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す~さん

Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
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削除ボーイズ0326    ~方波見 大志~

sakujyo.jpg


第1回ポプラ社小説大賞だそうだ。

過去の出来事を消去できる機会を手に入れた小学生、直都。
そのKMDを使い、消してしまいたい過去を消去しようとする。
しかし、その機械を使うことで
本人と回りの人間の微妙な記憶のすれ違いが起こり、
悪いことを消そうとしたのに
消したがためにさらに悪いことが起こったりしてしまう。
すべてを元に戻すため
KMDを使わざるを得ない状況になってしまった
直都とその友人。
さて、その結末は・・・

あ~~~最後が不完全燃焼!
エンディングがそのままプロローグへと繋がっていくんだけど、
じゃ、結果はどうなったの?
それは読者に想像しろと?

途中、???な点もありながら、最後まで割と面白く
読み進められたけど、最後はどうなるの?
その1点が明瞭にされていない分、
詰めが甘かったなぁ~と思わざるを得ない作品でした。

評価は分かれる作品だなぁ~と思いますね。

しかし、過去を消去できる機械があれば
あんなことやこんなこと、消してしまいたい過去がたくさんあるので
使ってみたい・・・。

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プラネタリウムのふたご   ~いしいしんじ~

twins.jpg


とある村のプラネタリウムに置き去りにされたふたごの兄弟。
彼らはテンペルとタットル名づけられ、
プラネタリウムの解説員の息子として育てられる。
その後成長した二人。
テンペルはひょんなことから手品師一座と行動を共にし、
有名な手品師になる。
タットルはそのまま村に残り、郵便配達夫として
またプラネタリウムの映写技師として父を手伝うようになる。
その二人の行く末には・・・

最後がこんな終わり方でいいのかよ~~と思わず呟いてしまいました。
切な過ぎて
最後の最後だったので
それまで出てきた人物の想いも十分すぎるほど
伝わりすぎて
この終わり方でいいのか?いしいさん!と言いたかった。
しかし、この終わり方であるからこそ、
良かったのじゃないかとも思えてきます。

いしいさんの作品は
色的に言うと「灰色」の感じがします。
だからといって
決して暗く悲しい物語なのではなく
そこにその登場人物の人生が反映されてるような気がします。

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可愛いベイビー   ~吉村 達也~

prettybaby.jpg


別れた妻から結婚式の招待状が届いた!
相手は22歳も年上の冴えない中年男。
嫉妬に駆られた元夫は妻を奪い返すことを決意する!!
しかし結末は・・・。

最初はコメディーかと思いました。
思いっきりサスペンスでしたね。
結末は予想に近かったけど、
そういう方向できたか、とちょっと意表も衝かれました。

「ボクは明るいストーカー」なんて言いながら
実際は本当に怖い存在でした、元夫。
そして現夫も気持ち悪いくらいでした。
妻は・・・

しかし、ものすごく楽しめた作品でした。

天国はまだ遠く   ~瀬尾 まいこ~

heaven.jpg


ようやく「瀬尾まいこ」を読みました。
ずっと気になる作家さんでしたが、初めての作品がこの『天国はまだ遠く』です。

自殺志願の女性が一人自分のことを知らないところで死のうとする。
山奥の民宿で睡眠薬自殺を計るけど・・・。
しかし、彼女は死ねなかった。
そのまましばらくその民宿で寝泊りし、
徐々に自分のあるべき場所を見つけていく。
そこはその民宿のある山奥ではなく
やはり今まで自分が住んでいた場所だった。
あるべき場所、やるべきこと
それに気付いたとき彼女はまた自分の町へ帰っていく。

淡々と進む物語。
でもそれが心地いい。
誰でも仕事に疲れ、毎日の生活に疲れ
そして自分を見失いそうになるときがある。
自分だってそうだ。
でも、その場から離れて自分を見つめなおしたら、
違う気持ちを持てるようになるんじゃないか・・・。

