
ブラックジャックになりたかった小学生、和也の成長物語。
小学生の頃って○○のようになりたい、というより
○○になりたい、と思ってた。
○○そのものになりたいって。
大人になれば、そんなことはできない、と言えるけれど、
小学生の頃はまったくそんなことも思いもせず、
純粋に○○になれる、そう思ってた。
そんな和也が少しずつ、ブラックジャックになりたい、という
想いから現実的に、ブラックジャックにはなれないんだ、って
気付く精神的成長が自分には愛おしく思えた。
そうやって大人になって行くのは
寂しいことかもしれないけれど、
大人になっていく過程としては、非常に大切。
それを間接的に直接的に気付かせるのが、転校した学校でできた
友だち、というのも良かったかな。
ファンタジー的要素も残しながら
現実をリアルに描いてる作品で
読後感はとても良かった。
でも、泉のその後がちょっと切なかったかな。
宮内君も漫画家じゃなかったんだね・・・
まぁ、才能なさげなのは伝わってきてたけど。
新年1作目としては
非常に良い作品を選んだな、って感じです。
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