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Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
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限界集落株式会社   ~黒野 伸一~

genkai.jpg

STORY BOX で読んでいた作品ですが、
もう一度まとめて。

仕事を辞め
祖父のいた農村にやってきた優。
そこでは効率的に物事を進め
生活を送ってきた優にとっては
不可解なことばかり。

最初は
農業に対して
愛情もなければやる気もない。
そんな様子だったのに
最後には
その村にとってはなくてはならない存在に。
色々事件は起こるけれど、
結局はハッピーエンドに。
まぁ、物語だけでもハッピーエンドで終わらなければね。
現代の日本が抱えてる問題は
こう簡単には解決できないだろうし。

改めて読んでみて
これは面白い作品だったなぁ、と
再確認でした。

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極貧!セブンティーン   ~黒野 伸一~

gokuhin17.jpg

非常に残念な作品でした。
黒野さんの作品はこれまで楽しく読ませていただきましたが
これはちょっとなぁ、という感じ。
17歳で家出した女子高生が
まぁ最終的には医者になり、
カウンセリングをしたりしてるんだけど
そこに行きつくまでの内容があまりにも薄っぺらくて
予定調和で、
きっとこうなるだろう、という結末が途中で読めて、
しかもその通りになるっていう…。

言いたいことはわかるんだ。
たぶん、
夢を持ち続けることが大切なんだ、ということを
若い子たちに伝えたいんだろう。
いいメッセージだと思うけど、
この展開でそれはないだろう?
最後は予想を裏切って
3人で幸せになりました、って結末の方が
個人的にはよかったかなぁ、と。

限界集落株式会社とか
かなりいい話だっただけに
その後がこの作品だと、がっかりだなぁ。
黒野さんは好きな作家さんなので
次作に期待したいです。

2泊3日遺言ツアー   ~黒野 伸一~

yuigon.jpg

2泊3日で遺言を書く、そんなツアーを企画した川内美月。
しかし、参加したのはたったの4人。
しかも一人は19歳の若者。
そんな4人に遺言を書かせることができるのか。

ドタバタな感じばかりかと思ったら
わりとシリアスだったり、
遺言を書こうというきっかけが重かったり
まじめに遺言を書くということを考えさせられた。

まぁ、内容はちょっと突飛なところもあるけれど、
でも、しっかり自分のこととして
遺言に向かい合わなければならないなぁ、と感じた。

たとえ財産がなくても
自分の思いを伝える遺言でもいいみたいなので
さて、自分も真剣に考えてみましょうか。

あ、その前にこの中に登場する女性のように
親に遺言を書かせることに躍起にならないとダメかな。

ジョシカク!   ~黒野 伸一~

jyoshikaku.jpg

東京へ行ってしまった男を追いかけて
なぜかグラビアアイドルになってしまった美麗。
しかし、売れっ子にはなれず
女子総合格闘技の試合の
ラウンドガールとして細々と活動している。
が、ひょんなことから
その女子総合格闘技の世界に入ってしまう。
選手として格闘技に目覚めていく美麗だが・・・。

黒野さんの作品は女子を主役にしたものが多いですが、
これも、その一つ。
なかなか面白い。
グラビアアイドルとして売れるつもりが
ラウンドガールを細々と続け
夜はキャバクラで働く。
そんな美麗に痩せなきゃクビの通告が。
ダイエットのために入門した格闘技道場。
類まれな身体能力を持っていた美麗は
そのまま事務所の思惑に載って
現役グラビアアイドル格闘家になってしまう。

気の弱い女の子のはずが
だんだん格闘技に目覚めていく様子や
美麗とその彼氏との関係、
美麗の周りの格闘家たちや所属事務所の上司など
読み進めて行くうちにどんどん面白くなっていく。

割とさらりと読めてしまいますが、
結構面白いですよ。

かもめ幼稚園 マンモス学級編   ~黒野 伸一~

kamome2.jpg

かもめ幼稚園の続編。

年中組3クラスが合併してマンモス学級になった。
その副担任をすることになったちかこ。
それまでは1クラスの担任だったのに、
副担に降格したことで、ちょっとだけ腐り気味。
担任ともう一人の副担は9月に入ってきたばかりの人。
それぞれが一癖も二癖もあって
園児の世話だけでも大変なちかこの毎日は
更に忙しさを増していく・・・。

いやぁ~、面白かったですよ。
前作にも出てきた園児たちが更にパワーアップしてるし、
新しい担任はスーパーウーマン。
何でもこなせる女性。
もう一人の副担は運動系はばっちりの筋肉系男子。
そんな二人に囲まれて劣等感を増していくちかこですが、
ちゃんと前作より成長してました。

アスペルガーの疑いのある園児をかばい、
自分になつかない園児と格闘し、
日々成長の証を見せるちかこに感服。
あれだけ保育に対して情熱もなかったのに、
今作ではその情熱だけは誰にも負けないくらいに
成長してます。
もちろん失敗もするけれど、
周りもちゃんと彼女の成長に気づいていて
最後は感動のフィナーレ。

もう一人の副担の男性教諭ともいい関係になりつつあり、
仕事だけではなく、恋愛にも頑張れそうなちかこに
これはまた続編ありかな?という期待も大きくなります。

黒野さんの描く女性は本当にキュートでかわいらしい。
完全な女性ではなく、どこか欠点があるところが
憎めません。

前作の感想でも書いたけど、
保育者も教育者も今の時代は本当に大変。
その大変さもしっかり描いているところに
感謝です。

かもめ幼稚園   ~黒野 伸一~

kamomeyouchien.jpg

かもめ幼稚園で働き始めたちかこは、やる気のな~い毎日。
うるさいママさんグループや生意気な子供たち、日和見主義の園長、
マイペースな先輩…とうんざり。
それなのに彼氏は全然話を聞いてくれず、鬱憤はたまる一方。
もうやめちゃおっかな、と思いはじめたころ、
ちょっと素敵なパパに惹かれてしまって…!?

