
「いつだって悪意はすれちがうほど側にいる」
そうだ。
この作品に出てくる事件は
本当に身近で起こっている。
犬殺しにファミレスでの異味事件、誘拐事件(よりもその真相)。
ほんの些細な悪意が事件を生んでいく。
そんな事件を解決するのは
ファミレスで働く久里子とそのファミレスによく来る国枝老人。
この国枝老人が謎の人物で
最後にはその正体が分かるけれども、
的確なアドバイスと行動でその謎を解決して行く。
そこに久里子の恋物語もちょこっと入り、
家族の問題も描かれ、ミステリー以外の部分も
ハラハラしながら読めました。
老人と21歳の女性。
探偵コンビとしてはなかなか珍しい組み合わせですが
コンビとしてはなかなかの名コンビだったと思う。
これで終わりか、と思いきや
『ふたつめの月』にも再登場ですね。
こちらも手元にあるので早く読まなきゃ。
そしてアンとトモという2匹の犬がいい味出してます。
やっぱり犬が好き、なんだな〜自分。