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Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
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ブログも色々やってるのに
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みなとみらいで捕まえて   ~鯨 統一郎~

minato.jpg


初鯨統一郎でした。

警視庁から神奈川県警に出向してきた「半任優里」と
神奈川県警の刑事「南登野洋子」の二人が殺人事件を解決する。

まず、登場人物の名前からして
くだらない。
くだらなすぎて笑いが出てきてしまいます。
この時点でツボにはまりました。
なんていうか、南登野洋子って「港のヨーコ横浜横須賀~♪」を
知らない人にはピンと来ないかもしれませんが・・・。

で、この二人に事件の解決の鍵を授ける老人「明丹廷」。
というかこの明丹廷が事件を解決しているような気が・・・。
論語の一部が謎解きに関係しているんだけど、
論語を良く知らない人にとっては・・・。

どの事件も奇抜なトリックがあるわけではないのだけど、
面白く読めた。
南登野刑事のぼけっぷりがわざとらしくて
鼻についたりもするのだけど、
(刑事としてはそれじゃいかんだろ?みたいな)
かなり楽しめました。

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福爺の大衆小説no読書感想
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トリップ   ~角田 光代~

trip.jpg


ある町を舞台にして
幾人もの男女が織り成す日々を淡々と綴っている印象。
どの人間にもそれぞれの歴史があり、
そして日々の生活がある。
でも、それが本来の自分の居場所なのか?と聞かれると
素直に「そうだ」と答え切れない人たちを描いた連作短編集。

いたるところで登場人物たちが少しずつリンクしていて
なるほど、と思わせる反面、
いや、同じ町にこうも人生のバランスを壊しそうになっている
人たちが集まるか?とも思える。
でも、そうなんだろうな。
みんな、本当の居場所を求めつつ、でもそれができずに
もがきながら、そして何とか道を踏み外さないように
生きている。

すごくリアルな感じの話でした。
みんな、今いる場所に違和感を感じつつ、
でも、そこに居ざるを得ない、
そんな焦燥にも似た気持ちを感じながら
日々を過ごしているのではないか?
人間の奥に潜む想いを体感できた一冊です。

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ほんだらけ

旅の短編集 ~秋・冬~   ~原田 宗典~

tabiakihuyu.jpg


~春・夏~編に続く作品集。
これもジェット・ストリーム内で放送されたものを集めた作品集。
秋・冬に関する本当に短い話から
それ以外のたとえば水にまつわる、
奇にまつわるもの、音にまつわるものなどなど。
もちろん旅の短編集なので日本の話ではなく、
海外を舞台にした話ばかりだけど、
もちろん、ファンタジーで、ありそうな、決してありえない、
そんな物語たちです。

たった2ページに起承転結を盛り込み、
さらに面白くさせなければならないわけだけど、
うまく描いているなぁ~、とやはり感心せざるをえません。

息を抜きたいとき、
不思議な感覚を味わいたいときにどうぞ・・・。

オロロ畑でつかまえて   ~荻原 浩~

08747373.gif


人口300人の牛穴村が村おこしのために大々的な宣伝をすることに。
そしてその牛穴村が選んだ広告会社は社員たったの4人、
今にもつぶれそうな、
名前だけは立派な『ユニバーサル広告社』だった!

「明日の記憶」に次いで読んだ荻原さんの2作品目でした。l
「明日の記憶」とはまったく違う内容に
度肝を抜かれました。
そしてこれがデビュー作。
この人はなんてすごい作家なんだ、と読んだときに思いました。
そして今でもそれは変わりません。

内容は・・・
一人奮闘する杉山の姿に涙・・・そして笑い。
でも一生懸命やってる割には
報われない、
でも、仕事しなくっちゃやっていけない。
でも社長も社員もアルバイトも、なんか自分勝手で、でも可笑しい。
登場人物もうまい具合に役割がきちんと割り振られてて
なかなかです。

お気に入りは猪熊さんですけど。

笑って泣けて、ホッとして。
第2弾「なかよし小鳩組」もGOODでしたね。

新人だった!   ~原田 宗典~

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ベンツの運転を任されてびびり、下宿に引いた電話にはしゃぎ、
初めての自分の名刺にときめき、何でも見透かす先輩の千里眼におののき、
自分ほど盛り上がってくれない恋人に失望―。
次から次へと訪れる困難と、めくるめくパニックに
原田青年は耐えられるのか!?「まだまだ青いぞ」度一〇〇%エッセイ

原田さんが働き始めたころの毎日をエッセイにまとめたものですが、
やはり原田式エッセイです。
かなりつぼにはまりながら読めます。
新人だったころ、
そんなころを思い出しながら読むと、
職種は違っても、やはり新人のころは
みんな同じなんだな~と感じられました。

