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Author:す~さん
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アイスクリン強し   ~畠中 恵~

icecream.jpg

畠中さんの新作は江戸の時代の終焉から20数年たった明治を舞台にしています。
いまだに江戸を引きずりながら
新しい明治の時代を歩もうとする人たちの中で
新しいモノつくりに精を出すミナこと皆川。
その新しいモノとは居留地暮らしで培った料理の腕を生かした西洋菓子店。

そのミナを中心に
ミナを取り巻く人々との
ある意味青春群像。
そして日常のちょっとした謎。

タイトルに西洋菓子の名前が付いているにもかかわらず
それにちなんだ話題というわけではなく
添え物程度の扱いだったのが残念。
せっかくの設定が活かされて内容に感じた。

また明治を舞台にしている割には
その明治らしさも多少欠けているような。
リアリティーに欠けるという感じだが
読み物自体はあっさりしていて
肩が凝るようなものでもなく、
割とすんなり読める。
だからこそ何だかもったいない気がする。

いくつかのお話では、じゃ、その結末は?的な話もあり、
結末までしっかり書きこんでもらえるとよかったなぁ~。

表紙の雰囲気はすごくいい感じです。
それにちょっと負けているかな、と感じられたのが残念でした。

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いっちばん   ~畠中 恵~

icchiiban.jpg

ご存知『しゃばけ』シリーズの最新刊

タイトル作の『いっちばん』が一番良かったなぁ~。
妖たちにとっての「いっちばん」は
やはり一太郎で、
その一太郎を喜ばせようと
妖たちが知恵を絞って一太郎の気に入るようなものを
探そうとする。
読んでいると何かほのぼのとしていて
思わず笑みがこぼれてくるような話でした。
もちろん本編は一応事件が起こり、
それを解決しようとする一太郎もいるんですけど・・・・。
一太郎の活躍よりも妖たちのかわいらしさの方が目立つ作品でした。

そろそろネタ切れか!?と思いつつ
今回は栄吉やお雛にもスポットを当て、
目先を変えているけれど、
その分、妖たちの活躍が見られないのがちょっと残念ですね。

まぁ、栄吉の話は
ほろっとさせられたりもするんですけどね。

次作ではもっと妖たちが活躍する話も読みたいものです。

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こころげそう   ~畠中 恵~

kokoro.jpg


畠中さんの新作です。

今回も江戸を舞台にしたお話で幼馴染9人の恋物語・・・と思いきや、
やはりただの恋物語で済まさないのが畠中さん。
妖は出ないけど、
幽霊は出ます。

下っ引きの宇多を中心とした9人の幼馴染に降りかかる事件。
まずは千之助と於ふじ兄妹に降りかかる災難。
二人とも冒頭で死んでしまってます。
そしてこの於ふじがその後幽霊となって出てきます。
何故自分が死んでしまったのか、何故幽霊となって現世に留まっているのか
分からない於ふじ。
しかし於ふじに思いを伝えられていなかった宇多は
幽霊となってはいても於ふじが戻ってきたことに嬉しさを滲ます。

その後も幼馴染に降りかかる災難。
それを一つ一つ解決しながら(しかし人の心の奥深くまでは解決できず)
最終的には千之助と於ふじ、そして後半に起こる同じく幼馴染のお品の
死の謎が解けるようになってます。

聞かされれば「・・・そんなことで」という理由。
しかし、だからこそ死んでいった者の想いが切ないし、
残された者の想いも切ない。

哀しく切ない終わり方ではあったけど、
納得いく終わり方で読後感は良かったです。

宇多の於ふじへの想い
お絹の想い(多分宇多の事が好きなんだろうな)
重松のおまつに対する想い
おまつの弥太に対する想い
弥太とお染の恋
お品の千之助に対する想い

誰も彼もが思い通りにならない恋心を抱いている。
切ないね~。
しかし、幼馴染でありながら
いきなり死んでしまって
その後も名前だけでしか登場しない千之助が
一番哀れといえば哀れかも・・・。

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つくもがみ貸します   ~畠中 恵~

tsukumo.jpg


しゃばけシリーズとまた違った妖たちの活躍するお話。

お紅と清次は深川で損料屋を営む姉弟。
その二人が商う古道具の中には100年のときを経て
付喪神になったものも多い。
その古道具と姉弟が繰りなす人情話。

しゃばけシリーズと違って
こちらでは人と妖との距離感が微妙に遠い。
付喪神たちは姉弟とは口を交わそうとしないし、
お互いのことをあまり快く思ってないところもあったりして、
しゃばけとはちょっと雰囲気が違います。
しかし、その付喪神たちを貸し出すことで
色んな情報を得、謎解きをしていく姉弟。
メインに流れる話はお紅の気にする香炉「蘇芳」とその持ち主の行方。

最後はその持ち主の行方も分かるのだけれど、
また別の展開が待っている。
まぁ、読んでく途中でこうなるのかな、という気はしていたけれど、
もう少し引っ張っても良かったのかな、と。
また違う展開もあっても面白かったのではないか、と思います。
この結末になったことで
なんとなく、このシリーズは終わるような気もするのですが・・・
どうでしょ?

