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Author:す~さん
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ショコラティエの勲章   ~上田 早夕里~

chocolatier.jpg

「ラ・パティスリー」の続編かと思いきや、
微妙に続編のような続編ではないような。

「ラ・パティスリー」に登場した森沢や漆原シェフ、沖本に
長峰も登場し、
特に長峰はこの作品の主人公である絢部との絡みも多く、
(前作ではほとんど出てこなかったけれど)
また前作で出てきたエピソード「ルイ」のシェフ決めの顛末なども
こちらでも語られていて、2作読むといろんな角度から楽しめます。

主人公の綾部はあかりは老舗和菓子屋「福桜堂」の売り子をしている。
そのあかりが関わったスィーツに関する6話の短編からなっています。
ミステリーっぽい仕立てにはなっているものの
ミステリーがメインではなく、
西洋菓子や和菓子の薀蓄だったり、
パティシエの想いだったり、
そういったほうがメインで
ミステリーを期待して読むと
肩透かしを食らいます。

まぁ、それでもおいしそうなスイーツの数々を読むと
それだけで食べたくなってくるから不思議ですね。
個人的には洋菓子は苦手なので
和菓子の方に興味がそそられました。
上生菓子食いてぇ~。
明日にでも買いに行こう、
そう思いながら読み終えました。

あ、ケーキもいいかも。
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苦悩のピラミッダー   ~ヨーロッパ企画~

009_1.jpg

紀元前2200年、エジプト。
ピラミッドの盛りを少しすぎた、沈滞の時代。
「ほら、微妙に歪んでないですか?右寄りに」
「それは砂丘の関係でそう見えるだけであって」
「いや、砂丘をさっぴいても…」
ビールとパンと苦悩の日々。

ヨーロッパ企画のDVD。
なんか出演者少ないなぁ、と思ったら
まったく同時期に「冬のユリゲラー」を公演していたということなので
メンバーが2つの舞台に分れてしまったのが
パワー不足なのかな、と。
一方の「冬のユリゲラー」が面白いだけに
こちらの方が若干弱く感じられてしまいました。

残念。

ホテル パラダイス銀河   ~加藤 実秋~

paradaiseginga.jpg

「よ~~おこそ、ここへ~、あそぼ~よ、パラダイス」という
歌詞を思い出してしまうタイトル。
まぁ、本文中にもそれを出してくるんだけど。

上野にあるホテル「パラダイス銀河」
普通のビジネスホテルではあるけれど、
なにやら訳ありの人間が抱える問題を解決してくれるといううわさのホテル。
そんなホテルにやってきた京志。
訳が分からないままホテルにやってくる問題ありの人間の
問題を解決していく。

個性的なキャラクターが登場し、
面白くはあるんだけど、
最後の章がちょっとやっつけぽくて
無理やり帳尻を合わせた感じが否めない。
最後にホテルの謎を無理やり解決しました、
だからもう終わりです、みたいな。
オーナーの正体も早いうちに読めちゃうし、
なら、もっと展開を広げても良かったんじゃないかな、と思った。

インディゴシリーズのかっこよさが抜けた感じの作品でした。
同じようなシリーズがあるんだから
もっとはっちゃけても良かったのかな、と。
そこが惜しい。

ピンクレディー IN 夜のヒットスタジオ

pinkladyinhitstudio.jpg

山口百恵、中森明菜に続いての夜のヒットスタジオ秘蔵映像集。
夜のヒットスタジオだけでなく、
そのほかのフジテレビの番組からもピックアップ。

当時小学生でした。
ピンク旋風という言葉がぴったりくるくらいの活躍でしたが、
実働は3年ちょっと位だったとおもいます。
しかし、それだけの期間でありながら
多くの人々の記憶に残り続けるピンクレディ。
誰もが彼女たちの振り真似をしていたよう泣きがします。
そして、今でもそれを覚えて
振りができるというのも恐ろしいですな。

