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Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
メインはここ。
どうか見てやってください。
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爆ぜるゲームメイカー   ~木下 半太~

gamemaker.jpg

相変わらず面白いんですよ。
でも、今回は
相対する二つのグループ、
どちらにも肩入れができない…。
苦しい作品でした。

サッカーで将来を嘱望された少年が
事故で両足を失う。
自殺しようとするところを
ある男に救われる。
ある種の親しみを感じていたのに、
その男もある事件に絡み自殺に見せかけ殺される。
その復讐を心に誓う少年が取った行動は…

この少年の行動が
やはりやりすぎなところもいただけないし、
復讐の相手になったグループにも
まったく同情心がわかない。
これまでの作品なら
いいヤツでも、悪いヤツでも
共感できたり、したもんだけど、
ちょっとここに登場する人物はなぁ。

ないわ。

それでも読ませる筆力はあるんだけどね。
サッカーがらみが結局最後にしか登場しなかったのも
残念でした。

ただ、最後はひやっとする展開で
あ~木下さんだぁと
安心したんですけど。

次回作はもっと期待してますよ。
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早川家の三姉妹   ~小路 幸也~

hayasakasisters.jpg

小路さんの家族物は安心して読めるんだけど、
この作品も最初は
なかなかの佳作だと思っていたんですよね。
でも、まさか、最後に
あんな物語を持ってくるとは。
早川家の父とその兄の関係だけでも
かなりドラマチックすぎるんですけど、
そのあとに、まさか?
正直、エピローグでこの作品の価値が
かなり下がってしまったように思えます。

何もなかったとしても、
このただのひとしずくが
大きな波紋になっていくような気がしますね。

何故、このエピローグを持ってきたのか、
ちょっと考えてしまいます。

もったいないなぁ。

そこまでは
毛こう面白く読めたんですけどね。
ほんともったいない…。

もう一つのシアター!   ~Theatre劇団子~

30452997.jpg

有川浩さんの「シアター」はとても好きな作品。
その作品を書くときに取材に訪れたのが
このTheater劇団子。
その劇団子が有川さん脚本の下
「もう一つのシアター!」として一昨年かな?上演されました。

劇団子を知ったのはこの作品から。
先にDVDを買ってはいたものの
自分の好きな作品がこうやって舞台化されて
どうなっているのか不安で観るのを控えていました。
その後、生で劇団子の作品を観て
サポーターズクラブに入ってしまうほど
好きになってしまったので
ようやく今作品を観ることができました。
自分の思い描いていたシアターの世界観が
舞台化されることで壊されてしまうのではないかという
危惧もまずないだろうと思ったので。

さてさて、内容ですが、
シアターに登場したシアターフラッグが
ある高校の演劇祭に招かれてシアターでも描かれた
「掃き溜めトレジャー」を上演しようとするものの
様々な妨害によって上演危機に。
しかし、その危機をうまく切り抜け、無事上演。
というお話。

巧も司(客演でしたが)もうまくはまっておりました。
劇団子の方々もそれぞれの役にぴたっとはまっていたように思います。
特に牧子(シアターの中では一番好きなキャラ)を演じた斉藤さんと
石丸を演じた大高君が良かったなぁ。
石丸の犬的献身ぶりが舞台でもうまく出されてたように思います。

たぶん劇団子を知らずに観てしまったら
別の印象を持つんだろうけど、
しかし、このシアターを劇団子が上演してくれたことは
なによりも今の自分であれば
手放しで歓迎してしまうほどです。

あと、有川ファンにはたまらないだろうと思うんだけど、
三匹のおっさんに登場する
キヨさんの孫、祐希も登場。
嬉しくないですか?