そんな思いを抱かせてくれる物語でした。

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westさんに本を

ラストシネマ     ~辻内 智貴~

lastcinema.jpg


映画がまだ人々の娯楽の主だったころの話。

小学生の哲太は東京で俳優をしていたと言う雄さんに
映画の話しをしてもらうことが好きだった。
しかし、雄さんは体を壊し、病院に入院していた。
徐々に体力を失い、あとは死を待つだけになってしまった雄さん。
そんな雄さんに
彼がたった1本台詞をもらった映画を見せてあげたいと願う哲太。
そして見つけたその映画。
何とか手に入れ、それを雄さんに見せようとする。

感動系です。
ただ話の筋としては展開が読めてしまうものです。
最初の段階で「あ~こうなってしまうな」って予想がつきます。

が、この物語を面白いものしているのは
哲太の父親の存在かな、と思う。
仕事もしてないようだけど、
周りから信用を得ていて、
それでいて息子に対して責任を放棄しているかのような生活。
でもしっかり息子に対しての愛情を持ち、
生き方を無言のままに教え諭している、そんな存在です。
彼の存在がなければ、
おそらく雄さんにその映画を見せてあげることも出来なかっただろう。

この父親の存在がなければ、この物語はつまらなかったと思う。

辻内さんは
現代物よりも
こんなちょっと昔の懐かしい雰囲気を醸し出す小説の方が
上手いような気がします。

鎌倉ものがたり   ~西岸 良平~

kamakura1.jpg


『三丁目の夕日』でお馴染みの西岸良平の漫画です。
『三丁目の夕日』が好きでようやく全巻揃えたので
今度はこちらを読み始めました。

主人公はミステリー作家の一色正和とその妻亜紀子。
『三丁目の夕日』がほのぼのとした昭和30年代の街の様子や
人々の暮らしを描いていたのに対し、
こちらは80年代半ば以降の現代が舞台で
殺人事件や様々な事件が起こり主人公の仕事同様
ミステリーっぽい作風になってます。
もちろん、おどろおどろしさよりもほのぼのとした感じが漂うのは
しょうがないかもしれませんが・・・。
狐や狸の化かしあいや霊の存在など描かれてるからかもしれません。

まだ1巻目なのでこれからどう面白くなっていくか、
楽しみです。
妻の亜紀子がまだ短大出てすぐに結婚しているので
幼さが残り、それゆえに奮闘している姿がかわいらしくて
そして面白い。

『三丁目の夕日』しか知らなかったけど、
他にも作品があるようなので
少しずつコンプリートしていきたい作家になりました。

ジュリエットXプレス    ~上甲 宣之~

juiet.jpg


大晦日から新年にかけてのたった45分に起こる物語。

坪内真夕子
佐倉遥
藤岡智美

この3人に降りかかる大晦日の悪夢。
一見何の関係もない事件が最後にひとつの結末に
繋がっていくのだけど、
途中までどう繋がっていくのかなかなか見えてこず
最後はどうなるのか、非常に気になりながら、先へ先へと
吸い込まれていくような感じでした。

真夕子が体験する幼児誘拐、新興宗教の事件。
遥が体験する殺人フィルムの噂の検証と血まみれの侵入者。
智美が体験する強盗襲撃

点と点がひとつの線になったとき、
その驚きの結末に繋がっていく。
スリリングで手に汗握る展開が続いていく。
たった45分の出来事を、こうも劇的に我々を物語の中に
引き込んでいく作者がすごい。

最後までこいつがすべての原因だったのか、と思わせつつ・・・
最後の最後まで予期せぬ展開でかなり面白かったです。

図書室の海    ~恩田 陸~

toshoshitsu.jpg


これは以前に読んでいた本。

『夜のピクニック』を読んだので
確かこの作品集に『夜のピクニック』の前日談が載ってたなぁ~と
思い出してそこだけ再読。

あれ?
若干違うんだけど・・・。
杏奈(だっけ?)じゃなくて美夜になってるし、
二人の秘密を知っているの人間が個人的な秘密の計画を立ててる
ってとこで終わるんだけど、
結局この人は誰?
これが杏奈?
で、その計画は?

