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す~さん

Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
メインはここ。
どうか見てやってください。
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ヒア・カムズ・ザ・サン   ~有川 浩~

herecomesthesun.jpg

たった7行のあらすじから生まれた2編の物語。
登場人物も、設定もほぼ同じだが
これだけ違う物語が書けてしまうのか・・・。
やはり小説家って凄いな、と
改めて感じますね。

さてさて、内容の方は
本編とパラレル編の2編ですが、
どちらも物に触れただけで
其の持ち主の思いを見ることができる男と
その同僚の女性(パラレル編では恋人にもなっている)と父親の関係を
描いた作品。
でも、ぜんぜん違うテイストになってます。
個人的にはパラレルの方が好きかな。
どうしようもない父親だとは思うけど、
娘を想う父の思いはしっかり伝わってきました。

ベタ甘な展開は少ないですが、
少しそんなところを見つけると
それだけでもなんだか楽しくなってきますね。

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謎解きはディナーの後で2   ~東川 篤哉~

dinner2.jpg

本屋大賞受賞して
まさかのテレビドラマ化、そして第2巻。
ノリにノってますね。

今回も毒舌執事の影山は
話を聴いただけで
事件を解決に導くヒントを与えてくれる。

やはり少し強引な謎解きだったりもするんだけど、
それを差し引いても
麗子と影山のやり取りににやりとさせられる。

ドラマは見てないので
何ともいえませんが、
やはり個人的にはイメージは
中村佑介さんのイラスト通りなんです。
それ以外は・・・。

裏表紙のクリスマスの衣装。
何で、と思いましたが
本編読んで納得。
なるほど、こういう状況だったのか。

太陽   ~イキウメ~

thesun.jpg

このイキウメの世界観は好きだ。
非常に難しい設定だと思うけどね。

バイオテロにより拡散されたウィルスに感染し
奇跡的に回復した人間は人間を超える存在になっていた。
それから年月がたち、
ノクスと名乗るようになっていった彼達は
ただ太陽の下では生きていけない
夜の住人達になっていた。

そのノクスとキュリオ(人間)と呼ばれるものたちとの間に
起こる様々なことをたったの2時間で表現するのは
難しいと思うんだけど、
それを大切な部分だけを抽出し、
見事に舞台に転化させているように感じました。

ノクスとなり、超人間的な(年も取らない、病気にならない等)存在になるのか
今のまま人間として生きるのか、
選択すべきところが出てくるが、
ノクスを選択した人間、
キュリオのままでいることを決めた人間、
その姿をイキウメの若手二人が見事に演じていたと思う。
加茂さんと大窪君。
もっともっとこれから活躍してほしいな、と思います。

今回のセットも質素というか
シンプルなステージで
でも道具の使い方が相変わらず上手いですね。

ちょっと目を離すと
わけが分からなくなるイキウメ作品だけど、
やっぱり好きだな、この劇団。

muro式.5 「+」タスー足しましょう.ー

111209_bn.jpg

muro式は初観劇。
ムロ君もヨーロッパ企画の二人も好きなんだけど、
なかなかこのムロ式には縁がなくて
ようやくの観劇に感激。

オープニングは3人が登場して
セットを作っていく。
そこからおのおのが書いた脚本作品を3つ。

どの話も面白かったな。
本多君作「天岩戸」の3人の神様の掛け合いも
永野君作の3人の恋愛物も
ムロ君の竹取物語のパロディー?も。
三者三様の脚本を上手く演出してあり、
どの話も声を出して笑ってしまった。

1番前だったので
三人の表情や小さい動きまでしっかり見れ、
なんだか得した気分で帰りました。



ノーアート・ノーライフ   ~ナイロン100℃~

Nylon_NoArt.jpg

ナイロン100℃

男性オンリーの舞台。
芸術を語る、的な小難しい内容なのかと思っていたら
笑いあり笑いあり、そして考えることありの
物語でした。
3時間弱でしたが、
その長さが気にならないくらい内容に集中できた舞台でした。

大倉さんと三宅さん、温水さんが
しっかり笑いの部分を押さえ、
みのすけさん、廣川さん、山崎さんが
シリアス部分を押さえ、
でも交互にそれが入れ替わって・・・
非常に面白さとまじめさと堪能できた芝居でした。