そしてこの作品、何よりも
大和田伸也さんの客演が光りすぎるほど光っている。
彼がいなければこの作品の魅力も半減したかも。
彼の長台詞は胸に沁みますよ。

これは有川さんファンにはぜひ見てほしい作品です。
特典にも登場しますんで。


JUN SHIBATA 10th ANNIVERSARY CONCERT   ~柴田 淳~

shibatajyun10thanniversary.jpg

CDはよく聴くんだけどね、
実は動いている柴田淳を見るのは初めてだったりする。
CDはあんなに買ってるのに。

しかし淳さん、生歌でも十分綺麗な声。
姿ももちろんかわいいし、
しゃべりがまだまだって感じですけど、
それもまた良し。

10周年のアニバーサリーなので
普段のライブとはまた違った雰囲気なのかな。
一度生で見てみたいアーティストの一人です。

オサキと江戸の歌姫   ~高橋 由太~

osaki4.jpg

このシリーズも4作目。
これでとりあえず高橋さんの既刊本はすべて制覇したのかな。

さてさて、
今回は、なんというか、これまでの
シリーズと違う雰囲気。
10人の歌唄いが
真ん中の歌姫をめぐって
手拭いが一番売れたらそのこが歌姫になれるとか
まるでA○Bのような・・。
まぁ、それを意識していないわけではないでしょうが、
ちょっとお手軽すぎませんか?

歌に合わせて一人ずつ死んでいく
見立て殺人のようですが、
実は…
で、驚いたのは
なんか中途半端な終わり方。
結局お琴はどうなったの?
大川の氾濫は?
その後の深川は?
謎解きはきちんとしてあるけど、
なんか、中途半端な締めでしたね。

オサキの活躍も周吉の活躍もほとんどない
今回の物語。
オサキシリーズで描く必要は全くなかったんじゃないかと
ちょっとがっかりな作品でした。

やはり多作すぎるのがいけないのかな。
質がどんどん下がっているように思えます。

聖☆おにいさん(2)   ~中村 光~

saint2.jpg

クリスマス、
いったい何でこう楽しそうなのか、
いまいち理解できてなさそうな
キリストがかわいい。
いや、お前の誕生日の前日を祝ってんだよ!
まぁそれは口実だけど。

仏陀とキリストのキャラクターはこれでいいのかと
全巻を読んだ時も思ったけれど、
まぁ、こんなもんでいいかな、と。
確かに三大宗教の二つの開祖ではあるけど、
ある意味俗世的なところもいいな。

パソコン好き、コスプレ好き なイエスとか
電化製品をこまめにチェックして安いところで買う仏陀。
いいコンビですよ、これは。

ぼくらのご飯は明日で待ってる   ~瀬尾 まいこ~

bokuranogohan.jpg

久々瀬尾さんの作品。

決して明るいトーンではないんだよなぁ。
なんか、終始暗い影がついて回っているような
イメージで読んでました。
何故だろう。

内容的には
まぁ、決して明るいだけの話ではなく、
重い部分もあったりするんだけど、
内容で重くなってるって感じじゃないんだよなぁ。

ここに登場する二人は
心にどこか孤独感を抱えていて
お互いがきっとどこかで必要としているからこそ
出会い、結婚したんだろうな、と。
ただこの二人にとってはそれぞれが運命の人だったという
気がする。

辛いことがあっても
そうだね、人はご飯を食べなきゃ。
そう、そしてご飯はちゃんと明日で待ってくれている。
今、じゃなくて、明日。
明日をちゃんと生きていこうよ、というメッセージを感じました。
未来は決して明るいばかりじゃないけど、
きっと支えてくれる人がいれば
明るくなるはず。
そう最後は思わせてくれたかな。

亮太と小春。
いい感じに夫婦になっていったなぁ。
確かに子供は望めないかもしれないけれど、
二人にとって幸多い人生でありますように、と
願わざるをえない終わりでした。

