
こちらも所見の劇団。
恐れ多くも、皇室を舞台にした劇。
まぁ、登場人物は今上天皇ではないんですけど、
まぁ、無謀にして畏るべし、の劇団だなぁ、と。
デビュー十年目のアイドル「源氏物語」は、解散の危機に瀕していた!
平均年齢は三十歳を超え、人気は超低空飛行。
起死回生を賭けた二十万人ライブもメンバーの家族しか観に来ない始末。
所属事務所も倒産の憂き目にあおうとしていたッ!
諦めかけていたその時、メンバーの若紫に、とある権力者から枕営業の誘いがやってくる。
その御方の御寵愛を賜れば、倒産回避は間違いなし!
夢にまで見たスター街道まっしぐらだ!
若紫は勇気を出して枕営業を受けることにするが、その相手とは、
我が日本列島を創造した神の子孫であり(BY日本書紀)御国を象徴するあの御方で!?
そして、このあまりにも喜劇的な二人の出会いが、
逃げ場の無い悲劇の始まりを告げる・・・。
って言う内容。
正直、「源氏物語」の設定はなくても十分面白くなっていたのではないか?
ちょっと人数多すぎてね~。
最初は「源氏物語」ではなくてスケーターがメインだったような気がしますが、
いつの間にかこういう設定になってたんですね。
狭い劇場でしたが
やはり小劇場での観劇は熱が近くて面白いですね。