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Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
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クジラの彼   ~有川 浩~

kujira.jpg

『ラブコメ今昔』の前に書かれている自衛官恋愛物語。

やはり甘~い展開で
もはやそれに慣れっこになっている自分もどうかと思うけれど
まぁ、体が心が欲しているからしょうがない。

個人的には『国防レンアイ』がイチオシです。
好きなのに、その好きな相手からは
仲の良い同僚としか見られていない
そんな環境の下、
それでも彼女の恋愛話を聞き、
振られれば慰め、愚痴を聞き、酒に付き合う。
そんな彼にも最後にはハッピーエンド。

そう甘くはないんじゃない?と思いつつ
こんな話にも乗ってしまう自分は
相当恋愛に飢えてしまっているのか・・・。

とにかく
甘い話ばかりで
胸に痛かったりもするんだけど、
それでも
こんな恋愛のカタチもアリだよね。
普段触れ合うことの少ない自衛官の恋。
全てが小説通りというわけではないだろうけれど、
読み終わった後の
なんというか、爽快感?は
何だか、『さすが、有川さん』という思いで一杯になってしまいます。

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本からはじまる物語   ~アンソロジー~

honkara.jpg

「本」や「本屋」に纏わる18の短編集。
ただ単に「本」といっても
そこから始まる物語は幾重にも広がって行く。
恋愛物あり、SF物あり、ミステリー物あり、
作家によって大きく変わる本に纏わるエトセトラ。
非常に読みやすく
本や本屋好きにはたまらない1冊ではないかと。

ただ最初と最後の物語が
似通っていたのが残念といえば残念。
本が翔んでいく、という目の付け所が一緒だっただけだけど、
最初と最後の1編に入れたのは意図的だったのかな?

どちらもファンタジーとしては悪くはなかったけれど・・・。

本や本屋好きには、これ以上の出来事がもしかしたら起こっているかもしれないし、
これから起こるかもしれない。
たくさんの夢や感動を与えてくれる
本や本屋に感謝しつつ
本を閉じよう、と思えた1冊でした。



あなたが名探偵   ~アンソロジー~

ameitantei.jpg

本編を読んで自分なりに犯人やトリックを推理して
巻末の解答編を読む。
自分が探偵になったような、そんな気持ちを味わわせてくれる作品。

が、
正直、
のめりこめなかった。

実は全て読んだことのない作家さんばかり。
自分にとっては未知との遭遇みたいな感じでした。
面白い、と感じられる作品も少なく、
解等編を読む限り、
何だかなぁ~、という感じ。
別に分けなくてもいいんじゃないか、と。
それだけ読みにくくなっちゃってる感がありありで辛かった。

カイシャデイズ   ~山本 幸久~

kaishadays.jpg

久々山本さんです。

けっこう熱血な営業チーフ、
古臭い二枚目顔の施工監理部、
掟やぶりのヒラメキ型デザイナー。
彼ら“魔のトライアングル”と同僚たちが織りなす内装会社の愉快でアツい日々のお仕事。

ココスペースは内装会社。
その会社を舞台に従業員たちの
アツい日々を描いているこの作品。

悪い人が出てこない。
意地悪そうな人は出てくるけど、
何だか憎めない。
そんな感じ。
山本さんの作品らしく、非常に読みやすいので
サクサクといける。

会社の人間だけではなく、
ココスペースに関わる顧客たちも魅力的。
まぁ中には新人橋本君の兄みたいな、ちょっといやな感じな人も出てはきますが。

非常に面白く読める作品でした。

TBさせていただいたブログ
待ち合わせは本屋さんで
いつか どこかで
まったり読書日記
ゆるゆる読書
ナナメモ
ぼちぼち

村田エフェンディ滞土録   ~梨木 香歩~

murata.jpg

今から100年以上も昔、トルコに渡り、考古学研究にいそしむ村田君。
その村田君を中心に同じ下宿に住むギリシャ人、ドイツ人、トルコ人、イギリス人。
国籍も宗教も性別も年齢も言葉もみんな違うのに
なぜか穏やかな時間が流れている。
もちろんほんの少しの思い違いなんかもあるけれど、
外界とは違い
至って平和な日常。
そんな日常の中で村田君が経験する異国での様々な出来事。
そしてその後の世界情勢。
仲間が次々と命を落として行く中で
ただ一人日本で生きている村田君。
物語最初の印象と最後の印象ががらりと変わる。
鸚鵡の発する一言『It's enough』が全てを物語る。

