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Author:す~さん
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オーデュボンの祈り    ~伊坂 幸太郎~

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伊坂作品の中でも1番好きな作品です。

強盗に失敗した伊藤は知らぬ間にとある島で目を覚ます。
そこは言葉を話し、未来を予知できる案山子のいる島だった。
しかし、その案山子は何者かによって殺害される。
未来を予知できる案山子が何故自分の死を予知できなかったのか?
それとも予知した上で殺されたのか、
伊藤はその謎を追って島内を探っていく。
そしてそこで得た真実は・・。

登場人物がとても魅力的です。
嘘つきの画家、
体重300キロのウサギさん、
島の規律として殺人を繰り返す男「桜」。
それぞれに理由があり、それぞれの真実がある。

誰にも知られていない、
日本地図にも載っていない、そんな島での出来事。
日常から乖離した世界。
ありえない話しを
あたかもあるかのように進めていく
文体にはまりこみ、
一気に読み進めていきました。

間違いなく、
ボクの中では伊坂作品のベスト1です。

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魔王    ~伊坂 幸太郎~

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伊坂作品の中ではイマイチ中に入り込めなかったなぁ~。

思ったことを別の人間に喋らせることができる男が主役。
憲法改正やファシズムを題材にし、
大衆を扇動する政治家と対峙しようとしたが、
その最後は・・・。
普段の伊坂作品とは異なり、
非常に重い雰囲気の話しでした。
最後には主人公も死んでしまうし、
その死が政治家とどう関係があるのか、何故、彼は死ななければならなかったのか、
その答えは結局見つからなくて、
最後まで読んでも釈然としないものがありました。

ただ、『死神の精度』に登場する死神『千葉』が出てきた瞬間、
彼は死んでしまうんだろうな、と感じられたけど・・・。

もう一遍『呼吸』という作品も入ってます。

その死んだ男の弟夫婦が主役。
兄の死後、つきまくる弟。
そこには何か、あるのか・・・。
弟は兄が対峙したものと自分も対峙しようと決心していた・・・。

話しが中途半端に終わってしまった感があって、
おそらく続編が書かれるんではないかと、期待してます。

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本を読む女。改訂版

おたんこナース     ~佐々木 倫子~

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『動物のお医者さん』で知られる佐々木倫子の漫画。

原作は元看護師なだけに病院内部のことが詳しく描かれてます。

病気も事情も異なる患者を相手に新米ナースの奮闘を描いてますが、
時に明るく、時に切なく、物語は進んでいきます。

それぞれのケースは実話を基にされている部分もあり、
妙に生々しかったりもする。

そして必ずしも元気になって退院する話ばかりではなく、
無言のまま帰宅する話しもある。

漫画を通してだけど、
人の命ってこんなに儚くて、それでいて強くて、
不思議なもんだなぁ~って改めて感じさせられました。

全6巻で終わってしまったのが残念ですが、
原作者は何冊かの看護師奮闘記を書いているので
そちらをあわせて読むと楽しさも切なさも倍増間違いなしです。

一番好きな話しは・・・
尿測のために尿を瓶に溜めないといけないんだけど、
ある患者の瓶に他の患者が尿を足してあげている、って話し。
ここで初めて
尿の量を測るために毎日尿を瓶にためているって
事実を知りました。

またひとつ大人になったなぁ~。

マドンナ       ~奥田 英朗~

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中年中間管理職を主人公にした短編5編からなる作品。

マドンナ 人事異動でやってきた若い女子職員にほのかな恋心を抱く
     一人の課長。
     男性部下との恋の鞘当をするも
     彼女には憧れの人がいた・・・。

ダンス  部長と他の課の課長との間に挟まれ右往左往する課長。
     家に帰れば息子との軋轢。
     いかんともしがたい状況で・・・。

総務と女房 総務課に異動した課長。総務課の腐敗を知り、改革に
      臨もうとするが・・・。

ボス   部長に昇進すると思いきや、代わりになった部長は女性。
     部内のしきたりをどんどん変えていく女性部長に腹を立てる
     課長だが、その部長の意外な顔を知り・・・。


パティオ 閑古鳥の泣く港パーク。
     そこにあるパティオでは一人の老人が読書を楽しんでいる。
     港パーク活性化担当の課長はその老人に自分の年老いた
     自分の父親を重ね、親近感を持つようになるが・・・。

