
そして今月2作目です。
いやぁ大量出版ですなぁ。
しかし彼の作品は
ほとんどどのシリーズも舞台は深川。
出てくるのは妖かしや幽霊たち。
どのシリーズがどのシリーズなのか、
こんがらがってくることも。
しかも内容もまた似通ってきているので・・・
そして前作から日本にとどまらず
三国志の英雄たちまで登場させてきましたよ。
そしてそしてとうとうこのシリーズ終了です。
あっけないというか、中途半端にシリーズ終わらせたって感じがある。
結局小風も活躍しないわ、伸吉も役には立たないわ、
暗夜と朔夜二人がいれば簡単に終わってたと言うオチに愕然としました。
たくさんある中の一つのシリーズかもしれないけれど、
最後は小風大活躍で終わらせることは出来なかったのかねぇ。残念。
これが感想です。
まさしく、小風の名前がタイトルにあるのに
ほとんど今回は登場せず、
結局閻魔の部下さえいればすべてはうまくいくという
これまでの話をすべて帳消しにしてしまう内容でした。
なぜに三国志の英雄たちまで
登場させたのか…
そしてあのあっけなさは何なのか、
本当に残念でした。
なんか、少年漫画誌で
人気が出ずに、雑誌後半に掲載されるようになり
物語途中で打ち切られてしまう、
そんな作品を思い出させるような最後でしたね…。