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アコギなのかリッパなのか   ~畠中 恵~

akogi.jpg


アコギ=アコースティックギターだと勘違いして音楽物?なんて
勝手に思ってましたが、
違いますね・・・。
リッパってギターないしな・・・。
舞台は引退した大物国会議員の個人的な事務所。
その事務員として働く佐倉聖が
元大物議員大堂の元に持ち込まれる
ちょっと変わった謎を解き明かす、そんな物語。

しかし、謎が謎というか、
まぁ、しょぼいというか、なんというか・・・。
正直あまりぱっとしませんね。
設定はすごく面白いと思うし、
政治の世界ってやっぱり知らない世界だから
その辺が垣間見えて面白いとは思いましたが・・・。
最初は出てくる議員たちがやっぱり鼻持ちならないって感じで
読みにくい、というか途中で嫌気も差してきましたが、
後半持ち直して何とか読みきりました。
後半の聖と弟の拓の関係のところなんか、
ここ辺をもっと深く突っ込んで
ミステリーとしては面白くできたんじゃないか、と
思ったりもしましたけどね。

『しゃばけ』シリーズですっかり妖物に馴染んでしまった身としては
ちょっと変な感じがしたのは正直な気持ちです。

でも、なんとなくこれもシリーズ化しても面白いんじゃないかな、と思う。
政治の世界のもっとどろどろした部分を
ミステリー仕立てにして
聖の活躍を描くってのはどうでしょう?

あ、その前に新シリーズの方も楽しみですね。

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ちんぷんかん   ~畠中 恵~

chinpunkan.jpg


しゃばけシリーズ第6弾。
前作は長編でしたが、
今回は短編5篇。

いきなり一太郎の住む長崎屋が火事に遭い、
煙を吸ってしまった一太郎はそのまま三途の川へ。
危うく死にかけた一太郎。
もちろん何度も死にかけた一太郎、
今回も三途の川の鬼たちを振り払い無事に生き返る。

他にも広徳寺の坊主の話や
兄松之助の婚姻話。
母おたえの恋物語。
そして最後は花びらの化身との淡い恋?

今回も病弱ながら活躍を・・・
と思いましたが、
わりと活躍したのは周りの妖たちでした。
鳴家たちはやっぱりかわいいですね~。
最初は不気味だったのに
最近は鳴家たちが活躍してくれないと
物足りなくなってきました。

最後の話でもしかしたら
しゃばけシリーズいよいよ終焉か!?と思いましたが、
きっとまだ続いてくれるんですよね。

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うそうそ   ~畠中 恵~

usouso.jpg


しゃばけシリーズ第5弾。
病弱な一太郎がなんと旅に出た。
しかも箱根へ。
ちょっとそこらへんに行くのとは訳が違う。
二人の手代=仁吉と佐助、兄の松之助とのたびに心逸る一太郎だったが・・・。

第1作に続く長編でしたが
ちょっと中だるみしたかな?

養生するための湯治に出かけたのに、
何故か騒動に巻き込まれた一太郎が
その騒動を解決する。
まぁほとんどは二人の手代仁吉と佐助の活躍のおかげでもあるんですが、
今回はわりとしっかりとした一太郎がちょっとだけ
見られたんじゃないだろうか?
もちろん、最後は相変わらずの一太郎でしたけど。

長編ということもあってちょっと色々盛り込んだかな?という感も
否めませんが、
それでもしゃばけシリーズは面白いですね。
今回は鳴家と印籠の付喪神の獅子が活躍して
そちらの方も楽しかったです。

まんまこと   ~畠中 恵~

manma.jpg


畠中恵の新作。
お江戸を舞台にして町名主の放蕩一人息子、麻之助の
活躍を描く時代物。

時代物でちょっとした謎解きメインのお話とくれば
「しゃばけ」シリーズを思い出すけれど、
この作品では妖たちは出てきません。
それがちょっと残念ですが(笑)
16までまじめ一本やりの麻之助は、ある時から放蕩息子になってしまい、
親や回りのものからも心配される始末。
そんな麻之助が悪友である清十郎、吉五郎などと
町で起こるちょっとした事件を解決していく。
やはりどこかで「しゃばけ」シリーズを連想させて
ちょっとインパクトが弱い。
もう少し設定を変えてもらうともう少し入り込めたかな、と思う。

ただ、面白くないわけではなく、
麻之助や清十郎、吉五郎3人の関係や
麻之助とお由有という女性との微妙な関係、
許婚となるお寿ずという女性との関係など
人間関係もより深く描かれているし、
江戸時代の生活なんかも少し垣間見られるし、
十分読み応えはあると思う。

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