自分の年齢よりもちょっと年上の、中間管理職たちの奮闘を描いている。
大きな事件はない。
会社の中では起こるであろう、ちょっとしたこと。
そこに中間管理職の悲哀がこもっている。
会社勤めはしたことないけど、
自分がこんな立場だったら、間違いなく胃を壊すだろうな・・・。
良かった、会社員じゃなくて・・・と思わせる作品。


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おいしい読書生活
マロンカフェ~のんびり読書~



枯葉色のノートブック    ~赤川 次郎~

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登場人物が毎年1つずつ年を取っていく、画期的なシリーズ。

主人公は杉原爽香。
15歳のときに殺人事件に巻き込まれ、
以降、18年連続で様々な事件に首を突っ込んでいく・・・。
もちろん彼女も年を取り、
周りの人間も年を取っていく。
読み手も同じように毎年一つずつ年を取っていくわけだから
親近感が湧き、
他の作品よりも感情移入がしやすくなる。

18年も続く大河ミステリーと呼んでいいんだろうか・・・。

中学生から高校生・大学生となって行き、もちろん就職し
結婚もして・・・。
幸せなはずなのに、なぜか彼女の周りには事件ばかり。
それをすべて解決していくのもほとんど彼女。

今回の作品は多分この爽香シリーズでは初めて
人が死ななかったような気がするけど・・・
ほとんどうろ覚えなので覚えてない。

今回は爽香が担当するケア付きマンションプロジェクトの中にいる人物が事件を起こす。
女子高生に会社の金を貢いでいる。つまり横領。
その女子高生との件がその人物に暗い影を・・・。
そして最後は・・・。

第1作からずっと読み続けています。
毎年9月に発売されるので楽しみにしているのに・・・。
今年はすっかり忘れていて、先日買いました。

来年はどんな事件が起こり、
どんな人生を歩んでいるのでしょうか?
そちらも楽しみです。



泌尿器科医 一本木守   ~高倉 あつこ~

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自称天才泌尿器科医 一本木守が活躍する医療漫画!!

ってか、泌尿器科医を主人公にするって・・・。

しかし、結構ためになること多いかも。
泌尿器科医ってシモのことばかりじゃないのね。

ちゃんと腎臓だとか、その辺の内臓関係にも詳しいし、
手術だって外科医張りの手術をしちゃうんだね。
この漫画で初めてそんな初歩的なことを知りました。

小さい子の話しから老人の話まで
やっぱり泌尿器科も様々な患者を抱えてるんだなぁ~って
思いましたね。
泌尿器かってやっぱりなんとなく『イケナイ』イメージが
あったんだけど、
この漫画を読むと、別に恥ずかしくないじゃん!!って気にもなりますな。

主人公の恋人がやけに泌尿器関係に詳しくなってしまうのも
『あるある』な感じで面白いです。

性病の話しなんかも若い子にはちゃんと読んでもらって
無謀なことはしないように注意を喚起したいもんです。

全11巻
連載も終わってしまって残念な気もしますが、
この作者の作品は他のもかなり面白いので
次回作に期待したいと思います。

生協の白石さん

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生協の白石さん

面白いよ、これ!

世間で評判になってるから 読んでみたんだけど、
期待にそぐわず 面白かった。

普通だったらこんな質問は無視するだろ!?ってな
質問要望にまできちんと答えてくれる。
しかも、単に『ダメ!』とか『無理!』という答えではなく、
ものすごくウィットに富んだ返答をしてくれる。
こんな生協職員見たことない!
ってか、自分も大学生のころ、確かに生協にはお世話になったけど、
実はこの『質問・要望カード』なんてものの存在はまったく
記憶にございません。
きっと今頃全国の大学生協では、
第2の白石さんを目指している生協職員と
そんな第2の白石さんを作り上げようとする
学生や生協が増えているのではないか、と思うのは自分だけでしょうか?

そこのあなた!!
目指してみませんか???

