FC2ブログ

プロフィール

す~さん

Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
メインはここ。
どうか見てやってください。
TB、コメント非常に喜びます。


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


ブロとも申請フォーム


フリーエリア

現在の閲覧者数:

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

千年樹   ~荻原 浩~

sennenjyu.jpg


千年間生き続けた巨大なくすの木。
その萌芽から伐採されるまでの千年間で
くすの木が見続けてきた人間たちの物語。

全8話からなる連作短編集。
1篇の中に二つの時代の話が交互に入るのだけど、
その二つの時代の話が絶妙にリンクしあっている。
そして全ての話が時間軸がずれてはいるが、
しっかりリンクしあっていて、
千年樹をめぐる人々の話が綴られていく。

本当に切ない話のオンパレードでした。
特に過去の話は、現代に生きる我々には想像もできないような
辛く悲しい出来事ばかりで、
思わずページをめくる手を止めてしまったり。
だからといって現代の話で救われるのかというと、そうでもなく。

決して癒しの樹ではなく
時に人間に対して悪意を持った目で人間を見続けている、
そんな感覚を持たせる話でした。

TBさせていただいたブログ
ほんだらけ
ナナメモ
まったり読書日記
粋な提案
かみさまの贈りもの
日だまりで読書
スポンサーサイト

コメント

樹は見てるだけなんですよね・・・
当たり前といえば当たり前なんだけど、
救いのない物語が多くて、切なかったです。
2007-05-13 20:11 エビノート #- URL編集 ]

こんばんは。

一つの物語の中の現在と過去の繋がりと全部の物語の繋がり、それらにドキドキしました。

あのくすの木には3人の気持ちがこもっていたんでしょうかね?
2007-05-14 19:46 なな #lx48Me5U URL編集 ]

>エビノートさん

見てるだけなんですよ。
手も差し伸べてくれないし、
だからといって何かをするわけでもない。
ただ見てるだけ。
だからこそ、一種不気味な感じがするのかもしれません。

ほんと切ない話が多かったですね。
2007-05-14 23:34 す~さん #- URL編集 ]

>ななさん

きっとあの3人の無念が乗り移っているんだと思います。
だからこそ、
周りにいる人にも辛い人生が待っているのかもしれませんね。
現在の話と過去の話が微妙にリンクしあっていて
まさにドキドキ感いっぱいでした。
2007-05-14 23:36 す~さん #- URL編集 ]

こんにちは。
むかしの人たちの壮絶な生き様が強烈でした。
救いのないお話が多かったですね。
すべてを見ていた樹。
ぞくりとさせられたり無常観を感じたりしました。
2007-05-17 11:38 藍色 #- URL編集 ]

>藍色さん

本当にそうでした。
救いのない、話が多かったですね。
樹はすべてを見ている。
救いの手を差し伸べず、
人の性を見つめているその樹は
本当に怖いですね。
2007-05-17 19:53 す~さん #- URL編集 ]

こんばんは。す~さん。
巨木の圧倒的な存在感、本当に素晴らしかったです。
人間の愚行ばかり見て成長してしまった樹だから、最後はあのような運命になってしまったような気がしたのは私だけでしょうか。
2007-05-21 21:18 ゆう #l0yaxqJ6 URL [ 編集 ]

>ゆうさん

確かに、人間の業の深さがあの樹に影響を与えたんでしょうか?
だとしたら
あの樹もかわいそうな樹ですね。
2007-05-23 19:50 す~さん #- URL編集 ]

NO SUBJECT

邪悪な気の漂う作品でしたね~(>_<)
木の人間に対する嫌悪感が感じられて、
重たい気分になりました。
こういう作品って、読むのにエネルギーが必要ですねぇ。
2007-09-12 10:20 そら #7.dZtTuE URL編集 ]

>そらさん

重かったですね。
こういう作品は確かに読むのに
体力いりますね。
人間の本当の怖さ、弱さが分かりますね。
2007-09-12 21:55 す~さん #- URL編集 ]

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する


トラックバック

http://pochikun99.blog40.fc2.com/tb.php/300-2f74c592

「千年樹」荻原浩

どうした荻原浩?!重たく、邪悪な気すら感じるお話でした。★★★☆☆短編集のような、長編のようなお話です。こういうの、連作短編集っていうんでしょうかね。1つの木を中心にして、時代も人も交錯します
2007-09-12 10:08 | 日だまりで読書

千年樹 荻原浩

樹齢千年を超える楠の木の周りで起こった数々の事件。樹の萌芽から伐採までの時代を行き来しながら綴られた連作八編。現代に近い時代の話と、それよりも過去に遡った話が並行して綴られるも、どちらの話も似たような状況で展開、時空を超えても人間という生き物はいつで...
2007-05-21 21:16 | かみさまの贈りもの~読書日記~

千年樹 荻原浩

装丁は松田行正+日向麻梨子。「小説すばる」2003年12月号~2006年12月号掲載に加筆修正の短編集。・萌芽:襲われて妻子と共に逃げる国司の公惟。いじめから自殺を計る星雅也。・瓶詰の約束:第二次大戦下の誠次の宝物
2007-05-17 12:53 | 粋な提案

「千年樹」荻原浩

千年樹荻原 浩百段の石段を登った高台にある、今は荒れ社となった神社。その神木だといわれている樹齢千年を越えるといわれている巨大なくすの木。くすの木の下で起こる「現在」と「過去」の出来事。ジンワリと恐ろしいというのか、読み終わった後にいろんな影像が頭の中に
2007-05-14 19:47 | ナナメモ

千年樹 〔荻原 浩〕

千年樹荻原 浩 集英社 2007-03売り上げランキング : 8347おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools≪内容≫木はすべてを見ていた‥。ある町に、千年の時を生き続ける一本のくすの巨樹があった。千年という長い時間を生き続ける一本の巨樹の生と、その脇で繰り返...
2007-05-13 20:05 | まったり読書日記

『千年樹』荻原浩

千年樹荻原 浩 2007/3/30発行 集英社 P.299 ¥1,680★★★★★ 大きな木を眺めていると、ときどき寿久は思うことがある。生物として彼らのほうが人間より格上なのではないかと。彼らの一族は、人類が誕生するずっと前からこの地上に君臨してきた。人
2007-04-11 00:29 | ほんだらけ

 | ホーム | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。