あ~訳わかんなくなってきた。
そんな感じでした。

そのほかにも『六番目の小夜子』の番外編があったり
SFものやファンタジー系、ホラー物?もあり、
いろんな恩田陸が楽しめる短編集になっているんじゃないかと
思います。

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世界で一番小さな図書室

puzzle ~恩田 陸~

puzzle.jpg


元鉱山の廃虚となった孤島。
そこで3人の男が不可思議な死を遂げた。
一人は餓死。一人は全身打撲死。一人は感電死。
身元が分からない3人が何故ほぼ同じ日時に
無人島で死んでいたのか。
しかも別々の死因で・・・。

そこに2人の検事が真相を探りにやってくる。
そして二人が導き出した結論は?

面白かったです。
非常に不思議な感覚の物語でした。
ただ、あまりにも偶然が多すぎるかな?という感じでしたけど。
そこがもう少し必然性を感じさせる文章だったら
ほぼパーフェクトだったんじゃないかと思います。

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それでも本を読む

UFO大通り    ~島田 荘司~

UFO.jpg


今日も初体験の作家さんです。
と言ってもかなりの大御所のようですが・・・。

初の作品はファンの間ではおなじみの御手洗シリーズ。
作品を始めて読むボクにとっては御手洗シリーズなんていわれても
ピンとはこないんですが・・・。

Amazonのレビューでは手ひどく評価されてます・・・。
でも、ボクにはかなり面白く読めました。

『UFO大通り』と『傘を折る女』の 中篇2編からなっています。
どちらも同じようなアナフィラキシーが鍵になっているのが
確かに気になるといえば気にはなりますが、
まぁ、それを差し引いても、物語自体は面白かったです。

ちょっと設定や行動がありえないだろう?ってなところもあるにはありますけどね。

『傘を折る女』の雪子の取った行動は分からなくもない。
彼女の思って言うことも分からなくはない。
だから最後が切なかったですね。

あ、『UFO大通り』に登場する刑事が本当に嫌で、ムカムカしながら
読んでました。
最後の御手洗の一言にちょっとだけ胸がスカッとしましたね。

いつか王子駅で    ~堀江 敏幸~

itsuka.jpg


路面電車の走る下町の生活。
ただ読むだけでは時代設定がいつなのか
よく分からなくなる作品でした。
ずいぶん昔のような話もするし、
よく読むと現代であることは間違いない。
しかし、途中途中で回想シーンがやたら出てくることと
古書の引用が多くて物語の中へ入り込むことが出来なかった。

と言うか、純文学に弱いと言うことを実感させられた作品でした。

初めて読む作家さんだったので
初作品の感想で今後読むかどうか決めるんですが、
今のところ次の作品に手を出そうと言う気がしてきません。

1文1文が長く自分にとっては非常に読みにくかったです。

月もおぼろに三姉妹   ~赤川 次郎~

tsukimo.jpg


三姉妹探偵団19作品目。

物語は三姉妹の次女夕里子の後輩の父親が婦女暴行容疑で逮捕される。
保釈後、父親は放火、殺人の容疑で警察に追われることになる。
夕里子は恋人の刑事国友と真相を探ろうとするが・・・

三姉妹探偵団も19作目。
これもまた長く続くシリーズになりました。
三姉妹は相変わらず、事件に巻き込まれていきます。

真相はほぼ想像した通り。
しかし、そこまでもっていくのに、
『モーニング娘。』を基にしているだろう『ランニング娘』なんかも
登場して、その中のメンバーも事件に関わらせながら
結末へと導いていきます。

でも、そのメンバーと犯人のエピソードはいらなかったような気もします。
別の形で展開していったらよかったのになぁ~って感じです。

久々の三姉妹シリーズでしたが
相変わらずテンポが良く一気に読み終わりました。

助手席にて、グルグル・ダンスを踊って    ~伊藤 たかみ~

guruguru.jpg


伊藤たかみのデビュー作。

おそらく10年ちょっと前の話。
舞台は神戸らしい・・・。
日本の高校を舞台にしたとは考えられないような高校生の生活。
普通の飲酒して喫煙して車も運転して
しかも飲酒運転は日常茶飯事。
普通にプールが付いている家でパーティーもして。
高校生のくせに自分の車を持っていて。
ってありえなくない?
いや自分が知らないだけで、世の中にはそんな高校生はごまんといるのか?