忘れ簪   ~高橋 由太~

senji2.jpg

前作終わりに今作の振りが。
大川に人魚が登場。
しかし、その真実は…。

なんだか、やっつけ的な仕事のように見えなくもないです。
これまでのシリーズとは一線を画そうとしているのでしょうか。
かなり辛口になりますけど、
これはあんまりおもしろくない。
前作の感想でも書いたように
主人公二人のキャラクターがあまりにも魅力に乏しい。
そして、ヒロインであるはずのお由有もそう頻繁に登場するわけでもなく。
結局この2作目も謎をちりばめて
今後に収集していくということでしょうか。

何作もシリーズを持つことは素晴らしいと思うのですが、
できればもう少し数を減らして
その分内容濃く書いていただいた方が
読み手としてはすっきりすると思うんですよね。
すべてのシリーズが時代、場所似通っているので
良さが伝わりにくいかも。

そんな風に思いました。

オレンジ色のステッキ   ~赤川 次郎~

orangestick.jpg

毎年この時期を楽しみしているシリーズ。
15歳中学3年生からスタートしたこのシリーズも
いよいよ爽香も39歳。
来年には不惑の年を迎えてしまいます。
とっくに自分は迎えてますが。
来年が25周年ということで、大々的になるのでしょうか。

さて、前作で明夫は刺されたはずなんですけど…。
あれが今回の伏線になってるのかと思いきや、
まったく触れられていないのは何故?
何故なの??

まぁ、いつも人がたくさん死んでしまうこのシリーズ。
今作では
珍しく死人が出なかったような。
死にそうな人は出てますが。
事件もあるけれど、今回は爽香をモデルにした
裸婦画とその周りの人間、爽香の心中メインの
お話でしたね。
まぁ、最終的にあの絵はああいう結果になるのが
一番いいんだろうけど、
それを描いた本人がやったのではないのがね。

それと今回のラストも衝撃的なんですけど、
次作ではこれをスルーさせないでほしいですね。

あと、やっぱり明夫の舞を切りきれない中途半端な優しさが
どうにも、なぁ。
とっとと切った方がみんなのためにいいのに。
しかし、舞さん、ストーカーっぽくなってますが
大丈夫なんでしょうか。

さて、次作ではどう展開していくのでしょうか。
40、不惑の年を迎える爽香に
惑わず、心落ち着いた日々がやってくるのでしょうか。
そろそろこのシリーズも
やめたほうがいいのかな、という気もしてます。

落人たちのブロードウェイ   ~Theatre 劇団子~

ochiudo.jpg

ぎりぎり間に合った今回の舞台。
なんとミュージカル風。
もちろんこてこてのミュージカルじゃないんだけど、
たまに歌って踊ってつぶやいて(?)
こういう舞台もたまにはいいかもね。

劇団子は生では3度目。
毎回毎回笑いあり、涙あり、考えさせられることあり、で
なかなか侮れない劇団です。
しかし、実は今年20周年。
結構長くやってるんだなぁ。
まだ知ってから2年くらいだけど、
早いうちから知っておけば良かったなぁ、と。

ミュージカルスターになる夢に破れたすみれが
ダムに沈んでしまう故郷に戻ってくる。
そこはム建設に反対している
平家の落人の里。
ミュージカル公演を行って反対意思を見せようとするが…。

劇団員の皆さんはもちろん、今回も客演陣が素晴らしいのですが、
特につぶやきシローさんがとても良かった。
結局一番おいしいところを持って行ったなぁ、という感じ。

千秋楽で劇団員の島村さんの感極まった涙に
感動しました。
これからも頑張っていってほしいなぁ。
そして次の公演も観に行かなくては。


たけしの挑戦状   ~東京ミルクホール~

takeshi.jpg


東京ミルクホールは初めての観る劇団。
劇場も初の劇場、ウッディシアター中目黒。
降りる駅も初めての中目黒駅。
初尽くしの観劇は
生の舞台に上げられてしまうわ、
何とも楽しい観劇でした。

