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す~さん

Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
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きみの背中で、僕は溺れる   ~沢木 まひろ~

kiminosenaka.jpg

BLだよね~。
好きになった男は姉の婚約者だった。
そしてその男に恋してしまったのは弟だった。

まぁ、無理。

どちらかというと、
その姉の方の強さだけが際立った作品だった。

何だか男二人の描写がありきたりで・・・

だからこそ、
姉の強さが目立ち、
こちらを主役にして書いたほうが
面白かったんじゃないかと。

その5年後を書いた作品の方も
彼が別の男と恋に落ちる瞬間が
そんなもの?と思えて、
あまりににも唐突すぎる展開に
男もそんな単純じゃないと思うけど・・・と
思ってしまいました。

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未来いそっぷ   ~星 新一~

miraiisoppu.jpg

イソップ寓話を星さん風にアレンジした作品を数本。
見る角度を変えると
同じ話しでもまったく違うものになってしまう。
イソップ寓話での教訓が
こちらではまったく別の教訓になってしまって
それはそれで興味深い。

どの話も
星さんらしい風刺が効いていて
くすっと笑えるものもあれば、
深く考えさせられるものもあったり、
バラエティに富んでいて
読んでいて最後まで飽きなかった。

これからもっと読みたい作家さんです。

きのうの世界を壊します   ~三枝 玄樹~

kaitai.jpg

幼い頃に両親が蒸発し、祖父母に育てられた尚之。
ろくに就職もせずふらふらしていたとき、祖父が亡くなり、
遺言として「解体屋」の仕事を託される。
それはかつて祖父がついていた、“家を壊す”仕事だった。
祖父の元同僚の鬼塚というコワモテのおっさんと一緒に、
尚之はいろんな家を壊し、そのなかでさまざまな家族の形、
そして働くという現実を知っていく。
仕事を通じ、「壊す」作業のなかで、尚之が見た景色とは……。

解体屋という仕事を通して
少しずつ成長していく尚之の姿が爽やかです。

鬼塚が70歳超えているのに非常に若く描かれているのが
ちょっと無理があるかな、という気はしましたが、
(それは表紙のイラストにも問題ありか!?)
全体的にさらっと読める本でした。
ですが、
内容は深く、家とか家族について考えさせる内容でした。

うさぎとトランペット   ~中沢 けい~

usagi.jpg

NHK放送コンテスト朗読部門の課題本。
なので読みました。

小学生の宇佐子とミキを通して吹奏楽の
楽しさなんかが伝わってくれば・・・。

『楽隊のうさぎ』の続編のようなものになっているらしく、
その『楽隊のうさぎ』に出てくる人物が多数出てくる様子。
しかし、その『楽隊のうさぎ』を読んでいないので
宇佐子やミキ以外の吹奏楽をやっているメンバーの
話がイマイチ理解できずに
なかなか中に入り込めなかった。

音楽のことだけではなく、
宇佐子やミキの学校での様子、
宇佐子の家族との関係など
盛り込み過ぎて焦点焦点が合わなかったなぁ~というのが
正直な感想です。

まずは『楽隊のうさぎ』から読んでみるといいかも、ですね。

乳と卵   ~川上 未映子~

chichi.jpg

改めて確信。
芥川賞受賞作は自分には合わない。

1文1文が長く、句点ばかりで読みづらかった。
しかも関西弁なのでリズムというか
テンポははいいんだろうけど、
だからこそ余計に読みづらかったりする。

さすがに芥川賞か・・・と思わされた作品でした。

豊胸手術とか
男の自分にはわかんないけど、
ただ形を変えることで
内面も変わるかも、ということは否定できないし、
まぁそれはありかな、とは思うんだけど、
ちょっと生々しいところもあったりして。

他の作品も読まなければ
その真価というか、そういったものは分からないなぁ。

まるまれアルマジロ!   ~安東 みきえ~

arumajiro.jpg

この前に読んだ『頭のうちどころが悪かった熊の話』が良かったので
手にした1冊。
この作品も主人公は動物たち。

動物たちを主人公に見立てているけれど、
やはり人間社会にも通じるものがある。
どの動物たちも自分の生活を必死に生きながら
もっと違う自分もあるのではないか、と考えている。
あるいは
今の自分の生活に満足して
表に出ようとしなかったり。

