
『シンデレラティース』の姉妹作品といっていいですよね。
冒頭の部分は『シンデレラティース』重なっており、
サキメインが、『シンデレラティース』へ、浩美メインが『ホテルジューシー』へと
繋がっていきます。
ところどころサキとのメールのやり取りがありますが、
両方読むと
『なるほど!』と思えます。
あのときのヒロちゃんのメールはこのことだったのか、とかね。
そして引きこもり探偵シリーズにも登場した
あの女の子も出てきますが、
なんかぜんぜん印象が違うような気がする。
で、物語は
石垣島で働く浩美がなぜか那覇のいわくありげな
ホテルジューシーへと働く場所を変えることに。
そこで出会う一風変わった人たち。
オーナー代理を一とする面々も、客としてくる人たちも。
浩美の頭を悩ませる悩ませる。
しなくて良い心配をするのは大家族の長女として生まれた性なのか。
まぁ、日常の些細な謎、というか、ミステリーとは呼べないし、
ちょっと変わった出来事を浩美とオーナー代理の安城が
解き明かす・・・・というほどでもないが。
浩美の頭の固さがちょっと鼻につく。
『シンデレラティース』でちょこっと出てくる浩美は
すごくデキル女の子のように思えたんだけどな。
でも、他の人とぶつかりながら
ホテルの客たちを何とかしてあげたいと思うその正義感
(本人曰く自己満足)はちょっとだけ清々しいかも。
何より、沖縄の素晴らしさ・・・特に食べ物と人の温かさ・・を
きちんと描いている点は評価できます。
もちろん、中にはどうしようもない人たちも出てきますが・・・。
数年間沖縄に住んでいたので
こんなふうに描かれると嬉しくなります。
また行こうかなぁ〜。
今度はホテルジューシーのようなホテルへ・・・。
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