刹那的に生きて
でも自分勝手な生活。
主人公からは確かに家での生活の様子なんかも出てくるけど、
生活感はまったくなかった。
生活をしているって言う雰囲気がまったく感じられない、
主人公だけではなく、他の人物も。

ちょっと拍子抜けした作品でした。



四度目の氷河期     ~荻原 浩~

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読み応えあり。

ワタルは母親と二人小さな町で暮らしている。
よそ者の二人に町の人たちは冷たく、二人をかたくなに受け入れようとしない。
幼稚園の頃から人と違う行動を取るワタルに友だちはなく、
いつも一人で母親の帰ってくるのを待っていた。

見た目が普通の日本人ではない渉に友だちはできず、
いつも遠巻きに見られる存在だった。
そして自分の出生に疑問を抱いていたワタルは
自分の父親は『クロマニヨン人』だと結論付ける。
それからのワタルは自分で石器を作り出し、
自分をクロマニヨン人の子どもとして見ることで
自我を保つことが出来るようになった。

そんなワタルにも友達ができる。
別の街から引っ越してきた少女サチ。
二人の関係は18になるまで続いていく。
二人がお互いの存在をかけがえのないものとして・・・。

450Pに及ぶ長編で幼稚園時代から高校卒業前までを
一気に読ませます。
出生の秘密。
もちろん『クロマニヨン人』の息子であるはずはないんだけど、
そして本人も年齢を重ねていくうちに
そんなことはありえないということも分かっているけれど、
自分が何者か分からない、
だからこそそこに自分のアイデンティティを求めてしまう
ワタルの気持ちが痛いほど読み手の心に伝わってくる。

そのワタルを支えている母親の存在とサチの存在。
すごく切なくて、すごく素敵な関係だと思う。
このまま幸せになってくれるのが一番なんだろうけど、
荻原さんは・・・・。

最後はこんな感じで終わってしまうのか・・・とちょっと不満に思いましたが、
ちゃんとした結末に繋がっていて安心しました。
ちゃんと読み手の心も分かってるなぁ~って感じで。
久しぶりに長編に挑戦したので、途中しんどくもなりましたが、
読後感は最高に良い!の一言です。
最後はちゃんと読者がその後を想像できるような終わり方だったし、
満足いく内容でした。

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本を読んだら・・・by ゆうき
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本を読んだり・・・

刑事ぶたぶた     ~矢崎 存美~

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山崎ぶたぶた 年齢40代半ば。
外見はぶたのぬいぐるみ。
本当のぬいぐるみ・・・
そんなぶたぶたさんが刑事になって登場。

そういえば、『ぶたぶたの休日』でも刑事ぶたぶたさんは登場してたなぁ~。
この流れだったのかな?

連作短編になっているが、
事件の本流は赤ちゃん誘拐事件。
その事件をメインに銀行強盗やぬいぐるみ針混入事件などを絡めながら
ぶたぶたさんと部下の立川の活躍を描いている。

一見ほのぼのとした感じだけど
誘拐事件では『性同一性障害』なども絡めつつ
ただ楽しいだけの物語りになっていないのはさすがですね。

でもやっぱりぶたぶたの存在には心が癒されます。

なんにもうまくいかないわ   ~平 安寿子~

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平安寿子 最近お気に入りです。
女性作家さんだからもちろん女性が主人公なんですけど、
まぁ、女性心理の勉強になる!?

