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Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
メインはここ。
どうか見てやってください。
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上高地の切り裂きジャック   ~島田 荘司~

jack.jpg


御手洗潔シリーズです。
島田荘司の作品はこれが2作目でどちらも御手洗シリーズなんですが、
きわめて面白い。
御手洗のキャラクターが。
人を小ばかにしたような態度がたまらなくいいんです。
天才にありがちな?そんな態度も
ただ、常識に捉われていないってだけのことだろうとは思うんだけど。

『上高地の切り裂きジャック』には御手洗自身は出てきません。
スウェーデンだかどこかに行っちゃったらしいです。
しかも教授か何かをしているらしい。
そんなところに上高地で他殺体が。
腹部を切り裂かれ、中に小石を詰め込まれた惨殺死体。
容疑者は捕まっているのに、アリバイが崩せない。
そこを御手洗は現場にいないのにも関わらず
いろいろなヒントを与え真犯人を突き止めさせる。
手際がよろしい。
でも姿が見えないのが残念だったなぁ~。

『山手の幽霊』ではしっかり姿を現し、
ここでもちょっとした糸口から事件を解決していく。
石岡君がまったくの役立たずって言うところが
毎回のお約束だけど、
やはり石岡君がいるからこそ、御手洗の天才的頭脳が
際立つんだろうな~。
ホームズとワトソン君みたいな感じですよね。

御手洗シリーズは面白い。
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間奏曲   ~赤川 次郎~

kansoukyoku.jpg


赤川次郎がファンクラブ会報用に書き下ろしているショートショート集。
全27作品収録ですが、
それも10ページそこそこなので
ものすごく読みやすい。
赤川さんの作品は長編でもとても読み易いけれど
ショートショートはさらにこんなに短いのに
しっかりと読みやすく、そしてどれも面白い。
タイトルはファンクラブの会員が決めて
そのタイトルに沿った話を赤川さんが考えると言うことだけど、
他人が考えたタイトルでこれだけの話を作れるのは
さすがだなぁ~としかいえません。
そしてどれもハズレがないんですよね。
改めて赤川さんのすごさが分かります。
恋愛ものからミステリーものまでどれかに偏らずに
しっかりと色の違う27作品でした。

ズッコケ中年三人組   ~那須 正幹~

zukkoke.jpg


あのズッコケ三人組が帰ってきた!!
しかも小学6年生から40歳不惑の年になって。

といっても
ズッコケシリーズを読んだことがないので
分かりませんが・・・。
昔からのファンの人にとっては
あ~こういうふうにあの三人はなってしまうんだ~なんて思いもあるかもしれませんね。
初めて読むので先入観も何もなく読めたのはいいんだけど、
やはりこれは
主人公たちがたとえ40歳になろうとも
基本は児童文学なんだろうな~、と。
決して嫌いなわけではないですよ。

ただ、三人組とその三人組の私生活と
怪盗Xと知恵比べ(?)といろいろ盛り込みすぎたのかな?という
感はします。
多分メインの怪盗Xとのバトルはあっけないものだったし
トリックも何も説明されないまま
終わってしまったのがなんだか消化不良のような、そんな感じがします。

この後の作品も購入済みなので早いうちに読んでしまおうかな、と。

クリスマスのぶたぶた   ~矢崎 存美~

butabutakuri.jpg


クリスマスにぶたぶたのサンタがやってくる。

イブからクリスマスまでの2日間に起こる出来事が
時間を追って描かれています。
今回のぶたぶたさんはサンタの格好をして
デパートの配達人としていろんな人にプレゼントを
贈りに行きます。
贈り物を届けられた人、
その途中でぶたぶたさんを見た人、
みんなぶたぶたのサンタに出会い、驚き、そして心が暖かくなる。
プレゼントよりもぶたぶたさんに出会えたことが
本当のプレゼントのように思える。

どの話も心がほんわか暖かくなる話でした。
あ、30代OL二人組の話はちょっと身につまされるような話でしたけど(笑)