最初は真面目な作品なのかと思ってたら
最初のオープニングは劇中劇で
さらに歌謡ショーがあり、
カルチャースクールに行った主人公が
そのカルチャースクールの講座で
様々な体験をしていくという設定。
最初のまじめな印象があっという間に払しょくされていき、
いつの間にか舞台に上げられ
その他大勢の殴られ役まで体験してしまいました。
でも、舞台に出てみたいなぁ、と思ってたので
夢をかなえてもらった感じで嬉しかったなぁ。
出演料は永谷園のお茶漬けの素でした。
後生大事にしていきます。

濃い作風、
濃い出演者、
濃いキャラクター設定、
すべて一目で気に入っちゃいました。
次回公演も観に行きたいっ!

無差別   ~柿喰う客~

musabetsu.jpg

「柿喰う客」単体としては
初観劇でした。
と言ってもキャラメルボックスとのコラボしか見たことないんですけど、
その時の柿喰う客の出演陣がとても良かったので
楽しみにしていました。

1時間20分弱の舞台でした。
重く苦しい話で
観終わった後も
どっと疲れが出た作品でした。

これまた戦前~戦後の話で、
人として扱われなかった犬殺しで生計を立てる若者が
なんとかして人として死んでいきたいと
戦争に参加しようとする姿。
穢れぬように、人として生きていけるように
兄に守られてきた妹。
その妹を母として慕う犬の子(名前は人の子)。
いろんな思いが複雑に絡み合いながら
話は終焉に向かっていきます。
役者の熱演は観ていても感じられるし、
まぁ2列目ということもあるかもしれませんが、
声も通っていたし、
見ごたえのある芝居でした。
でも、疲れたけど。
これが2時間くらい続いたら
たぶん本当に疲労困憊してたかも。
ちょうどいい上演時間でした。

女体シェイクスピアシリーズ
見たいんだよなぁ。
これなかなか取れないみたいなので
DVDで我慢しとこうか。

エッグ

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妻夫木聡、深津絵里、仲村トオル出演、
野田秀樹脚本、演出。

NODA MAP
前回観た「南へ」もブッキー主演でしたが、
あの作品も難解で
いろんな解釈ができる物語だと思いましたが、
今回も難解すぎて・・。

まずエッグという競技。
卵を割らずに運ぶという競技。
オリンピック出場を目指すが…
時代が現代かと思いきや、
徐々にさかのぼっていき、
結局、戦前・戦中の話になり、
エッグとはいったい何のか、という
根幹につながっていくのだけど、
すみません、今回も1度見ただけでは
理解できません。

マジか…。
NODA MAP はやはり演劇初心者には
敷居が高すぎるのか、
ただ単に楽しむだけというわけには
行かない作品でした。

やはり数回は観ないとだめなのかなぁ。

本日は、お日柄もよく   ~原田 マハ~

ohigara.jpg

つばめや仙次 ふしぎ瓦版   ~高橋 由太~

senji1.jpg

「雷獣びりびり」「ぽんぽこ」「唐傘小風」「オサキ」シリーズに
続く「ツバメヤ仙次」シリーズ。
今回も不思議系、妖系のお話かと思いきや…。

これまでのシリーズに登場してきたキャラと
かなりかぶってる感じがしないでもないです。

結局妖も不思議も何もない
おそらくは時代物ミステリーを狙った作品なのかな、と
いう気はしますが、
なんか中途半端な感じで終わったかな。
最後も次の作品ありきのような終わり方だし、
さらりとではなくこれ見よがしの
振り方なので、ちょっと興ざめ。

物語自体も
そこまでミステリーではないし、
主役二人があまりにも魅力に乏しい。
仙次は瓦版を売っているという設定なのに、
それがいかされてないし、
仙次の盟友梶之進は筋肉バカだし、
他のキャラに助けられているって感じが否めない。