1幕最後の方でスイカを割って
それを食べるシーンがあるんですけど
4列目の自分のところまで
スイカの匂いが漂っておりました。

再演作品ですが、
もちろん初演は見ておりません。
初演ではどう演じられていたのか、興味を持ちました。

ALWAYS 三丁目の夕日’64   ~涌井 学~

always64.jpg

過去2度映画化された三丁目の夕日。
今回3度目の映画化。
そのノベライズ版。
前2作は山本甲士さんが書いてましたが、
今回は涌井さん。
どうなるかな、と思いましたが、
映画が下敷きになっているので
こちらはこちらで楽しめました。

映画を見る前に予習って感じですね。

今回は昭和39年、東京オリンピックに沸き立つ東京下町を
描いている。
そこに六子の結婚の話が持ち上がったり、
茶川の家族の問題が起こったり
ところどころで
笑わせ、そして泣かせ・・・。
あっという間に読めますが、
感動的なシーンも多く読み応えはありました。

まぁ、映画のノベライズ版なので
漫画の方とは設定が少し違うのが
個人的にはやっぱり残念。
(映画自体が漫画とは違うんでしょうがないですね。)

収納王子コジマックスの絶対片付く!収納600

kojimax.jpg

使えそうな技もあり、
ん?という技もあり、
できそうなものはやってみようかな。
年末に向けて。

でも、ちょっとレイアウトは雑然とした感じ。
もっとすっきりとしたレイアウトだと
見やすかったかな、とも思いました。

12月も近いし、
今年も大掃除頑張ろうっと。

BEST MUSIC CLIPS   ~秦 基博~

hataclips.jpg

秦基博のデビュー曲から最新曲までのクリップ集。
まとめて聴くと
やっぱりこの人の声がいいなぁ、と
改めて思う。

鋼と硝子の声と称されるだけに
強さとそれでいて繊細さと。
相反するような感じですが
実に彼の声にぴったりの表現だな、と思う。

映像も悪くないしね。

それにどんどん垢抜けていく姿が・・・。

同郷出身。
これからも活躍してほしいですな。

Mr. Children TOUR 2011 “SENSE”   ~Mr. Children~

mrchildrensense.jpg

ミスチルのライブ。
ミスチルのライブは福岡Yahoo!ドームで見たっきりです。
1回しか行ったことがなく、
しかも遠いところからだったので
米粒くらいの小ささでした。
なので
やはり
堪能するには
DVDの方がいいのかな、と思ってしまいますね。

初ブルーレイでの鑑賞で
やはり映像がきれい。
桜井さんの老けっぷりも際立ってしまいましたが・・・。
それでもやはりかっこいいのは変わらずで。

古い曲もあり最新曲もあり、のめちゃいいライブでした。

やはりこうやって観ていくと・・・
生の方もいいかもなぁ~。
臨場感はやっぱり生の方があるしなぁ、と
最後には思っちゃうんですよね。

ということは
生で観て
DVDで復讐するというのが
一番なのかもね。

モナミは世界を終わらせる?   ~はやみねかおる~

monami.jpg

面白いですよ。
ちょっと突飛なところもあるけれど、
まぁ、許せる範囲です。

ドジっ娘、モナミは世界の命運を握る鍵。
彼女の行動で世界が破滅に向かうかも知れない・・・。
そんな・・・。
そんなドジっ娘に世界の命運握ってほしくないなぁ~。

モナミのドジっぷりが、ちょっと鼻につくというか
そこまではないだろう的な。
まぁ、非日常を描いた作品だと思えばいいんですけど、
ちょっとなぁ~。
設定は悪くないんだけど、
強引過ぎるところもあるんだよね。
力技1本ってな感じで。

ただ、高校の日常と世界の情勢がシンクロしてるっていうのは
面白かったですね。

夢水シリーズも結構好きで読んでいましたが、
最近はトンとご無沙汰。
それでも最後まで一気に読ませるのはさすがだと思います。
どちらかといえば、児童文学に入れてもいいかな。
主人公は高校生だけど・・・。
でも中学生あたりに設定しても良かったかもね。

