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レインツリーの国   ~有川 浩~

raintree.jpg


『図書館内乱』にも登場した恋愛小説。
『図書館』シリーズのように派手なアクションがあるわけではない、
真っ当な恋愛小説だ。

健聴者と聴覚障がい者。
この組み合わせで恋愛関係は成り立つのか?

この作品では
今後どうなるか分からない。
お互い出会った事を後悔したりするかもしれない。
でも、今は自分の気持ちに正直にいたい、という
至極真っ当な結論に落ち着いていて
そこらへんの甘いだけの恋愛物とはちょっと違うかな、という印象。
最初から最後まで
健聴者が障がい持つ相手のことを思いやり、
恋を成就させていく、という手法ではなく、
時には罵りあいながら、不安な気持ちを吐露しながら
何とかやっていこうとする姿は好感が持てる。

でも、それでも、実際は難しいんじゃないかな、と
思ったりもする。
家族に障がいを持つ人がいる。
だから自分は障がいを持つ人のことが理解できるという人がいるとしよう。
しかし、自分の家族が持つ障がいとは違う障がいを持つ人と
いざ接するとなると、どぎまぎしてしまうものだ。

無意識に自分と違うことを意識してしまうものだよね。

そんなことを思いながら読んでいくと
伸の行動もこれやったらすごいな、とは思うけど、
ちょっと鼻白むところもあって、
もし、ひとみが実は好みのタイプじゃなかったら
ほんとはどうするんだろう?なんて意地悪な読み方をしてしまった。
きっとここまで真剣に聴覚障がいについて調べたりはしなかった?

所詮男と女なんだなぁ~と最後は思ってしまいましたよ。

それが悪いわけではない。
だって男と女なんだもの。恋するのは当たり前のことだし。
二人に障がいなんて関係ない、って思わせるだけの魅力がそれぞれにあるんだろう。
伸の行動力とひとみの弱さ、そしてその強いさも非常に魅力的ではあると思う。

そこらへんに救われていると思う。

グダグダ甘いだけの恋愛小説でなかったので良かったです。

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苗坊の読書日記
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コメント

またまた失礼いたします。
素敵な恋愛小説だったなぁと私は思いました。
耳の聞こえない方のことも、ちょっと勉強になりましたし。
この作品が「図書館内乱」に結びついていると考えただけでもニヤニヤしちゃいますし^m^
これからもいろいろと衝突がある気もしますが、伸とひとみは良い関係でいてほしいなぁと思いました^^
2007-08-18 11:00 苗坊 #gHjV8FyU URL [ 編集 ]

>苗坊さん

現実問題として
あまあまな展開ではなったので良かったです。
前途多難な恋ですが、
このまま順調に行って欲しい恋ですね。
2007-08-19 16:26 す~さん #- URL編集 ]

有川さんの本は、まだ図書館戦争シリーズの2冊とこの本しか読んだことがないのですが、明るくまっすぐな若者を描く人だなーと思います。
ひとみにも魅力があったのだとは思いますが、伸の器の大きさが印象的です。しかも、女性の外見にはほとんど左右されないというのが・・・ユニークな理想形かも。
TBさせて下さい。
2007-08-22 20:50 lazyMiki #m7S/B2/E URL編集 ]

ごめんなさい、またTB反映されてないみたいで・・・後でまた送信してみます。
2007-08-22 20:52 lazyMiki #m7S/B2/E URL編集 ]

>lazyMikiさん

やっぱり伸の器の大きさか~。
確かにそういうところは大きいですね。
図書館シリーズとはまた違ったベタさ加減も
良かったですね。
2007-08-22 22:07 す~さん #- URL編集 ]

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レインツリーの国/有川浩

それにしても、この有川浩さんの図書館戦争シリーズ(本書はその番外みたいなものですが)、本読みブロガーさんたちの間でここまで人気があるとは、驚きました。他の方の感想は、と探してみたら、本当に多くの方が感想をUPされていたんですもの。さてこの作品、読んでる方が
2007-08-22 23:05 | ここから

レインツリーの国 有川浩

レインツリーの国オススメ!中学の時に夢中で読んでいたあるライトノベルのシリーズの事を、向坂伸行は思い返していた。当時は納得のいかなかったラストを、今はまた違う考え方が出来るようになっていた。他の人はこの作品をどう思っているのだろう。そう思い、イ....
2007-08-18 10:58 | 苗坊の読書日記

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