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す~さん

Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
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あの空の下で   ~吉田 修一~

underthesky.jpg

ANAの機内誌『翼の王国』で連載されていた短編とエッセイをまとめた1冊。
機内誌連載なだけに飛行機や旅に纏わる話が多かった。
どの話も短くて
さ~っと読めてしまう話ばかりなんだけど、
何故だか不思議に
その情景が目に浮かんでくるようだった。

旅っていいなぁ~。
それが近場でも遠くても。
一人旅でもグループでも。
それぞれに色んな思いを持って旅に出る。
楽しい旅かもしれない。
傷心の旅かもしれない。
この短編集に出てくる主人公たちは
前向きに生きていこう、って言う気持ちが紙面からも伝わってくる。

特に自分が気に入ったのは『恋する惑星』というお話。
年齢差11の男女の物語。
年下の男の子の一途な本気の想いに「やるなぁ~」と思いました。

月1の割合でANAには乗っているのに
最近は自分の読書ばかりで『翼の王国』にも目を通していなかった。
空の旅のちょっとしたお供にもなりえたこの物語たち。
空の上で読みたかったなぁ~。

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夜の光   ~坂木 司~

nightlight.jpg

高校の天文部に所属する4人の男女。
それぞれがスパイとして
目に見える、あるいは、目に見えないモノと日々戦っている。
それは価値観の押し付けだったり、家族の問題だったり・・・。
普段はコードネームを持ち、
その4人だけにしか使わない。
部活で一緒になる以外は
ほとんど接触もない。
しかし、部活の時には誰よりもお互いのことを理解し、
そして必要としていることに気付く。

いろんなことに不安を抱えている4人の高校生。
誰にも言えない、苦しみを抱えながら
それと戦っている。
そんな孤独な闘いに潤いを与えてくれるのが
天文部の活動とその部員たち。
天文部として熱心に星を観察するわけではないんだけど、
ただ一緒にいるだけで
なぜか心が癒されていく・・・
そんな関係がうらやましくありました。

それぞれが語る物語の中で
それぞれが抱える闘いのことも触れつつ
ちょっとした謎を解き明かしていく展開。
謎解きよりも4人が一緒にいるその雰囲気がとてもよい。
にぎやかなわけでもない、
適度な静寂の中で
それでも何だかしっかり熱を孕んでいる。

この適度な距離感が苦手な人もいるだろうけど、
自分にはとても心地よい距離に思えて
なかなかどうしてよい物語を読ませてもらったって感じです。

坂木さんの静の部分が強調された物語ではあると思うけど、
読後感も何だか爽やかで
星を見ながらコーヒーでも、
と本気で思ってしまいました。

コーヒー飲めないのに(笑)

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アイスクリン強し   ~畠中 恵~

icecream.jpg

畠中さんの新作は江戸の時代の終焉から20数年たった明治を舞台にしています。
いまだに江戸を引きずりながら
新しい明治の時代を歩もうとする人たちの中で
新しいモノつくりに精を出すミナこと皆川。
その新しいモノとは居留地暮らしで培った料理の腕を生かした西洋菓子店。

そのミナを中心に
ミナを取り巻く人々との
ある意味青春群像。
そして日常のちょっとした謎。

タイトルに西洋菓子の名前が付いているにもかかわらず
それにちなんだ話題というわけではなく
添え物程度の扱いだったのが残念。
せっかくの設定が活かされて内容に感じた。

また明治を舞台にしている割には
その明治らしさも多少欠けているような。
リアリティーに欠けるという感じだが
読み物自体はあっさりしていて
肩が凝るようなものでもなく、
割とすんなり読める。
だからこそ何だかもったいない気がする。

いくつかのお話では、じゃ、その結末は?的な話もあり、
結末までしっかり書きこんでもらえるとよかったなぁ~。

表紙の雰囲気はすごくいい感じです。
それにちょっと負けているかな、と感じられたのが残念でした。

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オレンジの季節   ~鯨 統一郎~

orange.jpg

結婚と同時に仕事を辞め、専業主夫になった立花薫。
慣れない家事に四苦八苦しながら家族8人の家事一切を取り仕切る。
その主夫ぶり、その健闘をたたえる物語、
ホームドラマの原作のような、
たとえて言うならTBSの昼ドラあたりか・・・
そんな物語だったのに・・・。