表紙はカスヤナガトさんで
この印象でモナミを読んでしまうと
違うだろう!って突っ込みたくなりますね・・。

ゴーストハント7 扉を開けて   ~小野 不由美~

ghosthunt7.jpg

完結です。
長い長い1年でした。
最後にナルの謎も分かり
すっきりした形での終わり方に満足。
まぁ、麻衣の思いはどうなるのか、ってところはありますが。
まぁ、これは恋愛ものではないんで
それはそれでよいとしましょう。

最後の巻は
ナルの謎がつまびらかに。
何故彼がSPRを開き、
ゴーストハントをしていたのか、
麻衣の夢はいったいなんだったのか、
これまで???な部分が明らかになります。
ここでは詳しくはいえないけれど。
そして最後のゴーストハント。
もしかするとこれまでで一番哀しくも怖い話だったかも。
一人ひとりと消えていき、
変わりに小さい子供達が増えていく。
最初、これも麻衣の夢か、と思いきや、実は・・・という展開に
ぞっとしましたね。

これで最後か。
1年間楽しめました。

星やどりの声   ~朝井 リョウ~

hoshiyadori.jpg

朝井さん、こんな小説もかけるんだね。
引き出しが多いね。

亡くなった父が残したもの……喫茶店、星型の天窓、絆、そして、奇跡。
三男三女母ひとり。ささやかな一家が出会う、ひと夏の奇跡の物語。
家族が"家族を卒業する"とき、父の残した奇跡が降り注ぐ……。

三男三女がそれぞれに主人公になる6章からなる物語。
父親が死んでから
それぞれが色んな思いを持ちながら
生きてきた。
その描写がとても丁寧に描かれていました。
6人の兄弟姉妹がとてもお互いのことを気にかけていて
それでいて大好きだった父親のことを
ずっと心の支えにしている感じもして
ものすごくいいんだけど、
その分、母親の扱いがちょっと雑というか
そこが物足りなかった。
母親の愛情も確かめられるんだけど、
父親への愛情の描き方に比べると
なんか少し母親への愛が少なくないかい?と思ってしまいました。

そこだけがマイナスだけど、
まぁ、父親を際立たせる分にはしょうがないのかな、とも思ったり。

3作目ですが、
この作品が一番好きかも。

STORY BOX 27   ~アンソロジー~

storybox27.jpg

表紙は櫻井君なので、ネット上に画像が出ません。
あしからず。

さて、
今回もインタビューが・・・
しかも3本。
「謎解きはディナーの後で」関係で
櫻井君と東川さん、
NHKドラマからりょうさんと鈴木砂羽さんの対談。

これはもう小説誌としての体裁がなくなりつつあるような?

しかも連載2本が途中で終了。
後は単行本で!という中途半端なあおり。
なんかしょうもないなぁ、と。
これまで読んできた読者を思いっきり
馬鹿にしてますか?
ただ、単行本になっても
読まないような気がする。
「震える舌」好きだったけど、
なんかこういう商法は好きではないので
多分買わないだろうなぁ。

連載途中で止まったままのものもあるし、
この後継続されて連載されんのかな。
ちょっと不安です。

面白い作品もあるのに
もったいない気がします。
昔のSTORY BOXに戻ってほしいなぁ。

芸人交換日記 ~DVD~

4988013681927.jpg

夏に観た「芸人交換日記」
DVD発売です。

見返してもやっぱり「いい」
あと2ヶ月ほどあるけれど
現在のところ、
今年観た舞台の中では
一番かもしれない。

封入特典として
若林と田中圭の本物交換日記。
稽古が始まってから
千秋楽までのお互いの交換日記。
舞台の中での交換日記とはまた違った日記で
しかも直筆なので
ファンにはたまらないだろうね。

何度も観たい舞台の一つになりました。

わらの人   ~山本 甲士~

waranohito.jpg

再読
何故再読かというと
この作品、
九州高校放送コンテストの朗読部門の課題本なんです。
で、朗読指導もしなくてはならないので
内容をもう一度確認するために読みました。

面白いものは
何度読んでも面白いです。
しかも今回はただ読むだけではなく、
別の人が読むものを
指導していかなければならないので
より深く読み込む必要がありました。

