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Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
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恋閻魔   ~高橋 由太~

koienma.jpg

だいぶはちゃめちゃな展開になってきていますね。
またキャラが多数登場して、
憶えるのも一苦労です。これは。

小風に恋する閻魔大王かと思いきや、
ただ自分が楽をしたいがために
その唐傘の威力を借りようと
小風と結婚するんだとか。
ちょっと設定が安易過ぎるような気もします。
キャラが増えた分、
それぞれの活躍も小さくなり、
あるいは登場シーンが少なくなったりと
弊害もあるので
これ以上のキャラの増産はないほうがいいかな、とも思います。

ここのところ、
連続して高橋さんの作品を読んでいるので
ちょっと食傷気味になってしまっているのかもしれません。
個人的には
こちらよりも
ぽんぽこシリーズやびりびりシリーズのほうが好きですね。
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To Memphis With Love   ~Cyndi Lauper~

memphis.jpg

沁みるんです。心に。
アップテンポでがやがやうるさい感じの
シンディもいいし、
バラードでしっとりのシンディももちろんいい。
このDVDは昨年出したブルースのアルバムからの
曲も多いんだけど、
おなじみの曲もブルース調になってたりして
かなりいい感じなのです。
お酒を飲みながら
ゆっくり観たい、そんな作品です。

で、3月にこのシンディ、日本にやってきます。
昨年も震災直後にアメリカに帰ることもなく、
コンサートを行い、
終われば募金活動に精を出してくれたり
本当に日本が大好きっていうのが分かります。

3月のコンサート、行きます。
初めて彼女を知って大ファンになった高校1年生のときから
すでに四半世紀が過ぎてしまいました。
そしてはじめてのシンディのコンサートです。
今から本当に楽しみです。

菓子フェスの庭   ~上田 早夕里~

kashifes.jpg

「ラ・パティスリー」の続編。
あれから5年が経過した、って話です。
この間に「ショコラティエの勲章」なんて物語りも有りましたが、
こちらが続編。
夏織もようやくいろんな仕事を任されるようになり、
仕事への意欲もどんどん増しているころ、
あるデパートが催すスィーツフェスティバルに
店を代表してお菓子を作って出品することに。
彼女の元にやってきたのは
甘いお菓子が大嫌いな男、武藤。
彼でも食べられるお菓子を作っていくうちに・・・
武藤は夏織に恋心を・・・
でも、夏織は神戸に戻ってきた恭也の開く店で
恭也と共に働きたいと願う。

お菓子がテーマ名だけに甘い展開も?
まぁ、武藤の独りよがりが炸裂しすぎてますが・・・。
あまり好きになれないキャラクターでした。
彼の登場が少なければ
まぁ、楽しく読めるんでしょうけど、
こんな強引な男って、女子は好きなんだろうか。
自分の立場を利用して、企画を作って彼女と一緒にチームを作りたいとか、
彼女が入らなければ
そんな企画はボツにするとか・・・。
公私混同しすぎなところが、同じ社会人としては、どうよ?的な。

まぁ、夏織はそれに気付かず
恭也、恭也なんですけど。

色んなお菓子が出てきます。
お菓子好きには毎回たまらないんだろうな、と思います。
武藤ほどではなくても
ケーキとかスィーツにあまり興味のない自分には
「ふ~~~ん」という感じなんですけどね。

でも、このシリーズはとても好きなんだよなぁ。
今度は恭也の店で働く夏織の話が出てくるんだろうか。

寿歌   ~SIS COMPANY~

hogiuta.jpg

核戦争後の世紀末。
何もなくなった土地を
一人の男と女が見世物をしながら旅している。
そこに別の男が絡んできて、というお話ですが、
たった1時間20分のお芝居なのに、
グッと引き込まれたのは
この脚本が書かれたときよりも
今の方がこの世界に近いところにあるからだろうか。

