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す~さん

Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
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死日記    ~桂 望実~

deathdiary.jpg


子供は親を選べない。
だから親の愛情に縋って生きていかないといけない。
それがどんな親だったとしても・・・。
少年の最大の不幸は
子供よりも男に愛情を注いでしまう母親の元に
生まれたことだったのかもしれない。
回りの人間が優し過ぎるだけに
母親の酷さが一段と強調される。
こんな母親のために、何故・・・。

運命には逆らえない、と一人が言う。
しかし、運命に逆らえる場面がいくつもあったのに、
少年はその運命をあえて受け入れてしまう。
母親を愛していたから。
母親を信じていたから。
切なすぎる。
たった15歳で過酷な人生に幕を下ろされた少年の
想いを考えると体が震えます。

フィクションであるけれど、
実際にこんな事件は過去にも起こったし、
もしかしたら同じような境遇にある子供たちは
たくさんいるかもしれない。

タイトルどおり、
日記の形式を取って話は進んでいく。
読みやすかったです。
それだけに少年の気持ちがストレートに伝わってくる気がします。


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ほんだらけ

ボーイズ・ビー     ~桂 望実~

boysbe.jpg


この夏、ママを亡くした小学6年生の隼人。弟、直也6歳、小学1年生。直也はまだママが「死んだ」ということがわかっていない。消防士のパパは夜勤が多い。隼人が直也の面倒を見なければならない。隼人には泣いてる暇はない。
 園田栄造70歳、靴職人。5年前、ばあさんが死んだ。気安く近づいてくるやつらが大嫌いだ。ガキは特に嫌いだ。わがままで、未熟なくせに姑息で、甘えてみせもする芸達者だ。

 そんな二人がひょんなことから出会い、交流を深めていく。

 最初、栄造さんの頑固さがいやで、最後まで読み勧められるだろうか?って気持ちでした。
 ただ、読み進めていくうちに徐々に栄造さんと隼人が少しずつ
近くなっていく様がほほえましくなってくる。
隼人がこないと何故だか、心落ち着かなくなり、
隼人のためにおやつまで用意している。
いつの間にか、同じアトリエの住人とも少しずつ関わりを持つようになっていく。
あんなに人付き合いが嫌いだったのに。
その辺の栄造さんの気持ちの移り変わりが、自然と描かれていて
こちらの気持ちもほぐれていった。

 隼人が心の中に溜め込んでいたものを父親にぶつけたときの、
そして、それまでの過程の隼人の心理描写が絶妙でした。
(その分、父親が悪者にも見えちゃいますが)

「県庁の星」も面白かったけど、
こちらもなかなかです。
一気に2時間で読み終わりました。

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県庁の星    ~桂 望実~

kenchou.jpg


映画化もされましたね。

県庁職員が県庁の中で悪戦苦闘する物語かと思えば、
研修制度のため
地方のスーパーで1年間研修することになった
県庁マンの成長物語。

映画では柴咲コウが相手役をやってますが、
原作では40歳を軽く超えた中年女性・二宮が相手役。
何故、ここまで原作を変えてしまったんだろうか?
原作でも十分面白いし、
変な恋愛話に話しを持っていかなくても
良かったんじゃないだろうか???

全体的には面白かったけど、
主人公の野村がお堅い県庁職員からスーパーの店員の一員に
なっていく後半がめちゃくちゃ面白かった。
前半はチョット話しがだらけているかな、って感じでしたが。

ただ、たとえば、野村とあいちゃんとの恋愛の話し、とか
(まぁ、恋愛ではなくて詐欺られただけの話だけど)
パートの二宮とその息子の関係、とか
本編とは関係なく、またそれが伏線になって
話が進むわけでもないので
いらなかったんじゃないかと。
そしたらもっとさくさくと読めたんじゃないかな、と

後、誰の目線で話しが展開していくのかわかんない
書き方にチョットイラつきました。
途中で、この目線は野村なんだ、とか、二宮とか分かるようでは
チョットまずいんじゃないかと・・・。

でも、かなり面白かったです。

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