空港で働く男のお仕事系小説。
旅行会社の空港支店で
ツアーに出かけるお客様のために
日々奮闘している遠藤君のお話は
その時代を過ぎてしまった自分には
青臭くもあり、懐かしさを覚えるものだったり。
ただ、こういう仕事があるのは
初めて知りました。
確かに、ツアーに出かけるときに
旅行会社の人がチケットを持ってきてくれたり、
いろいろお世話をしてくれたりって言うのは
あったけど、空港にそういう支店らしきものがあるとは
まったく知りませんでした。
まぁ、自分は海外ツアーなんて数えるくらいしか行ったことないけれど
そういう仕事の人たちがいてくれるだけで
安心して出かけられますね。
さて、遠藤君。
最初はこの仕事にたいしてあまり熱意を感じられない様子でしたが、
少しずつその仕事に対して、意識が変わっていく姿が好印象。
続編も読みたくなる1冊でした。
空港って好きです。
月1くらいで空港利用してますが、
非日常の世界にいるようで
なんだかワクワクしてしまいます。
でも、そのワクワクも
こうやって仕事をしてくれている人たちがいるからこそ、なんだろうな。
当たり前ではなく
いてくれてありがとうという気持ちで
これからも空港を利用したいですね。
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