これまでの作品は
キャラも魅力的だったし、
話もまずまず面白かったのに
このシリーズは残念だなぁ。

他のシリーズが完結していないのに
(ポンぽこシリーズは一応終了したっぽいけど)
次から次に新シリーズを立ち上げるのは
どうなんだろう?と思うなぁ。

割と楽しく読める作品が多かったので
今回はちょっとがっかりでした。
でも、まぁ、次も読むんだろうけど。

黒沼   ~香月 日輪~

kuronuma.jpg

香月さんの怖い話。
という触れ込みだけど、
そこまでこわくはない。
確かに最初の方は
ホラー風の怖い話。
小学生が読むと
自分の身に置き換えて
怖さを感じるかもしれませんが、
十分大人になってしまった自分には
そう怖さは感じませんでした。

中盤から後半にかけたは
怖い話というか
ほっこりするような不思議系のお話や
心温まるような話が多くなってきて怖さも半減。

ところどころに香月さんらしい表現もあり、
読みやすい作品集でした。


STORY BOX 37   ~アンソロジー~

storybox37.jpg

「史上最強の内閣2」も終わってしまった。
これも強引な終わり方のような気が・・。
結局どうなるの?
教育改革は?
シンちゃんの様子は?
最後は駆け足でこちらも終わってしまいました。
新門大臣の言わんとしていることは
現役教師としては
胸にグッときますね。
道徳教育を怠ったがために
今の日本人が出来上がってしまったような気がします。
愛国心が悪いんではなくて、
それを利用した人が悪いわけであって、
いつまでも自虐しながらの教育は
これからの日本にとっても悪いんじゃないかと思うんですよね。

なんか、中途半端な感じの終わり方だったけど、
まぁ、単行本化されたときに
大幅加筆とかになるんだろうな。
結局、単行本を買わせるための
宣伝本になりつつあるSTORY BOXですね。

面白く読んでいる作品がどんどん消えていってしまっているので
そろそろ買うのをやめようかな、と思う今日この頃です。

聖☆おにいさん(1)   ~中村 光~

saint1.jpg

なんだろう、この不思議な感じ。
仏陀とキリストが現世でアパート暮らし。
1巻から読んだのに、
何でそうなってるのか
説明がないので、?な感じでしたが、
まぁ、面白かったので
その辺はおいときます。

なんかこの二人が
妙にオネエさんっぽい雰囲気なんですけど、
それはねらいですか?
いやいいんだけどね、
確かに日本でしか描けないような気がするマンガだな。
キリスト教国ではキリストを馬鹿にしてるって言われそうだし、
敬虔な仏教徒の国であれば、仏陀を馬鹿にしてるって言われそう。
なんとなく宗教に寛容な日本だからこそ?のマンガだなァ。
まぁ、好きだけど。

祭ではしゃぐ二人とか
テーマパークではしゃぐ二人とか
倹約家っぽい仏陀と浪費癖のありそうなキリスト。
なかなか面白い二人でした。

2巻以降はちょっとしばらく読めそうにないので
読める日を楽しみにしておきましょう。

演劇ぶっく 2012年10月号

engekibook201210.jpg

棘のある樹   ~仁木 悦子~

toge.jpg

仁木さんの作品。
今回は雄太郎&悦子兄妹が
自分が殺されるのではないかという思いを抱いた男の訪問から
事件に巻き込まれていく。
相談に来た男の妻が殺され、
その後、この男も毒殺される。
しかし、真実は意外なところにあった。

昭和30年代に書かれた仁木さんの作品。
時代柄、今では目にしないものや言葉もたくさん出てきます。
まぁ、これまで4冊読んでいるので
その辺は気にならないのですが、
相変わらず、ここで起こる事件は
現在とあんまり変わっていないなぁ。
トリックや仕掛けなんかは
現在では古いんだろうけど、
人間の業の深さ、黒さ、は
いつの時代も変わらないもんです。
結局は不倫が原因だったりするわけですが、
いつの時代も
男女の恋愛のもつれっていうのは
気を付けないといけないものなんですねぇ。

