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ゆれる    ~西川 美和~

yureru.jpg


東京でカメラマンとして活躍する弟。
田舎で実家を継いだ兄。
お互い尊敬し合っていた兄弟だったが
ある事件をきっかけに、その関係が崩壊していく。

映画を監督自らが小説化したもの。
配役は弟にオダギリジョー、兄に香川照之。
映画は観てないので何とも言えませんが、
小説だけ読むと、
その暗さ、が目に付きます。

兄と弟は互いに尊敬しあっていたはずなのに、
その奥底には
相手に対する羨望や嫉妬、複雑な感情が入り乱れていた。
ある事件をきっかけに
それが一気に噴出して、お互いの気持ちが離れていく。
しかし、最後弟はやはりそれでも兄を好きだったんだろうという
結末に落ち着いて
それはそれでハッピーエンドだとも言えなくはない。

今後の二人の兄弟がお互いの心の奥底を知って
以前どおりに振舞えるのかどうか、
それは読者や映画を見た人に委ねられるのだろう。
兄がいる自分、
弟がいる自分には
両方の気持ちが良く分かる。
兄に対する想い、弟に対する想い。
一度離れてしまったものは、そう簡単に修復できないかもしれないが、
兄弟だから元に戻るんじゃないか、とも
兄弟だからこそ融合できないとも思えてしまう。
兄弟でも親子でも本当の気持ちにはなかなか気付かないもんだ、と
改めてこの本を読んで感じた。

物語は章立てで、それぞれの人物のモノローグのような
感じで進んでいく。
まぁ、死んでしまった人間までもがモノローグを語るのはどうか、と思うけど、
そこだけがちょっと減点ポイントです。
が、それがないとまた話が続かないんだよなぁ~。
そこが難しいところだな、と思いつつ読んでいた。

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コメント

物語の終わりの後、どうなるんでしょうね。
私は弟が最後にとった行動にへぇーって
ビックリしたのです。
2007-01-20 00:00 なな #lx48Me5U URL編集 ]

>ななさん

うまくいくことを願ってます。
だって2人きりの兄弟だからですね。
まぁ、現実はそう甘くはないんですけど、
物語の中だけでも
ハッピーエンドで終わってほしいです。
2007-01-20 22:26 す~さん #- URL編集 ]

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「ゆれる」西川美和

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