カカシの夏休み   ~重松 清~

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重松節ますます絶好調だな。
3篇からなる小説集だけど、
どの作品も重松さん得意のテーマで思う存分描き切っているという
感じがする。

親子の情愛、いじめの問題。
今の世の中では避けては通れない問題だけど、
だからこそ真正面から取り組んでいる作品集です。
だからといって
暗いまま終わるのではなく、
そこに、明日へ向かって生きるんだ、という強いメッセージが
込められているような気がします。

旅の短編集~春・夏~   ~原田 宗典~

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伝説のラジオ番組(?)ジェットストリーム内で
放送されていた、本当に短い旅にまつわる短編集。
1編が見開きで1ページ。
本当にあっという間に読み終えてしまう内容なんですが、
ものすごく不思議な旅の物語です。
もちろん実話ではなく、
空想の、ファンタジーの類の物語ですが、
たった2ページでその世界を端的に表している
原田さんの筆力が素晴らしい。

ナレーションはきっと城達也さんだったと思うんですけど、
あの声でこの物語を聞いてみたいと思わずにはいられません。

流星ワゴン   ~重松 清~

ryuusei.jpg



死んじゃってもいいかなあ、もう…。
38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る
不思議なワゴンに拾われた。
そして―自分と同い歳の父親に出逢った。
時空を超えてワゴンがめぐる、
人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか―

僕と父親との関係、そして僕と息子との関係。
いくら血が通っていても
なかなか分かり合えなかったりする親子。
主人公である僕の父親と息子との関係を
事故で死んでしまった父と息子がオデッセイに乗せて
僕にあらゆる姿を見せてくれる。
そして僕は父との、息子との関係を見直していく。

親子の話を書かせたら天下一品の重松清。
この作品もしっかりと読ませてくれます。
自分には息子もいないので
父親としての思いはなかなか分からないけれど、
父親に対する思いはこの『僕』に似ているような気がする。
父親に対してはなかなか素直になれなかったりするけれど、
もう少し、ちゃんと向き合わなくては、なんて
思わせてくれる作品でした。

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栄養補給の綴り~舞台で消費するための~

図書館戦争   ~有川 浩~

toshokansensou.jpg


まずい、
面白すぎ。

しかし、ありなのか?この世界。
図書館が武装して、図書を守る。
敵は、メディア良化委員会。何だ、それ?
設定が面白すぎです。
ありえない、こんな世界。
でも面白い。

小説なのに、
漫画を読んでいるような気分。
楽しい、それだけでOKですよ。

登場人物もかなりキュート。
郁はもちろん
堂上がいいよ。
あ、小牧も、手塚も、玄田も。
忘れちゃいけない柴崎も。

っていうか、最初からあ~これは・・・って分かってんだけど、
本人だけが分かってない、って。
まぁ、最初は「丘の上の王子様」が「アンソニー」に思えたけど、
実は「アルバートさん」だったんだね?やっと気づいたわ!的なもんだと思ったんだけど、
そんなもんか??

しかし、話を元に戻すと、
いったいこんな時代が来るのかどうか・・・。
もし来たらかなりイヤだな。
好きな本も読めない、しかもかなり高い。
検閲という名の横暴に耐えられるだろうか?
そう考えて読むと、
この世界は非常に恐ろしい気がする。
でも、なんだかこんな状況になりつつあるような気もして
さらに怖さ倍増ですね。

図書館施設内でドンパチやって死者が出ようとお構いなし。
その辺をさらりと書いているので
あまり緊迫感が伝わってこないんだけど、
実際怖いですよね。こんな世界。

でも、それを補って余りあるエンターテイメント性。
いいっすよ、これは。

「内乱」「危機」も楽しみだ。

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そのケータイはXXで   ~上甲 宣之~

XX.jpg


旅行で訪れた山奥の温泉地、そこは怪しい村だった―。
女子大生しよりと愛子を次々に襲う恐怖の事件。
今すぐ脱出しなければ片目、片腕、片脚を奪われ、“生き神”として
座敷牢に一生監禁されてしまうという!?
頼りの武器はケータイのみ!二人は生きて逃げ出すことが出来るのか!?

