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Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
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放課後のウォー・クライ   ~上原 小夜~

houkago.jpg

日本ラブストーリー大賞の大賞作。

しかし、このラブストーリー大賞、
だんだん大賞作のレベルが下がっているような気がします。
特にこの作品、
高校教師と女子生徒の恋、
同級生の死、
まるでケータイ小説。

何だか読んでいてイラッとすることが多くて
正直よく最後まで読めたもんだと。

まずは高校教師と女子高生との恋愛。
教師の方がステレオタイプで、
二人のことを明らかにしたくないのは
自分の身のかわいさからか、
それともこの女子高生のためなのか・・・

現実にも女子高生と付き合ったり、卒業後に結婚したりする
教師もいるにはいるけど、
なんだか、扱い方が本当にステレオタイプで
目新しさもない。

で、友人の死を機に
まぁ、あっさり死なせるところも何だかなぁ、という感じで。
それまで死に対して「いつ死んでもいい」なんて言いながら
友人の死に「生きる」ことへの執着みたいなものを
目覚めさせる。
あーーーーーー

読んでて何も感じられない作品でした。

ほんと
大賞作?

自分の好みに合わなかっただけかもしれませんけどね。

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かつどん協議会   ~原 宏一~

katsudon.jpg

『かつどん協議会』
『くじびき翁』
『メンツ立てゲーム』の3作品からなる短編集。

『かつどん協議会』では「かつどん」のメインは一体何か?
肉か?玉ねぎか?卵か?いや、米か!?
かつどんの未来のためにそれぞれの業種が喧々諤々やる協議会。
あまりにも馬鹿らしい内容であるけれど、
くすっと笑えてしまう作品でした。
いや、一体かつどんのメインは一体何なのか?
考えてしまうような作品でした。

国の重要な政策をくじびきで決めてしまおうと提案する
爺さんを描く『くじびき翁』も現代日本をちくりと風刺していて
これも面白い。

原さんの描く世界は
現代社会に対する皮肉が込められているようです。
奇をてらった作品ではあるけれど、
こういうのがあるとまた日本も変わるのかな?と思わせられる
作品集でした。

Story Seller   ~アンソロジー~

storyseller.jpg

どの作品も良かった。
しかしとりわけ良かったのは
本のタイトルにもなっている、有川浩さんの「Story Seller」かな。
最後は本当に切なくなってしまいました。

しかし贅沢な本ですよね。
これだけの若手が集まって出来た1冊の本。
本当に価値ある1冊のアンソロジーが出来たんではないでしょうか。

惜しむらくは
『333のテッペン』の主人公が過去にどんな生活をしてきていたのか、
それが明らかにされないところに
ちょっとだけ欲求不満が残りました。
まぁ、そこが狙いなのかもしれませんが。
想像するだけで恐ろしい世界にいた人物だとはわかるんだけどな。

とにかくどの作家の作品も甲乙つけがたい作品だったと思います。

第2弾も予定されているとか。
今度はしっかり発売時にゲットしなくては。

TBさせていただいたブログ
いつか どこかで

多分犯人は父   ~ゴジゲン~

hanninchichi_s.jpg

正直最初は「これやばいかも。面白くないかも」と
この公演を選んだのを一瞬後悔しました。

が、徐々に進んでいくうちに面白くなっていくんだな、これが。

物語は・・・
足に障害のある『広末君を救う会』を舞台に
広末君の足の手術のために集めた募金総額1千万円が
盗まれてしまった。
一体犯人は?
その場にいるすべての人間が怪しいと思われる中、
犯人は意外な人物で・・・。

ミステリーとコメディを融合させたなかなか面白い舞台でした。
結局犯人は・・・
ちゃんと伏線も張ってあったので
なるほどそういう理由かい!と、まぁ、納得できる犯人と
理由でした。

