プロフィール

す~さん

Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
メインはここ。
どうか見てやってください。
TB、コメント非常に喜びます。


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


ブロとも申請フォーム


フリーエリア

現在の閲覧者数:

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

トラとカラスと絢子の夢   ~紀里谷 和明~

ayako.jpg

「CASSHERN」「GOEMON」の監督であり
宇多田ヒカルの元夫。
そんな彼が初めて書いた小説は
戦中戦後のある家族を描いた小説でした。

映像監督としては素晴らしいのかもしれませんが、
小説家としてのチカラは未知数というか、
この作品を読む限りにおいては
本職の方々には全然及ばないような気がします。

題材としては使い古されているし、
現実の世界と夢の世界を交互に描く手法も
これまでに何度となく使われてきたものだし。
何故彼が今この時期にこの作品を出したのか
わかりません。
彼の得意な分野であればもっと楽しめたのかもしれません。

ただ、あまり本を読まない人には
読みやすいし、
なかなか面白く感じるのではないでしょうか。
スポンサーサイト

宵山万華鏡   ~森見 登美彦~

yoiyama.jpg

京都祇園祭宵山の夜を舞台に
摩訶不思議な話が展開する。
これぞ森見ワールド、と言いたいところだけど、
個人的には
『きつねのはなし』に通じるところがあって
ちょっと苦手な作品になってしまった。

森見さんの妄想爆発という作品に比べると
なんていうか、不思議さだけが先走りしている作品で、
何となく居心地の悪さだけが残ってしまった。

さーーーっと読むにはちょっと読みにくい、作品でした。
個人的には
ここ数作当たってないなぁ~という感じです。

7 days wonderー紅桃寮の七日間ー   ~アンソロジー~

7dayswonder.jpg

4人の作家(加藤 実秋・谷原 秋桜子・野村 美月・緑川 聖司)が
織り成すアンソロジー。

紅桃寮という寮や保養所を舞台に
(但し、ぞれぞれの物語に共通性はない)
その寮の404号室で起きた事件をキーにして
物語は過ぎていく。

紅桃寮という寮で404号室だけが共通項だからか
どの話もそれぞれの作家が自分らしさを出せるには
十分だと思うんだけど、
競作ということを考えれば
もっと設定を限定して
それでどれだけの話の幅が広がるのか、
読んでみたい気もした。

4作品のうち3作品が学校の寮を舞台にしている。
1作は保養所。
どうしても寮というと学校の寮になってしまうのか・・・。
例えば会社の寮とか別の寮での展開とか出来なかったのか。
そのへんは編集者のミスだと思うけど、
舞台が同じだと何だか詰まんなかったな。
で、もう1作も保養所を舞台にしてはいるけど、
結局404号室は刺身のツマ程度の扱いだったし。

もう少し練られた作品が多いと良かったと思う。

シルバー村の恋   ~青井 夏海~

silver.jpg

とある町のコミュニティーセンターを舞台に、
ある家族が巻き込まれる事件を軸に
家族のあり方を問う作品でした。

詐欺にひっかかりそうになった祖父。
英会話サークルで事件に巻き込まれそうになった伯母。
トレーニングに勤しみたいのに、うるさいオバちゃんたちの仲間に
引き込まれそうになる母。
女装までして通り魔を捕まえようとする息子。
そんな弟のために一肌脱ごうとする娘。
受験の親としての心得を説く羽目になった父親。

家族との会話もほとんどなかった一家が
それぞれちょっとした事件に巻き込まれつつ
少しずつ本音で話せるようになっていく。
ある意味家族の再生と言う物語としては良かった。

さっくり読めたしね。

輪廻の山   ~大石 直紀~

rinne.jpg

夫の転勤で京都にやってきた凪子。
そこで数々の事件に巻き込まれ・・・。

京都好きとしてははずせない、と思って手に取った1冊。
主婦の凪子が京野菜を求め京の街をさまよえば、
そこに必ず事件が起こる。
しかし、そのほとんどの事件が
何とも言えない切ない話だったりして
せい惨さはないものの
ほんと哀しくなるものばかりだった。
ただその事件の解決だけではなく、
そこで鍵になる京野菜を使ったレシピなど
単なるミステリーとしてだけではなく、
ちょっとした簡単な料理本としても使えるかな?

さすがに京都。
ミステリーとグルメが似合います。

少年少女飛行倶楽部   ~~加納 朋子

flying.jpg

いいですね~、これ。
中学生がなんとしても空を飛びたいという気持ちから
作った飛行クラブ。
紆余曲折ありつつ
結果は・・・。

キャラがそれぞれ際立っていて
だからといって、誰かが浮いてるわけでもなく、
まぁ、個性が強すぎるのはしょうがないとしても
ある意味バランスの取れた登場人物にまずは感服。

加納さんの作品はいくつか読んだけど、
ここまで明るい作品ってなかったなぁ~。
読後感も爽やかでした。

そうそう、
主人公の海月が母親に
「生まれてくるのは、男の子が良かった、女の子は良かった」と
聞くシーンがありますが、
そこで母親が
「海月がよかった」と応えたのには
ジーンときましたね。
あなたが生まれてきてくれてよかった
そういう思いを親が示すことで
子どもはきっと真っ直ぐに育っていくんだろうな。

ギフト   ~原田 マハ~

giftmaha.jpg

原田さんの新作は
心温まるショートショート。
例えばある結婚式に向うそれぞれの人たちの
それぞれの想い、とか
同じ場所同じ時間でも
人が違えば感じ方も見方も異なる。
当たり前だけど、
その当たり前のことをすっかり忘れてた。
独りよがりのものの見方ではいけないと
何か思わされました。