結局自分の指導した子は
全体で9位で、惜しくも九州大会の
出場権は逃してしまいましたが
過去最高の順位を記録したのは
この作品のおかげです。

演劇ぶっく 2011年12月号

engekibook201112.jpg

表紙は市川亀治郎と蒼井優。
巻頭は竹中直人×生瀬勝久の対談。
市川亀治郎と蒼井優の対談。
読み応えはありましたね。
どちらの舞台も観ないんですけど・・・、
こうやって対談とか読むと
観てみたかったなぁ、と思いますね。
まぁ、でも、チケットは取れてないし、
他の舞台を観る予定なので。

ヨーロッパ企画の対談もあり。
こちらは舞台も観ていたので
その舞台を思い出しながら
楽しく記事も読めました。

こうやって記事を読むと
やっぱり舞台をもっと楽しみたいなぁ、と
思ってしまいます。

髑髏城の花嫁   ~田中 芳樹~

castleskull.jpg

えっと、確かこれは3部作の2作目になるんですが、
1作目はミステリーYA!の作品でしたよね・・・。
それからいったいどれだけの時間が・・・。
結局理論社のミステリーYAシリーズは出なくなり、
版元を変えての再出発というところでしょうか。

さてさて、
第2作なんですが、
第1作の月蝕島の話から数ヶ月しか経ってないという・・・
現実は数年経っているのになぁ。

で、今作も世界史の、しかもヨーロッパ史がよく分かる。
といっても数世紀のだけど。

髑髏城に入ってからの展開があっという間で
もっとその辺を深く書き込んでもらったほうが
面白かったんじゃないかな、と思ったんですけどね。

次作はどのくらい後になるんでしょう。
早く出ないと今作も忘れてしまいそうです。

光と闇の旅人Ⅱ 時空の彼方へ   ~あさのあつこ~

jikuunokanatahe.jpg

いつの間にか出てたんですね・・・。
去年発行だし、
ぜんぜん気付かなかった・・・。

ということで、
現代で闇の蔵人と戦うことになった結祈。
その側にいた子猫、ゆきが人間だった江戸を舞台にした第2巻。
何故闇の蔵人と戦うことになったのか、
この2巻で明らかになります。

さっくり読めます。
この巻ではおゆきとその母親おひさの愛情溢れる関係が
とてもよく描かれているんですが、
実は・・・。

しかし、おゆきが闇の蔵人と戦える魔布一族直系の最後の子供みたいですが
何故、現代に魔布一族が残っているのか、そっちも謎ですね。
傍系でもいたんでしょうか。

次巻はいつ出るんでしょうね・・・。

ばくりや   ~乾 ルカ~

bakuriya.jpg

自分の不要な能力を別の誰かの能力と交換してくれる「ばくりや」
その「ばくりや」を舞台に
自分の役に立たない、能力に困った人々が
新しい能力と交換したがために起こる不条理な話。

第1話はやたらめったに女に好かれるという能力を持った男が主人公。
彼が交換したものは刃物を研ぐ能力。
しかも刃物を研いだ後に、その持ち主が研ぐ前に何を切ったのかまで
視えてしまう。
しかし、実は・・・
最後は文章に起こしていないけれど、
非常に恐ろしい結末を迎えそうな・・・。

第2話は旅行しようとすると必ず悪天候になってしまう男の話。
彼が交換したせいで
悲惨な事故が・・・。

冒頭の2つの作品は、ぞっとするような話で、
これからもそんな話が続くのか、と
思い身構えましたが
中盤から後半にかけては
むしろ笑えてしまうような話もあり、
バラエティに富んだ内容になっていました。

ラスト2話でこの物語の謎というかヴェールに隠されていた部分が
明らかになり
なるほど、そうだったのか、と納得しつつも
もっと読みたいという欲求も。
どの話も面白く、
ラストも自分の好きな終わり方で
でも、これで終わってほしくない作品でした。

日暮旅人の贈り物   ~山口 幸三郎~

higure4.jpg

最終巻。
最後の最後で
旅人が何故視覚だけを残して五感を失ってしまったのか、
旅人の両親の死の真相、
旅人の真の目的、
テイちゃんの本当の両親、など
謎がすべて解けたわけですけど、
なるほど、そうだったのか、と
納得できる反面、
陽子先生との仲はどうなるんだよ、と。