ただ、このメインであるはずの父親よりも
その他のキャラの立ち具合が大きくて
父親がかすんでしまったのが難点と言えば難でした。
おそらくは
父親役とその他のキャラの役者さんの年齢がそう違わないのが
原因だと思うんですけど、
そこが惜しかったなぁ。

妖怪アパートの幽雅な日常⑤   ~香月 日輪~

youkai5.jpg

今作では夕士の学園生活が物語の中心に描かれている。
2学期から登場した二人の教師。
この教師が非常に個性的です。
ただ、女性英語教師の青木は
本当は教師になってはいけないタイプの人かもしれません。
もっと他にその力を活かせる場所があるんではないか、と
まぁ、その青木を頼りにせざるを得ない生徒もいるわけだから
いても悪くはないのかもしれないけれど
ほとんどの生徒にはマイナス作用しか生まないような気がする。
まだ千晶のような教師の方が
自分的には合いそうな気がするんだけど・・・。
まぁ、足して2で割ったらいい教師が出来るかも。

そして
この作品で登場した
生徒会長と英会話クラブの部長、二人の男らしさ。
って言っても二人とも女子高生ですけど、
思わず兄貴!と呼んでしまいそうな雰囲気です。
この二人の活躍も見てみたいですね。

今回は妖怪やら魔物やらが悪さをするわけではないけれど、
学校によくあるような事件を通して
夕士がまた少し成長していく。
妖怪アパートでは修行のため滝が作られ、
修行の方もパワーアップしていく。
少しずつ少しずつ魔道士としてスキルアップしていく
夕士のこれからも楽しみになります。

作品によって面白さにばらつきがあるように感じられてしまうのが
ちょっと残念なような気がします。

ロックンロールミシン2009   ~鈴木 清剛~

rocknroll.jpg

賢司は入社二年目の“リーマン”。
仕事は順調、彼女もいるのに、なんだか冴えない毎日。
そんな時、高校の同級生・凌一がインディーズブランドを旗揚げした。
気の合う仲間と作りたいものを作るそんないい加減なことでいいのかよ!? 
そのくせ、足は彼らの仕事場に向かい、曖昧な会社生活をリセット、
本格的に手伝うようになるのだが……。

結局賢司が何をしたかったのかよく分からないままだった。
仕事がいやになってやめたけど、
結局は同じ仕事に就こうとしている。
その間にインディーズブランドを立ち上げた友人の下で
アイロンがけやらボタン付けやら手伝っていくうちに、
少しずつ興味を覚え始めるけれど、
結局、インディーズブランドは立ち消えになり
メンバーもそれぞれの道を歩こうとしている。
何だか、
まぁ、それが若さの特権であるのかもしれないけれど
何となくその場その場で行動しているような気がして
何だかなぁ~、という感じでした。

もちろんそれぞれが考えているんだろうけど、
場当たり的なものも感じて
少し辛かったです。

それは自分が年を取ったからなのだろうか。
もし、同じ年代に読んだら
きっと共感してたかもしれない・・・。

深夜の見舞客   ~赤川 次郎~

shinya.jpg

現代の日常に潜む恐怖を描くホラー短編集

5編からなる短編集。
どの作品もホラーなテイストがちりばめられているが、
人間の心に住み着く『悪』とか『悪意』を見事に
描いている。

やはり何よりも怖いのは
人間の『業』なのか、と思わざるを得ない作品ばかりで
薄ら寒くなる心地でした。

もちろん赤川さんならではのブラックユーモアも
たっぷりですけどね。

妖怪アパートの幽雅な日常④   ~香月 日輪~

youkai4.jpg

第4弾

今回はまたもや妖怪アパートを中心にした物語。
レベルアップした夕士の活躍を描く。

相変わらずの妖怪アパートの日常は読んでいて楽しいんだけど、
今作では現代若者について作者の意見が
ありとあらゆるところにちりばめられていて
ちょっと辟易してしまった。