並河志津子は42歳のバリバリキャリアウーマン。
仕事はできるけど、
私生活はなんだかついてない?
いや、ついてないっていうかなんだろう?
不思議な女性です。
子どももいないシングルウーマン。
世に言う負け犬。
しかしそんなコトバでは表してはいけない志津子の毎日。
若い男の子に現を抜かし、
年上の男にも魅力を感じ、
毎日仕事に追いまくられながらも、実は充実した毎日?
そんな志津子に振り回される周りの人間が
哀れに思えてきますけど、
それでも実は志津子に励まされ、元気付けられ、毎日を
同じように過ごしているんです。
思ったことは何でも口にして、隠し事が出来ない、そんな女性志津子。

周りにいたらうるさいだろうし、
自分勝手なところもあって、苦手に感じそうだけど、
でも、実は裏表のない実直な人間なんだよなぁ~。

でも、そばにはいたくないかも、疲れそう・・・。

夜のピクニック    ~恩田 陸~

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前の職場では
同じような行事が行われていました。
ただ、日中40キロほどの行程でしたけど。
だからここまで大変ではなかったんだけど、
少しはその辛さは分かる。
でも、辛いだけじゃなくて歩き終えた爽快感は
何物にも変えがたいものがあった。
そんな複雑な思いを久々に思い出させてくれた作品でした。

そして本作。
貴子と融の関係は誰にも秘密の関係で、
お互いにお互いのことを意識しながら無意識を装っている。
そんな二人だけど、周りの人間はこの二人の微妙な関係に
なんとなく気付いている。
無意識下の意識。
心の中では意識しているはずなのに、
無理して意識から消そうとしている二人。
なんか切ないですね。
そんな中、伝統行事の歩行祭を通して
お互いの気持ちに変化が・・・
最後は読んでもらうとして、こういう風に終わってよかったな、と。

高校生の男女の複雑な心理。
そこが見事に描かれています。
歩行祭という非日常の中で、日常を振り返るとき、
そこに真実の想いを口にすることが出来たのではないかと。

ただ歩くだけなのに、何故こうも特別なんだろう。
それは本当に歩いた人にしか分からない、永遠の謎だと思いますよ。

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バレンタイン     ~柴田 元幸~

valentine.jpg


翻訳家 柴田元幸の初小説集。
といっても柴田元幸という人がどんな人なのかも知らずに購入。

なんだろう?
不思議な小説集だった。
小説なのか、エッセイなのか?
でもエッセイにしては現実味がないし、
小説にしてはこれまた現実なのか虚構なのか
分からない不思議な世界が展開されている。

ここにリアルさはほとんどないといってもいい。
でももしかしたらそういうのもあるんじゃないの?って
思わせてしまう、
錯覚させてしまう
不思議な物語の連続に
こちらの感覚も麻痺していく、そんな感じでした。

本当に不思議の世界に迷い込んだような
でも、何故だか落ち着いていられる、
そんな妙なでも心地よい読後感を味わえた。

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先月のおさらい

八月の路上に捨てる      伊藤たかみ
東京バンドワゴン      小路幸也
さくら           西加奈子
トモ、ぼくは元気です    香坂直
ひさしぶりにさようなら    大道珠貴
ひなた           吉田修一
真珠色のコーヒーカップ   赤川次郎
宇宙でいちばんあかるい屋根 野中ともそ
さみしいお魚        別役実
ドスコイ警備保障      室積光
まほろ駅前多田便利軒    三浦しをん
都立水商!         室積光
くうねるところすむところ  平安寿子
男は敵、女はもっと敵    山本幸久
女たちは二度遊ぶ      吉田修一
デブになってしまった男の話し
              鈴木剛介

何とか2日に1冊ペースは守れました。
って絶対に守らなきゃいけないものでもないんだけど・・・。
来月も積読している本があるし、
古本屋やオークションそのほかで買った本が山とあるので
それを少しずつ片付けていこうかな、と。
しかし、購買欲がなかなか消えません。
すでに今日3冊買ってしまいました。
やばいですよ・・・。


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