プロフィール

す〜さん

Author:す〜さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
メインはここ。
どうか見てやってください。
TB、コメント非常に喜びます。

クリックしてください!! FC2 Blog Ranking にほんブログ村 本ブログへ

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

カテゴリー

リンク

フリーエリア

>(blog)

オロロ畑でつかまえて   〜荻原 浩〜

08747373.gif


人口300人の牛穴村が村おこしのために大々的な宣伝をすることに。
そしてその牛穴村が選んだ広告会社は社員たったの4人、
今にもつぶれそうな、
名前だけは立派な『ユニバーサル広告社』だった!

「明日の記憶」に次いで読んだ荻原さんの2作品目でした。l
「明日の記憶」とはまったく違う内容に
度肝を抜かれました。
そしてこれがデビュー作。
この人はなんてすごい作家なんだ、と読んだときに思いました。
そして今でもそれは変わりません。

内容は・・・
一人奮闘する杉山の姿に涙・・・そして笑い。
でも一生懸命やってる割には
報われない、
でも、仕事しなくっちゃやっていけない。
でも社長も社員もアルバイトも、なんか自分勝手で、でも可笑しい。
登場人物もうまい具合に役割がきちんと割り振られてて
なかなかです。

お気に入りは猪熊さんですけど。

笑って泣けて、ホッとして。
第2弾「なかよし小鳩組」もGOODでしたね。

四度目の氷河期     〜荻原 浩〜

fourth.jpg


読み応えあり。

ワタルは母親と二人小さな町で暮らしている。
よそ者の二人に町の人たちは冷たく、二人をかたくなに受け入れようとしない。
幼稚園の頃から人と違う行動を取るワタルに友だちはなく、
いつも一人で母親の帰ってくるのを待っていた。

見た目が普通の日本人ではない渉に友だちはできず、
いつも遠巻きに見られる存在だった。
そして自分の出生に疑問を抱いていたワタルは
自分の父親は『クロマニヨン人』だと結論付ける。
それからのワタルは自分で石器を作り出し、
自分をクロマニヨン人の子どもとして見ることで
自我を保つことが出来るようになった。

そんなワタルにも友達ができる。
別の街から引っ越してきた少女サチ。
二人の関係は18になるまで続いていく。
二人がお互いの存在をかけがえのないものとして・・・。

450Pに及ぶ長編で幼稚園時代から高校卒業前までを
一気に読ませます。
出生の秘密。
もちろん『クロマニヨン人』の息子であるはずはないんだけど、
そして本人も年齢を重ねていくうちに
そんなことはありえないということも分かっているけれど、
自分が何者か分からない、
だからこそそこに自分のアイデンティティを求めてしまう
ワタルの気持ちが痛いほど読み手の心に伝わってくる。

そのワタルを支えている母親の存在とサチの存在。
すごく切なくて、すごく素敵な関係だと思う。
このまま幸せになってくれるのが一番なんだろうけど、
荻原さんは・・・・。

最後はこんな感じで終わってしまうのか・・・とちょっと不満に思いましたが、
ちゃんとした結末に繋がっていて安心しました。
ちゃんと読み手の心も分かってるなぁ〜って感じで。
久しぶりに長編に挑戦したので、途中しんどくもなりましたが、
読後感は最高に良い!の一言です。
最後はちゃんと読者がその後を想像できるような終わり方だったし、
満足いく内容でした。

TBさせていただいたブログ
ほんだらけ
+++ こんな一冊 +++
本を読んだら・・・by ゆうき
ナナメモ
粋な提案
かみさまの贈りもの〜読書日記〜
+ ChiekoaLibrary +
とものブックレビュー
苗坊の読書日記
まったり読書日記
日だまりで読書
本を読んだり・・・

なかよし小鳩組    〜荻原 浩〜

kobato.jpg


「オロロ畑でつかまえて」の続編。

倒産寸前のユニーバーサル広告社に舞い込んだ仕事は
ヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略。
例のごとくちょいいい加減な社長石井をはじめ
社員杉山に村崎、そしてバイトの猪熊のユニバーサル広告社は
その大仕事にてんやわんやです。
一人苦しみながら仕事する杉山に涙です。
っていうか、他のメンバーのマイペースぶりに笑っちゃいますが。
杉山ももっと他の社員同様気楽にやればいいのに、何て思っちゃいますね。

で、今回の杉山には仕事のほかにも娘早苗を預かる仕事もあって、
そして、娘との別れも最終的には含みがあって
なかなか辛かったりするわけですが、
最後のマラソンのところで、その最後の父親の雄姿を見せようとする
杉山の切なさが読んでるこちらも辛かったです。

久しぶりに荻原さんのユーモア小説を読みましたが、
ほんとこの人はいろんなタイプの小説の書ける
懐の広い人だなぁ〜と感心してしまいました。

TBさせていただいたブログ
本を読む女。改訂版
本を読んだら・・・by ゆうき
+++ こんな一冊 +++
+ ChiekoaLibrary +
まったり読書日記

