プロフィール

す~さん

Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
メインはここ。
どうか見てやってください。
TB、コメント非常に喜びます。


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


ブロとも申請フォーム


フリーエリア

現在の閲覧者数:

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

消える総生島   ~はやみねかおる~

06148423.jpg


名探偵夢水清志郎シリーズ第3作。
今回は映画のイメージガールに選ばれた亜衣・真衣・美衣と共に
総生島に渡った夢水がそこで起こる謎を華麗に解き明かす。

今作は横溝正史の金田一シリーズを髣髴とさせるような内容で
奇怪な事件かと思わせるけれど、
実際には死人も出ないゆるい内容。
もちろん小学生・中学生をターゲットにした文庫の作品なので
そう派手なことはできないだろうけど。

謎解きも決して複雑ではなく、
なんとなく、
「あ~、そうか」と勘の良い人ならすぐに気づきそう。

だからと言って面白くないわけではなく、
読み物としては大変面白い。
あっという間に読めてしまうものだけど、
大人でも十分鑑賞に耐えうる作品だと思う。
なんといっても、名探偵夢水清志郎のキャラがいい。
亜衣・真衣・美衣の3姉妹もそれぞれのキャラがしっかり出ているし。

作者の映画、特にミステリー映画に対する想いがひしひしと伝わる
作品でした。
スポンサーサイト

きつねのはなし   ~森見 登美彦~

kitsune.jpg


ようやく読めました。
森見さんの第3作目・・・かな。

う~ん、どうだろう?
『きつねのはなし』はわりに面白く読めたんだけど
他の作品がちょっと肌に合わないというか、
摩訶不思議な体験談ってだけで
なかなか話の中に入り込めなかった、そんな感じがした。
入り込めないと言うか、
置き去りにされた感じですね。

こういう不思議系な話は嫌いではないけれど、
どの登場人物にも
感情移入ができなくて、
まぁ、どの登場人物もなんとなく影が薄い気がして
しょうがなかったです。

しかし、森見さんのもつ独特さはこの作品でもしっかり健在で
それはそれでよかったんだけど、
これまで読んだ作品のように
強烈なキャラクターがいない分、
物足りなかったのは気のせいではないはずです。

芳蓮堂をもっと前面に押し出して
そこから人間の心の奥に潜む『魔』について
書いていくともっと面白かったかな~と個人的には思いました。

アサッテの人   ~諏訪 哲史~

asatte.jpg


芥川賞受賞作。

やっぱり芥川賞。
合いません。

「ポンパ」と叫ぶ失踪してしまった叔父。
しかし、「ポンパ」だけではなく、
他にも奇妙な言葉を口にする叔父の失踪を
小説にしようと試みる主人公。
しかし、なかなかうまくいかない、その様を
文章化したような感じ。

実話?フィクション?ドキュメンタリー?
虚像とリアルが一緒くたになった、そんな感じがする作品でした。
しかし、彼がこの作品で
何を言わんとしていたのか、
凡人の僕には到底理解できないところなのです。

TBさせていただいたブログ
ナナメモ


青い鳥   ~重松 清~

bluebird.jpg


先生はうまく話せない。だから“たいせつなこと”しか言わない--いじめ、自殺、虐待。吃音の教師を通して答えのない問題に向き合い、だからこそ伝えたい思いを描く感動作。

ちょっと大げさかな、と思えるコピー。
しかし、さすがは重松清。
この手の本を書かせたら、やっぱりすごいですよね。

心に傷を持つ、生徒たちの心をいつの間にか癒していく
村内先生。
どもりながら、生徒に「大切なこと」を伝えていく。
一人ではないということ。
あなたのそばには誰かがついている。
あなたが独りぼっちにならないように
先生がついているんだよ。
そしてそこから自分で歩いていくんだ、
そんな思いがしっかりと伝わってきます。

短編集ですが、
最後の章までは現役の生徒たちと村内先生の交流が描かれ
最後の章で昔村内先生に救われた生徒の現在を描く。
その最後の章『カッコウの卵』が一番胸に響きました。
こんな形で教え子に会えたら・・・
教師冥利に尽きるかもしれません。

こんな先生がいたら・・・
そう思う人はたくさんいるだろう。
頑張ってる先生もいるし、
本書の中に出てくるような
嫌な先生もたくさんいて、
なかなか教育の現場は難しいです。
基本的な思いは一つだと思うんだけど・・・