いまだに村を守るために若い女性を生き神として座敷牢に閉じ込めてしまうという
閉鎖的な温泉村へやってきた二人がケータイを駆使して逃げ回る。
といいつつも、ケータイはあくまでも連絡用で
それを武器にして戦うわけではないんですけどね・・・。

内容はちょっといろいろ盛り込みすぎたか?って感じもしますが、
あまりにも面白くて、ページをめくることをやめられませんでした。
ただ、愛子と愛子を襲う殺人鬼の戦いは、、やはりちょっと現実離れしすぎのような気がしました。

しよりと愛子が本当にイマドキの若い女の子って感じで
生き生きと描かれていました。
そこが良かったですね。

第1回「このミス大賞」の隠し玉。
その通りの面白さがありましたね。

僕と先輩のマジカルライフ   ~はやみねかおる~

magical.jpg


大学に希望いっぱいで入学した井上快人。
親に頼りたくなくて一人下宿生活をすることに。
親の脛をかじりたくないので、家賃の安いオンボろアパートを借りることに。
が、それが間違いの元だった・・・。
そこには一風変わった大学の先輩たちが・・・。

まず、この主人公が面白い、というか、変わってる。
本人はまともだと思っているが、
どう見てもイマドキフツーほ大学生とは大きく変わってる。
小学生のころに言われた「早寝早起きを心がけましょう」をいまだに忠実に守り
午後9時には就寝し、午前6時には起床。
そのためコンパにも出ず、
9時に寝るために銭湯もあきらめてしまうほどの変わり者。
そして心を落ち着かせる時には写経・・・。
素晴らしく健全(?)な大学生なんだけど、
やはりどこかずれてます。

そんな快人が経験する不可思議な物語。
自縛霊の仕業と恐れられる自動車事故、プールに出没する河童等々。
その謎を幼馴染の春奈と大学の先輩の長曽我部と解き明かしていく。

この先輩も超不可思議な人間。
大学もいったい何年通っているのか分からない。
いつの間にか学部も変わっちゃったりしてます。
オカルト大好き人間で、アクセサリーはすべてオカルトグッズ。
胸に変な模様を書き込み、
でもそれが消えてしまうと至極全うな人間になったりもする。
冬には冬眠をし、しばらくの間姿を消したり、
快人以上に超変な人物で
快人も彼に振り回されながらも1年を過ごしていくのです。
彼の謎な存在がこの物語をさらに面白くさせていますね。

はやみねさんは児童文学を書かれる方のようですが、
この作品は大人も十分に楽しめる作品です。
謎も日常の謎を取り扱い、決しておどろおどろしくないのですが、
先輩と快人、そして春奈のカラミが非常に面白いのです。

今後のこの3人の活躍が楽しみな作品です。

螺旋階段のアリス   ~加納 朋子~

rasen.jpg


先に虹の家のアリスを読んでいたので
安梨沙がいったいどうやって仁木の探偵事務所の助手をするようになったのか、
分からなかったんですが、
今作を読んでようやく納得。
やはりシリーズ物は最初から読まないといけませんね。

仁木は永年勤めていた会社を早期退職し
念願だった探偵事務所を開く。
しかし、誰も探偵事務所を訪れるものはなく、
開所を知らせるビラをまいたところ
やってきたのは猫を抱えた美少女だった。
その少女は押しかけ助手となり、
これから起こる数々の(小さな、でも依頼人にとっては重大な)仕事を
こなしていく。
時には彼女の見事な推理と行動力で。

全7編からなる連作短編集ですが、
どの事件も殺人やら何やらと物騒なものではなく
(それが仁木には不満だったりもしますが)
日常に起こるちょっとした事件ばかり。
しかし、そこにはやはり人間の業が深く関係していて
悲しくもあり、切なくもあり、そして胸を痛めたり。

「最上階のアリス」に出てくる夫のことを思いやる妻の話が
一番胸にきます。

手放しで褒め称えることは出来ませんが、
良作だと思いますね。

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図書館の神様   ~瀬尾 まいこ~

toshokan.jpg


高校時代までバレーボールに熱中していた「私」は
練習試合での敗戦に、その敗戦の原因である選手に対して
手厳しい言葉を投げかける。
そして翌日、その少女は自殺してしまう。
遺書もなく原因も分からなかったけれど、
周りは「私」のせいだという態度を取り始める。
その態度に耐えられなくなった「私」はバレーを辞め
大学も故郷から遠く離れた大学に入学し、そして講師として
ある高校で働き始める。

心に傷を持つ「私」=清がたった一人の文芸部員「垣内」くんと
過ごすことで
心の傷を癒し、新しい生活へ飛び出していくまでを描いた秀作です。

「垣内」くん、いいね~。
「垣内」くんとのやり取りを通して
文学へ目覚め、高校教師として新たな一歩を踏み出していく。
その経過がとても清清しくて
読んでてほんわかした気持ちになります。
不倫相手との恋愛も描かれますが、
相手の最後の言葉「困るんだよな。」が二人の関係の脆弱さを
見せ付けたようで、ここだけが暗く沈みがちになりますが、
全体的に良く出来た、本当に教壇に立っている瀬尾さんらしい
作品です。

この物語の最後のほうに
「教師は特別な存在でもないし友達でもなんでもない。
 ただの通過点に過ぎないんだなって。
 それでいいんだと思う。
 それがいいんだと思う。」と出てきます。
まさにその通りだと思う。
勘違いしないで、今目の前にいる生徒たちのことを
しっかり見ておこう、と改めて思わせてくれる言葉でした。

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"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!