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マロンカフェ ~のんびり読書~

死神の精度    ~伊坂 幸太郎~

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今一番好きな作家です。

最近読んだ彼の作品の中では一番読みやすい。

「死神から見た人間模様」という設定は共通するが、あるときはミステリー、あるときは恋愛小説と、多彩なスタイルの巧妙な物語を楽しむことができる短編集になっている。

「千葉」と名乗る死神はその人間が本当に死ぬ価値があるのかどうかを
見極めるのが仕事。
彼がOKを出せば、その人間は死ぬし、
OKを出さなければ、その人間は死なない。
最終的には彼はOKを出すんだけどれど
その最期は時に切ないものがありました。

それぞれが独立した短編でありながら、
ちょっとした時間軸をずらしつつ
ほんの少しだけ絡み合いながら
意外な『おっ!』っていう発見があり、
読ませ方が上手い。

また彼の小説には別の小説の登場人物が良く出てくる。
今回もある短編に『重力ピエロ』という作品の登場人物が出てきたりして、
伊坂作品ファンにとっては非常に楽しく読めるものだった。

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ほんだらけ

クレヨンしんちゃん 43    ~臼井儀人~

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漫画も読みます。

PTAからは『子どもに見せたくないテレビ番組』に選ばれてますが・・。


でも、映画とか意外と泣けるよ。

そんな『クレヨンしんちゃん』ももう43巻目。
早いもんです。

欠かさず買い続けているコミックはもうこれくらいしかありません。

今回は『ロード・オブ・ザ・リング』のパロディや

『オペラ座の怪人』のパロディまで楽しめます。

おバカな内容だけど、
笑えて、そしてちょっとだけ感動して(ほんのちょっとね)、
楽しめる作品です。

明日の記憶    ~萩原浩~

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若年性アルツハイマーに罹ってしまった
50歳広告会社営業部部長。
徐々に記憶が消えていく
そんな恐怖をしっかりした文章で引き込ませてくれます。
もし自分がそうなったら?
そんなことを考えながら
読んでみました。

怖いです。

大事な記憶が
愛する人の記憶が
消えてしまったら・・・

怖いです。

何かしなくちゃ、
そう思った。

最初は単なる物忘れかと思った・・・。
そしてすべての記憶が失われていく・・・

ひとつだけ。
痴呆とアルツハイマーは違うものらしい。

映画化も決定されました。
渡辺謙と樋口可南子。
ちょっとイメージに合わないような気もするけどなぁ~。

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ほんだらけ
苗坊の読書日記
本のある生活
ひなたでゆるり

その日のまえに    ~重松清~

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またまた重松清です。

が、好きなんだからしょうがない。

この作品は7編からなる一見短編集。でも実際にはすべてがリンクしあっているお話しでした。

第1章 ひこうき雲 小児がんに冒された女の子のお見舞いの色紙に
          学級委員長の描いた鳥の絵は、天国に向かって
          飛んでいく鳥のように見えた。
          無意識の中に『死』を予感していた委員長はそ
          の自分の残酷さに気付いて・・・。

第2章 朝日のあたる家 夫を亡くした女教師の下に舞い込む元教え
            子の問題。本人同士での解決を願いながら
            彼女のとった行動は??

第3章 潮騒    余命数ヶ月の宣告された男は小学生の頃過ご
          した海の見える街にやってきた。そこで元同級
          生と会い、海で亡くなった同級生の話を思い出
          し、数ヵ月後の街の花火大会まで生きたいと願
          うが・・・。

第4章 ヒア・カムズ・ザ・サン
          母一人子一人の家庭に起こった母親の病気。街
          で弾き語りをする女の子に託した母の想い。息
          子はそんな母親の思いに気付き、母親の面倒を
          きちんと見ようと心に決める・・・。

第5章 その日のまえに
          余命数ヶ月宣告された妻。残された日々をきち
          んと過ごさせたいと想う夫。
          その日のまえに彼らが取った行動は・・・。

第6章 その日   ついにその日がやってきた。
          残された夫の気持ちは、そしてその日を迎えた
          周りの人は・・・。

第7章 その日のあとで
          妻が残した夫への最後のメッセージ。そこには
          妻の最後の願いが・・・。

短編集の構造をとりながら、すべての登場人物が「その日のまえに」の
『私』と『妻』の周りに登場する。
相変わらず展開が上手いなぁ~と引き込まれていく。
最後に『妻』が残したメッセージ。
そこには家族への彼女なりの『愛』がたっぷりとこめられているような

気がした。
号泣するまでには至らないけど、
心にじんわりと染み込んでくるお話しでした。


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読書記録
本を読む女。改訂版
苗坊の読書日記

クリスマス・ストーリーズ

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きらびやかな表紙が彩る6つのクリスマスストーリー。


奥田英朗/大崎善生/角田光代/島本理生/盛田隆二/蓮見圭一の
6人がつむぐクリスマスのお話です。

だからといって
楽しいクリスマスのお話ばかりではありません。

クリスマスに外泊を計画する女子高生の娘を心配する母親。
クリスマスを前に離婚をする1組の夫婦。
不倫中の男と別れ一人夜行列車に乗る女。
中距離恋愛中の恋人同士。
不倫中のカップル。
母親との馴れ初めを息子に語る父親。

決して甘いだけがクリスマスではない!と伝えるかのような話ばかりです。
でも、はたから見たら楽しいクリスマスではないかもしれないけれど
本人たちにとってはそれでもクリスマス・・・。

クリスマス前に一読してみてはいかがでしょうか?