先生の数をもう少し増やして
1クラスの人数を減らして、
生徒と教師が向き合える環境ができれば
少しずつ改善されていくのに、と思うことはある。

この本を読んで、今の教育を取り囲む環境は
決して良くはないと言うことを改めて思わされました。

TBさせていただいたブログ
粋な提案
待ち合わせは本屋さんで
ほんだらけ
かみさまの贈りもの
まったり読書日記
苗坊の読書日記

ボッコちゃん   ~星 新一~

bokko.jpg


SFショートショート。
ショートショートではあるけれど、
やっぱり非常に練りこまれてあって、
面白い。
実は初めて読む作家なのですが、
文章ではなくても
色んなところで、目にしてはいる作家さんですよね。

現代に住む人間に警鐘を鳴らしているような
そんな作品群です。

しかし、抜群に面白かったです。

かび   ~山本 甲士~

kabi.jpg


これは・・・
普通の主婦だったはずが・・・
日々の小さなことに不満を抱きつつも
でも自分は普通の主婦だと思っていた・・・。
なのに、
夫の病気が引き金になり、
少しずつおかしくなっていく。
自分でも気付かないうちに
少しずつ心が病んでいく。
そして最後には・・・

普通の主婦が徐々に壊れていく姿が
奥田英朗の『邪魔』に通ずるものがあって
その怖さと尋常のなさに引き込まれていきます。
ちょっと歯車が狂っただけで
人間はどんどん落ちていくんだな、と
そんな怖さを思い起こさせる作品でした。

夫に対する会社の仕打ち。
それに怒る主婦。
仕返しとばかりに行う復讐の数々は
人間が奥に持つ本当の怖さを思い出させるものでした。
まぁ、ちょっと子供じみてはいるんだけど、
こんなことされたら社会的にはやっぱり嫌だな、と
思わざるをえないえげつなさが、凄かった。

そして言葉は関西弁。
標準語で喋られるよりも
なんだか怖さが増していくのは気のせいでしょうか・・・。

TBさせていただいたブログ
ほんだらけ
本を読んだり・・・

夕子ちゃんの近道   ~長嶋 有~

yuko.jpg


フラココ屋というアンティークショップに居候し、バイトとして働く
『僕』が主人公。
てっきり夕子ちゃんが主人公なんだと思いましたけど・・・。

長嶋さんの作品らしく
主人公である『僕』はつかみどころのない
世間からちょっと外れてしまった感じの人。

『僕』の経歴が一切書いてなく、
なぜフラココ屋で働くようになったのかも
まったく説明されておらず、
そして彼の回りの人間もそんなことには執着せずに
毎日を送っている。
そこになんだかゆる~い時間が流れ、
こんな生活でもいいのかな、と思わせる。
人生のちょっとした夏休み、そんな感じの
『僕』の日常。
大きな事件が起こることもなく、
日々淡々と流れていく時間が
でも、何故だか愛おしく感じられる。

長嶋さんの作品を読むと、
人生急いでいくばかりじゃないんだよ、
たまには途中下車してノンビリするのもいいんじゃない?
なんて気持ちになります。
実際にはなかなかそうはなれないけど、
本を読んでる時間だけでも
そんな風に思えると
それだけで幸せに思えます。

オール   ~山田 悠介~

all.jpg


お~っ、この作品には
『血、ドバッ』とか『ブスッ』『ザクッ』ってな
描写がないので、安心して読めますね。
山田氏の作品は2作目ですが、
他の作品は読むつもりもない。
スプラッタ系は読む気がさらさらないので。
この作品にはそういう残虐性もないので
わりとさくさくっと読めます。

が、

前作『ドアD』のときほどのがっかり感もなく
今作は割りと好印象。
ヤバイ、
母親との話の場面では不覚にも・・・
やはり母子物には弱いです。

ものの2時間弱読み終わってしまいましたが、
それだけ何も考えずに読み進められる作品だった・・・
と言うのはいい事なのか?悪いことなのか?