ただ、夜ヒットの出演自体はあんまり多くなかったようです。
DVD4枚中、夜ヒット出演は2枚のみでした。
残念ですけど、それはしょうがないですね。
当時は頻繁に出られる番組ではなかったようなので。
そしてこの作品にだけ芳村真理さんの姿が見られません。
明菜の夜ヒットではちゃんと見られたのに。
声だけしか聞こえない、なんともおかしな編集になってますが・・・。
ダメ出しがあったんでしょうね。

数年前の復活コンサートのDVDも持っているんですが、
振りのキレはこの復活コンサートの時のほうがある。
この当時の振りはやっぱり忙しさもあったのか、
キレという点では現在の方に軍配が上がりそうです。

さて、百恵、明菜、ピンクときて
次は誰での in 夜ヒット になるんでしょうか。
聖子?初の男性?
そういえば、ベストテンの方はチェッカーズのDVDだったけど、
どうなることやら。

ゴーストハント4 死霊遊戯   ~小野 不由美~

ghosthunt4.jpg

ゴーストハントシリーズ4作目。

今回の舞台も、とある高校。
やはり学校っていうのは
こういった怪奇物の舞台にはうってつけですね。
学校が古ければ古いほど、
いろんな怪談があちこちに落ちてそう。

で、今回はも人の怨っていうのは恐ろしい、という話。
ホラー色はそんなに強くないと思うけど、
知らぬうちに人を呪う行為を行うこともあるという点は
やはり怖いね。
知らず知らずのうちに
自分も誰かを呪ってるんじゃないだろうか。
それほど人の怨ちゅうのは強いし、怖い。

このシリーズに出てくる教師って
マジでムカツク教師が多い。
まぁ、麻衣たちと極にある存在として描かなければならないので
悪役っぽく描かないといけないんだろうけど、
ちょっと、ね。

他の人の書評を読んでみると
この作品に出てきた安原少年。
どうもこれからも出てくるみたい。
あの冷静沈着、かなりの切れ者の安原少年が
どう絡んでくるのか、楽しみ。

前作で登場した女子高生2人もちゃっかりレギュラー化?
登場人物多いよなぁ。

ぼくの体はツーアウト   ~よしたに~

twoout.jpg

オタリーマンでおなじみのよしたに。さんが
健康についての漫画を描く。

さて、他人事とは思えない内容に
自分でもどきどきしながら読みました。
あ~人間ドック。
2年前初めて入って、色々悪いとこ発見され
治療もしたっけな。
あれ以来定期健康診断しか受けてないけど、
ちょっと心配。
でも、前立腺の検査とか怖くて受けられないかも。

アジアンマッサージとか受けてみたい。
ほとんど整体のような激しいものでも
その後気持ちよくなれるんであれば、痛くても我慢するぜぃ。
足裏マッサージは受けたことあるけど、
あれは痛かった。
でも足のむくみとか一気に取れたし、
もう一度受けたい。
ちなみに台湾で受けたんだけど、本場だからか、かなり気持ちよかった。
いや、痛かった。
コーヒーエネマ・・・
何だよ、それ、と思ったらコーヒーで浣腸。
しかも自分で。
なおかつ飲めるコーヒーだったりする・・・。
ゴメン、これはいくらなんでも無理だわ・・・。
でも、肌とかきれいになるらしいよ。
便秘の人にはいいらしいよ。
でも、ヤレンわな・・・。

オタクの世界を描いてきたよしたにさんが
なんか明るい世界を(明るいか??)描いた作品。
これは健康を考えるのにもいい作品だ。
ぜひ読むのである。

エスプレッソと不機嫌な花嫁   ~クレオ・コイル~

esopresso.jpg

前作の終わりでブリアンと結婚することになったマテオ。
結婚に抵抗するかと思いきや、
今作では結婚することに前向きになってた。
ただ一人反対するのはマテオの母親、マダムだけ。
そんなマテオの結婚式までの1週間に様々な事件が起こる。