最後に「たぁ君」「陽ちゃん」と確認できたはずなのに
(陽子先生は覚えてないだろうし、
 旅人は空耳だと思ってるようだし)
結局二人の仲の進展はなさそうで・・・。

最初は本当に探し物探偵の話が続くのか、と思っていましたが、
2巻、3巻、と続くにしたがって
どうもきな臭い雰囲気が出てきて
4巻にいたっては、
何人も死ぬわ、怪我するわ、でクライムミステリーになってましたね。

丸く収まったような
そうでないような、
切ない終わり方をする人もいれば、
悶々とする人もいて。
でも、人生ってそんなもんだからね・・・。

探し物のお話はまたの機会にぜひ、スピンオフで。

一匹羊   ~山本 幸久~

ippikihitsuji.jpg

山本さんの新作。
短編集なんですが、
なんとなく、普段の山本さんらしくない作品集だと
思いつつ読み進めていきました。
が、やはり後半は
山本さん得意のお仕事系小説に移っていって・・・

北陸に住む彼に会いに行く女子高生なんて
山本さんの作品ではなかなかお目にかかれませんが、
これはこれで
面白いとは思うんですよ。
でも、でも、
家具の販売店で働く女性や
アパレル会社でパタンナーとして働く男性とか
仕事を頑張っている人たちの日常の方が
しっくりできるような気がします。
もちろん、他の話も面白いんですけどね。

ほっかりできる短編集でした。

シアターガイド 2011年12月号

theaterguide201112.jpg

今月号は
演じ続ける俳優達というタイトルで
3人の役者にスポットを当てて紹介しています。

まぁ、あまり自分は興味なかったんで・・・。

自分が行く舞台としては
ナイロン100℃の「ノーアート・ノーライフ」の紹介。
出演者による座談会もあり。

そのくらいでした。

今月の舞台は
ナイロン100℃ 「ノーアート・ノーライフ」
muro式 「+」
イキウメ 「太陽」               の
3本を予定しています。

ビブリア古書堂の事件手帖2   ~三上 延~

bibria2.jpg

1巻目が面白かったのですぐに2巻目へ突入。

古書堂を辞めてしまった五浦。
新しい職場の面接試験を終えた後に、栞子と再会。
栞子の手には、太宰治の「晩年」。
二人はベンチに座り、
栞子は五浦に「晩年」の内容を語り始める・・・。
という前巻最後から
今巻は結局ビブリア古書堂に戻ってきた五浦と
退院してビブリア古書堂に戻ってきた栞子が
またまた古本を通して
その持ち主の出来事を推理していく内容。

相変わらずの二人の態度にやきもきしながらも
少しずつ前進しているような、
でも、栞子の「結婚はしない」という宣言やら飛び出して
五浦の気持ちも、休まるところがないですね。

さてさて、今回もまったく知らない古本のお話でしたが、
やはり、今回もそれぞれの古本には色んな物語が詰まっていました。
特に栞子の母親に関することも出てきて、
これから二人の間にも何らかの影響を与えるんじゃないでしょうか。
まぁ、続けば、ですけど。続きますよね。

個人的には足塚不二雄(藤子不二雄)の漫画の話が好きです。
栞子の母親の狡さ、というか、黒さといった方がいいかな、が
透けて見える話なんですけど。
その血を受け継いでいると思い込んでいる栞子との
前途はやっぱり多難なような気がしますね。
でも、まぁ、頑張れ五浦。

藤子・F・不二雄の作品は今全集が発行されています。
(ブログでも触れています)
自分も第1期はそろえましたが
なかなかそれ以降がそろえられません。
しかし、これを読んで、もう一度
第2期からそろえていこうかな、と。
やはり藤子作品は永遠ですからね~。

最悪だ、   ~劇団ユニット ハイブリッド~

works01-saiakuda.jpg

男女4人が繰り広げる
勘違いが引き起こすコメディ(?)でいいんだよね。

お互いが本音を言い合うゲームをしている。
それが本当なのかどうかどうか、
嘘だと思えば、「ダウト!」と叫ぶ。
それがどんどんエスカレートしていき、
お互いをけなしたり、
男同士は殴り合いまで。
その後、何故だか成り行きで男女2組はできちゃって・・・。