ほんと短い話の中に
温かい物語が流れ、
いい時間を過ごすことができました。

スイート・スイーツ・ショコラ   ~ゆうき りん~

sweet.jpg

28歳の智代は「洋甘」のショコラティエール。
理想のショコラを作りたくて、いつか店を移ろうと思っている。
でも、事故にあった父親を養うため、辞めるに辞められない…。

そのお店に勤める人たちが様々な思いで
店で働いている。
誰もが色んなものを抱えて、悩んで、もがいて、
でも前に進もうとして・・・。

めちゃくちゃ心を突いてくる作品でした。

自分の思いをさらけ出すことは
時に自分さえも傷つけてしまうこともあるけど、
だからといって
立ち止まっていてはダメだよ、と教えてくれる
作品でした。

表紙がかわいらしいので
甘いお話かと思いきや、
わりとハードな話でしたね。

植物図鑑   ~有川 浩~

shokubutsu.jpg

激甘な展開を想像してましたが、
そう、激甘な感じはなかったですね。
というか、そういうのに慣れてしまったから??

まぁ、行き倒れになった男を拾うところからはじまるこの物語。
ありえない展開なのに、
さすが有川さん、
そんな展開でも、しっかり物語の中に引き込ませてくれますね。
二人の恋愛物語もいいんだけど、
今回はそれプラス植物に関する知識や
その野草を使った料理のレシピなど
ただただ甘い話に終始しなかったのも良かったかな。

最後は予定調和のハッピーエンド。
ただそこまでにいたる
エピソードも最後に載ってるし
なかなかいいエンディングでしたね。

う~ん、でも
あのレシピを使って
料理するか、と言われたら
まぁ、しないだろうな・・・。

TBさせていただいたブログ
まったり読書日記
ナナメモ

夏のこどもたち   ~川島 誠~

summerchildren.jpg

なんというか
何時が言いたいのか
まったく分からない作品でした。

これを青春と言えばよいのか。
いや、中学生はまだ青春とはいえないような気もするんだけど。
青すぎるような
しかし、なんか鼻につくというか、
まぁ、そんな感じの1冊でした。

子どもたちの残酷さだけは垣間見えた気はするんだけどね。

世間のドクダミ   ~群 ようこ~

dokudami.jpg

怒る!ようこさん。

世間のあらゆることに腹を立てる。
でも腹を立てるのも当然か。
読みながら
そうそう、と納得もし、
くすりと笑え、
同じく腹を立てつつ。

群さんのエッセイはほんと面白い。
で、読後感もすっきり。

もちろん小説も面白いんだけどね。

あの歌がきこえる   ~重松 清~

anouta.jpg

友だちになった瞬間にも、旅立ちの日にも――あのメロディーは、
俺たちの胸に響いてた。

70年代から80年代にかけての
名曲と共にすごした青春時代。
重松さんの自伝的なお話です。
そう、今もそうかもしれないけれど
自分たちの色んな思い出の中には
そのとき聞いていた曲も一緒に心の中に残っている。
時に切なく、時に可笑しく、時に・・・・
同じ曲でも人によってそれぞれ感じ方も違うんだなぁ~。

重松さんとは微妙に年代が重なる部分もあるので
懐かしさと一緒に色んな思いが溢れてくる。
田舎出身なので
この主人公である「シュウ」の気持ちもよく分かるし、
読んでいて自分の若い頃を思い出しました。

ノスタルジーに浸るワケではないんだけど
やはり重松さんの描く世界は
僕にとっては懐かしいあの時を
思い出させてくれます。

6月に読んだ本

6月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:4577ページ

氷菓 (角川スニーカー文庫)氷菓 (角川スニーカー文庫)
読了日:06月30日 著者:米澤 穂信
ゴールド・フィッシュ (角川文庫)ゴールド・フィッシュ (角川文庫)
読了日:06月28日 著者:森 絵都
リズム (角川文庫 も 16-6)リズム (角川文庫 も 16-6)
読了日:06月27日 著者:森 絵都
ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)
読了日:06月26日 著者:誉田 哲也
セイギのチカラセイギのチカラ
読了日:06月25日 著者:上村 佑
交換殺人には向かない夜 (カッパノベルス)交換殺人には向かない夜 (カッパノベルス)
読了日:06月22日 著者:東川 篤哉
これから自首します (ノン・ノベル 865)これから自首します (ノン・ノベル 865)
読了日:06月20日 著者:蒼井 上鷹
ミッキーたくましミッキーたくまし
読了日:06月16日 著者:西 加奈子
用もないのに用もないのに
読了日:06月15日 著者:奥田 英朗
マイ・ブルー・ヘブン―東京バンドワゴンマイ・ブルー・ヘブン―東京バンドワゴン
読了日:06月14日 著者:小路 幸也
つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)
読了日:06月13日 著者:吉田 篤弘
ぼく、オタリーマン。4ぼく、オタリーマン。4
読了日:06月12日 著者:よしたに
眠れなくなる夢十夜 (新潮文庫)眠れなくなる夢十夜 (新潮文庫)
読了日:06月09日 著者:
館島 (創元推理文庫)館島 (創元推理文庫)
読了日:06月07日 著者:東川 篤哉
疾風ガール (光文社文庫)疾風ガール (光文社文庫)
読了日:06月06日 著者:誉田 哲也
学ばない探偵たちの学園 (光文社文庫)学ばない探偵たちの学園 (光文社文庫)
読了日:06月05日 著者:東川 篤哉
かあちゃんかあちゃん
読了日:06月02日 著者:重松 清

読書メーター


読書メーターにはデータのない、『最後のパレード』も
読んでいるので
6月は18冊の読書でした。
まずまずかな。


 | ホーム | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。