ブリアンが車に轢かれそうになり、
マテオのバチェラーパーティーに登場した
ブリアン似のストリップ嬢が殺され、
ブリアンの会社の社員が殺され、
しかも、すべてブリアンと間違えられて・・・。

クレアがもちろん活躍します。
結局クレアが犯人を突き止めるわけだけど、
ここまでくると
もう、クレアは警官か探偵にでもなったほうがいいのでは?
ヴィレッジのほうも今回はほとんど登場せず、
それでも相変わらずのコーヒー薀蓄。

クレアのほうもマイク警部と進展中だし、
マダムはマダムで新しい恋人と仲良くし、
万事うまくいってるじゃない・・・。

でも、なんかしっくりこないシリーズなのはなぜだろう?

そろそろ潮時か。
いや、ここまで来たんだから最後まで読んでやる。

チンプイ(1)   ~藤子・F・不二雄~

chinpui.jpg

主人公はエリという女の子。
マール星という宇宙にある星の王子に見初められ
妃候補に選ばれる。
使者として現れたのが奇妙な生き物、ちんぷい。
しかし、エリには妃になるつもりもマール星に行く気もない。
チンプイはあの手この手でエリを妃にしようとするけれど・・・。

ドラえもんとエスパー魔美を合わせたようなお話でした。

実はアニメも漫画も初めて。
こんなキャラクターがいたのか、と新鮮な気持ちで読みました。
お母さんが他の作品に出てくるお母さんよりも
ちょっときついような、
まぁ、お手伝いを強要しすぎな気もします。
将来のためとか言いながら
自分が楽したいだけ?という気も。
いやいや、母の愛情か・・・。

エリちゃんとエリちゃんが好意を持つ内木君との関係が
魔美と高畑くんっぽかったです。

魔法ではなく、科法って言うのも
目の付け所がやはり藤子先生ですね。

散歩する侵略者   ~イキウメ~

2011top2.jpg

イキウメ4本目です。
一番分かりやすい作品でした。

概念を奪う侵略者たち。
概念を奪われた人たちは、どうなってしまうのか。
例えば、所有という概念を奪われた青年は
平和主義になってしまう。
どちらかといえば、共産主義っぽくなるって感じ。
家族の概念を奪われた女性は
母親や妹に対して冷たく当たるようになる。
言葉は知っていても、それが何なのか理解できなくなる。
観てて怖くなる。

最後は周りからも鼻をすする音が。
まぁ、自分はそこまでなかったですが、
二人の演技がそれだけ自然だったのでしょうか。

結局「愛」という概念を知った故に
侵略はないんだろうな、と。

今回見て思ったことは
イキウメというとメインは浜田君だと思ってたんですが、
窪田くんも十分メインを張れるんじゃないかと。

これからも追いかけたい劇団です。

黒い十人の女   ~ナイロン100℃~

jyuuninnnoonna.jpg

ナイロン100℃新作舞台。
映画でも有名な「黒い十人の女」を舞台化したもの。

初日より2日目の舞台を鑑賞。
まだ動きにぎこちなさとかあるかな、と思ってたんですが、
2日目とは思えないほどでした。

10人の女優が一堂に会する場面は
やはり圧倒的でした。
もちろん、中越典子さんや緒川たまきさんなんかは
女優のオーラが半端ないんですけど、
ナイロンの女優さんも負けずに個性を発揮されていました。
個人的には峯村さん、松永さんと大好きな二人だけの場面が
一番でした。

3時間という長丁場でしたが
自分にはあまり長くは感じられなかった。

鎌塚氏、放り投げる   ~M&O PLAYS~

kamadukashi.jpg

主演の三宅弘城さん目当てでの観劇。

期待通りでした。
倉持さんの作なのでシュールな作品かな、と思っていたんですが、
PPPPとはまた違った世界で
思い切り笑わせてもらいました。
個人的にはもちろん三宅さんがぴか一でしたが
ともさかさんも笑わせてくれるし、
どの出演者も凄くよかったです。
広岡由里子さん、やっぱりいい。