後半、というか、
終末の展開には目を見張る・・・。
あまりの展開振りに 鯨さん いったい何が・・・
目が点状態です。

前半部分の薫の主夫ぶりには好感を持ちつつ読めたんだけど、
はて、
後半まで入れると一体どう評価していいものやら・・・。

何だか難しい作品でしたね。


埋もれる   ~奈良 美那~

umoreru.jpg

日本ラブストーリー大賞の第3回大賞。

なんだけど、
なんだかなぁ~。

っていうのが感想です。

韓国に語学留学に来ていた女性が
韓国で出会った韓国人の男性と激しい恋に落ちていく様を描いた作品。

なんだけど、
どうだかなぁ。

さくさくっと読めない作品でした。

この主人公の由希の行動があまりにも
大人気ない、というか、独りよがりというか
読んでいて腹の立つことばかり。
はっきり言って好きになれないタイプの女性。

内容も別に日本人同士でもかまわないような内容だし、
韓国人男性に設定した理由も分からない。
まさか今(いや、もう廃れたか・・・)流行の韓流を狙ったか?

前2回の大賞作品が秀逸だっただけに
これで大賞か・・・と思うと何だか、軽くなりそうだな。
まだ特別賞だった
『私の結婚に関する予言38』の方が良かったかな、と思った。

なぎさの媚薬6 天使の階段   ~重松 清~

nagisaangel.jpg

なぎさの媚薬も6作品目。

これまではある男性が不幸になってしまった女性を救う話だったけど、
今回はちょっと違う。
主人公は肺がんに冒されてしまった男。
看護師の恋人との結婚を考えていた矢先のことだった。
このままでは不幸になる、
彼女を幸せにするにはどうしたらいいのか?
そんなことを思っているときになぎさに出会う。

なぎさの媚薬で過去に戻った男は
結局は彼女と別れることはなかった。
しかし、生きることへの本当の意味を知った男は
彼女も自分も幸せな気持ちで残りの人生を過ごしていく。

過去の作品と雰囲気が違う作品だった。
これまでは相手の女性がレイプされたり、殺されたり、
そんな女性を救うために過去へ戻ってやり直す、という話だったけど、
今回は主人公である男のほうに不幸が降りかかる。
過去へ戻ってやり直そうとするところは同じところだけれど、
少し意味合いが違ったように感じた。

平等ゲーム   ~桂 望実~

byoudou.jpg

瀬戸内海に浮かぶ「鷹の島」。
そこでは1600人が、全員平等。果たしてそこは楽園か、それとも……?

全員が平等。
仕事も4年に1度抽選で変えられる。
島内では基本的にすべて無料。
休みは週2で保障されているし、
衣食住すべて平等。
何かを決めるときには島民投票。

果たしてこんな島で生きていくことは本当に
人間として幸せなのだろうか?

すべてが平等なんてありえない。
いや、平等にすべきものとしてはいけないもの、
この世には2種類あると思う。
それをなしにしてみんな平等、というのは
傍から見ていると、やっぱり気持ち悪いものとして映ってしまうんだけど。。。

そこに個性とかはなくなってしまうし、
人間として必要な感情(たとえそれが負の感情であったとしても)を
持てなくなった人たちはいったいどこに行ってしまうのか?

物語の中では
理想郷は少しずつ破綻していく。
でも不平等な世界に生きている僕等人間にとっては
それがごく普通のことのように見え、
主人公である耕太郎はそれを正そうとする。

すべて平等な島での生活と
不平等だけど、今の生活。
あなたならどちらを選びますか。

この本を読む前は全員平等がいいじゃないか、と思ってた。
しかし読んだ後は
パーフェクトではないけれど、
今の社会の方が実は健全なんじゃなかろうか、と
思えるようになりました。