雨のち晴れ、ところにより虹   ~吉野 万理子~

ame.jpg


湘南を舞台にした6つの短編集です。

『なぎさ通りで待ち合わせ』ー味覚の合わない夫婦の危機
『こころ三分咲き』-小さなヒビが入った母子家庭
『ガッツ厄年』-厄年をむかえた女編集者たち
『雨のち晴れ、ところにより虹』-末期がんの男性と太った看護師の現在と過去
『ブルーホール』-パイロットとダイバーと少年の静かな会話
『幸せの青いハンカチ』-親友の結婚式でさびしい想いをする主人公

吉野さんの作品は3作目ですが、
もしかしたら第2作目に当たる今作品が一番良かったかもしれない。
特に陰の主役であろう(?)看護師 葉桜彩 の存在が非常に大きくて
この作品が良かったと思えるのかもしれない。
時間軸もこの作品の収録順に起こっていて
彩さんの現在や過去が本編とは違うところでしっかり描かれていて
本編よりもそちらの方に興味を覚えながら読んでしまった。
あ、もちろん本編もそれぞれ素晴らしい作品でした。
どれも甲乙付けがたい作品群でしたけど、
やっぱり表題作の『雨のち晴れ、ところにより虹』が一番でした。

彩さんの本当の姿を垣間見ることができて
あ~この短編集は彩さんのために書かれたようなものだ、
強く思った次第です。

いやぁ~、良かった。

TBさせていただいたブログ
まったり読書日記
マロンカフェ~のんびり読書~

シンデレラ・ティース   ~坂木 司~

cindelella.jpg


歯医者嫌いの女子大生が、夏休みのバイトに入ったところは
歯医者だった。

いやぁ~、僕は歯医者好きなので、
なんかわくわくしながら読みました。
こんな歯医者だったら、みんな好きになるかも。

登場人物がみな個性的で
でも、狭い場所が舞台なので
あまりその個性が活かされてないような気がしました。
そこが残念。

歯に関する知識も織り交ぜながら
患者の抱える秘密、謎を
歯科技工士である四谷と受付の咲子が解き明かしていく。
これは・・・
って言うか四谷が『引きこもり探偵』シリーズの鳥井に
雰囲気が似ている・・・。
後半、咲子との仲が進んでいくにつれて
その印象も減っていきましたが、
ちょっと恋愛物に流れて言ってしまったのが残念。

でも、面白かったですよ。

TBさせていただいたブログ
ナナメモ
苗坊の読書日記
まったり読書日記
ほんだらけ
AOCHAN-Blog
+++こんな一冊+++
粋な提案
しんちゃんの買い物帳
新・たこの感想文

明日この手を放しても   ~桂 望実~

ashitakonotewo.jpg


19歳で失明した凛子。
その後すぐに母を交通事故で亡くしてしまう。
しばらくすると漫画家の父親までもが失踪してしまった。
残されたのは気の合わない兄、真司のみ。
そしてその日から兄妹二人の生活が始まった。

凛子と真司の12年にわたる日々を綴った小説。
失明した凛子は漫画の原案者として
兄真司はブライダルプランナーをしながら
凛子の手伝っていく。

12年と言う時間の中で
お互い打ち解けていなかった兄と妹が
少しずつ少しずつお互いのことを理解していく様が
丁寧に描かれてあって
同じ妹を持つ身としては
兄の妹に対する想いがひしひしと伝わってくる気がした。
なんだかんだいったって
『血』のつながりは水よりも濃いんだよな。
分かってなさそうで
実は根っこの部分で分かり合ってる部分も多いんだ、ってことを
語りかけているようでした。
それを実感できるかどうかは二人にしか分からないことだけど。

でもなんとなく最後が曖昧な終わり方だったのが
ちょっと心残り。
父親の失踪の謎も結局分からないままだし。
まぁ、現実には謎の部分の方が多いんだけど、
少しは読者にも共感できる部分があっても良かったのかなぁ~とは
思った。
そこが残念でした。

TBさせていただいたブログ
粋な提案
ほんだらけ
まったり読書日記
ナナメモ

旧怪談   ~京極 夏彦~

hurukaidan.jpg


とりあえずは児童書になるらしい。
確かに文字も大きいし、
ルビもふってあるし。
子供が読むにはちょうど良い長さだし。

怪談とはあるけれど、
そこまでおどろおどろしい話が出てくるわけではなく、
不思議な話が多い。
もちろん恐ろしげな話もあるんだけど、
語り口が緊迫した感じではないので
恐ろしいという感じはしない。
よって子供向けにはいいのかも。
大人が読むにはちょっと物足りないかな。