執事が主役なんですが、
その仕える家でおこる出来事をコメディタッチで描いている。
説明にはホラーコメディとあるけれど、
純粋にコメディとして楽しめた。

1列目だったので
近いことは近いんだけど、
見上げなくてはいけず、
キャストの皆さんを見上げる形で
表情なんかがいまいちつかめないのが残念。
でも、至福の極みですよね。

オジいサン   ~京極 夏彦~

ojiisan.jpg

72歳6ヶ月の徳一さんの1週間。
何の変化もない。
日常が淡々と、いや、淡淡とじゃないけど、綴られている。
自分の今置かれている状況が
こんがらがりながら
時々あいまいになりながら
でも自分をしっかり持っている、そんな感じのおじいさんです。

自分も徳一さんと同じような境遇になってしまいそうな予感。
それがいいのか悪いのか、
わかんないけど、
徳一さんのように
一本筋の通った生き方をしなくては、と思いました。

地デジやら一人用の料理のことやら
隣近所との付き合いだとか、
うん、分かる分かるというとこが多くて、
すでに自分もいい「オジいサン」に
なっちゃってるんじゃないだろうか。
不安だ・・・。

阿房列車 3号   ~内田百・一條裕子~

ahou3.jpg

阿房列車も第3号。
今回は割りと近くを旅してみたり。
今なら十分日帰りできる距離でも
当時の列車での旅行では
何日もかけて
何をするでもなく、
旅館で酒を飲み、
ただただ酒を飲み、
列車の中でも酒を飲み。
結局酒が飲みたいだけなんじゃないのか?と思ってしまうくらい。

行く先々で雨が降ってしまうのは
ヒマラヤ山系君が雨男だから。
でももしかしたら百先生も雨男なんじゃ?
二人もいるから、あんな列車も止まってしまうくらいの
雨が降るんじゃなかろうか?

とにかく
汽車での旅も面白いんじゃないか、と
思わせる作品ですね。

ハタラクオトメ   ~桂 望実~

hatarakuotome.jpg

おもわず山本幸久さん!?と思ってしまうような作品でした。
これまでの桂さんの作品からすると新境地か!?

157センチ100キロの北島真也子。
通称ごっつぁん。
時計メーカーで働くOL。
彼女がチーフになって新しいプロジェクトが立ち上がる。
新製品の企画である。
集められた女性たちは、一癖もふた癖もあるような面々。
最初はぎこちなかった彼女たちが、最後には自分たちの企画を
商品化させるところまでのお話。

面白かったです。
ごっつぁんのキャラも他のキャラも。
キャラが立っていて読んでいる分には面白い。
彼女たちの敵は同じ会社にいる男たち。
彼らを向こうに回して自分たちの企画を通そうとする
姿がなんとも言えず、いじらしく。

何よりも会社というのは
やはり男社会で、派閥もあって
非常に苦しいものだと。
そんな中でハタラクオトメたちはもがきながらも前に進もうとしている。
いいね。
頑張れ、ってエールを送りたくなる作品でした。

阿房列車 2号   ~内田百・一條裕子~

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阿房列車第2弾。

マジで百先生、凄いんですけど。
何というか自由。
自由すぎる。
まぁ、わがままといえばそうなんだけど、
なんとなく許せてしまうのは
漫画の絵のせいか・・・。
実際に百先生と旅に出たら疲れそうだ。
エベレスト山系さん良く合わせられましたね・・・。

昔の鉄道の旅なので
ちょっとそこまで行くにも時間がかかる。
今だった飛行機で1時間というところでも
列車で半日とか、ほぼ1日とか、
ずっと列車に乗り続けて、
しかも今みたいに椅子のクッション性だって悪いだろうし、
よくも、まぁ、という感じ。