他人事ではない、
身近にもその恐怖が存在していることを
知ってしまった今の自分達には
軽い感じの演劇が
妙に心に響いてきました。

舞台を生で観始めて
これがちょうど100本目の舞台でした。
4年かかりました。
まぁ、最初の年は10本も観てないんですけど・・・。

これからも楽しい舞台、面白い舞台、考えさせられる舞台と
色々観ていきたいですね。

ネガヒーロー   ~プロペラ犬~

negahero.jpg

「サボテニング」が面白かったので
かなりハードルを上げて見ました。
比べてしまうと、ちょっと落ちちゃうかもしれないけれど、
でも十分面白かったです。

水野さんと前田さんの殺陣シーンのシリアスさもあるけれど、
全編に流れるのは
やはりコメディー。
随所に笑える部分もあり、
楽しく観させてもらいました。

大好きな池谷さんも堪能できたし。
ネガヒーローのネガって
ネガティヴだと思ってたけど
実は違ったんだね。
「根が」ヒーロー。
前編見て納得でした。

ちょんまげ、ばさら   ~高橋 由太~

chonameg2.jpg

ぽんぽこシリーズの第2弾。
第3弾まで出終了らしいので
今回はその第3弾へのつなぎの意味もあるようですね。

今回は戦国時代の亡者達が
江戸を自分のものにせんと泰平の世の江戸に突如現れる。
しかし、その裏には、相馬小次郎の父親が絡んでいた。

戦国時代の亡者達を登場させたのは良かったんだけど、
甲斐の武田信玄があっさりと
やられちゃったり、
他の亡者達はちょっと長めに展開されたり、と
もう少し、この亡者達と小次郎たちとの闘いを
均等に描かれているともっと面白かったと思うんだけど。
信玄を倒したのは小次郎たちじゃないし。

まぁ、次で最後。
どう落としていくのか楽しみですね。

ぽんぽこがタイトルにあるのに
あまり活躍していないような気が・・・。
これは雷獣びりびりシリーズと一緒か・・・。
それともラストで驚愕の事実が発覚するのか・・・。
楽しみでもあり。

ズッコケ中年三人組 age46   ~那須 正幹~

zukkoke46.jpg

今回は重い話でしたね。
「死」と「老い」
まぁ、人が生きていく上で
絶対に避けて通れない話なんですけど、
ズッコケシリーズの登場人物たちも
40代半ばを過ぎて
やはりそんな話題になっていくのもしょうがないですね。

といいつつ
スッコケシリーズを読んだことがなかった自分には
小学生時代の3人組のことも知らないので
この巻で宅和先生が亡くなっても
あまりぴんとこず。
この中年シリーズでは名前は登場しても
そのエピソードは読めてないので。
小さいころから親しんでいた人には
きっと衝撃の1話だったんじゃないでしょうか。

本屋大賞ノミネート

本屋大賞ノミネートが出ましたね。
この中で読んだのは3作だけ・・・
少ないなぁ。
これから少しでも読んでおこうかな、と思うんですけど・・・。
とりあえず、読んだ中では
『くちびるに歌を』が良かったなぁ。
これはぜひもっと売れてほしい。

『偉大なる、しゅららぼん』万城目学(集英社)
『くちびるに歌を』中田永一(小学館)
『ジェノサイド』高野和明(角川書店)
『誰かが足りない』宮下奈都(双葉社)
『人質の朗読会』小川洋子(中央公論新社)
『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』三上延(アスキーメディアワークス)
『ピエタ』大島真寿美(ポプラ社)
『舟を編む』三浦しをん(光文社)
『プリズム』百田尚樹(幻冬舎)
『ユリゴコロ』沼田まほかる(双葉社)

すでに人気のある万城目氏や三浦しをんさんなんかは
ノミネートされただけでもさらに売れそうな気がするし、
小川さんはすでに第1回を受賞してるし、
新しい人の作品にとってもらいたいなぁ。
読書の裾を広げるためにもね。

それより
他の作品も読まなくちゃ。

ハロワ!   ~久保寺 健彦~

halowa.jpg

ハローワークに嘱託として勤めることになった信。
様々な求職者と対峙していくうちに
一人前のハロワ職員になっていく、ってな話ですかね。

少しずつ成長しながら
それでも求職者に対して思いが強くなっていくのは
やはりこういう公共の仕事をしている人間は
押さえてほしいなぁ、と思う。
だってすべての人に同じような対応なんてとれないだろうし、
同じ担当なのに、自分とあの人では対応が違う、なんて
思われたら、ダメだと思うんだよね~。
そのあたりは小説には描かれていないので
何とも言えませんが・・・。

でも、ハロワってこういう風な感じなんか、と
初めて知った。
そういう意味では面白く読めたかな。
ただ、信と先輩女性職員との
恋愛もどきの件はなくても良かったかな。
と思うんですけどね。

ここに登場した求職者達は
一癖もふた癖もある人たちばかりで、
もちろん、本当にハローワークに来ている人たちが
そんな人ばかりではないと思うけど、
少しエキセントリックな描かれ方も
少しだけ気になりました。
最後、人に刺されるわ、ガソリンかけられるわ、
そんな話もあったしねぇ。