『みんなちがって、みんないい』
それが一番の世界なのかな・・・。

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空へ向かう花   ~小路 幸也~

sora.jpg

非常に重い話でした。

ある日花歩は自殺しようとしていた少年ハルを助ける。
ハルはある小学生を殺してしてしまい、それを悔いて自殺しようとしていた。
そしてその亡くなった小学生は花歩の親友、由希菜だった。

ハルが由希菜を死なせてしまったのは
故意ではなく事故。
本人も何故自分が由希菜を死なせてしまったのか理解できない。
しかし、周りはハルを腫れ物に触るように接し、
両親も心の傷ついたハルの事を顧みず自分の世界に逃げ込む。
一人傷ついたハルは死に場所を求めて
フラフラと花歩のいる町まで来ていたのだ。

ハルが由希菜を死なせてしまった理由は詳しく書かれていないので
もどかしさはあるけれども
何となく想像はできる。
悲しい事故であり、張る一人が責められるものでもないということは
誰にでも分かるような事故。
それでも誰かに、何かに責任を見出さないと
娘の死を受け入れられない由希菜の両親や
息子の事を顧みず、自分の世界へ逃げ込もうとするハルの両親。
その大人の汚さというか、見苦しさと
子供たちの純粋さと真摯な生き方。
子どもを守るはずの大人が、子どもをだめにしている、
そんなメッセージを受け取ることが出来た。

物語はいい方向へ向かうところで終わるんだけど、
何だか後味の悪さは残った。
それは物語り自体にというより、
自分もこんな大人の一員なんだろうか、と思ってしまったからかもしれない。

小路さんの作品はここんとこ
ちょっと中途半端な感じがしてました。
でもこの作品は非常に考えさせられる物語で
久々のヒットでした。

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しんちゃんの買い物帳
待ち合わせは本屋さんで
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いつか どこかで

ティッシュペーパー・ボーイズ   ~有吉 玉青~

tisshu.jpg

自分が人生の岐路に立ったとき
そっと手を差し伸べて
ティッシュを渡してくれたティッシュペーパーボーイズたち。
彼らがいたから
自分の人生も変わることが出来た。
いや、変えることが出来たんだ。

いつも同じ場所にいるとは限らない。
探そうとすれば
その姿は見えない。
困ったときに、悩みを抱えたときに
いつの間にか手にティッシュを自然に手渡してくれる。

ティッシュペーパーを配るボーイズに人生を変えてもらった人たちのお話。

恋人と別れ話を切り出そうと待ち合わせ場所に向かっていたのに
ティッシュペーパーボーイとひと悶着を起こし、恋人に会えなかった女性とか
年下のボーイフレンドとなかなか一夜を共に出来ない女性と
一夜を共にしたくても出来ない彼。

それでもティッシュペーパーボーイズが配ったティッシュのおかげで
何だかHappyになれちゃった。

読んでてほんわかしてしまう話ばかりでした。

町に出て
ティッシュペーパーボーイズ、もしくはガールズから
ティッシュをもらってこよう。
人生が変わるかもしれませんよ!!


ばす   ~山本 甲士~

basu.jpg

外来種ブラックバスを巡る人々の悲喜こもごも。

ブラックバスが在来種の減少の一因となっている、という話はよく聞く。
一方でバス釣り愛好家の数も多く、スポーツフィッシングとしての人気も高い。
双方の言い分も分かるし、
どちらがどうこう、ということをバス釣りもしない自分が語るのもなんですけど・・・。

山本さんの「ばす」でも
双方の言い分をしっかり描いている。
どちらかに加担するわけでもなく、
淡々とバス釣りに関係している人々の災難を描く。
もちろん、それはバス釣りをする人だけではなく、
バス釣りに反対する人にも災難は降りかかる。
ということはバスがいなくなればいいのか!?という展開になりそうだけど・・・。

バス釣りに魅せられ、見境がなくなってしまった人たち。
在来種保護を打ち立てバスやバス釣り人を攻撃する人たち。
うまく共生できないものだろうか。
傍から見てると、ほんとどっちもどっちだなぁ~、と。

でも本を読んでいくと
何となくその魅力も分からないわけではない。
まぁ自分はやらないだろうけど、
いったんやってしまえば、
はまってしまう人も多いだろう。
物語の中でもバス釣りに反対しているのに
ひょんなことからバス釣りの魅力に目覚めてしまった人もいるし。

物語の中にもあるように
うまく住み分けられればいいのかな、と。
行政がうまく主導していかなければいけないんじゃないの?
魚にはきっと罪はないんだよね。

しかし、
この物語に出てくる人たち、
バスのせいで仕事を失ったり、人を怪我させたり、
事件を起こしたり、新聞沙汰になったり警察沙汰になったり。
本当に災難が降りかかってくる。
バスに関わるとやっぱり危ない?

