようと思えば
地元の人たちには分かっちゃうわけで・・・。
そこがちと気になりました。

ただ、エッセイの中の生徒たちは非常に生き生きとしていています。
中学生ってこんなものなのか、と
高校教師としては
なんとなく羨ましかったり、
いや高校だっていいぞ、なんて強がってみたり。
瀬尾さんの姿に自分を重ねてみたり・・・。

そう、前のエッセイの感想にも書いたけど、
教師の仕事って本当に大変で、
残業手当なんかもなく、
毎日12時間労働は当たり前で、
夏休みもやっぱり夏季休暇の3日しかなくて、
周りの人が言うように
楽な仕事ではないんだけど、
それでもやめられない仕事・・・なんですよね。
瀬尾さんのエッセイを読むと
彼女がいかに生徒を愛しているか、
教師という仕事を好きでいるか、というのが伝わってきます。

こんな風に毎日頑張れたらいいなぁ~。

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見えない誰かと   ~瀬尾 まいこ~

mienai.jpg


作家であるのと同時に教員でもある瀬尾さんのエッセイ。
学校のこと、
生徒のこと、
仕事のこと、
家族のこと、
友だちのこと、
それぞれ短いエピソードの中で
キラッと光ってます。

同じ仕事をしているので
教師としての瀬尾さんの思いはかなり理解できるし共感できる。
本当に大変だけど、
本当に楽しい。
毎日同じことは起こらない。
毎日が変化に富んだ生活で、
こちらの思いが通じなかったり、
変に誤解されちゃったり。
うまく行くことばかりじゃなくて
それこそ辞めたいと思ったこともある。
瀬尾さんのエッセイを読んでいると
すごく昔の自分を見ているようで、懐かしくもある。

いろんな人との縁があって
今の自分があるんだ、ということを
改めて知らしめてくれる作品でした。

小説もいいけど、
こんなエッセイもいいよね。

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