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Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
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美堂橋さんの優雅な日々。   ~椿 ハナ~



恋、ときどき、ミステリーと副題にありますが、
実際にはミステリー、ほんのちょこっと恋?みたいな感じ。
でもミステリー的には弱いです。
美術に詳しい人は少しは楽しめるのでは。
絵画に興味のない人間にとっては「???」が多くて、
説明口調だし、いまいち入り込めなかった。

っていうか、美堂橋さん
ちょっとナルシストで潔癖すぎて
キャラに入りこめませんでしたわ。
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思い出のとき修理します2   ~谷 瑞恵~



秀司と明里、いい感じですねぇ。
ふっと和みます。

今作でも
秀司のもとに
過去に色んな思いを抱えている人が
やってくる。
そして
過去の思い出は
苦いものから温かいものへ
変わっていく。

ところどころで
不思議なことが起こるけれど、
まぁ、物語を完全にファンタジーにする一歩手前で踏みとどまってる感じ。
しかし、太一の存在が
これまでの雰囲気を
ぶっ壊してしまうような気もする。
もしかしたら
人間ではなかったり、したら
興ざめしちゃうんだけどなぁ。
そうならないようにしてほしいけど。

3も間違いなく出るでしょう。
同じように
ほんわかとした
温かい話ばかりでありますように。

ツナグ   ~辻村 深月~



九州高校放送コンテスト
朗読部門、課題本。

映画化もされた作品ですが、
うまくまとまっている印象。
死者と生者をつなぐ役目を持つ使者。
どうしても会いたい死んでしまった人に
合わせてくれる使者。
でも使者にも拒否権(?)があり、
必ず会えるわけではない。
しかもその権利は生きているうちと
死んだ後にそれぞれ1回ずつ。
そんな限られた中で
どうしても会いたいという思いを持つ人が4人。

それぞれの話では
女子高生の話だけが
非常に重かったかな。

死んでまでも会いたいと思える人がいるか。
死んだ後に会いたいと言ってくれる人がいるか。
自分はどうだろう?
会えるうちにたくさんあっておくべきだな。
後悔しないように、さ。

課題本としては
切り取りどころが
難しいなぁ。

思い出のとき修理します   ~谷 瑞恵~

omoidenotoki.jpg

謎解きミステリーというより人情派ミステリーって感じですかね。
ミステリーよりも恋物語の方がピタッと来る感じです。

恋人と別れ、仕事も辞め、
以前一夏だけ過ごした祖父母のヘアーサロンに
住み始めた明里。
そこで出会った時計職人秀司。
その時計屋の看板には「思い出の時 なおします」

最初は斜に構えて読んでたんですけど、
どんどん引き込まれちゃいました。
べたな作品では歩けれど、
それが妙に心地よかったです。

過去には戻れないけど、
少し色を加えることで
その過去が鮮やかなものになって
素敵な思い出に代わっていく。
いいですね。
自分の過去も
こんな風にきれいに彩られたら
思い出をたどることも楽しくなるかもしれません。

鍵のない夢を見る   ~辻村 深月~

nokey.jpg

直木賞受賞おめでとうございます。

しかし、
こんな暗い、救いのない小説で良かったのか?と
思ってしまう内容でした。

5編中5編とも
本当に救いがない、お話。
どこかにハッピーエンド的なエピソードでもあれば
読後感も良かったんじゃないかと思うんですが、
最後まで重かった。

なんだか、
興味のない話に
さんざん付き合わされた後の疲労感…
そんなものを感じました。

鍵のない夢を見るというタイトルから
逆に逃げ場がない、という印象を受けた。
内容も逃げ場のない女性たちが
破滅に向かっていく、そんな印象。
最後の話だけ、
なんとなく、いい感じで終わったように思えるけどね。
でも、追い詰められた感はぬぐえないので
やはり重すぎる。

ただ重く感じられるけど、
読みやすい作品ではありました。

ちなみに電子ブック kobo で読みました。

髑髏城の花嫁   ~田中 芳樹~

castleskull.jpg

えっと、確かこれは3部作の2作目になるんですが、
1作目はミステリーYA!の作品でしたよね・・・。
それからいったいどれだけの時間が・・・。
結局理論社のミステリーYAシリーズは出なくなり、
版元を変えての再出発というところでしょうか。

さてさて、
第2作なんですが、
第1作の月蝕島の話から数ヶ月しか経ってないという・・・
現実は数年経っているのになぁ。

で、今作も世界史の、しかもヨーロッパ史がよく分かる。
といっても数世紀のだけど。

髑髏城に入ってからの展開があっという間で
もっとその辺を深く書き込んでもらったほうが
面白かったんじゃないかな、と思ったんですけどね。

次作はどのくらい後になるんでしょう。
早く出ないと今作も忘れてしまいそうです。

あやかし草紙   ~千早 茜~

ayakashizoushi.jpg

前作では西洋の御伽噺を今に置き換えて独自の世界観を
出していた千早さんですが、
今作は日本の昔話です。
彼女らしい耽美な世界観を十分に残しつつ
不可思議な昔話の世界を作り出しています。

最初の話は芥川の「羅生門」を思い出させるような書き出しで
ぞくっとしましたね。
話はぜんぜん違うんですけど。

ただの昔話ではなく
妖しい雰囲気に満ちたお話ばかりでした。

おとぎのかけら   ~千早 茜~

otogii.jpg

西洋の御伽噺を千早さんの解釈で描く大人の童話集。
どれも凄く怖い、というかハッピーエンドでは終わらない
不気味さというか何と言うか
おどろおどろしさがかもし出されていて
非常にゾクゾクしながら読みました。

前作の『魚神』も独特の淫猥さというか
非常に絵画的な物語だったけど、
こちらも短編でありながら
独特の世界観が非常に面白い。

読み終えて感じたことは
やはり、怖いという印象でした。

でも、こういう作品、嫌いではない。

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