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粋な提案
ひだまりで読書

トワイライト    ~重松 清~

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重松清作品連投です。

39歳になった小学校の同級生が、
6年生のときに埋めたタイムカプセルを掘り出しに
廃校になった小学校へ向かう。

集まった元小学生たちには
それぞれの生活があり、
それぞれに悩みを抱え、毎日を精一杯に生きている。

リストラされそうな会社員。
離婚の危機にある夫婦。
人気のなくなった予備校講師。
病気に冒され、死期も近い男。
障害のある給食配達人(唯一幸せかも)。
不倫をし、殺害されてしまった元担任。

どの人生も吹っ切るにはまだまだ重い。
ほんの1週間の間に起こる出会いや別れ。
そして心の葛藤。

『今、幸せですか?』という元担任がタイムカプセルに残したメッセージ。

誰一人として答えられないもどかしさ。

同じ年代のボクにとっても非常に胸に突き刺さる言葉です。

そして、さまざまな壁にぶち当たっていた彼らが取った行動は?

最後まで飽きることなく、
一気に読み通すことができた作品です。

あなたならタイムカプセルに何を入れますか・・・・?
そして、『今、幸せですか?』の問いに
『YES』と答えられますか?

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サラリーマンの読書エッセイ

きみの友だち   ~重松 清~

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平井堅の歌ではありません。

重松清の最新作。

短編集だけど、
登場人物は微妙に重なりながら
時間軸を少しずつずらしながら
ある女の子の周りの人たちにスポットを当てつつ

『友だち』って何なんだろう?と考えさせられる物語でした。

『友だち』っていっぱいいたほうがいいのか。

それとも『親友』と呼べる人が一人いればいいのか。

『友だち』なんかいらない、と突っぱねるのもいいのか。

この物語でこんなフレーズがありました。

「いなくなっても、一生忘れない友だちが、一人、いればいい」

グッときました。
友だち探しに躍起になっている
今の子どもたちに教えてあげたい。

そして自分にも。
そういう友だちがいますか?
と問いかけてみた・・・。

自分はいなくなっても一生忘れない友だちがいるだろうか?
ボクがいなくなってもボクのことを忘れない友だちがいるだろうか?

ALWAYS 三丁目の夕日    ~山本 甲士~

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映画がもされた西岸良平原作の漫画『三丁目の夕日』を小説化した作品。

『三丁目の夕日』に関しては、以前、アニメ化もされて好きで見てた記憶がある。
エンディングは森公美子が唄う「It's a Wonderful World」だったような記憶が・・・。

昭和33年の4月から3月までの1年間を月ごとにショートストーリーに纏め上げたものです。

当時、もちろん生まれていないけれど、
その昭和の雰囲気は良く分かります。
田舎育ちなので、古き良き日本の風景が文章を読むだけで
十分伝わってきます。
漫画を知っているので
読んでいても、この人物はきっとこんな姿形なんだろう、って
想像も楽しく、
あっという間に読み終わってしまいました。
読後もなんだか、心が温かくて、いつまでもその余韻に浸ってました。

物は増えて、一見豊かになったように見える、今の日本。

でも果たして、本当に豊かになったのか、
この本を読んでもう一度考えてみました。

港町食堂   ~奥田英朗~

港町食堂


直木賞作家 奥田英朗 の紀行エッセイ集
雑誌『旅』に連載されていたものを単行本化したものです。

高知~五島列島~仙台~釜山~佐渡~礼文

港に寄りながら、そこの名物を食し、
スナックで酒をあおり、
船に揺られ、
旅していきます。

小説しか読んだことがなかったんだけど、
エッセイも面白い。

これを読んで買い物ツアーだけではなく、
その地元をもっと楽しまなくっちゃ、そう感じました。

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