
「しゃばけ」シリーズ第3弾
今回も連作短編集。
大店の若だんな一太郎はいつもと違って体調がかなり良い。
これは逆に一大事(?)
兄の松之助の縁談に絡んだ殺人事件。
一太郎の体調の良さの原因は?
迷子の於りんちゃんが殺される?
寺内で僧はなぜ殺されたのか?猫又のせいか?それとも?
手代の佐助の話。一太郎が死んじゃった?
栄吉の妹、お春の縁談話。それに絡む一太郎。
などなど、相変わらず体調を壊しやすい一太郎が、
周りの妖たちと周囲で起こった事件を解決していく。
しかし、今回一番面白かったというか意表を突かれたのは
「産土」という話。
手代佐助を主人公に彼が奉公する大店(長崎屋?)の
若だんな(一太郎?)がとうとう死んでしまうという話。
最後にどんでん返しがあるんですが、
え~、そういう話だったのか!と驚きでした。
もう一人の仁吉に比べてなんか影の薄い存在だったんですけど(自分的に)
この「産土」では主役でしたね。
そこが良かったです。
いやぁ~、本当に面白いシリーズです、これは。
TBさせていただいたブログ
ナナメモ
スポンサーサイト
「産土」びっくりしましたね。
これでシリーズも終わり?!?!なんて思っちゃいました。