モニタールーム   〜山田 悠介〜

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相変わらずの山田節といいますか、
設定がありえない所から彼らしいといえば彼らしい。
殺人事件を犯した女への刑は
自分が生んだ娘をモニターで見続けることだった。
その娘は
周囲を地雷原に囲まれた小さな村で
同じ年の4人の子どもと彼らを育てる男と暮らしている。
生まれて以来その状態にあるので
子ども達は外の世界を知らない。
しかしあるとき、男によって外の世界があることを知らされ、
地雷原を超えて両親の住むという日本を目指すことになる。
その途中で子ども達は・・・

そしてそれを見続ける女は・・・

結局誰も救われないような展開に
あ〜、そう言えばこれは山田作品だった、と・・・。

読み終わって特に何の感慨も持てない作品だったけれど、
この刑罰だけはやっぱり許せないかな。
罪を犯した人間への罰は当然としても
何の罪もない子どもたちを死へ導くこういう刑罰は、ね。

オール ミッション2   〜山田 悠介〜

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『オール』の第2弾。

何でも屋家業の健太郎。
その何でも屋に新たな従業員が。
一人は金髪ピアスの若者、駒田。
もう一人は美人の篠原。
新しく出来た後輩駒田に健太郎は不満たらたら。
そして事務として採用された篠原には淡い恋心。
さてどうなることやら。

前5編からなる短編集。

何でも屋だから何でもやるのは当たり前。
しかしなかなか変わった依頼が多くて困ってしまう。
タイムカプセルを探せ、だの
退屈な毎日をどうにかしろ、だの、
野球のコーチをしろ、だの
恋の告白の手伝いをしろ、だの
カジノに入りびたりの女の子を連れ戻せ、だの

ただ前作よりインパクトに欠ける依頼ばかりで
正直あんまり面白くなかった。
それにその解決も何となく鼻白むものだったり
見事なご都合主義だったり。
まさに運だったり。
ちょっとなぁ〜、という感じではまり込めなかった。
前作は面白く感じたんだけど。
今作はちょっと・・・という感じだった。
健太郎と新しい従業員が目立つだけで
社長の花田や大熊などの前作からの登場人物が
あまり活かされていないのが残念でした。




オール   〜山田 悠介〜

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お〜っ、この作品には
『血、ドバッ』とか『ブスッ』『ザクッ』ってな
描写がないので、安心して読めますね。
山田氏の作品は2作目ですが、
他の作品は読むつもりもない。
スプラッタ系は読む気がさらさらないので。
この作品にはそういう残虐性もないので
わりとさくさくっと読めます。

が、

前作『ドアD』のときほどのがっかり感もなく
今作は割りと好印象。
ヤバイ、
母親との話の場面では不覚にも・・・
やはり母子物には弱いです。

ものの2時間弱読み終わってしまいましたが、
それだけ何も考えずに読み進められる作品だった・・・
と言うのはいい事なのか?悪いことなのか?

ドアD   〜山田 悠介〜

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初山田悠介です

あ〜なんていうか、
まぁ、時間つぶしにはちょうど良いかな(失礼)という感じです。

誰かを犠牲にしなければ先に進めない。
そこにあるのは、結局何なの?
自分を犠牲にしてでも愛する人を先に進めたい、
他の人が犠牲になっても自分は生き残りたい。
あなたならどっち?

展開が読めます。
そして最後は・・・
続きがあるの?
中途半端な終わり方です。

読みやすいです。かなり。
でもそれだけ。
後には何も残らなかった。

1作だけでは作家自体を評価できないので
もう1作くらいは読もうかな、と思うけど、
それさえも躊躇わさせてくれる作品でした。
この作品に関しては割りと評価低いので
別の作品から入ればよかったかな、と後悔してます。

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