何はともあれ、
この不況の日本。
少しでも景気が良くなって
求職者たちが
思い描く職業を選べるようになるといいですね。
自分も今の仕事をしっかり全うしなくては、と思いました。

花咲小路四丁目の聖人   ~小路 幸也~

hanasaki.jpg

泥棒紳士セイント。
決して人を殺さず傷つけず
お宝を見事に盗んでいく。
そんな泥棒紳士が、実は日本にいた。
そしてその大泥棒セイントが
日本のとある商店街の危機を救う。

そんなお話ですが、
まぁ、泥棒だとはいえ
何かの矜持を持っているんだろうけど、
その娘・亜弥が言っているように
泥棒は泥棒であって・・・。

話自体は好きですが、
ちょっと大げさすぎやしないか?
という気もしないでもない。
でも現実味がないだけ
逆にもっと荒唐無稽に描いても良かったのかなぁ?

本筋から離れたところが好きだ。
紅茶の件とか
紅茶の方が好きなので
興味深く読めました。

くちびるに歌を   ~中田 永一~

kuchibiru.jpg

これは・・・
めちゃくちゃ感動作でした。

NHK合唱コンクールを目指す長崎の五島列島のある中学校合唱部。
顧問が産休に入り、代わりの顧問が着く。
これがまたきれいな女の先生で
それまで女子しかいなかった合唱部に男子が入部する。
それがいざこざの原因になり、
コンクール出場が危ぶまれたり、
目立たない男の子が一躍ヒーローになったり、
中学生の恋愛もしっかり描かれ
盛りだくさんなのだけど、
やはり、圧巻はコンクール。
緊張感に押しつぶされそうになりながら
色んな問題が起こりながら
最後までしっかり唄いきった彼ら彼女達。

なぜここまで感動できたのか。
それは、自分も中学生のころ
この合唱コンクールに市の代表として
県大会に出場したことがあるからなんですね。
3年生のナツヤスミ。
このコンクールのために夏休みをつぶしながら
宿題に追われながら
受験のことを考えながら
練習に励んでいたころを思い出しました。

緊張しているのに、練習で唄い始めると
すっと落ち着く。
その感覚を自分も味わっているので
ここに登場する中学生達の気持ちが痛いほど分かりました。
もう四半世紀も前の話なのに。

最後、自閉症のため会場で聴けなかった兄のために
始めた3人だけの合唱が
周りのコンクールに参加していた生徒達も
一緒になって大きな合唱になっていくのは
鳥肌物でした。

これはぜひ、読んでほしい一冊です。

Cafe & Restaurant 2012年2月号

caferestaurant201202.jpg

小さなカフェを特集したこの雑誌。
本当に小さな、個人経営のお店の紹介が載っています。
ただどの店も、オーナーの想いがぎっしり詰まった
彼ら彼女達のお城なんだろうな、と。
もちろん、お店を経営するというのは
大変なことだと思うんですが、
とことん最後まで突き詰めてやってほしいですね。

「コーヒーをもう一杯」でもカフェを開く女性の話を読みましたが
其の話を読んでいるからか、
なんとなく心配にもなったり。
あの主人公のようにはなりませんように。

さてさて、何故この雑誌を読んだのかというと
実はこの中で妹のカフェも紹介されているんですね。
まぁ無理に「本を買え!」と言われたので・・・w。

でも、こういう雑誌も楽しいですね.

週末は家族   ~桂 望実~

weekendfamily.jpg

週末里親制度を利用して
施設の子の里親になった大輔と瑞穂。
劇団を主宰する大輔は
施設の子、ひなたの演技力を買い、
特殊な人材派遣業の子役として起用する。

それぞれが何か問題を抱えていて、
一筋縄ではいかない生活を送りながらも
時間が経つにつれて
親子とか家族を超えたチームという存在になっていく。

結構面白かったです。
家族とはこうでないといけないという思い込みに
みんなが振り回されているんだ、という話に
確かに、誰もが家族とは親子とはという思い込みに
苦しみ、苦しめているんだよなぁ。
自分もそんな周囲の思い込みにストレスを感じたりもしていたんで
それを代弁してもらったようで
すっきりもしましたね。

現代の新しい家族の姿。
そんな姿を少しだけ見せてくれるお話でした。

もういちど生まれる   ~朝井 リョウ~

mouichido.jpg

キラキラしてますね~。
大学生。
社会に出る前の猶予期間。
どの話も若い人たちのキラキラした
でも悩んだり苦しんだり
そんな日々が綴られていますが、
そういえばこんな時代もあったのか、と
振り返ってみると・・・。
いやぁ~、思い出せんわ。
でも、確かにこんな時間があったんだろうな、とは思う。