しかし、ぶたぶたさんに出会う人がみんな女性もしくは女の子っていうのが、ね。
男のところにはぶたぶたさんは来てくれないのか~~(笑)

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鴨川ホルモー   ~万城目 学~

kamogawa.jpg


ホルモーって何?
この疑問から読み始めたこの作品。
結局何よ?ってな感じですが、
ものすごく面白かった。
前半はちょっとだれる部分もあったけど、
後半からは勢いが増していき、さーっと読めた。

魑魅魍魎が跋扈するとまではいかなくても
鬼や式神がうごめく京都。
京都じゃないと成り立たないような話でした。

友情や恋もちょっと描き、
青春物語チックにはなってますが、
もう少しホルモーの戦いぶりを魅せてほしかったなぁ~とは思います。

が、面白いことには変わりない!

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酒井家のしあわせ   ~呉 美保~

sakai.jpg


映画のノベライズ版です。

友近が出ているということで買って読んでみた。
主人公はその友近演じる女性の息子。
その息子を通して母親の再婚相手になる男『あの人』との
関係を描く。
もちろん、それだけではなく、息子(次雄)の16歳までの人生を
いろんな出来事を踏まえながら描いていく少年の成長物語である。

幼いころに父親と兄を事故で失った次雄は母親と父親の実家で生活していたが、
母親の再婚とともにその家を出て新しい生活を始める。
しかし、新しい父親は『好きな男ができた』と家を出てしまう。
納得できない次雄だが、
父親を『あの人』としか呼べない次雄は複雑な心境だった。
が、ある祭りの日、『あの人』を偶然見つけた次雄は
真実を知ることになる。

筋としては今までに何度も使われているもので、
母親の元を去る時の『あの人』の理由が
『好きな男』ができた。女じゃなくて『男』
ここに作者のイマジネーションの低さが現れていてものすごく嫌な感じがした。
ゲイにしてしまえば、それで納得できるだろう?みたいな
安易な設定に、まぁ、初小説ということを差し引いても
なんだか安易過ぎて嫌だった。
実際そうではないんだし、
もっと、『おっ!?』って思わせる理由を考えられなかったのか、と
そこが残念だったな~。

友近好きなんで、映画も見てみたい今日この頃です。

優しい音楽   ~瀬尾 まいこ~

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どの登場人物も優しいよね。
タイトルどおりだ。

『優しい音楽』のタケル。
『タイムラグ』の深雪。
『がらくた効果』の章太郎とはな子。

自分のためではなく、なぜか人のために頑張ってしまうその姿は
ほほえましくもあり、
痛くもあり。
でも、やっぱり自分のためだけでなく、
他の人のために何かをすることが
自分にも最後には返ってくるんだ、ってことを
改めて思わせてくれるものでした。

まぁ、浮気相手の父親に
浮気相手の妻のことを認めてもらおうとする
深雪の行動なんてありえないとは思うけどね。

読み終わってほわっとする3篇の物語でした。

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通天閣   ~西 加奈子~

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夢を失いつつ町工場で働く中年男と
恋人に見捨てられそうになりながらスナックで働く若い女。
この二人の日常が交互に描かれています。
そしてこの二人が接することはありません。最後までは。
最後にほんのちょっとだけ接することになるけれど
お互いがお互いのことを認識することはほとんどなく
そして物語は終わります。

主人公同士が結局会話らしい会話も交わさないまま
話が終わってしまう、
そんな小説です。
二人とも毎日にうんざりしながら
それでいてその日常から抜け出そうとせず
いつものように日々を繰り返す。

お互い、恋愛に関して心に傷を持つ。
誰かをしっかりと愛したこと、
誰かにしっかりと愛されたことを認識できないまま
今日までやってきた。

しかし、
そんな日常に起こったある事件。
その事件を通して、自分が誰かを愛していたこと
そして誰かを愛していたことに気づく。
最後の最後にようやく希望の光が見えてきた、
そんな話でした。