併録してある古文の方も読むとより楽しさはでてくるかな。

TBさせていただいたブログ
いつか どこかで
粋な提案
まったり読書日記

ありがとう、さようなら   ~瀬尾 まいこ~

thankyou.jpg


瀬尾さんのエッセイ集第2弾です。
前回が広く瀬尾さんのことを書いたエッセイだったのに対し、
今作はメインは学校のことであり、生徒のことである。
一つ気になったのは
イニシャルにしてはあるけど、
生徒のことをここまで書いていいのだろうか?ということで・・・。
おそらくは生徒には許可を得ているんだとは思うけど、
特定しようと思えば
地元の人たちには分かっちゃうわけで・・・。
そこがちと気になりました。

ただ、エッセイの中の生徒たちは非常に生き生きとしていています。
中学生ってこんなものなのか、と
高校教師としては
なんとなく羨ましかったり、
いや高校だっていいぞ、なんて強がってみたり。
瀬尾さんの姿に自分を重ねてみたり・・・。

そう、前のエッセイの感想にも書いたけど、
教師の仕事って本当に大変で、
残業手当なんかもなく、
毎日12時間労働は当たり前で、
夏休みもやっぱり夏季休暇の3日しかなくて、
周りの人が言うように
楽な仕事ではないんだけど、
それでもやめられない仕事・・・なんですよね。
瀬尾さんのエッセイを読むと
彼女がいかに生徒を愛しているか、
教師という仕事を好きでいるか、というのが伝わってきます。

こんな風に毎日頑張れたらいいなぁ~。

TBさせていただいたブログ
かみさまの贈りもの~読書日記~
粋な提案
ナナメモ
本のある生活
苗坊の読書日記

ワーキング・ホリデー   ~坂木 司~

workingholiday.jpg


元ヤンキーで今はホストの大和の元へ
息子と名乗る小学生がやってきた。
その息子とのひと夏の親子の物語。

小学生の進が妙に味がある。
小学生のくせに、
家事全般に口うるさい。
ごみは分別して出せ、だの
食費は切り詰めなきゃ、だの、
妙に料理はうまいし、
洗濯掃除だって、並みの主夫では太刀打ちできないような完璧さ。
だからふとした瞬間に見せる
小学生らしさ、
父を慕う子供の姿を見ると
何故かきゅんとしちゃいますね~
これが父性でしょうか?

店の客を殴ったために店をクビになってしまったヤマト。
しかし、そのオーナーが働き口を斡旋してくれる。
それが、運送屋。
車ではなく、リヤカーで住宅街をひた走る。
時折、元ヤンキーの血も騒ぐけれど、
リヤカーを引く姿は好印象。
そしていきなり現れた息子との生活に
戸惑いながらも、やはり父性を取り戻していくヤマト。
途中、ステレオタイプ的な父と息子のやり取りなんかも出てきて
その辺がもったいなかったけれど
全体的に面白く読めました。

物語中、木村栄三郎さんの名前が出てきたのに
にやりとしたのは自分だけではないはずです。

TBさせていただいたブログ
粋な提案
待ち合わせは本屋さんで
いつか どこかで
まったり読書日記
はちみつ書房
ナナメモ
ほんだらけ
しんちゃんの買い物帳
苗坊の読書日記
新・たこの感想文

ジャージの二人   ~長嶋 有~

jya-ji.jpg



失業中で小説家を目指す息子が
写真家の父とひと夏を過ごすために別荘へやってきた。
二人とも現在の結婚生活がうまくいっておらず
現実から逃避するような意味合いもこめて
毎年来ている別荘へやってきた。
そこで二人は何をするでもなく
ノンビリと、もしくはだらしなく夏を過ごしていく。

息子の胸中には不倫をした妻への
怒りとも何ともつかない思いが渦巻いている。
父も現在の妻との間がどうも冷え切っているようで
他人との接触を断ちながら
それでも何らかの接触を保ち続けたいと願っているような
そんな二人の日々が淡々と描かれている。

なんとなくゆる~い持間が流れていて
読んでいてなんだかこちらもゆる~くなってしまうような
不思議な感覚を抱いた。

「ジャージの三人」では
次の年の夏の別荘での話。
はじめは息子と父と息子の妻と。
後半は息子と父とその娘の三人。
ここでもゆる~い時間が流れていて
居心地悪い、でも逆にほっとできるような
そんな時間が流れているようで
こちらもわりと面白く読めた。