何だか心に沁みるお話でした。


サンタクロースのせいにしよう   ~若竹 七海~

santa.jpg

家事全般をこなせば家賃ただ、の一言に誘われて
ちょっと変わった銀子さんの家に住むことになった柊子さん。
その家には老婆の幽霊が・・・。
柊子さんと銀子さんの日常に起こるちょっとした事件。

ただちょっと終わりがなぁ~。
淡々としてて、
で、結果どうなったんだ!?
とその後のことが分からず
もやもやした読後感の作品が多かったような気がする。

面白くないわけではないんだけど、
そのこがちょっとマイナスかな。

これから追いかけてみようという作家さんを見つけました。

完全犯罪に猫は何匹必要か   ~東川 篤哉~

cat.jpg

烏賊川市シリーズ第3弾。
密室殺人を取り扱っていた前2作からちょっとだけ路線変更?
相変わらずの鵜飼探偵側と砂川警部側。
何となくいがみ合いつつ
どちらかが欠けると物足りなさそうな、
そんな関係が妙にはまります。
もちろん、戸村流平に志木刑事に朱美さん。
強烈なキャラクターに話の筋も負けてない。
単なるミステリーというよりも
これはギャグミステリーでしょ?
ユーモアを通り越している!?

招き猫に関する知識も増えそうな作品でした。
しかし、招き猫も億が深いんだね~。

秘密のひととき   ~赤川 次郎~

secret.jpg

一見普通の人々の
秘密のひととき。

小学生でありながら、夜、ダンサーとして男たちを惹きつける女の子。
路地に隠れ住む超能力を持った老人。
穏やかな老後を送りながら、女性への興味も失わない男性・・・

人はみんな誰にも言えない、
秘密のひとときがある。
バレてしまったら
止めざるをえないものもある。

実際、この登場人物はその秘密のひとときが周囲にバレた瞬間から
秘密のひとときを失うことになる。
が、わりとハッピーな形に納まっているような気もするが、
実はその後が非常に気になるのも事実。

誰にでもある秘密のひととき。
そっとしておいて欲しい。
誰にも気付かれず、もう一人の自分を楽しみたい。
そう思いませんか?

西の魔女が死んだ   ~梨木 香歩~

witch.jpg

映画化もされたことだし、と手にした1冊。
思いのほかいい話でした。

魔法を使う魔女なんているわけないんだけど、
どちらかというと占い師みたいなものだろうか?
予言者とか。

不登校気味のまいがイギリス人の祖母の下で過ごす数週間で
一人の女性としての強い生き方を身に付けて行く。
その話しを軸に
人としての生き方を
この西の魔女でるおばあちゃんに
まいと一緒に教えてもらっている、
そんな気持ちになりました。

読み終わってなんだかほ~っと、一息つきたくなるような
温かい話でした。


21 twenty one   ~小路 幸也~

21.jpg


21世紀最初の年に21歳になる21人の仲間。
その言葉から始まった21人のクラスメートは
固い絆で結ばれていた。
そう信じていた。
しかし、仲間の一人が懐かしい教室で自殺した。
理由は?
それぞれが「もしかして・・」との思いを抱きつつ
通夜に集まる。
その後の教室での語らいの中で
仲間の死の真相を探る。

悪くはないと思う。
しかし、21人の人間がいて
全員が仲間としての絆をずっと持ち続けて行くことが出来るのか?
少し、鼻白む感じを受けたのも正直なところ、ある。
21人の仲間といいながら、メインになるのは数名で
結局数合わせなのか!?という気持ちも起こる。
実際に裏切られている人たちもいるし。

まぁ小説だしね。

ちょっと心に引っかかるのは
『モーニング』と同じかな。
最後までもやもやとした感じが残って
すっきりとは行かなかった。
まぁ、内容が内容だから、すっきりは行かないだろうけど。

ここに2人の教師が描かれる。
おそらくこの二人は
『教師』としては失格だと思う。
特に男の教師は・・・。
そういうのもありだとは思うけど、
やはり、この仕事には就かない方がいいかな・・・と思った、です。
小説でこういう風に描かれると
なんか哀しくなりますね・・・。