一つ一つのお話が
身につまされるようで
それでいて読んだ後には
頑張るか、という気持ちにさせられる
作品でした。

僕僕先生   ~仁木 英之~

bokuboku1.jpg

親の財産に寄りかかり、日々何もせずに暮らす王弁。
イマドキのニートな青年が
父親の命により、近くの山に暮らすという仙人に
供物を携え会いに行く。
そこで出会った仙人は、皆が想像するような仙人ではなく、
美少女だった。

どうしても仙人というとひげを蓄えた老人をイメージするけれど、
この作品の中での仙人は美少女。
もちろんイメージどおりの姿に変わることもできるけれど
何だか美少女のままの方が親近感湧くなぁ~。

その仙人僕僕と王弁が旅に出かけ
様々な経験をしながら
王弁が一人の青年として大きく成長していく様が
描かれている。
一種の成長物語といってもいいのかな。
ただそこに王弁の僕僕に対する恋愛感情なんかが
入り込んでくるので
ところどころユーモラスで思わず微笑んでしまう場面も。
しかし、何千年も生きている仙人に恋するなんて・・・。
しかも見かけが美少女なんだから仕方がないとはいえね~。
まぁ、王弁の純情さが妙に新鮮でした。

中国唐代を舞台にしているので
とっつきにくいかな、と思い
なかなか手が出せませんでしたが
意外と面白い。
歴史的なこともさらりと説明がされてるので
中国史を知らなくても何となく読めてしまいます。

続きが非常に気になる作品でした。

男は敵、女はもっと敵   ~山本 幸久~

yamamoto1.jpg

文庫版が出たので再読。
文庫版に書下ろしがついてたので、つい。
書き下ろしの分は
藍子の不倫相手の息子の目線で書かれた物。
憎むべき父親の不倫相手なのに
なぜか惹かれてしまう息子の気持ちが
何か切ない。
この後どうなるの?
息子の立場での続きが非常に気になるんだけど、
藍子に恋しちゃってる感がありありで
この続きがあれば
ますますやばくなりそうですね。

でも、やっぱり山本さんの作品は
恋愛物よりも
お仕事系小説の方が
イキイキとしているように感じるのは
自分だけでしょうか・・・?

きりこについて   ~西 加奈子~

kiriko.jpg

きりこはブスな女の子。
両親の深い愛情に恵まれて
自分がとっても可愛いと思い中学まで過ごすが、
好きだった男の子に言われた『ブス』の一言から
次第に引きこもっていく。
が、ある事件をきっかけにきりこは少しずつ本当の自分を
認めていく。

きりこが拾ってきた猫、ラムセスⅡ世の目を通して
描かれるこの作品。
単なるブスの女の子の物語かと思いきや、
そうでないのが西さんらしい。

容れ物である自分の外見と
本当の自分である中身。
どちらも本当の自分で
どちらも大切にしなきゃね、というメッセージが
強く込められているような気がする。

自分の好きなように生きることは
結局自分を一番大切にしていること、
周りの目を気にしながら生きることは
本当の自分をないがしろにしていることなんではないか、と
そうか、そうだよなぁ、と
感心させられた。

人はやっぱりどうしても外見に目が行っちゃうものだけど、
ちゃんと中身も全部ひっくるめて
人を見なくちゃ、いけませんね。

真夏のオリオン   ~福井 晴敏~

orion.jpg

小説版も出てるんだけど、
こちらは絵本といった方がいいくらいの本でした。
子どもが読んでも受け入れられそうな内容に
抑えられていて
それでも戦争の恐ろしさや
人間の持つ優しさなんかもしっかり描かれてあったので
子どもに読んでもらいたいなぁ、と感じましたね。

R2C2   ~大人計画~

r2c2.jpg

サイコーにバカバカしい。
笑えて泣けて面白い。
森山未来がかっこよかったなぁ~。
片桐はいり嬢をもっと出して欲しかった。
松田君の役は一体必要だったのか?
あまり目立たなかったような・・・
まぁ、周りが一癖も二癖もある人たちだから
それだけで大変かもしれないけど、
ただあのボウっぷりは
ロボット役にはピッタリだったかもしれないが・・・。

アザラシ   ~カムカムミニキーナ~

azarashi.jpg

初カムカムでした。
その作品がこれってどうなんだろう?