悲しいときには通天閣に上るのがいいのだろうか?
上ってみたいもんだ。

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僕たちは歩かない    ~古川 日出男~

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う~ん・・・
イマイチ・・・。
というか、結局何が言いたいのか、良く分かんない小説でした。
自分の理解力の乏しさに涙出そうです。

通常の東京と違い2時間多い東京で
僕ら料理人は出会った。
そこで2時間多いこっちの東京で腕を磨く。
あっちの東京での知り合いを見つけ、料理を振舞う。
あっちの東京で仲間が事故で亡くなった。
こっちの東京は冥界に繋がっているらしい。
地面に足をつけないで冥界までたどり着ければ
死んでしまった仲間に会える。

そして僕らは何人かの脱落者を出したけれど、
仲間に出会った。
しかし・・・。

そんな場所があったら
通常の世界より2時間多い場所に行けたら、
何をするだろう?

それだけそれだけを考えながら読んでた。
何ができる?何をする?そして自分はその世界で何を得られる?
そんなことを考えることが出来ただけでも
読んでよかったのかもしれない。

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茨姫はたたかう   ~近藤 史恵~

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整体師 合田力シリーズ第2弾。

今回は、ストーカー被害に悩む女性のお話。
全作よりも事件性がなく、
どちらかというとおとなしめの印象。
それでも力先生も、小松崎も活躍してくれます。
意外な人物が犯人?
いや、途中で予測できるところが・・・・ですが、
まぁ、それもよし。

女に生まれて損だ、何てセリフも出てくるけれど、
最後は女に生まれて良かったと。
男であれ、女であれ、
そう思えるようになることが
実は一番幸せなのかもしれない。

小松崎と歩の恋にも進展が。
心に傷を持ち摂食障害に悩む歩をしっかりと支えてやって欲しいもんだ。
頑張れ、小松崎!(笑)

真夜中のマーチ   ~奥田 英朗~

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インチキ実業家ヨコケン。
財閥の御曹司(に間違われる)ミタゾウ
謎の美女クロチェ。

この3人が狙ったのは10億円。
そしてその10億円を巡って
やくざや中国マフィアが入り乱れ、
大混乱のうちに、さぁどうなる?

いや、いろんなところに小ネタが仕込んであって
最後まで飽きることなく読めました。
意外とヨコケンがいい奴だったり、
ミタゾウがやっぱり頭がキレてたり、
そんな二人に囲まれてクロチェも少しずつアタシらしくなくなっていく。

クライムのベルの割りに人殺しも出てこないし、
どこか間抜けなやくざや中国マフィアにクロチェのオヤジ。
爽快感はないけれど、
実におもしろい物語でした。

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本を読んだり・・・

カナリヤは眠れない   ~近藤 史恵~

kanariya.jpg


整体師 合田力シリーズ第1弾。

いやぁ~こんな整体師にこの僕の体を治して頂きたいっ!
そう、心から思いました。
そして体だけではなく、心の不調もね。

買い物依存症の主婦。
いけないと分かっていても、
自分を止めることは出来ない。
どうにか自分に理由をつけ、自分の行動を正当化させようとする、
彼女の気持ちは
実は、良く分かります。
同じように依存症に近いものを持っている人って多いんじゃないか、と思う。
自覚できるだけ余計に辛い、憂鬱になる、そんな気持ちが
痛いほど伝わってきました。

もちろん彼女を救う力先生のすごさ、
体に触れただけで、その人の心の奥にあるものを
瞬時に読み取ってしまう力先生に出会えたことが、彼女を救う。

最後は救いのある終わり方で良かった。
そんな気持ちで一杯です。

もちろん、脇の登場人物たち・・・
小松崎、歩、恵 
一癖も二癖もあり、そして心に傷をもつこの人たちが
しっかり頑張れるのも力先生の存在がるからこそ、なんだよなぁ~。

私の遠藤くん   ~吉村 達也~

endou.jpg


一言怖いです。

由美香は10歳も年下の彰男と結婚する。
夫を遠藤君と呼び、
異常なほどに夫の行動をチェックする。
10歳年上の35歳というだけで不安を隠し切れない由美香の行動は
どんどんエスカレートしていき、
彰男の同窓会にまで乗り込み、彰男を困惑させる。

