
原田さんが書いた一人芝居用の脚本2編。
彼は西行男。
若い頃にブラジルに行き、生活するも
浮き沈み激しい生活の中で、
東京に戻ってきてビルの清掃の仕事に就いている。
仕事仲間にブラジルでの生活ぶりを話している、という状況。
彼女は藤枝シズ子。
歯科医。
長崎で被爆しながらも、歯科医として大成。
70を越えた現在でも歯科医として頑張っている。
二人の人生。
山あり谷あり。
その時その時は色々大変なこともあった。
でも今思えば、ただただ懐かしい。
そんな一人語りの物語。
自分の人生を決して否定せずに
今ある生をまた一生懸命生きようとする姿勢が好ましい。
そんな脚本になっています。
ただただ人生を頑張って生きてきたそんな人たちを
凝縮して一人の人生として語っている。
だから生きるってことは重く、時に切なかったりするけれど、
でも素晴らしい。
そんな風に思える一瞬を
与えてくれました。