作家が自分の意見を物語の中に反映させることは
悪いことではないけれど
ちょっと押しが強すぎる感がある。

読む人に『あそび』を与えないというか
これはこうなんだ!という押し付けがましさが
前作よりも更に強くなった気がする。

物語自体は
まぁ、面白くないわけではないけれど
この説教臭さが続くと
読み続けるのもきついかな。

茗荷谷の猫   ~木内 昇~

myouga.jpg

幕末の江戸から昭和の東京を舞台にした短編集。

一見ばらばらに見える物語が
実はちょっとしたところで繋がっている。
生きていれば
どこかで人は繋がっているということでしょうか。
どの話も胸に迫るものがありました。

ただちょっとだけ読みにくくて
読み終わるのに時間がかかりました。
別に難しい言葉を羅列しているわけでもないし、
一つ一つの文章からその光景も目に見えるような
いい文章なのに・・・。
だからこそ、なのかな。
なかなか読み進められませんでした。

読み終わるのがもったいないと無意識に感じてたのかもしれません。

良い作品でした。


妖怪アパートの幽雅な日常③   ~香月 日輪~

youkai3.jpg

さぁ、第3弾。

いよいよ魔導士としての夕士の活躍が始まる。

学校を舞台に
闇のものに取り憑かれた教師と対決。
ヒエロザイコンを武器に
活躍するわけですが、
何だかこういう展開になっていくのを読んでいくと
最初に読んだときの面白さが
少なくなっていくような気がする。

妖怪アパートの中の出来事と
その外で繰り広げられる日常にどう
夕士が折り合いをつけるのかを
深く描いて欲しいんだけど、
この3巻ではどちらかというとその部分が薄くなってしまったかな?
という印象。

もちろん、こういう悪しき者とのバトルもそれはそれでいいんだけどね。

WE LOVE ジジイ   ~桂 望実~

welovejiji.jpg

最近の桂さんの作品はイマイチ面白いとは思えませんでした。
初期の『ボーイズ・ビー』や『Lady, GO』なんかは
すごく好きだったんですけど。
しかし、この作品は久々に桂さんの作品としては
ヒットしました。

後輩の自殺の原因が自分だと思いつめた岸川は
仕事を辞め、田舎暮らしを始める。
仕事もせず、日々のんびりと過ごす岸川に
村おこしの依頼が届く。
何気なく提案したゲーム輪投げ。
このゲーム輪投げを通して
自棄になっていた心が少しずつ和らいでいく。

登場人物は皆良いキャラクターを持っているのだけれど、
いかんせん登場する人物が多くて
結局それを活かしきれてないのがもったいない。
もっと登場人物を少なくして
それぞれの活躍を増やせば
もっと奥行きのある物語が出来たんじゃないかな、と思う。
そこが残念だけど、
全体的には面白く読めた。

ただゲーム輪投げのルールが図解されていると
もっと良かったかな。

妖怪アパートの優雅な日常②   ~香月 日輪~

youkai.jpg

第2弾。

さて、第2弾は妖怪アパートを出て高校の寮に入った夕士が
結局妖怪アパートに舞い戻ってきた朝から物語が始まる。

自分の居場所をようやく見つけた夕士。
ここから彼の高校での生活が描かれるのかと思いきや、
何故だか魔導士の修行を始めることに。

ここにきて
物語は本格的なファンタジーに突入していく観が否めない。
魔導書は出てくるわ、本格的魔導士は登場するわ、
妖精だか妖魔だかそんなもんは本から飛び出してくるわ、で
大騒ぎ。

親友長谷にも妖怪アパートの秘密がばれますが、
一向に気にしない長谷との関係にBLっぽい
匂いもしてきて・・・(まぁ、何もないとは思うけど。)
今後の展開にも目が話せませんね。

