2008.05.09 (Fri)
12歳たちの伝説2 〜後藤 竜二〜

前作とは語り手が全て変わって
BARA2班のメンバー中心に話が進んで行く。
その中に前作での語り手たちも登場するわけだが、
語り手が違えば
一人ひとりの生徒の印象もだいぶ変わってくる。
この班のメンバーは全員、
何かしらからかわれたり、イジメに近い仕打ちを受けながら
学校に通っている。
その中で芽生えてくる班員同士の連帯感、のようなものに救われる。
しかし子どもは残酷だ。
この中にあっても
一歩外に出てしまえば
また苛めたり、からかったり、加害者の立場になってしまう子もいる。
その危うさも描かれている。
どこの世界にもあることだけれど、
小学校という場所での出来事だけに
余計、怖い気がする。
彼ら彼女たちを救うことは出来るのだろうか。
現時の問題としても重く受け止めなければならない、
物語だと思う。
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