今回は悦子の活躍が少し少ないかなぁ、という印象。
相変わらず雄太郎の推理は素晴らしいのですが…。

サンブンノイチ   ~木下 半太~

sanbunno1.jpg

銀行強盗を犯した男3人。
金を三分の一ずつ分けようと計画していたのだが…

いやぁ、木下さんの新作は
二転三転、いや、四転五転、いやいやもっともっと
展開が転んでいって
いったい誰が誰を騙して、騙されて、
読んでいる方も最後までわからないようにしている。
銀行強盗をして逃げ込んだキャバクラの3人と
銀行強盗をするまでの展開が
交互に描かれているので
少しずつ内容が深まりつつ
ついでに謎も深まっていく、という展開。
最後まで飽きさせない作品でした。

そして最後も本当にこの3人の男は逃げ切れるのか、
余韻を持たせ、
読む者にその語を推測させる展開で終わっていて、
なんか、もやもやさせながらも
自分の好きなように終わらせることができるのは
良かったかな。
ぜひ、3人には生き延びてほしいところだけど、
どうなんだろうね。

シアターガイド2012年10月号

theaterguide201210.jpg

表紙はNODA-MAP「エッグ」に出演される3人、
妻夫木聡、深津絵里、中村トオル。
3人の対談がトップ記事。
その他にも
佐藤隆太&小出恵介出演の「ボクの四谷怪談」の特集。

「エッグ」はチケット取ってますが、
前回のNODA-MAP「南へ」がかなり難しかったので
今回もチョイドキドキしながらの観劇になるんだろうな。

9月の観劇は3本予定してます。
心に残る舞台には出会えるでしょうか…。

山手線探偵   ~七尾 与史~

yamanotesentantei.jpg

表紙のイラストからいくと
軽い読み物のように思えてしまうから
表紙は大事だね、と思った作品です。

全く別物の話が続くのかと思いきや、
すべてが絶妙に絡み合って
結局は一つの事件になる。
まぁ、痴漢冤罪の部分はこれなくては話が
進まなくなるとは思うんだけど、
ちょっと偶然に偶然が重なりあいすぎてるなぁ、という印象。
悪くはないんだけど。

死者はそうでないけれど、
いたたまれなくなる事件の結末に
非常に後味の悪い事件。
ただ、?となる描写もあって
手放しで面白いとは言い切れないのが残念。

最後に新たな依頼が舞い込んでくるし、
助手役をしている小学生のシホが
何故山手線探偵の助手になったのか、
その辺の謎もまだ明らかにされていないので
続編があるんだろうな。

しかし、この表紙は、個人的には
すこ~~~し、内容と合わないような気がするのです。

カラット探偵事務所の事件簿2   ~乾 くるみ~

karatto2.jpg

第1巻が衝撃(?)のラストだったので
これ以上の謎はないだろうと思っていたら、
2が出ちゃった。
この1~2巻で1年の間のお話なんだけど、
結局暇だ暇だと言いながら
2冊分出ちゃうわけだから
結構仕事はあるもんなんだね、と。

謎解き専門の探偵事務所に
今回もいろんな依頼者が。
それをまたさらっと解いちゃったりするわけですが、
やはり今回も最後に、えっ!?と思わせる
仕掛けあり。
本編よりもそっちの方が気になってしまいました。

全巻と同様、今回も謎ときには
ちょっと強引さがあるかな、という感じもするけれど、
全体的に見れば
まぁ、面白い、と言えるかな。
ただちょっとくどいという印象もあるんだけど…。

3は出るのかな、これ。
最後の驚きの内容を明らかにするためにも
3は出してほしいですね。

銀の匙(4)   ~荒川 弘~

silverspoon4.jpg

豚丼!!
とうとう食肉加工された豚丼を
ただきれいごとではなく、
しっかり自分の中で
整理しようとした八軒。
しかし、性懲りもなく
豚にまたまた名前を付ける…。
しかも全部の子豚に…w