勘違いが勘違いを生み、
誤解が誤解を生み、
ややこしくもなりつつ
後半のテンポは急加速。

あー、でも何気ない一言が
こうやって、どうにもならない状況を生み出すことは確かにあるよなー。
で、そのまま引っ込みがつかなくなって
さらに・・・な展開。
その辺上手く出してたんではないでしょうか。

最後の方、話していることとは違う心に思ったことを
後ろのスクリーンに映すという試みも
面白いな、と
で、キャラによって字体も変わってたりして。
DVDなのでちょい見づらいところもありましたが
劇場であれば
もっとリアル感溢れてたんだろうな。

初めて観るユニット。
これが第1作ということで
でも、これは上演されていたとき
東京にいたんだよな。
さすがに気付かなかったか・・・。
イキウメの「散歩する侵略者」を観て
出演された坂井宏充さんをツイッターでフォローし
そして知ったこのユニット。
DVDまで購入してみましたが、
次回公演は生で観たい、と思いました。

今回の会場のゴールデン街劇場は
これまで2度ほど行ったことがありますが、
ものすごく小さいです。
でも、それだけ演じている人の熱って言うのが
直に伝わってくる劇場でした。
この作品でもそうだったんじゃないかと思います。

ビブリア古書堂の事件手帖   ~三上 延~

bibria1.jpg

ちょっと表紙がね・・・
それにメディアワークス文庫だし、
内容は、どうなんだろう?とずっと思ってた本です。
妖しげな本だったりするとなぁ、
でも古書店が舞台らしいし、
なんて思いつつ、迷っていると
2巻目も出版されたとか。
ということは
相当面白いんだろう、
読書メーターでも、かなりの人が読んでいるし・・・。

ということでようやく手にしたこの本。

もう、早くから読んどけば良かったという後悔が。
とにかく面白い。
まったく本が読めない体質の五浦と
本のことになると饒舌になる栞子の関係もさることながら
1冊の古本を巡る数々の物語が
とても面白かった。

1冊の本や、その周りのことをちょっと知るだけで
そこに隠されたものを見事に言い当てる栞子っていったい・・
新しいタイプの安楽椅子探偵ですかね?
ずっと病院にいるので
五浦の話だけで謎を解読していく様は
凄いという一言だけですが、
本から離れてしまうと途端に、おとなしい女性になってしまう
その変化にもやられます。

古本にまつわる薀蓄も凄く
ここに書かれている作品も読んでみたいという気持ちになりますね。

しかし、本は好きでも、本を読めない体質って
本好きからすると
とても耐えられないような体質なんだけど、
話が進んでいくと
五浦も本を読めるようになっていくんでしょうか?
そうなっていくといいなぁ、と思いますね。
読書が好きな人間からすると。

次は2巻目読みますよ。
退院した栞子と五浦の関係ももちろん、
どんな古本が出てきて
それにまつわるどんな話が読めるのか、楽しみですね。

探偵ザンティピーの仏心   ~小路 幸也~

zantipy2.jpg

探偵ザンティピーがまたもや日本、北海道で事件に挑む。

前作も面白かったんですが、
今回も面白かったですね。
短いということもあるんでしょうけど、
さくさくと読めるところが
小路さんの作品のよさでもありますね。

さて、内容ですが、
日本の温泉旅館へ向かう女性のボディガードとして
日本にやってきたザンティピー。
しかし、途中で何者かに襲われ、
一人どこか洞窟らしいところに監禁されてしまう。
何とか逃げ出すと一緒に来ていた女性・パティは
無事目的地へ到着しているらしいが・・・。

何故ザンティピーが襲われてしまったのか。
真相は、今回も少し哀しい出来事が発端でした。
しかし、そこは人情家のザンティピーで、
事件の真相を暴きつつも
誰もが不幸にならない結末を用意していくのです。

ザンティピーの日本語が、寅さんから学んだという設定なので
下町っぽいしゃべり方ですが、
これが東京バンドワゴンの勘一を髣髴とさせてしまうんですよね。
だから、好きなのかな。

これからもまた日本(北海道)の温泉地に
やってきて、事件を解決していくんでしょうかね??
それはそれで面白いと想うんだけど。
東京バンドワゴンシリーズに続いて
ザンティピーの温泉事件簿なんてどうですか(笑)?