で、目的は「ない」。

でもこういう旅が
一番の贅沢じゃないのかな。
時間をたっぷり使って
ただ宿で酒飲んで、昼ごろ起きて
また列車に揺られて、次の場所でも同じことの繰り返し。
今では到底考えられない時間とお金の使い方だ。

改めて
こういう旅もしてみたい、と思いました。

でも、百先生とは嫌だ。

STORY BOX 21   ~アンソロジー~

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相場英雄「震える牛」新連載。
また警察ものかぁ~、と思ったけど、
読んだら結構面白かった。
今二つの話が同時に展開されているんだけど、
これが、今後どう絡んでいくのか、楽しみです。
おそらく牛(牛肉)が事件の鍵になりそうな気がするけどね。

あさのあつこ「結婚」が早くも終了。
もっと読みたい話だったけど、
新婦の母親のモノローグで終了。
単行本化されるときには
もう少し話が増えているといいなぁ。

モリミーの「モダンガール・パレス」も
謎の少女の招待がおぼろげに判明してきたので
ますます面白くなりつつある。

次巻も楽しみになってきましたよ。

阿房列車 1号   ~内田百・一條裕子~

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内田百の「阿房列車」を漫画化したもの。
ですが、文章はそのままのようで
漫画の吹き出し以外にも文字がいっぱいで
漫画を読んでいるというより
まんま旅行エッセイを読んでいるような印象でした。

しかし、読んでいて思ったことは
この内田先生、結構変わった人だったんだな、ということ。
でもなんとなく分かる。

最初は読みづらかったんだけど、
読み進めていくと、そのゆるゆる感が
なんだか心地よくなっていくから不思議。

第2号、3号も楽しみな作品です。

ボス・イン・ザ・スカイ   ~ヨーロッパ企画~

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ヨーロッパ企画のDVD。
この作品の後「曲がれ!スプーン」から
ヨーロッパ企画の舞台を観ているので
まだヨーロッパ企画の存在さえ知らなかったころの
最後の作品です。

世界中が異世界からやってくるドラゴンに苦しめられ、
そのドラゴンを退治する光の戦士にメンバーがそれぞれ扮し、
話が展開するんだけど、
なぜだか、ロックフェスティバルに話が流れ、
そっちで少し盛り上がり、
結局なぜドラゴンを退治しているのか、
なぜ、ドラゴンがやってくるのか、
ドラゴンが話のメインじゃないのか!?と
始終頭を回転させながら観ました。

ゆるゆるとした会話はヨーロッパ企画のお約束ですが、
今回もそのゆるゆる感がたまらないです。
一歩間違えるとずぶずぶ、ぐずぐずになってしまいそうなところを
紙一重でゆるゆるにしてしまう上田さんの脚本と
それに負けない個性的なメンバーが上手く絡み合ってる。

ファンじゃなければ
もしかしたら退屈に思える内容ではある。
しかし、そこを乗り越えたら
一気にこの劇団のファンになっちゃうだろうなぁ。

ぜひ、一度体験してもらいたい。

復讐したい   ~山田 悠介~

fukushuu.jpg

良くも悪くも山田悠介でした。

今回も「復讐法」というトンでも法律を作り上げ、
まぁ、制約はあるにしても
身内を殺されたものは復讐してもいいですよ、って国が認めちゃう
なんて設定は、もはや笑うしかないな。

確かに復讐をしたいと思う人はいるだろうけど、
この本で書かれているような復讐法だと、
下手すると犯罪者が無罪放免になってしまう恐れもあるし、
被害者家族が逆にやられてしまうこともあるし。
ちょっとざるっぽすぎる法律ですね。
まぁ、そういう展開にしないと
話も盛り上がらないんだろうけどね。

最後はあ~、やっぱりそうなるのか、と。
復讐は復讐を呼ぶ、というお話で終わりにしたのは
いかがなものか、と。
なんか、救いようがない世界になってしまった感じですね。
もう少し最後にひねりがあったら
面白いと感じたかもしれません。

多少グロい描写もあるので
お気をつけください!

