スイマセン、
何だかイマイチでした。
主人公と、その主人公が恋する鍵屋。
その周りの人たちの人物設定何か薄かった。
特に主人公の女性が非常に弱くて
読み終わった後も印象が一番薄い感じです。
まだ回りの人たちのキャラクターのほうがしっかりしていて
そっちは分かりやすかったんだけど。
ただ、好きな人ができて
その人と係わり合いになりたくて・・・。
一歩間違えれば立派なストーカー。
相手の鍵屋も人妻と不倫してたり、
ダンス教室で出会った中年女性は主人公の勤務先の上司と
あっという間に恋に落ちて逃避行始めるわ、
『恋』をテーマにしてるようで
あまり普通の『恋』ではないようで・・・・。
ちょっと息苦しさを感じる読書でした。
ただ、「好きになってもらう」には
相手に「好かれようとしない」のが一番だ、って言うのには
妙に納得させられました。
スポンサーサイト