ほのかなひかり   ~森 浩美~

honokanahikari.jpg

家族の物語。
悲しい話もあるけれど、
根底には家族の温かさがしっかりと描かれている
短編集でした。

家族っていればいたで、めんどくさかったり、
わずらわしかったりするものですが、
一番身近で自分の事を見てくれている
大事な存在だ、と
改めて感じ入ることができます。

この前に読んだ3作ほど
感動したーーーって気持ちにはなりませんでしたが
タイトルどおり
ほのかな温かさが
胸に染み入るようでした。

10月の読書

10月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:4801ページ
ナイス数:0ナイス

深夜食堂 8 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)深夜食堂 8 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
読了日:10月28日 著者:安倍 夜郎
大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり クロスケ、恋をする (徳間文庫)大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり クロスケ、恋をする (徳間文庫)
読了日:10月27日 著者:高橋由太
大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり クロスケ、吸血鬼になる (徳間文庫)大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり クロスケ、吸血鬼になる (徳間文庫)
読了日:10月26日 著者:高橋由太
鷺と雪 (文春文庫)鷺と雪 (文春文庫)
読了日:10月25日 著者:北村 薫
ヨコハマ B-side (光文社文庫 か 52-1)ヨコハマ B-side (光文社文庫 か 52-1)
まずまず、面白かったです。
読了日:10月23日 著者:加藤実秋
中野トリップスター中野トリップスター
読了日:10月21日 著者:新野 剛志
子どもたちの長い放課後 (ポプラ文庫ピュアフル)子どもたちの長い放課後 (ポプラ文庫ピュアフル)
読了日:10月19日 著者:仁木悦子,若竹七海
悪夢のクローゼット (幻冬舎文庫)悪夢のクローゼット (幻冬舎文庫)
読了日:10月18日 著者:木下 半太
藤子・F・不二雄大全集 仙べえ (てんとう虫コミックス〔スペシャル〕)藤子・F・不二雄大全集 仙べえ (てんとう虫コミックス〔スペシャル〕)
読了日:10月17日 著者:藤子・F・不二雄,藤子不二雄A
大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり (徳間文庫)大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり (徳間文庫)
読了日:10月15日 著者:高橋 由太
ニコニコ時給800円ニコニコ時給800円
読了日:10月14日 著者:海猫沢 めろん
探偵・日暮旅人の忘れ物 (メディアワークス文庫)探偵・日暮旅人の忘れ物 (メディアワークス文庫)
読了日:10月12日 著者:山口 幸三郎
STORY BOX 26STORY BOX 26
読了日:10月10日 著者:阿川大樹,飯嶋 和一,北上次郎,五條 瑛,笹本 稜平,小路 幸也,嶽本 野ばら,頭山ゆう紀,夏川 草介,松尾 清貴,三羽省吾
境遇境遇
読了日:10月08日 著者:湊 かなえ
GF(ガールズファイト)GF(ガールズファイト)
読了日:10月06日 著者:久保寺 健彦
チャンネルはそのまま! 4 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)チャンネルはそのまま! 4 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
読了日:10月04日 著者:佐々木 倫子
きのう何食べた?(5) (モーニングKC)きのう何食べた?(5) (モーニングKC)
読了日:10月03日 著者:よしなが ふみ
ゴーストハント6 海からくるもの (幽ブックス)ゴーストハント6 海からくるもの (幽ブックス)
読了日:10月02日 著者:小野不由美
シアターガイド 2011年 11月号 [雑誌]シアターガイド 2011年 11月号 [雑誌]
読了日:10月01日 著者:

2011年10月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター


10月は14冊。
少ないですねぇ。
今年も200冊超えなさそうです。
あと二ヶ月、どこまで伸ばせるか!?

合計146冊。
200冊まで54冊・・・。
無理だろぉ~~~。


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