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Author:す~さん
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自殺プロデュース   ~山田 悠介~

suicideproduce.jpg

良くも悪くも山田悠介。
サクッと読めるが、それだけの感あり。
特に今作は、話が薄すぎる。
何も残らない。
最後は蛇足。
まぁ、そうしないと謎が解けないんだけど。

なんだかやっつけ仕事的に
書きましたよって感じがして。

自殺する人を見つけて
その人が死ぬ前に
簡易オーケストラで
思い出の曲を演奏して
自殺に花を添え、綺麗に死を迎えさせようとする
女子大学生のグループ。
些細なことから
その絆がほころび始め、という内容でしたが、
もう、読むのも辛いくらい、面白くないというか、
微妙でしたね、これは。


最後なんて幽霊に真相を語らせるという
中途半端な締め方でした。

いいんだろうか…。
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名のないシシャ   ~山田 悠介~

shisha.jpg

山田作品には珍しい人間味ある作品。
但し、その人間味のある主人公達は
人間じゃないって言う不思議な話。
そこにいる人間の方が怖いって感じですね。

その人の持つ寿命が分かってしまう
シシャたち。
彼らは人間に自分の持つ約3年分の寿命を
分け与えることを使命としている。
が、なかなか自分の命を分け与えるにふさわしい人間に
めぐり合えなかった3人のシシャ達の前に
ほぼ同時期に名前のない彼らに名前を与えてくれた
人々に出会う。
彼らはその後、数年間、その名づけてくれた人たちとの時を過ごすが、
その別れも突然にやってくる。
彼らが自分の命を分け与えるにふさわしい人間に
めぐり合え、自分の命を分け、そして消えていく。
命を分け与えられた人たちもまた
消えてしまった彼らのことを思い、
その後の人生を生きていく。

山田作品にしては
人もそう死なないし、
(まぁ、最後の方は彼らしいといえば彼らしいけど。)
割とすっきり出来る作品でした。
さーーーっと読めてしまうのは相変わらずですけど。

ここに登場する祖母の「運命を変えてはいけない」という言葉は
ものすごく重い。
でも、運命ってなんだろうね?って思う。
運命なんてちょっとしたことですぐに変わっちゃうような気もするんだけど・・・。

ブラック   ~山田 悠介~

black.jpg

4編からなる短編集。
第3作までは、何とも中途半端な短編集だな、こりゃ。と思ったんですけど、
最後の4章でなるほど、そうまとめてきたのか、と。
まぁ、だからといって面白い、と手放しで褒めはしませんけど?
いつもの山田節は鳴りを潜めていて
かなり大人しめの描写だったりするので
いつもよりさらに読みやすくはなっているんですけど、
まぁ、それだけかな、と正直そういう感想。

結局それぞれが中途半端に終わっていて
その結果も最後の主人公が勝手に想像して
読者も置いてけぼりにされてる感が強すぎて・・・。

正味1時間ちょっとで読みきれる作品なので
手軽に手にはできると思います。
でも、何かを求めても
その見返りは少ないでしょう。

まとめ方は上手いんだけど、ね。

復讐したい   ~山田 悠介~

fukushuu.jpg

良くも悪くも山田悠介でした。

今回も「復讐法」というトンでも法律を作り上げ、
まぁ、制約はあるにしても
身内を殺されたものは復讐してもいいですよ、って国が認めちゃう
なんて設定は、もはや笑うしかないな。

確かに復讐をしたいと思う人はいるだろうけど、
この本で書かれているような復讐法だと、
下手すると犯罪者が無罪放免になってしまう恐れもあるし、
被害者家族が逆にやられてしまうこともあるし。
ちょっとざるっぽすぎる法律ですね。
まぁ、そういう展開にしないと
話も盛り上がらないんだろうけどね。

最後はあ~、やっぱりそうなるのか、と。
復讐は復讐を呼ぶ、というお話で終わりにしたのは
いかがなものか、と。
なんか、救いようがない世界になってしまった感じですね。
もう少し最後にひねりがあったら
面白いと感じたかもしれません。

多少グロい描写もあるので
お気をつけください!

キリン   ~山田 悠介~

kirin.jpg

天才児を生むために天才の精子をオークションで落として
子どもを生む。
そして産まれた子どもは驚くべき天才児で
しかし、次に産まれた子どもは失敗作。

非常に、難しい題材であるけれど、
よく書いたなぁ、と。
しかし、やはり、ちょっと展開に強引さもあるかな、と。

天才児を産むには
天才の精子だけじゃだめだ、となぜ気付かないのだ、この母親は。
天才と凡才の子どもなら
天才児が生まれる可能性は100じゃないだろ?
そこになぜ群がるのか、女性じゃないから分かんないけどね。

失敗作として捨てられてしまった麒麟という男の子を通して
物語は展開していくけれど、
この子がまぁ、健気過ぎる。
山田さんの作品に出てくる子どもとしては、逆に変な気も。
裏もなく最後までいい子でした。
だからこそ、母親や兄の姿が滑稽に思えてくるのかな。

最後は決してハッピーエンドではないけれど、
麒麟にとっては
心が少しだけ晴れた終わり方ではあったかな。

珍しく人がほとんど死なない山田作品。
こういうのもありかも。

しかし、やはり中高生向けの作品ではあるかな。

メモリーを消すまで

memory1.jpg  memory2.jpg

罪を犯した人間の
その罪に関する記憶を消すことで更生させることが出来るようになった
近未来の話。

いやぁ~、やはり記憶を消されるということほど
恐ろしいことはないな、と。
全記憶が消されれば
成人だって
生まれたての赤ん坊と同じになってしまう。
1から覚えていかなくてはならないから。
そうなれば
本当に犯罪がなくなるのか・・・
と思えば、今度はそれを悪用する人間が出てきたりして、
やはり一長一短ありますな。

まぁ相変わらず人がバタバタ殺されますけど、
今作では
そちらよりもやはり記憶の削除というテーマが
非常に重かった。

これはまずまず面白かったですよ。

パラシュート   ~山田 悠介~

parashoot.jpg

これは・・・・
何と言うか、
ちょっと・・・

最後はあまりにも中途半端だし、
内容も結局何をメインにしたいのか、
これまで読んだ山田作品の中でも
一番、面白くない作品だった。

テロリストの要求に国が従わなかったため
殺されてしまった友人のために
復讐を決意する青年。
でも、その青年たちが自分たちの世界だけで
生きているような青年たちに描かれているので
あまり同情とか共感とか生まれないし、
個人の感情だけで国を動かす首相もどうかと思うし。
結局何を伝えたいのか、
さっぱり分からずじまい。

ダメでしょ。
いかにエンターテイメント作品だとしても
やはり何か残らないと・・・。

前回読んだ『アバター』はわりと面白かったんだけどな。

アバター   ~山田 悠介~

avatar.jpg

携帯着せ替え人形「アバター」にはまっていく怖さを描く
まぁ、でもいつもの山田節。

何かにはまっていく怖さはしっかり描かれている。
誰にでも経験あるんじゃないかな、と思う。
小説の中だけではなく
今現在でも「アバター」にはまってしまっている人はいるだろう。
まぁ、ここまで極端な人間はいないだろうけど、
はまればはまるほど
レアアイテムなんか欲しいと思ってしまう人も実際にいるんだろうな。
まぁ、自分は何が面白いのか分からないけれど・・・。

後半は相変わらずの山田節で
やっぱり人が死んじゃうんだね、という感じ。
前半のアバターにはまる女子高生をリアルに描いてる部分は
面白かったんだけどね。
そして最後に女子高生の移り気な性格を
見事に表しているのはGood Jobでした。


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