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オフェーリアの物語   ~山田 正紀~

oferia.jpg


ミステリーYAシリーズ第22作品目です。

よく読んだなぁ~・・・
面白い作品もあれば、
イマイチ理解しにくい物語もある。

この『オフェーリアの物語』もそう。
読んでも読んでも
結局何が言いたかったのか、
分からずじまい。
最後は読むのも苦痛でした。

山田さんのミステリーYAシリーズは
これが2作目ですが、
前回の『雨の恐竜』も自分的にはかなり評価が低かったんですけど、
これもそうですね。

多分自分と山田さんという作家の相性が悪いんだと思う。
多分それだけだと。

でも、次はこの物語続編も出るんだよね。
ミステリーYAシリーズでなければ
絶対読まないだろう。

ここまで疲れる読書は久しぶりでした。

ただ自分が合わないというだけで
この作品の世界観にどっぷりはまれる人も
絶対にいると思います。

平台がおまちかね   ~大崎 梢~

hiradai.jpg


お~、成風堂シリーズ最新作かぁ~。
待ちに待ちましたよ!
と手にとって見たら
新シリーズの言う帯の文字。
勝手に喜んでいたのもつかの間、
あ~・・・
最新作じゃないんだね・・・。

新シリーズは
出版社新人営業マン井辻君の奮闘気。
もちろんちょっとしたミステリーにもなっていて
相変わらず書店を舞台にした
作品の面白さは大崎さんならでは、の感じです。

本屋の中だけではなく
出版社の営業マンという
普段ならまたまた出会えないような人たちの
日常と出版等にまつわる話なんか読めて
やっぱり得した気分。
成風堂シリーズの登場人物についても
最後にちょこっとだけサービス(?)

こちらもちょこっと心に『ぐっ』とくる話もあって
詰まってしまいました。

しかし、個人書店ってやっぱり大変なんだなぁ~と
改めて思いました。
やはり近くに本屋がないと困ります。
大手といい感じで競合できるといいのになぁ~。

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春のオルガン   ~湯本 香樹実~

springorgan.jpg


『夏の庭』も『ポプラの秋』も大好きな作品です。
夏秋ときての春なので
同じようなお話かと思いきや、
ちょっと違いましたね。雰囲気が・・・。

小学校を卒業し、
中学に入学する前の春休み。

一種独特な雰囲気の春休み。
そこで出会う人、物、事件。
ふと振り返ってみたら
この時期が大人になる一歩手前の時期だったかもしれない。

読み終わってそう感じた。

表紙がちょっとリアルっぽくて、で、暗い感じがして
僕は好きになれなかったな。

話しも悪くはないけど、
『夏の庭』『ポプラの秋』に比べると若干落ちるかな・・・。

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苗坊の読書日記

ABCDEFG殺人事件   ~鯨 統一郎~

abcdefg.jpg


ミステリーYAシリーズも21作品目終了。

鯨さんの作品だし、
わりと面白く読めるかな?と思ったけれど、
ちょっと合わなかったかも。
面白くないわけではないけれど・・・。

主人公の堀アンナは
両親を亡くし、かわいがってた愛猫にも先立たれた18歳の女の子。
探偵社に勤務してはいるものの
所長からはきついことばかり言われる毎日。
過度のストレスからか耳が聞こえなくなるが・・・

安楽椅子探偵は存在するが、
安楽椅子そのものが推理する話し・・・。
アンナはその推理に手を貸しているような状態なので
主人公なんだけどな・・・という
フラストレーションがたまってしまいました。

耳が聞こえなくなったアンナは
そのおかげで固形物の声を聴くことができるようになる。
そのために安楽椅子との交信も出来るようになり、
難事件を解決していくんだけれど
何だか展開が甘すぎませんか?
という気分になるのは自分だけだろうか?

同じミステリーYAで書いた『ルビアンの秘密』の方がまだ面白かったかな、と思う。

何だかもったいないなぁ~と思った作品でした。

ラブコメ今昔   ~有川 浩~

lovecome.jpg


有川さん新作。

自衛隊を舞台に様々な恋愛模様が繰り広げられる。
が、予想していたより甘くはなかったです。
もちろん甘甘な展開ばかりだと
疲れてしまうので
このくらいが自分にはちょうどいいかも。

個人的には
『軍事とオタクと彼』が一番かな。
オタク自衛官、いいじゃないですか。
なんか自衛官だって人の子だ、(当たり前だけど)と思った。
これが一番甘甘だったかも。
結局甘甘な話が好きみたいだな・・・。
ヤバイな・・・