新米幼稚園教諭のお話です。
読んでて他人事ではないなぁ~、なんて。
相手は幼稚園生ではないけれど・・・。
まぁ、その保護者という点では同じかな。

ちかこは幼稚園教諭になって以来、
毎日毎日園児とその保護者(特に母親)に振り回されている。
良かれと思って進言すれば
園長室に怒鳴りこまれ、園長から叱責を受け、凹む毎日。
夢も希望もなくすような先輩からの助言・・・。
本当にちかこの苦悩が手に取るようにわかります。
良かれと思ってやったことが全て悪い方へ向かっていく。
あがけばあがくほどより泥沼にはまっていく。
挙句に恋人に振られ、新しくいいな、と思った人には結婚相手が。
そんなちかこの苦しさや切なさが上手く描かれている。

しかし、失意のどん底にいるときに
手を差し伸べてくれたのは・・・
やっぱり園児たちだった。

最後はほろっと来ます。
なんだかんだ言いながら
幼稚園の先生をやる気になったところで話は終わるけれど、
多分これからもちかこの受難は続くはず。
何となく続きが期待できそうな終わり方だったんだけど・・・。

しかし、保護者のなんと言うか自分勝手な論理にやはり当事者のちかこでなくても
腹が立つ。
でも、口答えは出来ないんだよね。
ストレスが溜まるのは実生活でも同じ。
これはフィクションではない。
きっとこんなことで悩んでいる人たちはたくさんいるだろうな。
しかしこの物語を読んでいくと
確かにきつかったり辛かったりするんだけど、
いや、まだ頑張ろう!ってな気持ちにもなりました。



長生き競争!   ~黒野 伸一~

nagaiki.jpg

「どうせなら金を賭けないか?誰が長生きするか」。
聡、弘、明男、正輝、博夫、規子の6人は、小学校時代からの幼なじみの76歳。
全員ヒマな上、比較的元気なので、時折同窓会を開くが、どこの誰がボケただの、
病気で死んだだの、暗い話題ばかり。
そんなある日、6人の中でも最も明るくマッチョな明男が、こんなラテンな提案をして…。
高度高齢化社会をやさしい希望で照らす、渾身のヒューマン・エンタテインメント。

誰が最後まで生き残るか、
非常にきわどい賭けだな。
本文にもあるように『老人版バトルロワイヤル』。
まぁこちらの場合は放っておいても一人ずつ脱落していくんだけど(黒笑)

この6人に若いエリという女の子も参加する。
その理由はここではいわないけれど、
ちょっと安易な設定だな、と不快感もある。
が、この子を出さないと話が展開していかないからしょうがない。
でも、他の理由だってあっただろうしなぁ~。

一人ずつ、減っていく。
賭けをしてから決着がつくまで8年ほどかかるんだけど、
本当に一人ずつ一人ずつ
ろうそくの火が消えていくように命を落としていく。
悪趣味な作品だとも思えるかもしれないけれど、
それぞれの死生観を興味深く読むことが出来た。

そもそもこの賭けも、賭けをすることで張り合いを出して長生きしようという意図で
始められたもの。
こういう賭けもいいのかも。
死んででなるものか、逆に元気になってしまうかもね。

切なくもあり可笑しくもあり
しかし、死に関して考えさせられるお話でした。

女子は、一日にしてならず   ~黒野 伸一~

jyoshi.jpg

孤高で巨大な女の子の成長と減量の物語。
幼少時から巨大な容貌故に、孤高に生きてきた主人公。
彼女は、詐欺事件に巻き込まれたことで友情や家族愛に目覚める。すると、
体にも変化が訪れた!内面が変われば外見も変わる?心のデトックス小説誕生!

女の子というか、
28歳の女性の話なんですけどね。

小さい頃から太っていた奈美江が主人公。
何よりも食べることが大好き。
4Lから5L、5Lから6Lとサイズアップしていく奈美江が加入したのが
「ファット イズ ビューティホー」をスローガンに抱えた
FBクラブ。

このFBクラブが凄い。
巨女ばかりのこのクラブでは
ただ食べて食べて食べてを繰り返すへんなクラブ。
そして太っていることこそ美点であるというクラブ。
が、太りすぎは体に悪いだろ・・・。

そんなFBクラブの主宰する合コンに参加した奈美江は
南原という小説家と知り合うが、
実はこの南原が曲者で・・・。
奈美江はすっかり落ち込んでしまいます。
が、これを契機に自分を見つめなおすことに。
そしてダイエット開始。
奈美江は美しくなれるのだろうか?

これは面白かったです。
奈美江のキャラクターが強面でみんなに恐れられる存在。
でも、恋をしてからの奈美江が非常にかわいらしく描かれていて
そしてある事件をきっかけに自分を見つめなおす過程が
すごく良かったです。

で、女性の体型についての世間の見方も
辛らつに批判している内容もグッドでした。

TBさせていただいたブログ
いつか どこかで

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