図書館的人生 Vol.2 盾と矛   ~イキウメ~

dvd_03.jpg

図書館的人生の第2弾。
第3弾は実際に舞台で見たけど、
こちらはDVDで。

今回は「攻めるものと守るもの」をコンセプトにした舞台。
でも、何が武器になっているのか、
よく分かんなかった。
舞台自体はとても面白いんだけど、
作・演出の前川さんの意図を自分がつかめてないだけ。
やはり難しい。
ちょっと悔しい。

でも、面白い。

今月はイキウメの舞台を観る予定ですが、
今度はどんな世界を見せてくれるのか、
楽しみです。

かがみのもり   ~大崎 梢~

kagaminomori.jpg

BOOK WITH YOUシリーズの1冊です。
対象はYAですけど、
まぁ、何とか読めるかな。

山中の洞窟でお宮を発見した中学生とその担任の教師、
謎の新興宗教の教団員が入り乱れ、話は展開する。

何より無鉄砲な中学生男子に何度かいらっとさせられる。
この年代の子どもたちって、
もう少し落ち着いてるような気がするけど・・・。
設定が小学校高学年だと
好奇心に負けてしまってというのも分かるけど、
中学生にもなれば
少し無鉄砲すぎる感が否めない。
この2人は幼すぎる一方で
女子中学生の大人びた感じは、すんなり落ちる。
男の子の描き方がもったいなかったなぁ、という感じがしました。

話の方もYA向きにしてはほんの少しだけ重いかな、と。

途中までの展開がちょっと間延びした印象。
残りページ少ないところで
一気に解決に向かったのはちょっともったいない。
もう少しページ数が多ければもう少し深く描けたんではないかな。

それでも十分面白く読める作品でした。



演劇ぶっく 2011年6月号   

engekibook201106.jpg

今号の表紙は6月から公演される
「SAD SONGS FOR UGLY DAUGHTERS」の
演出 宮藤官九郎と出演 松尾スズキに岩松了の3人。
関東の対談もこの3人です。
この舞台行きます。
ちょうど真ん中くらいの席なので
一番観やすいんじゃないかと
期待しています。

他にもこれまでに観た舞台のレポートがあり、
観る予定だったのに
地震の影響で観られなかった舞台のレポートもあり、
充実した内容の1冊でした。

きことわ   ~朝吹 真理子~

kikotowa.jpg

芥川賞受賞作。
同時受賞した「苦役列車」が
アクが強すぎて、こちらはほとんど記憶に残らないような
さらりとした感じの作品でした。
ここまで両極端な作品が選ばれるなんてね。

女性の心理とか分からないので
この手の作品は読みづらい。
そんなこと分かっていたのに
やはり・・・
文章自体はきれいな感じでしたが
男である自分には
あまり入ってきませんでした。

次の作品が一つの見極めになるんじゃないかな、と思いました。

偉大なる、しゅららぼん   ~万城目 学~

shurarabon.jpg

京都でホルモーをし、
奈良で鹿と戯れ、
大阪で国を作った
万城目氏。
次は神戸だと思ってました。
なのに、
近作の舞台は「滋賀県」
しがぁ~?
そこにきたか、しかもしゅららぼん????
またもや謎の言葉を撒き散らし、
読者を煙に巻きつつ、万城目氏の壮大なほら話が炸裂した1冊でした。

琵琶湖から受け継ぐ不思議な力を持つ日出家と棗家。
両家の争いがメインとなるのか、と思いきや、
別口から両家の敵となるものが現れ、
両家の力を振り絞り、難敵に向かう。

でも、どちらかというと青春ものでした。
日出家側の涼介と淡十郎、棗家の広海。
高校1年生の3人の青春を描いた作品といっても過言じゃないでしょう。

前半がちょっとだら~っとした感じでしたけど、
中盤から後半にかけては怒涛の攻めを受けているようでした。
ところどころに笑いもちりばめ
ミステリーの要素も撒き散らしながら
最後まで一気に突き進んでいく作品は爽快感すらありました。