正直、何がどうした?結局何が言いたいの?と
疑問に思うことは多々あった。
これがカムカムといわれれば
そうなのか~、と納得も出来るんだけど・・・。

途中演技なのか、アドリブなのか
八嶋さんさえ笑いながら演技してる様は
スイマセン、それだけで面白かった。
話の筋よりその掛け合いが楽しかったなぁ~。

でも、これだけでカムカムを評価できないので
また機会があればぜひ観たい劇団です。

星空放送局   ~中村 航~

hoshizora.jpg

この前に読んだ『オニロック』と同じような
小説というか、絵本というか
ちょっと長めの絵本という感じ。

3作品からなっていたけど、
何か心がほっこりするような物語でした。
善意のかたまりの詰まった
なかなかよい物語でした。

吉原手引草   ~松井 今朝子~

yoshiwara.jpg

吉原随一といわれた花魁・葛城が謎の失踪を遂げる。
ある若者がその謎を追うべく
彼女に関係する人間たちから
話を聞いていき、
その真相にたどり着くという話し。

直木賞を受賞した頃から読んでみたい、とは思っていたものの
時代小説であることからちょっと二の足を踏んでました。
その前に『魚神』を読んで
こちらも遊郭が舞台になってたりしたので
文庫本も出たことだしとようやくj購入、そして読破。

面白かったです。
当の本人葛城はまったく出てこないのに
周りの人間の証言から
一人の葛城という花魁の人となりが見えてくる。
この辺に作者の巧さがあるのかな。

当時の遊郭の様子や花魁を始めとする女郎たちや
そこに住む人たちの生活なんかが生き生きと描かれていたように
思う。

何故葛城が姿を消してしまったのか、
その謎は最後の最後でようやく分かるんだけど、
なんとも哀しい理由だったんだな、と思うと
何だか切なくなるお話でした。

神様とその他の変種   ~ナイロン100℃~

kamisama.jpg

峯村さん目当てで観ました。
さすがに上手いですね。
母親の愛情と狂気さを上手く演じていたと思います。
重いテーマでしたけど、
見終わった後はなぜかすっきり。

京都七不思議の真実   ~姉小路 祐~

kyotonanahushigi.jpg

京都大好きなんです。
毎年紅葉の季節に出かけてるんです。
でも有名どころにばっかり出かけてしまうんです。

そんな中、この作品に出てくる神社仏閣は
もちろん有名なところもあるけれど、
なんともいわくつきのというか
京都の黒い歴史の中にぽつんと佇む、そんな印象を受ける
神社仏閣でした。
特に時の天皇たちによる血塗られた権力争いの
舞台になっていたり、
その怨霊を鎮めるために建設された神社仏閣だったり、
これでまた少し京都通になれたんじゃないか、
今度行くときにはこういうあまり観光地化されてない
場所に行くのもいいんじゃないかな、とも思った。

まぁ、この作品は京都観光目的に書かれたものではなくて
殺人事件の起こるミステリー作品なんですよ。
しあし、なぜか、そちらの印象が薄くて・・・。
自分的にはおまけ的な感じでした。


4月に読んだ本

4月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1576ページ

じぶん素描集じぶん素描集
読了日:04月27日 著者:須藤 夕子(写真),原田 宗典
魚神魚神
読了日:04月26日 著者:千早 茜
少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫 さ 48-4)少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫 さ 48-4)
読了日:04月18日 著者:桜庭 一樹
秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
読了日:04月06日 著者:米澤 穂信
ひみつのカレーライスひみつのカレーライス
読了日:04月05日 著者:井上 荒野
つみきのいえつみきのいえ
読了日:04月05日 著者:平田 研也
ムボガ (集英社文庫)ムボガ (集英社文庫)
読了日:04月04日 著者:原 宏一
ひろいものひろいもの
読了日:04月03日 著者:山本 甲士

読書メーター


新年度に入ったせいか
毎日が慌しくて
ほとんど本が読めない月でした。
5月はもっと読まなくては。


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