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しんちゃんの買い物帳

理系の人々   ~よしたに~

rikei.jpg

文系と理系。
大雑把に分けるとこの二つになるんだろうけど、
文系の自分にとっては
ちょっととっつきにくい感じ。
確かに理系な人の行動に当てはまるところもあるんだけど、
いかんせん文系な自分には
え!?そうなの??って感じで
まぁ、共感とか同意とか出来ないわけで。
ただ自分の周りの理系人を見てると
確かにこんなところもあるよなぁ~と
妙に納得したりして。
文系の人間には自分の周りにいる理系の人たちを
思い浮かべながら読むと
ニヤリと出来るかも。

文系人間のこともちょっと描かれてるんだけど、
いや、そんなんじゃないぞ、と思いつつ
当てはまるところもおおかったりして。
見てるところは見てるんですね、よしたにさん。


真夜中のための組曲   ~赤川 次郎~

mayonakakumikyoku.jpg

これは相当古い本です。
単行本の画像がなかったので文庫版ですが・・・。
昭和55年初版・・・
なので本文中にも500円札!!が登場します。
もちろんケータイなんかもないし、電話は公衆電話だし。
しかし、30年近く昔の話なのに
なぜか今でも十分に通じるお話。
人の心や行動はそんなに変わらないものなのかもしれません。
この作品を読んでそう思いました。

何よりも
まだ第一線で活躍されている赤川さんがすごい!
正直、そう思いました。

天下り酒場   ~原 宏一~

amakudari.jpg

経営不振の割烹居酒屋『やすべえ』の店主ヤスは、ある人物を雇って欲しいと常連客に頼まれた。
それはなんと、片倉という県庁の役人。
居酒屋に天下った片倉は元役人の事務能力を発揮、食材の一元管理と仕入れの効率化で
店を黒字に転じた。勢いにのった片倉はヤスに店舗拡大を唱え始めるが…

県職員の天下り先に居酒屋チェーンを利用する。
現代の天下りを鋭い目線で皮肉っている感がして
結構面白かった。
このほかの作品も単なるお話ではなく
ボランティアでやってきた女性がその家の主婦の座を乗っ取り
元の主婦は同じようにボランティアとして別の家にもぐりこんでいく話な
ところどころにブラックな感情を入り混ぜている。
世間を斜めに見るとこういう風に見えるのかも。
面白さと同時に
薄ら寒さも感じた1冊でした。

今の日本、どこかおかしいぞ、と感じずにはいられない、
そんな批判精神が垣間見える作品でした。

あ、でも作者はそんなこと思ってないかもしれないけれどね。

サンネンイチゴ   ~笹生 陽子~

sannen1chigo.jpg

サンネンって3年生のことかと思ったら違った。
そういう意味で使ってたのか。

物語の主人公は14歳のナオ。
ひょんなことから校内一のワルと思われているアサミや
その彼氏(?)ヅカちんとつるんで
マスコット狩りをする犯人を捕まえようとする。
その間に誤解があったりしてナオは悩んだりするんだけど、
結局は事件も解決して3人の友情は今後も続く・・・みたいな。
笹生さんらしい気持ちのよいお話でした。

中学生でなかなか友達のできなくても
友達になるチャンスって実はどこにでも転がっていて、
それを自分で見つけることが出来るかどうか、ってことです。
それを見つけられたのはナオ。
現実にもそんな子がいるかもしれない。
そんな子にはぜひ読んでもらいたい作品ですね。