ラストはありきたりな感じで終わってしまいましたが、
まぁ、それもあり、かな。

個人的には
誰よりもグレート清子がほんとにグレートでした。

バーベキューは命がけ   ~J・B スタンリー~

dietclub4.jpg

ダイエット・クラブシリーズも4作目。
コージーミステリーの中では一番好きなシリーズですね。

今回はデブ・ファイブの面々が
クィンシーズ・ギャップを離れ、
豚フェスティバルの行われるハドソンヴィルに赴き
そこで殺人事件に巻き込まれるというお話。

そろそろかな、と思っていたとおり
デブ・ファイブの一人が容疑者になってしまいます。
友人を助けるために
奔走するデブ・ファイブの面々。
その中でメンバーの一人の悲しい事実が露見したり
ベネットに恋の予感、ジェイムズはマーフィーと別れ
ルーシーとの再びの恋に走りそうで、
ジェイムズの父の再婚とか
色々話の展開もありました。

豚フェスティバルで行われるバーベキュー大会が
舞台になるので
豚料理や肉料理がたくさん出てきますが、
今回はいつにも増して
料理がクローズアップされているような気がしました。
どれも濃そう・・・。
読んでいるだけでおなか一杯になりました。

さて、ダイエットクラブのはずなのに
今作ではダイエットの話がほとんど出てこない・・・。
もう、完全に犯人探しのミステリーになってしまいましたね。
それでも面白いからいいんだけどね。

個人的にはジェイムズが館長を勤める図書館で働く
スコットとフランシスの双子がお気に入りだったりする。
次作以降ではこの双子の活躍も期待したいなぁ。

オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン   ~小路 幸也~

bandwagon6.jpg

前作からもう1年経ってたのか。
今作でも春夏秋冬、1年を通じて堀田家の元気な面々に
出会えます。
ちょっと悲しくなる話も出てきますが、
それでも堀田家の面々は元気に明るくやっています。

さて、今回も大小の事件が起こりますが、
勘一を中心とした堀田家の面々は
慌てず騒がず、万事上手く事を成していきます。
今作ではちょっと勘一の出番、というか少ないかなぁ、と
言う印象も受けました。
勘一がどぉ~~~んと前に出てこず、
時には我南人がどぉ~~~んと解決しちゃったりして
普段は家にいない我南人だけに
余計にその大きさがクローズアップされている感じがします。
勘一の妹の淑子も亡くなってしまうし
勘一には辛いこともあったりするんだけど、
やはり堀田家の中心には勘一がどんっと構えていてほしいな、と
思いますね。

紺や青の娘たちも少しずつ成長して
妍人や花陽も大人になりつつある。
こども達の成長も1作から読んでいると
なんか感慨深くなってしまいますね。

1年に1歳ずつ間違いなく年をとっていくこのシリーズも
いつかは大きな変化が来ることがあるかもしれませんが、
ぜひずっと続けていってもらいたいシリーズですね。

ジェントルメンクラブ「ゴルフ」   ~ヨーロッパ企画~

008_1.jpg

連日のヨーロッパ企画の舞台をDVDで鑑賞。

これは演劇というより「ゴルフ」を題材にしたコント集。
吉本興業の「小藪千豊」をメインにすえてのコントなので
こてこてかと思いきや、
あっさりした感じのコント集でした。
しかし、小藪さんはさすがに吉本だけあって
的確な突っ込みとボケを交互に繰り出し
ヨーロッパ企画の面々を煙に巻いてます。

特に「ゴルフ甲子園」という作品が好き。
小藪さん、大阪代表で
その大阪代表に京都代表、奈良代表、愛媛代表、宮崎代表が
絡んでいく(それぞれ劇団員の出身地)。
各地の特産品やらをダシにして
笑いを取っていくんだけど、
宮崎代表・永野さんが結局全国的に有名なものがない宮崎ということで
一番いじられて多様な気がする。
同じ宮崎出身としては、なんか得した感じ。
地元にしか分からないネタにもいちいち反応してしまいました。

まぁ、面白いものもあれば
「・・・???」見たいなネタもありましたが
たまには演劇ではなくて
こんな作品もいいのかな、と。

小藪さん面白い!