陽気なギャングが地球を回す   ~伊坂 幸太郎~

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ブログを始める前に読んでいた本の感想というか、備忘録というか
そんなものが出てきました。
とりあえずブログを始める前にもかなりの本を読んでいたので
少しずつこっちにアップしていこうかな、と。

で、この作品。
伊坂氏の作品の中でも結構好きな作品です。
人間嘘発見器の成瀬。
演説の達人の響野。
正確な体内時計を持つ雪子。
天才スリの久遠。
4人で最強の銀行強盗団は、とある銀行強盗の際に
奪った金を別の強盗団持って行かれてしまう。

その金を取り戻すべく、
そしてその強盗団に仕返しをすべく所狭しと駆け回る。
そんな話。

かなり、面白かった。
4人の会話。
どこそこに張られた伏線。
単に銀行強盗だけではなく、
重いテーマも随所にちりばめながら
それでもとびっきりのエンターテイメント作品に仕上げている。

スカッとさせてくれる作品でした。

この当時から雪子と久遠がお気に入りでした。
もっともっと続編出てくれるといいなぁ。

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フィッシュストーリー   ~伊坂 幸太郎~

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待望の新刊。

「動物園のエンジン」
「サクリファイス」
「フィッシュストーリー」
「ポテチ」
                 の4本。

決して派手さはないけれど、
じわじわと面白さがこみ上げてくる、そんな短編ばかりです。

今作でも別の作品に登場した人物が
何気に登場していたり、
もしくは主役だったり、
色んなところに伊坂作品のファンを楽しませる要素がぎっしり。

「動物園のエンジン」では、あの「伊藤」が出てくるし、
「フィッシュストーリー」ではあの老夫婦。
「ポテチ」では「泉水」のことが。
思わずニヤリとさせられるものでした。

どの話も良かったんだけど、
特に「ポテチ」が良かったな。
事実を知った息子と
それを知らないであろう母親。
本当の母親が違うことにショックを受けるよりも
自分が息子であることの母親への申し訳なさ。
そちらのほうが大きい息子は最後にどうするのだろう。
母息子物に弱い僕はただひたすらその切なさに
身を悶えさせるのでした・・・。

早く次作が読みたいぞ、と気が急きますわ。

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蛇行する川のほとり(3)   ~恩田 陸~

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三部作完結編。

語り手は毬子の友人真魚子に。
事件に関係ない第三者の真魚子を語り手にすることで
客観的に物語を読むことが出来る。

一段熱くなっている頭を冷やして冷静に読むには
そのほうがいいのかもしれないけれど、
ちょっと違和感も。
そしてその真魚子も少し香澄や芳野、毬子に対しても
特別な感情を抱きつつあり・・・。

事件の真相は最後の最後で明らかになる。
ほとんど自殺に近いその真相は
決して誰に知られることもなく、
それは毬子の記憶にだけ留まることになるのだろうけど、
香澄の芳野に対する想い、芳野の香澄に対する想い、
そんなものがお互い理解されないまま終わってしまうのは
生き残ってしまった芳野にとっては、はて、どうしたものだろう。

ただ、ちょっと強引な説明もあり、
完璧とはいえないまでも
まずまず上質のミステリーだった。(何様だ、俺)

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日だまりで読書

蛇行する川のほとり(2)   ~恩田 陸~

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暁臣に「姉さんを殺したことを忘れたの?」と言われた毬子。
次の日に熱を出して倒れてしまう。
その床の中でつぶやいた「ケン」とは・・・?
そして何かを知っているような香澄と芳野。
いわくありげな月彦と暁臣。
香澄の母親の殺人事件と、暁臣の姉の死。
一見無関係に見えそうな出来事は繋がっているのか?
「香澄に近づくな」と忠告した月彦の真意は?
毬子に非常な真実を突きつけようとした暁臣の真意は?

謎が謎のまま、最終巻につながっていく。
しかし、2巻最後には衝撃の出来事が。
謎は謎のまま終わってしまうのか?
それとも明らかにされるのか?

事実が少しずつ明らかになっていくようで
実はまだ隠されていることがたくさんある、そんな感じ。
至るところに伏線を張っておいて
最終第3巻ですべての謎が解き明かされるのだろう、と期待させる
うまい作り方だと思う。
登場人物もいわくありげで、一癖も二癖もありそうな人物ばかり。
そしてそれがすべて高校生というんだから・・・。

先が楽しみな作品です。

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