あ、ナオの両親には反発を覚えますね。
ナオがグレないが不思議です。

さいはての彼女   ~原田 マハ~

saihate.jpg

失恋と社内の内紛で心も体もくたくたになった涼香。
バカンスで沖縄に向かおうとするも
有能な秘書が手配した旅先は女満別。

その女満別で彼女は一人の女性ライダーと出会う。
ハーレーを乗り回し、
ハーレーのカスタムビルダーとして働くその女性、なぎ。
愛車の名は『さいはて』。
さいはてとなぎと旅をする涼香は少しずつ心も体も癒されて
また明日から頑張らなくては、と強く心に思うのである。

ここに出てくる女性は
どの女性も男社会の中でそれなりの地位や名誉や金を手にした女性たち。
だが、ちょっとしたことで、躓き、傷ついた心を癒しに旅に出る。
そしてその旅で、もう一度自分を見つめ明日を頑張って生きていこう、と
強く心に決めて日常に戻っていこうとする女性たちばかり。
その描き方が結局はステレオタイプなんだよね。
でも、なんだかかっこよさが目立って
こんな生き方でもいいじゃん、って応援したくなる女性たちでした。

原田さんの描く女性は、こんな女性が多いような気がします。
理想なのかな。
女性が読んだらどうか分からないけど、
男から見ると何だかきらっとしている感じで悪くはない。

この物語の最初と最後に出てくる
なぎの存在がこのすべての物語をさらに引き締めている気がします。

そしてそのなぎの物語もすごく心に染み入る話でした。

きみが見つける物語 恋愛編   ~アンソロジー~

kimigamitukeru.jpg

このシリーズも5作目。
で、恋愛編。
そのラインナップが・・・
乙一に山田悠介・・・。
何となくホラー編のほうが似合いそうな作家陣ですが、
いやいや、そこはちょっとホラーっぽい
でも、しっかり恋愛物語でした。

有川さんの作品は
ちょっと中途半端だったかな。
まぁ、きっと続きがあるんだろうけど、
なんとなくもう少し先が読みたい作品でした。

そのほかの作家陣は
梨屋アリエ
東野圭吾

恋愛編と来て、
次は家族編とかになるのか?

シャープさんフラットさん   ~ナイロン100℃~

sharp.jpg

この「シャープさんフラットさん」は役者を変えて
ホワイトチームとブラックチームとして競演する形式を取っている
自分が見たのはホワイトチームのほう。
主人公の辻煙を三宅弘城がやりブラックチームで辻煙をやる
大倉孝二が一人で何役もやっている。
本当は峯村さんが出演するブラックチームを見たかったんだけど、
チケットが取れずホワイトチームを。

その後、CSでブラックチームのほうも見ることができたんだけど
これはもう間違いなく別作品といってもいいくらいのものでした。

微妙に設定が違ってたりして
同じ作品なのに、まるで違うような、
違っているようで、やっぱり同じで・・・
役者が変わるだけでも、雰囲気が変わりますね。

笑いもあるけれど、
根底に流れているのはかなりシリアスな物語。
笑いとは?人生とは?
思いっきり笑える作品ではないけれど、
見終わった後に何かしらこころに残る作品でした。

これを機にナイロン100℃にはまって行ってる自分です。

ba-mu ku-hen

ba-muku-hen.jpg

この作品は
新築4F建て マンション名は『ba-mu ku-hen』
デザイナーズマンション??と呼ばれる歪な空間に
歪な人間が1Fから4Fまで集まる。
各階ごとにそれぞれの思いを積み重ね
歪なやり取りを積み重ねる・・・・というもの。

劇場が狭い上に前の方で観たので
役者の息遣いまで手に取るようにわかり
なかなか面白く観させてもらいました。
若い出演者が多かったけれど、
まぁ、そのせいか、台詞かんだり、
今の間違った?みたいな部分もあったけど、
まぁ、それが生の醍醐味なんではないだろうか、と。

