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カシオペアの丘で(上)   ~重松 清~

kashiopea1.jpg


上下巻からなる作品の上巻です。

4人の小学4年生。
夜中家を抜け出し、ある場所へ向かう。
そこで彼らが見たものは空一面に広がる星空だった。
ここに遊園地ができるといいね。
そうしたらカシオペアの丘って名付けよう。
そう4人は語り合い、成長していく。

そして彼らは40歳になった。
それぞれの生活を営み、
それぞれの思いを胸に日々を送る。
そんな中、一人の男ががんであることが判明する。
そしてある事件をきっかけに4人が30年ぶりに再会する。
それぞれの胸中には複雑な想いがあり、
ただ、昔を懐かしんで再会できるような状態ではなかった。

がんに侵されてしまった俊介の
妻や息子への想い。
祖父への憎しみと愛情。
自分の家に対する想い。
そして幼馴染への想い。
故郷への想い。
残された時間をどう過ごしていくのか、
そこに焦点を当てつつ、
故郷に残った幼馴染夫婦、敏彦と美智子。
東京で働いているもう一人の幼馴染、雄司、
娘を妻の不倫相手に殺された父親、
タウン誌の女性記者のそれぞれの想いを
非常に繊細に描いている。

やはり重松さんらしい作品である。
上巻だけで何度ウルッとさせられたか。
どの人物の気持ちもその立場にないから
理解できるとは思わない。
しかし、それぞれの無念さ、悔しさ、哀しさ、
十分に伝わる。
お互いがお互いに許してもらうことを願っている。
そんなお互いの気持ちが微妙にすれ違っているところが切ない。
歯がゆい。そしてやはり哀しい。

それぞれの許しをそれぞれが受け入れることができるのか。
下巻にその答えはある。
きっと涙で読めなくなるだろう。
そんな予感がする。

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コメント

おはようございます。
早いですね!もう読まれたのですか?
うらやましい!
私は図書館にいつ入るのかと心待ちにしている状態です(笑)
2007-06-07 10:34 ゆう #- URL [ 編集 ]

>ゆうさん

読みました。
発売後すぐ購入しました。
やっぱりいいですよ。
泣かせてくれます。
ぜひ早く手に入れて堪能してください。
2007-06-07 19:44 す~さん #- URL編集 ]

早い!

初めまして。こんにちは。
もう読まれたのですねv-10
うらやましいなあー。
内容も良さそうですね。わたしも図書館予約中なのですが、買おうかなー。
2007-06-09 16:42 よし #- URL編集 ]

>よしさん

初コメありがとうございます。
重松清大好きなので
新刊出たら速攻勝ってます。
今作は大当たりです。
ぜひ早めにお手に取りください(笑)
2007-06-10 00:05 す~さん #- URL編集 ]

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