ミステリーYAシリーズ17作品目。
北斗学園七不思議シリーズの第2弾で
ミステリーYAシリーズ初のシリーズ2作目になります。
北斗学園中等部2年のアキ、ハル、タモツの3人が今回出くわす事件は、
第2次世界大戦中のドイツに関係する謎。
ドイツ第三帝国の崩壊、暗号、魔女、オカルト…。
歴史の闇に秘められていた恐ろしい企みが動きだす。
相変わらず中学生に思えない3人が
学園の謎に真っ向から向かって行くのは
好感が持てる。
3人のキャラクターの違いが前作よりも
際立っていて、前作よりしっかりしてきたかな、って感じ。
謎も前作より凝ってるし、
最後はほろっとさせる展開もあったりして、
なかなかでした。
しかし、途中途中に
前作を読め、的な独り言が多くて
そこはちょっと興冷め。
そう言わせなくても、前作を読みたくなるような
書き方はできなかったのか、と。
そこが作者の腕の見せ所なのになぁ~。
その点、残念でした。
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