5つの物語が
少しずつリンクしながら
物語は進んでいきます。
なるほど、こういう繋がりがあったのか、と。
その辺ぶつ切りのお話ではなかったので
良かったかもしれません。
どれも同じテイストで描かれているので
読みやすかったです。

これが大学時代最後の小説らしいですね。
専業ではなく
兼業でやるというのをどこかで読んだんですが、
おそらくこのキラキラ感って
同じ時代をすごしていたからこそ
描けたと思います。
社会人になって
どう作品が変わっていくか、
楽しみですね。

STORY BOX 29   ~アンソロジー~

storybox29.jpg

表紙は堀北真紀。
そして今号もインタビュー。
堀北さんは「三丁目の夕日」があるので
そのせいか。

掲載されている小説は
どれも段々面白くなってきた。
小路さんの「オールディーズ・ロマンス」が
今のところ、一番面白い。
これからどう展開していくのか、楽しみ。

しかし、モリミーも早く復帰してほしいですね。
でもゆっくり、焦らずに。

ダ・ヴィンチ 2012年2月号

davinci201202.jpg

特集は TEAM NACS。

個人的には大泉洋さんと音尾琢磨さんしか知らないっていうね。

ダ・ヴィンチも本だけではなくて、
色んなものの紹介に手を広げすぎかな、という感も
無きにしも非ずですけど、
しょうがないのかな、という気もします。

でも、本を探すには結構役に立ってますけどね。

STORY BOX 28   ~アンソロジー~

storybox28.jpg

表紙は嵐の大野君。
ということで表紙はインターネット上にはどこにも落ちてません。

さて、28号です。
忘れ去られてしまっていたのではないかと思うくらい
掲載されなかった
野島伸司「返信」が最終回。
長いこと読んでいなかったので
内容すっかり忘れてましたが・・・。
色んな事情があるとはいえ、
これはどうなの?って思いますね。

表紙に大野君が使われているってことは
「怪物くん」関連のインタビュー。
そして今号はその監督と伊坂幸太郎の対談。
相変わらずになってきましたね。
小説を読みたいのに、
その思いを少しずつ削いでいるかのような
最近の体裁に不満があるんだけどね~。

そのほかの小説は
面白いものが多いだけに残念です。
「血筋」「候補」なんかはどんどん面白くなってきたね。
これからの展開が楽しみです。

演劇ぶっく 2012年2月号

engekibook201202.jpg

表紙は堤真一さん。
最新舞台「寿歌」のインタビュー記事も有り。
こちらは今月観る予定なので
今から楽しみ。

レヴューでは
ナイロン100℃の「ノーアート・ノーライフ」なんかも
有りまして
非常に今月号は楽しく読めました。

あ~舞台観にいきてぇ~。

コーヒーもう一杯   ~平 安寿子~

coffeemouippai.jpg

ひょんな弾みで会社を辞めて
カフェを開いた主人公。
しかし、思ったような成果が出ずに、
結局、1年で廃業することに。
その一連の流れを描いた作品です。

カフェって簡単に開けるんだ、と
そして廃業も簡単に出来るんだ。
でも、実際に儲けが出るような商売が出来るとは限らない。
1年間貯金を切り崩しながら
借金返したり、儲けの出ない日々をすごすのは
精神衛生上良くないよな。
気軽にカフェなんか開くなよ、と忠告されるような
お話でしたね。
これを読んだら
怖くって簡単にカフェ開きたいなんて
夢みたいなこといえなくなっちゃいますね。

主人公はその後、フロア係のバイトをしながら
また別の人生を歩んでいくんだけど、
それ以降の彼女は応援したくなるような
終わり方でした。

裏閻魔2   ~中村 ふみ~

uraenma2.jpg

裏閻魔の第2弾。
前作では明治末期から戦後間もなくまでの約80年くらいを
描いていましたが、
今作では、戦後から約10年間の短い期間を描いています。
前作最後で閻魔の前から消えてしまった奈津。
その奈津を探しながら、日々をすごしつつ、
戦後の混沌とした世を生きなければならない閻魔。
当然のごとく彼以外は皆年を取り(夜叉だけは別)、
一人、また一人と閻魔の前からその姿を消していく。
それだけでも耐えられないのに、
彼の周りにはまた哀しい思いをする人間が
数多出てくる。