相変わらず、
るり子さんの手料理が本当においしそうです。
こんな料理が出てくるなら
妖怪アパートに住むのもいいかもなぁ~。

冠・婚・葬・祭   ~中島 京子~

kankon.jpg

冠婚葬祭

はるか昔より続く儀式。
人との付き合いが薄くなってしまった現代であっても
なんだかんだと続いている。

冠・・・成人
婚・・・結婚
葬・・・葬式
祭・・・祭礼

結構切っても切れないものだなぁ。

結構、古い慣習やら人付き合いやらで頭を悩ます
この儀礼の数々。
今思うと、
そういえば、昔、実家では色々やってたなぁ~、と。
葬式なんか、家でやっちゃうと
ご近所さんがお手伝いに来て
何だか悲しいやら騒がしいやら・・・。

人が生きていくうえで
避けては通れない冠婚葬祭の中で
人それぞれにドラマがあり、
そのドラマが決してドラマチックではないにしても
何だか心に響いてしまうのは
やはり自分にも経験があることだからだろうか。

そこにある、自分の物語として読んでも
なかなかに味わいのある物語でした。

妖怪アパートの幽雅な日常   ~香月 日輪~

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高校に入って寮生活を送るはずだった夕士だったが、
その寮が火事で全焼。
元々居候していた叔父の家には居づらく
アパートを借りることに。
その借りたアパートは人と妖怪が住まう世にも恐ろしい(?)
アパートだった。

面白かったです。
YAなので子供向け的なお話ですが、
その根っこにあるものは非常に重く、
そして考えさせられるものでした。

しかし、妖怪の住むアパート。
怖いですよね。
でもこのアパートに住む妖怪たちは
何だかかわいらしい妖怪ばかり。
ただ、子どもの幽霊「クリ」の悲しい事実には胸が痛みます。
同じような子どもたちが
おそらく今、この世界にもたくさんいるんじゃないかと・・・。
そんな子どもたちが幸せになるようにはどうしたらいいんだろう。

とってもおいしい料理を作ってくれるるり子さんにも
他の幽霊・妖怪にもそれぞれ幽霊・妖怪になってしまった
理由があり、
それはもちろん悲しいことなんだけど、
それを受け入れ、一所懸命生きて(?)いる妖怪たちの
健気さ??も涙を誘いますね。

文章的にはちょっと読みづらいところもありましたが、
児童書としてはなかなか面白い作品でした。
続きも読まなくては。



希望ヶ丘の人びと   ~重松 清~

kibou.jpg

重松さんの新作は500ページを超え、しかも2段組。
読むのも大変でしたが
読後感は最高に良かったです。

亡き妻のふるさとに二人の子どもと引っ越してきた田島さん。
その希望ヶ丘での生活を通して
本当の希望とは何なのか、
我々に問いかけてきます。
ぐっと来る台詞も多々あり、
時には笑え、時には涙し、
重松節の真骨頂ここにあり、の一冊でした。

登場するキャラクターもひとくせもふたくせもあり、
見ているだけでも飽きない面々でした。
その中でもやはり『エーちゃん』はサイコーな人物。
やることは無鉄砲すぎて、でも、憎めなくて、愛すべき人物でした。
強いだけではなく、弱さも持っていて、人として
もっとも魅力的な人物でしたね。

希望ヶ丘中学校の吉田先生。
本文の中では『正しいけれど優しさのない』と評されていたけど、
でも、教師としては正しくないし、優しくもない、サイテーな教師でした。
普通なら問題教師として扱われてもしょうがないくらいの
人でした・・・。
まぁ、野々宮先生もどうかと思うけど・・・。

そして瑞雲先生とチヨさんの二人にも感動でした。
瑞雲先生の態度には問題ありでしたけどね。

子どもたちが、そして大人たちが希望を持って
生きていける毎日であればいいなぁ。
子どものために大人は一生懸命頑張らなくては。
そして大人も自分の希望を忘れずに生きていかなくちゃね。

1月の読書

1月の読書メーター
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読んだページ数:4427ページ

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こたつこたつ
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1月の割には結構多かったかな。

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