『ラブコメ今昔』に出てくる千尋が非常に気に入らなくて
表題作なのに
この主人公はないよな・・・と思ってたんだけど、
最後のシーンで、あっ、千尋かわいいかも・・・と思ってしまった自分・・・。
そしてその千尋と吉敷の関係が描かれた『ダンディ・ライオン』で
いやぁ~、やられましたね。
いいじゃん、千尋・・・
あ・・・ダメな自分・・・。

『秘め事』には自衛官やその家族の辛さも描かれていて
やはり甘甘な話しだけではないんだよな。

ところどころに挟まれる、自衛官の自衛官としての誇り。
正直自衛官には複雑な思いもあるんですけど、
しかし、それはそれ。
あくまでも自衛官礼賛という話としてではなく
上質のラブコメ作品として読ませていただきました。

おもろかったですよ、やっぱり。

有川さんも朱美ちゃんのような人なのだろうか・・・。

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窓の魚   ~西 加奈子~

blindfish.jpg


4人の男女。
それぞれが恋人同士、といってもいい関係。
1泊の温泉旅行。
その一晩の出来事をそれぞれの視点から眺める。

そこで分かるものは・・・

お互いが
一緒だと思いながら
実はお互いがそれぞれのことを分かっていない、
一緒にいながら
実は一人ぼっちだという事実。

何だか淋しい関係を見せ付けられたような、そんな気分。

そして彼らの物語の中に挟まれるある事件の話し。
一見繋がりのないような話だけれど、
実はそれぞれが微妙に絡んでいたりする。
その事件の顛末は明らかにされないのが
不満であるのと同時に不思議な余韻を醸し出し、
それでいて読む者が
勝手に解釈できる余裕というものを作り出している。

4人の行く末が何だか明るくないような、そんな気がする。

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きみが見つける物語(放課後編)

kimiafter.jpg


昨日に引き続いての『きみが見つける物語』は
放課後編。
放課後、というとやはり学生の放課後、ってことだと思うんだけど、
ちょっとそれとは違った雰囲気。

星新一さんの作品なんかは
ぜんぜん放課後っぽい話ではないし、
どちらかというと短編SF。
学生も出てこないし、
学校も出てこないし、
不思議なはなし。
なのに、放課後編に入るから
何を基準に選んでいるのかまったく不思議な短編集です。

でも、星さんの作品はよかったし、
浅田次郎さんの『雛の花』という話しもすごく好きです。

ここに出てくる主人公の祖母のように
(というか祖母が主人公のような気もするけど)
凛としたたたずまいで人生生きていきたいなぁ~、などと
感じました。

放課後とはまったく関係ないような
作品群でしたが
なかなかの作品集だったと思います。

きみが見つける物語(スクール編)

kimischool.jpg


あさのあつこ、恩田陸、加納朋子、北村薫、豊島ミホ、はやみねかおる、村上春樹
6人の短編を集めたアンソロジー。
スクール編とあるだけに学校を舞台にした短編ばかりですが、
紹介文には
いまどきのフレッシュな名作だけを厳選した超豪華ラインアップ
とあるんだけど、
フレッシュ・・・
どうもそんな気はしない。
作家さんだってフレッシュとはいえないベテランの方が多いし。
読者と選んだ、ってあるんだけど、
その読者って・・・いったい・・・
10代のための、と銘打ってある割には
10代をターゲットにした作品群でもないような気が・・・

まぁ、自分的には好きな作家さんの短編が多かったので
作品的には「当たり」だとは思ったんですけどね。
ちょっと宣伝文句が・・・・

それぞれの作品が収められている元作品も読んでみたくなりました。

ニート   ~絲山 秋子~

neet.jpg



きっついなぁ~。
全ての作品に登場してくる男たち。
ヘタレな男いれば、
ニートの男もいる。
変態男もいて、読んでて何だかやるせない気持ちになってしまった。

『ニート』とその後日談の『2+1』、『愛なんていらねぇ』に登場する
女たちもどうだかな~?
何だかんだ言いつつ
どちらも自分を中心に考えてそうな
人物たちでした。

ただ『へたれ』に出てくる
男の気持ちはなんとなく分かる気もする。

が、なんとなく自分とは遠い世界に住んでいる人のような
そんな思いを抱かせる話ばかりだった。

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