
小学校卒業以来自分の住む団地から出られなくなり
団地内で生活して行こうと決めた少年の話。
文章構成は『ブラックジャック・キッド』に似てましたね。
過去から現在までを順を追って話していくという感じ。
最初は主人公・悟に共感できなかったな。
何故、団地内で一生生きていくと決めたのか。
担任の教師が言うように
狭い世界の中で生きていくことは
いろんな意味で大変なのではないかと。
でも、悟が団地から出られなくなった理由を知ると
さもありなん、と。
団地という狭い世界ながら
悟はしっかりと自分の居場所を見極め、
ちゃんと働き、手に技術を持ち、
婚約まで済ませ、
それなりに生活できている。
まぁ、その辺は面白く読めました。
後半からは一転して悟の悩みもクローズアップされ
暗い話も出てきますが、
全体的には良作だったと思います。
最後にやっぱり母の愛は偉大だな、と感じた次第です。
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