ルビアンの秘密   ~鯨 統一郎~

rubian.jpg


ミステリーYAシリーズ

ようやくミステリーらしくなってきた!?
今作は鯨統一郎作。
今まで読んだ7作の中でダントツで面白かった。

植物学者の父を殺されたレイは
その犯人を探し出そうとする。
そして父と関係のあった人間が次々と殺されていき、
はては実家まで放火にあってしまう。
父を殺した犯人は?
そして父が死ぬ前に残した「ルビアン」という言葉の意味は?
なぜ父は殺されなければならなかったのか?

さくさくと読めるのに、
奥が深い。
そんな印象でした。
自分と母親を残して家を出て行った父を憎んでいたはずなのに、
事件の核心に近づくにつれ、
そして最後には
その父親のことをやっぱり好きだったと気付く。
父が残してくれたものは
どんなものよりもレイの心に残るものだった。
そんなレイの心情の変化と事件の核心。
ともすれば、
どちらかだけに意識が集中してしまって
散漫になりそうだが、
両方の部分がしっかりと描ききってある。
だから話自体もわりとすんなり読み進められたのかな、と思う。

決して目新しいトリックがあるわけではないんだけど、
事件の裏にあるものが
ものすごく恐ろしく、
でももしかしたら
今の世の中でも行われているのかも?と思うと
余計に鳥肌ものです。
こんなことが起こってなければいいんだけど。

ただ、「ルビアン」の意味が
あまりにもこじつけっぽくて
まぁそこが笑えてしまうんだよな~。
もっと深い意味があるのかと思ったけど・・・。
まぁ、レイにとっては何よりも大事な言葉なんだけど。

あと、植物がたくさん出てきます。
そちらの勉強にもなるかも。

TBさせていただいたブログ
ナナメモ
しんちゃんの買い物帳
まったり読書日記

くちぶえ番長   ~重松 清~

kuchibue.jpg



小学四年生に掲載されていた小説を文庫化。
なので登場人物はもちろん小学四年生。
舞台はおそらく今から30年くらい前?
作者である重松さんが小学四年生のときに体験した話として
進んでいきます。
もちろんそれが実話かどうかはおいといて・・・・。

小学四年生のツヨシ(キヨシとツヨシ・・・似てるかも)のクラスに
マコトという女の子が転校してくる。
そしてマコトは「この学校の番長になる」と宣言する。

マコトは言葉通り
弱きを助け強気をくじく番長らしく
学校生活を送っていく。
ツヨシはいつしかそのマコトに恋心を抱くけれど・・・。

いやぁ~参っちゃいました。
小学四年生の子供たちが生き生きとしていて
読んでいる自分も昔のことを思い出してしまうくらいでした。
遠い昔に置き忘れてきたものを
見つけられた、って感じの作品でした。
何よりもマコトの強さ優しさが丁寧に描かれていて
重松さんがこのマコトに対して
すごく愛情を持って描いている雰囲気が伝わってきて
すごく良かったです。
今の子供たちには新鮮に映ったんではないかな、と思います。
子供向けだけれど
大人も十分に堪能できる作品でした。

TBさせていただいたブログ
かみさまの贈りもの~読書日記~
本読み日記
粋な提案
それでも本を読む
苗坊の読書日記

カワセミの森で   ~芦原 すなお~

kawasemi.jpg


ミステリーYAシリーズ。

多分ミステリーYAシリーズでは本格的(?)に殺人事件が起こる。
しかも猟奇的な連続殺人。
血生臭く、中高生にいいのか!?と思いつつ
読んでみた。

が、
話の核に触れるまでが長い。
全ページの半分をすぎてから
ようやく話が急展開。
しかもあっという間に解決。
あまりにも話が速く終わりすぎるので
その前に余計なものをたくさんくっつけた、そんな印象。

そして話が
あっちとんだりこっちにとんだりして途中で分かりにくくなるし、
語り口も馴染めない。
正直読んでて疲れた。

話としては決して面白くないわけではないのだが、
後半以降、
あっという間に謎は解決してしまって
なんだか中途半端な感じがした。
もったいないなぁ~。

 | ホーム | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。