死なず老いず、
誰もが夢見ることかもしれないけれど、
この作品を読むと
閻魔の姿を通し、
死なず、老いることがないということが
どれだけ苦しく、哀しいものであるかが伝わってくる。
人は老い、死にいくから実は美しいのかもしれない、
そんな風に感じました。

結局3部作になるということで
最後、閻魔はどうなってしまうのか、
非常に興味深いですね。

あつあつを召し上がれ   ~小川 糸~

atsuatsu.jpg

食べているときって
それがどんなものであっても
やっぱり幸せを感じてしまう。
個人的には一人でもぜんぜん気にしないのだけど、
二人で、とか、家族で、とか、
一緒に食べる人がいれば
もっと幸福感が出るのだろうか?

7編の短編集。
出てくる料理はとてもおいしそう。
でも、登場人物たちを取り囲む環境は
必ずしも全員が幸せな感じではないんだけど、
でも食の記憶って大事なんだなぁ、と
思わせる物語ばかりでした。

ちょっと切なく、苦しくなる話もありますが、
あと、「?」な話も。
自分の読解力がないだけかもしれませんが。

アツアツを食べたくなる
そんな短編集でした。

名のないシシャ   ~山田 悠介~

shisha.jpg

山田作品には珍しい人間味ある作品。
但し、その人間味のある主人公達は
人間じゃないって言う不思議な話。
そこにいる人間の方が怖いって感じですね。

その人の持つ寿命が分かってしまう
シシャたち。
彼らは人間に自分の持つ約3年分の寿命を
分け与えることを使命としている。
が、なかなか自分の命を分け与えるにふさわしい人間に
めぐり合えなかった3人のシシャ達の前に
ほぼ同時期に名前のない彼らに名前を与えてくれた
人々に出会う。
彼らはその後、数年間、その名づけてくれた人たちとの時を過ごすが、
その別れも突然にやってくる。
彼らが自分の命を分け与えるにふさわしい人間に
めぐり合え、自分の命を分け、そして消えていく。
命を分け与えられた人たちもまた
消えてしまった彼らのことを思い、
その後の人生を生きていく。

山田作品にしては
人もそう死なないし、
(まぁ、最後の方は彼らしいといえば彼らしいけど。)
割とすっきり出来る作品でした。
さーーーっと読めてしまうのは相変わらずですけど。

ここに登場する祖母の「運命を変えてはいけない」という言葉は
ものすごく重い。
でも、運命ってなんだろうね?って思う。
運命なんてちょっとしたことですぐに変わっちゃうような気もするんだけど・・・。

シアターガイド2012年2月号

theaterguide201202.jpg

表紙は「下谷万年町物語」から
出演される宮沢りえ、藤原竜也、西島隆弘(AAA)の3人。
この舞台は観ない・・・。
最近観ない舞台の作品ばかりが表紙になっているような。。。
これは、この作品を観ろ!ってことなんだろうか・・・。

とりあえずは
1月に観る予定の「寿歌」の出演者3人による対談もあったりで
こちらは期待がどんどん膨らんでいくという・・・。

今年もまたたくさんの舞台が観られるようにしたいですね。

唐傘小風の幽霊事件帖   ~高橋 由太~

karakasakokaze1.jpg

気の強そうな女の子と気の弱い男。
片や幽霊、片や繁盛してない寺子屋の師匠。
男は女の子に恋焦がれる。
でも女の子はそっけない。
そして周りには妖のものたちが入り乱れて・・・。
う~ん、、、、
なんかどこかで読んだような・・・と思ってたら
「僕僕先生」を思い出した・・・。
あ~~設定が似通ってるなぁ。

幽霊である小風もなんだかんだと言いながら
結局は寺子屋師匠・伸吉に手を貸したりして、
もてあそんでいるような気もしないではないけれど、
まぁ、まんざらでもないような?
明暦の大火で亡くなり、
その後、成仏していない父親を探し、
この世に残る小風は
たまにこの世に未練を残した幽霊達を成仏させたりもしているが・・・。
果たして小風は父親に会えるのか?
ただそれがメインというわけでもないような気がして・・・。
伸吉と小風、周りに集う妖達のお話集だと思えば
いいのだろうか・・・。

最近お気に入りの作家になりつつある高橋由太。
これで3シリーズ目になりますが、
どの作品も江戸を舞台にしているところ、
そして妖のものたちが出てくるところは
変わらないので
いささか新鮮味にかけるというのも否めない。
登場するキャラたちも
ここまで妖物が増えてくると
新鮮味もなくなってくるし・・・。
最初のころの面白さが薄まってきているので
思い切って別の設定でもいいんじゃないだろうか?などと
思ってしまいます。

