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モダンタイムス   ~伊坂 幸太郎~

moderntimes.jpg

『魔王』の続編とでも言うべき作品、という話しだけど、
特に『魔王』『呼吸』に続く作品だとは思わない。
同じ登場人物が出てくることは出てくるけれど、
別個の作品と言ってもいいんじゃないかな、と。

『ゴールデンスランバー』と時期を同じくして連載されていたためか、
監視社会という点でこの2つの作品は類似している。
こちらはインターネットでの監視体制が整っている近未来の話しだけど、
近い将来こんな社会になってしまうのではないか、という危惧も感じられる。
一体いつからこんな風になってしまったのか・・・。
そんなことを思いつつ、
物語自体はすーっと読めていく面白さがあった。

でも、結局『ゴールデンスランバー』のときにも感じたことだが、
最終的に悪者は誰なの?
国家というシステムが悪いのか?
それともそれを動かす者たちが悪いのか?
そこらへんが釈然としないまま
まぁ、読者にその判断を委ねるという部分もあるだろうけど、
何だか中途半端なもやもや感は残った。
ただ、さすがに伊坂氏。
会話の面白さや筋の面白さ、その辺は相変わらずのうまさで
ぐいぐいっと物語の中に引き込んでいってくれます。

登場するキャラクターも個性があって
もちろん一癖も二癖もあるような人物ばかりですが、
わりと愛すべきキャラと憎むべきキャラとしっかり分かれているので
勧善懲悪ものを見るように読むと
それはそれで楽しいかも。

エンターテイメント性で言うと
以前の作品の方が高いと思うんだけど、
これはこれで十分に楽しめるのではないか、と。
辛口の批評が多い中、自分も手放しで面白いとは言えないまでも
及第点は十分に取れる作品だと。

ただ、結局佳代子さんが一番強いんじゃないかと・・。
実は彼女が一人活躍すればすべて解決(?)しちゃうんじゃないか、と
ふと思ってしまいました。
って言うか、この佳代子さんが一番の謎だったりするわけで・・・。
でも一番好きなキャラだったりするんだな、これが。

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コメント

50年という月日が経ってる分、「魔王」「呼吸」との繋がりはさほどではない感じでしたね。それでも彼らのその後が読めたのは良かったと思いました。
個人では到底太刀打ちできない、大きな流れ、国家とかシステムとかにどうやって立ち向かえばいいんでしょうね~。難しい。でも、「考えろ、考えろ」ってことなんでしょうか。
2008-11-02 22:39 エビノート #- URL編集 ]

>エビノートさん

続編といわれてもあんまりぴんとこなかったのも事実です。
国家とかシステム、個人では本当にどうにも出来ない敵ですよね。
考えても頭がショートしてしまいそうです。
2008-11-03 10:38 す〜さん #- URL編集 ]

こんにちは。
『魔王』はかなり忘れてましたが、でも楽しんで読める作品でした。
立ち向かっていく相手の姿が見えないという怖さが伝わってきました。
そうそう、佳代子さん、すごかったですねぇ(笑)。
初めは怖い印象だったけど、最後はすごく頼りになる存在で不思議な人物でした。
他にも岡本とか井坂とか五反田などユニークはキャラ多くて楽しかったです。

2008-11-24 16:17 mint #- URL編集 ]

>mintさん

何はなくても佳代子さんの強さが目立ちました。
実は彼女が・・・黒幕だったら?
ゴールデンスランバーといい、
見えない敵という存在は
本当に怖いですね。
2008-11-25 21:20 す〜さん #- URL編集 ]

佳代子の背景

こんばんは。
魔王の続編ということですが、
続編という感じはしませんでしたね。す~さんの言う通り
佳代子の存在が一番の謎でした。
佳代子の背景を知りたいと思って
います。
2008-11-30 21:41 BEE #- URL [ 編集 ]

>BEEさん

佳代子すごいっすよ。
黒幕じゃないか?と思ってしまいました。
今度は佳代子主役で1冊書いて欲しいですね。
2008-12-01 22:49 す〜さん #- URL編集 ]

No title

こんばんわ^^TBさせていただきました。
確かにずっと奥さんが出ていれば結構簡単に解決するような気がします。
強いですよね。カッコイイです。
結局何者だったのか、気になりますねぇ。
「魔王」の潤也や詩織が登場したのは嬉しかったです。
2009-04-01 22:49 苗坊 #- URL [ 編集 ]

苗坊さん

そう、佳代子が一番強いんじゃないかと・・・。
魔王の続編というわけではないにしにても
これだけはっきり登場すると
また違った感慨がありますね。
2009-04-08 20:55 す〜さん #- URL編集 ]

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