
何とも懐かしい・・・
同じ時代を生きた人にしかわからない
そんな懐かしさを覚えました。
重松さんと僕は5つ違い。
だから、生きた時代が少しだけかぶる。
この作品中に出てくる「もの」や「こと」も
大学生だった重松さんと中学生だった僕では
感じ方捉え方はちょっと違うかも知れないけれど
どれも同じように懐かしさを感じてしまう。
この作品はほぼ重松さんの実体験またはその仲間の体験だと思う。
でも同じ時代を生きた人たちの多くが
同じような体験をし、同じように考え、同じように生きてきた、と
僕は思う。
そういえば、自分が大学生になった頃のことを思い出すと、
こんな感じの出来事があったかもしれない。
しかし僕らの時はバブル全盛期でここまでではなかったかもしれないけれど。
この作品に出てくる人たちがその後、どうなったのか、
重松さんでさえ分からない。
確かにあの時代一緒に生きてきたはずなのに・・・。
でも、それは誰にでもあること。
ただ今のことは分からなくても
あの時の思い出は鮮明に残っている。
そんなことを思い出させてくれた作品でした。
やっぱり、
自分的には
重松さんはもっとも心を揺さぶられる作家さんの一人なのです。
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