決して面白くないわけではないし、
続編もすでに手元にある。
きっと読むだろうし、別シリーズの続編も気になるところ。
だからこそ、しっかり書き分けてほしいなぁ、と思いますね。

安全靴とワルツ   ~森 深紅~

anzengutsu.jpg

働く女子の甘~いお仕事小説かと思いきや
結構ハードなタッチで描かれていて
読み応えが有りました。

自動車メーカーで働く坂本敦子。
現場で働く彼女に本社勤務の辞令がおりる。
そこからの1年間、
様々な難関に立ち向かいながら
新車発表にこぎつけるまでを描いています。

同僚女子の二人がまた嫌味な感じで登場しますが、
それもスパイスとして
本の内容を
ただただ甘いお話で終わらせない意気込みを見たって感じでした。

恋愛話も含めるあたりが
その出会いから恋に発展するくだりが
典型的なお話の作り方って感じがして
ちょっと、個人的には×でした。
そんな部分がなくても
十分読めると思うんだけど、
恋愛絡めないとやはりハードすぎるかな。

タイトルもかわいらしい感じで表紙もかわいい。
でも内容は結構ハード。
まずまず面白かったです。


12人の追い抜けないアキレス   ~ヨーロッパ企画~

004_1.jpg

目が覚めたらよく分からない白い部屋に閉じ込められていた12人。
ドアを開けるカギは何なのか。その前にドアは開くのか。
っていうかドアなのか。ドアじゃなければ何なのか。
そもそもドアって何なのか。
愛って何なのか。
議論が議論をよぶ群像密室サスペンスコメディ。

部屋に閉じ込められた12人の男女。
何の関係もない人たちが
いったい何故ここに集められたのか?

12人はその部屋から出ようと色々試みるが、
ドアはびくともしない。
そんな時部屋にある12の椅子に全員が座ると
「ブー」という音がなることに気付く。
きっと法則性があるはずだと
色んな並びで12の椅子に座るも
すべて「ブー」
しかし、じつはその「ブー」はドアが開いてるよ、の意味だと気付くと
そこから椅子に座ったまま
ドアを開けることに必死になる。

そしてドアは開き、全員外に出られたのだが・・・

結局、何でこの12人が集められたのか、
そして何でドアが開いたのか、
分からないまま幕は閉じる・・・。
見ている客も、そしてDVDで見た自分も
きょとんとしてしまいました。
コメンタリーで演者自体も
何で開いたんだろうね?と他人事のように語っていて
笑ってしまいました。

んんん・・・
面白かったけど、
最後がなぁ、
結局置いてけぼりにされたまま
終わったって感じでした。

12月の読書

12月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2312ページ
ナイス数:0ナイス

裏閻魔裏閻魔
読了日:12月24日 著者:中村 ふみ
しあわせのパン (ポプラ文庫)しあわせのパン (ポプラ文庫)
読了日:12月21日 著者:三島有紀子
おいち不思議がたり (PHP文芸文庫)おいち不思議がたり (PHP文芸文庫)
読了日:12月18日 著者:あさの あつこ
ぶたぶたは見た (光文社文庫)ぶたぶたは見た (光文社文庫)
読了日:12月14日 著者:矢崎 存美
東京ポロロッカ東京ポロロッカ
読了日:12月11日 著者:原宏一
ちょんまげ、ちょうだい  ぽんぽこ もののけ江戸語り (角川文庫)ちょんまげ、ちょうだい ぽんぽこ もののけ江戸語り (角川文庫)
読了日:12月07日 著者:高橋 由太
深煎りローストはやけどのもと コクと深みの名推理9 (RHブックス・プラス)深煎りローストはやけどのもと コクと深みの名推理9 (RHブックス・プラス)
読了日:12月04日 著者:クレオ コイル
シアターガイド 2012年 01月号 [雑誌]シアターガイド 2012年 01月号 [雑誌]
読了日:12月01日 著者:

2011年12月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター


なんと!
7冊しか読んでない・・・。
マジですか・・・。
まぁ、旅行があったり、
ゲームにうつつを抜かしたりしてたしなぁ。
ちょっと読書気分ではなかった12月です。

ふぅ~。
結局2011年は170冊。
目標に30冊足りませんでした。
2012年こそは久しぶりの200冊超えを目指したいと思います。

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