てぶくろてっちゃん(1)   ~藤子・F・不二雄~

tebukuro1.jpg

何でも作れてしまうてぶくろを持ったてっちゃんが
活躍する小学1~2年生用雑誌に書かれていた漫画。

何がすごいって
ドラえもん誕生のはるか以前に
ドラえもんの秘密道具に似た道具を
てぶくろで作ってしまう小学生がいたことだ。
そのてぶくろでタイムマシンまで作ってしまうという・・・。
実は未来から来たドラえもんよりも
はるかに凄い力を持ったスーパー小学生だったのでは・・・。

小学低学年用に書かれた漫画なので
1ページのコマ割が3~4と少なく
ページ数の割には
非常に読みやすくなっている。
それでも内容は
先に書いたように
ドラえもんの秘密道具と同等の道具を作り出し、
使いこなし(時に失敗するのはお約束ですが)
活躍するもので、決して子どもだけが読んで楽しいものではない。
大人が読めば、あの小さいころの
「こんなことができたらなぁ~」という思いを
思い出させると共にノスタルジーの世界に
入り込ませてくれること間違いなしの作品でした。

う~ん、ドラえもんの秘密道具もほしいけど、
このてぶくろもいいなぁ。
しかし、不器用な人には不向きかもね。

Windows 5000   ~ヨーロッパ企画~

006_1.jpg

4月に「芝浦ブラウザー」を観て、その後いろんな劇評を読むと
どうも「Windows 5000」と言う舞台と設定が同じらしいということだったので
DVD買って観ました。
そしたら
やはり
こちらが元ネタで
「芝浦ブラウザー」はこちらを焼き直したんだな、と言うことが分かりました。
まぁ、設定は同じだけど、
役者も違うし
内容もだいぶ変わっているので
こちらの方も楽しめましたが
「芝浦ブラウザー」の方は劇場が大きめだったので
一つ一つの部屋がそれまで狭苦しさは感じなかったけど、
こちらは劇場自体が小さい劇場のようで
一人ひとりに割り当てられた部屋もものすごく小さく、
ごちゃごちゃ感がはんぱない。

でも、そこに住んでいる住人の個性は見事にばらばらで
観ていてもこんがらがることなく
すんなり入っていけました。

こちらはヨーロッパ企画の役者+客演一人という布陣。
「芝浦~~~」には出演していない諏訪さんや中川さんも
出演しているので、余計に面白く感じられたのかも。

ヨーロッパ企画のDVDは本編もさることながら
特典も面白い。
今巻でもいろんなコンテンツがあって
本編同等楽しめる。

さて、次回は夏公演?秋公演?
本公演は昨夏の「サーフィンUSB」以来だと思うんで
早く観たい、と思う今日この頃です。

さて、次は「ジェントルメンクラブ ゴルフ」でも観ようか。

ゴーストハント3 乙女の祈り   ~小野 不由美~

ghosthunt3.jpg

ゴーストハント3作目。

だんだんホラーじみててはきてますが、
そこまで恐ろしいとはまだまだ思えないですな。

今回は超能力と呪詛について詳しくなりました。
この作品を読んでいくと
オカルト系の知らなかったことが
分かるようになってくる。
専門的過ぎず
分かりやすく書かれてあるので
なるほどね~、と感心しきり。

怪奇現象そのものがメインではあるけれど、
霊能者の面々のぶつかり合いもまた面白い。
麻衣にも超能力らしきものがあることが
分かってきたし、
今後さらに面白くなりそう。

しかし、麻衣自体高校生のはずなのに
ずっと調査に携わっているんだけど、
彼女は学校はどうしたんだ?
そういう細かいところは突っ込んではダメなのか!?


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