しかし、その行動の裏には由美香の悲しい過去があった。

その過去を知ったとき、彰男は由美香のことをさらに愛おしく思うのだが・・・。

彰男の優柔不断ぶりが笑えるんだけど、
というより由美香の行動に対してほとんど腹を立てないその寛容さは、
こちらも異常といえば異常。
お互い様?と思えるような夫婦関係なんだけど、
なんだか、辛い夫婦関係だ。自分には到底出来ないけど・・・。

結末はあっけない。
そうきたか、と思いつつ半ば予想できるものであったけれど
人に見せる姿と本当の姿は違うんだよ、っていうのを最後の最後に
見せられて、ちょっときつかったかな。

ぼくらの心霊スポット   ~あさのあつこ~

shinrei.jpg


小学6年生のヒロ、かっちゃん、マッキーの3人が経験する
不思議な出来事。

1作目は住む人のいなくなった家に幽霊騒動が。
幽霊の正体を暴くためにその廃居に出かけた3人が見たものは・・・。
そして彼らを救ってくれたのは?

2作目は不吉な言い伝えのある桜の樹の話。

2作品とも事件は結局人の手で行われているのだけど、
その真相を暴くために霊感の強いヒロを助けてくれるのが
たとえば1作目では廃居の元住民のキタばあさんであり
被害者であり、
2作目もやはり被害者であったり、桜の樹であったり・・・。

人の行いの何ておぞましいものか、
一番怖いのはやはり人間なんだな、と改めて思わせてくれる話でした。

3人のキャラがよかった。
3人だからこそ出来ること、お互いがお互いをしっかり思いやりながら
それでいてしっかり自己主張しながら、
3人3様の活躍を見せてくれる。
しかし今の小学6年生はもっと幼いような気もするけれど、
この3人は割としっかりしてたなぁ~。

この3人の活躍は中学生になっても続くのだろうか?

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月曜日の水玉模様   ~加納 朋子~

mondaymizutama.gif


先に『レインレインボウ』を読んでいたので
そのときに出てきた陶子さんと萩君の関係が
ようやくこの本を読んで理解できました。
『レインレインボウ』でも中心人物の一人だった
陶子さんですが、ここでは完全に主役ですね。

計7話からなりますが、
萩君との出会いから始まり
『レインレインボウ』では分からなかった陶子さんの私生活が
しっかりと描かれていて非常に興味深かった。
特に自分を捨てた(?)母親との再会(予定?)に関するくだりでは
ちょっとしんみりしちゃいましたね。

そう大きな事件が起こるわけではなく、
日常の中に潜むちょっとした事件を
陶子さんと萩君が見事に解決していく様は
読んでて心地良かったですね。

ぜひこの二人の活躍をまた読んでみたいものです。
二人の関係にも進展がありそうな・・・そんな話しを。

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苗坊の読書日記
たこの感想文

階段途中のビッグ・ノイズ   ~越谷 オサム~

bignoise.jpg


部員の不祥事により廃部決定になった軽音楽部。
たった一人の部員になってしまった啓人は
幽霊部員だった伸太郎とどうにかして軽音楽部存続を勝ち取る。
その条件は厳しいものだったが・・・。
その後、勇作、徹というメンバーを集め、
高校生活最大のイベント田高マニアへの出場を決める。

すごく良かった。
高校生の、本当に青春してる、って感じの話しで
もちろんそこには青臭さなんかもあったりするんだけど、
とおの昔に高校生活を終えてしまった自分にも
懐かしさというか郷愁というか
そんな気持ちを思い起こさせてくれた。

どの登場人物も個性的で
そこは確かにテレビ的な感じもするけど、
読んでて爽快感を十分に感じる物語でした。

楽器はできないけど、
出来てたら違う青春時代を遅れたかもなぁ~、なんて思いましたね。

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