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Author:す~さん
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星に願いを~さつき断景~   ~重松 清~   

hoshininegaiwo.jpg

1995年から2000年までの5月。
その1日を切り取ったある人たちの日常。

タカユキ、ヤマグチさん、アサダ氏。
年齢も仕事も違うこの3人の6年間の5月のある1日を
淡々と描いている。
そこにはその人の物語があり、生き方がある。
タカユキは高校1年から浪人2年目まで。
ヤマグチさんは30代前半から後半にかけて。
アサダ氏は50後半定年前から60代前半まで。

タカユキは阪神淡路大震災のボランティアとして神戸に行ったその日から
高校の友人だった男の結婚式までを
ヤマグチさんはサリン事件で危機を逃れた日から
娘が仲間はずれにされ、学校を休み遊園地に出かけた日までを、
アサダ氏は娘の結婚の日から
妻を亡くし息子も独立した後の日までを。

その間に起こった数々の事件。
その事件と3人の生活をリンクさせながら
リアルに描いていく。
さすがの重松さんですが、
自分は結局3人のどの人物とも共感できる立場にいないので
ちょっと入り込めなかったかな。
30後半から40代前半にかけての独身男の日常だったら
はまり込んだかも(誰も読みたくないだろうけど・・)

しかし、あの事件もあの地震も
年を経るにつれて、人々の記憶から消えていってしまうのではないだろうか。
あの時衝撃を受けたことも
今となってはそれ以上のことが起こり、
世紀末よりも正規の始めの今のほうが
世も末か・・・と思えてならない。
数年後、この小説を読んだとき、
一体どんな感想が生まれるのだろうか?

10年後、20年後、もう一度読みたい小説である。

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