押入れのちよ     〜荻原 浩〜

chiyo.jpg


ぞくりと切ない9夜の物語。

本屋であまり見ないんだけど、
どこも置いてないんだろうか?
たまたま一冊置いてあったのを購入しました。
9作からなる短編集。
どの話しも少し怖くて、少し切ない。
そんな怪談話(に近い)が納められてます。

ただ、どこかで読んだことのある話しだなぁ〜という作品もあって、
手放しで全部面白かったとは言えない。

「なるほど、そうきたかぁ〜」とこちらの予測を裏切る話しもあり
バラエティに富んだ内容だったので
良しとします。

個人的には
表題作の「押入れのちよ」や化学兵器の恐ろしさを描いた
「お母さまのロシアのスープ」が良かった。
「ロシアのスープ」の中身についても
ゾクリとさせられる内容です。

TBさせていただいたブログ
かみさまの贈りもの
どこまで行ったらお茶の時間
今日何読んだ?どうだった??
ナナメモ
ほんだらけ
たこの感想文
本のある生活
日だまりで読書

ママの狙撃銃   〜荻原 浩〜

mama.jpg


荻原浩 恐るべし!

福田曜子は一見普通の主婦。
ちょっと頼りない夫とかわいい娘に息子。
ガーデニングを趣味とし、
買ったばかりの家をこよなく愛す。
そんな普通の主婦・・・のはずだけど、
実際は・・・・。

暗殺者だった!!

とは言うものの実際に殺したのは一人だけった。

しかしある昼下がり、
その暗殺を依頼してきたKという人物が
20数年ぶりに連絡をよこしてきて、
次の仕事を依頼してくる。
葛藤しながらも、その仕事をやり遂げる曜子。
そして、Kは次なる仕事を・・・。

全体的に面白かった。
ただ、要らないエピソードもあったかな。
娘を苛めていた子を銃で脅してしまうってとこ。
読んでいて、重かったな。
そこ以外は面白く読めたんだけどな。
そのエピソードで家族を守らなければ、
そのためには仕事をこなさなければ、という方に持っていきたかったのかも
しれないけど、残酷だったな。

銃に関して詳しくなりそうな、
物語でした。
実際には本物がないと訳わかんないけどね。


TBさせていただいたブログ
IN MY BOOK by ゆうき
+++ こんな一冊 +++
苗坊の読書日記
日だまりで読書

テーマ : 小説 - ジャンル : 小説・文学

ハードボイルド・エッグ    〜荻原 浩〜

022307870000.jpg


直木賞候補にも挙がっている荻原浩の旧作。

フィリップ・マーロウに憧れて探偵家業を始めた『私』
蓋を開けてみると
動物探しと浮気調査の日々。
そんな中、秘書を雇おうと張り紙をすると、
ダイナマイトボディの若い女性から電話が。
しかし、事務所にやってきたのは・・・80を超える老女だった・・・。

その二人が遭遇した殺人事件。
犯人は?動機は?

最初、猫を探したり、イグアナを探したり、
本編とは関係ない話が続くので、ちょっと冗長な感じがした。

核となる殺人に事件が起こってからはテンポ良く話は進んでいきます。
犯人は意外なところにいた人物。
こちらも裏をかかれてしまいました。

ただ老女の素性はなんとなく読めたけど、
最後はちょっと卑怯かな?
もう少し我慢して欲しかった。

犯人も切ないし、最後も切ない。

中盤から後半にかけて一気に読ませるのは
『さすが』といえる。

TBさせていただいたブログ
かみさまの贈りもの〜読書日記〜
ナナメモ
いつか どこかで

テーマ : 小説 - ジャンル : 小説・文学

明日の記憶    〜萩原浩〜

ashita.jpg



若年性アルツハイマーに罹ってしまった
50歳広告会社営業部部長。
徐々に記憶が消えていく
そんな恐怖をしっかりした文章で引き込ませてくれます。
もし自分がそうなったら?
そんなことを考えながら
読んでみました。

怖いです。

大事な記憶が
愛する人の記憶が
消えてしまったら・・・

怖いです。

何かしなくちゃ、
そう思った。

最初は単なる物忘れかと思った・・・。
そしてすべての記憶が失われていく・・・

ひとつだけ。
痴呆とアルツハイマーは違うものらしい。

映画化も決定されました。
渡辺謙と樋口可南子。
ちょっとイメージに合わないような気もするけどなぁ〜。

TBさせていただいたブログ
ほんだらけ
苗坊の読書日記
本のある生活
ひなたでゆるり

テーマ : 小説 - ジャンル : 小説・文学

| ホーム |


PREV PAGE «  BLOG TOP