この舞台、もう一度見たい舞台です。

地図男   ~真藤 順丈~

chizuotoko.jpg

今話題の地図男。
めざましテレビで紹介されたその日に買って読んでみた。

発想はすごいなぁ~と思う。
地図の余白にその土地土地の物語を紡いでいく。
余白で足りなかれば、色んな紙に書きまくり
物語を完成させていく。
誰に向けて書いているのか、
誰に向けて話をしているのか、
その辺をメインに進んでいくのか、と思いきや、
どちらかというと、その地図男が紡いだ物語の方に重きが置かれているのかな。
確かにその挿話も面白いし、
これをもっと膨らませて書くことも面白いかも、と思う。

が、
肝心の地図男の話が、この挿話に何だか負けてしまっているような気がして
何だかもったいなかったなぁ~。

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いつか どこかで
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すべての若き野郎ども   ~久保寺 健彦~

subeteno.jpg

久保寺さんの新作はTBS・講談社 第1回ドラマ原作大賞選考委員特別賞受賞作品。

不良グループの特攻隊長だった恭平がある日街で出会った高校1年生の達夫。
そのケンカの強さと何だかワケの分からない雰囲気に
一瞬で惚れてしまう。
勢いでグループを抜けた恭平は達夫とつるむようになる。
その中でバイトを始めたり、ナンパに明け暮れたり、
特攻隊長時よりも丸くなりつつあった。
ある日、不良グループの一人をナイフで刺し、鑑別所に入れられ
1年後に退所するも、その刺した相手に付きまとわれたり
なかなか普通の生活を送れない。
それでも達夫と組んで、思いもかけないような事件や出来事を通して
少しずつ、本来の自分を取り戻していく。

ちょっと暴力シーンが多いのが玉にキズな感じの1冊ですが、
達夫のキャラがものすごく輝いていて
恭平とのカラミが読んでいてとても愉快でした。
どちらかというと正反対のような二人の性格が
なぜかうまく絡み合って、色んな事件や出来事が
本当にイキイキと描かれており、最後まで飽きることなく読み終えた。

暴力シーンに拒絶感がある人は読まないほうがいいかも。
ケンカのシーンがかなり多いので。

しかし、これはなかなかドラマ化するのは難しそうな作品でした。

9月の読書

9月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3567ページ

楽園のつくりかた (角川文庫)楽園のつくりかた (角川文庫)
読了日:09月28日 著者:笹生 陽子
あおぞらビールあおぞらビール
読了日:09月27日 著者:森沢 明夫
絶対、最強の恋のうた絶対、最強の恋のうた
読了日:09月26日 著者:中村 航
あなたにもできる悪いことあなたにもできる悪いこと
読了日:09月21日 著者:平 安寿子
武士道セブンティーン武士道セブンティーン
読了日:09月20日 著者:誉田 哲也
恋はさじ加減恋はさじ加減
読了日:09月19日 著者:平 安寿子
少しだけ欠けた月―季節風*秋少しだけ欠けた月―季節風*秋
読了日:09月16日 著者:重松 清
〔MF文庫 ダ・ヴィンチ〕大江泉水のはじめてのスピリチュアル (MF文庫 ダ・ヴィンチ そ 1-1)〔MF文庫 ダ・ヴィンチ〕大江泉水のはじめてのスピリチュアル (MF文庫 ダ・ヴィンチ そ 1-1)
読了日:09月15日 著者:曽我部敦史
萌黄色のハンカチーフ―杉原爽香三十五歳の春 (光文社文庫 あ 1-112)萌黄色のハンカチーフ―杉原爽香三十五歳の春 (光文社文庫 あ 1-112)
読了日:09月14日 著者:赤川 次郎
ボーナス・トラックボーナス・トラック
読了日:09月13日 著者:越谷 オサム
悪夢のドライブ悪夢のドライブ
読了日:09月09日 著者:木下 半太
〔MF文庫ダ・ヴィンチ〕修学旅行は終わらない〔MF文庫ダ・ヴィンチ〕修学旅行は終わらない
読了日:09月03日 著者:村崎友
オール ミッション2オール ミッション2
読了日:09月02日 著者:山田 悠介


13冊・・・
8月の半分以下でした。
う~、先月はちょっと忙しかったからなぁ~。
今月はもう少し読む時間を増やそう。


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