真面目なんだなぁ、やっぱり。

少しずつ少しずつ成長していく八軒。
八軒の作ったベーコンを食べた父親。
家族のわだかまりも少しずつこうやって消えていくんでしょうか。
ナイスプレイでした、兄。

やはり常盤とタマコが好きだ。
この二人なくしては
この物語は成り立たないんじゃなかろうか、と
個人的には思ってる。

さて、次巻はどうなっていくのか。
先が楽しみな漫画です。

8月の読書

8月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:4750ページ
ナイス数:1ナイス

もののけ本所深川事件帖 オサキ婚活する (宝島社文庫)もののけ本所深川事件帖 オサキ婚活する (宝島社文庫)
読了日:08月31日 著者:高橋 由太
鼠、影を断つ (角川文庫)鼠、影を断つ (角川文庫)
読了日:08月30日 著者:赤川 次郎
さすらい猫ノアの伝説2 転校生は黒猫がお好きの巻 (講談社青い鳥文庫)さすらい猫ノアの伝説2 転校生は黒猫がお好きの巻 (講談社青い鳥文庫)
読了日:08月29日 著者:重松 清,杉田 比呂美
探偵・日暮旅人の宝物 (メディアワークス文庫)探偵・日暮旅人の宝物 (メディアワークス文庫)
読了日:08月28日 著者:山口 幸三郎
鬼灯の冷徹(6)限定版 (プレミアムKC)鬼灯の冷徹(6)限定版 (プレミアムKC)
読了日:08月27日 著者:江口 夏実
カラット探偵事務所の事件簿 1 (PHP文芸文庫)カラット探偵事務所の事件簿 1 (PHP文芸文庫)
読了日:08月26日 著者:乾 くるみ
さすらい猫ノアの伝説 勇気リンリン!の巻 (講談社青い鳥文庫)さすらい猫ノアの伝説 勇気リンリン!の巻 (講談社青い鳥文庫)
読了日:08月25日 著者:重松 清,杉田 比呂美
新クレヨンしんちゃん(1) (アクションコミックス)新クレヨンしんちゃん(1) (アクションコミックス)
読了日:08月21日 著者:臼井 儀人&UYスタジオ
PKPK
読了日:08月20日 著者:伊坂 幸太郎
銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)
読了日:08月19日 著者:荒川 弘
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
読了日:08月17日 著者:ヤマザキマリ
銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)
読了日:08月15日 著者:荒川 弘
銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)
読了日:08月13日 著者:荒川 弘
神様のカルテ 3神様のカルテ 3
読了日:08月11日 著者:夏川 草介
指定席: 赤川次郎ショートショート王国 (光文社文庫)指定席: 赤川次郎ショートショート王国 (光文社文庫)
読了日:08月10日 著者:赤川次郎
STORY BOX 36STORY BOX 36
読了日:08月09日 著者:飯嶋 和一,窪 美澄,桜木 紫乃,笹本 稜平,小路 幸也,翔田 寛,花村 萬月,はらだ みずき,室積 光
海獣ダンス (小学館文庫)海獣ダンス (小学館文庫)
読了日:08月08日 著者:山本 甲士
チャンネルはそのまま! 5: HHTV北海道★(ホシ)テレビ (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)チャンネルはそのまま! 5: HHTV北海道★(ホシ)テレビ (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
読了日:08月07日 著者:佐々木 倫子
ウサニ (小学館文庫)ウサニ (小学館文庫)
読了日:08月05日 著者:野島 伸司
シアターガイド 2012年 09月号 [雑誌]シアターガイド 2012年 09月号 [雑誌]
読了日:08月03日 著者:

2012年8月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター


8月は12冊。
後半追いこんだけど、
前半あんまり読んでいなかったからなぁ。
9月、読書の秋も近づくことだし、
後半の勢いをそのまま持続させたいなぁ。

8月までで73冊。
100冊まではいきそうか?
頑張ります。

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